通勤にトレイルライドにPowerfly FS 4で始めたe-bike生活

e-mtbのpowerfly FS 4

先日の日光のライドブログで登場したpowerfly FS 4。日々の通勤にも使用していたので購入から3ヶ月ほどで総走行距離も1600kmを超え。クロスバイクロードバイクマウンテンバイクさまざまな自転車を乗り継いできましたがもうE-bikeから離れることはできません!

E-bikeを購入した理由

正直世の中にE-bikeというものが出てき時はさして興味はありませんでした。25kmでアシスト切れるし意味がないと思っていたのが本音。ただ試乗をしてみて『お~!おもったより楽しい♪』と思ったのきっかけ。当時は通勤も1時間かからないぐいだったので乗っていた自転車に不満もなく購入には至らず。

昨年都内某所に引っ越しをし通勤距離も16kmに延び、新しい通勤ルートは荒川をこえるとアップダウンの連続。とくに17号線の志村3丁目交差点から続く約700mの登りに日々心を砕かれていました。仕事終わりの疲れた体ではしんどい。とくに夏場は暑さで倍以上に苦しい…今年の春頃には完全に心折られましたw

そんな折に新しいE-MTBが出るという情報が‼ 金額もけして安くもないのでかなり悩みましたが今年のこの暑さを自転車通勤しながら乗り切る自信もなく購入を決断

Powerfly FS 4 を選んだ理由

トレイルライドも楽しめるPowerfly FS 4

購入を決断したもののPowerfly FS 4が発表されたときRail9.7,Rail5,Powerfly4も同時に発表されれどれを購入するか悩む。それに通勤で使用というならばFX+Domane+という選択肢もあるので悩みは深くなる。ただ街中でも段差や荒れた箇所もあるのでショックをいなせるマウンテンがいいなと。たまにの休みの日に林道やトレイルなどのライドも楽しみたいということで新しく出たE-MTBできめることに。

Rail9.7は値段的に難しく選外に。以前フルサスマウンテンに乗っていたのでその良さを知ってしまうとハードテイルのPowerfly4も除外。最後までRail5とPowerfly FS 4で迷いました。

そんな中でPowerfly FS 4を選択した理由がまずタイヤの太さ。トレイルライドがメインなら29x2.50のRailを選んでいたのですが、私の使い方のメインが通勤なので29×2.3のタイヤの方が軽快感があっていいのと近いサイズのタイヤでスリックタイヤもあるので、のちのち通勤ホイールを準備してスリックタイヤを履かせて街乗りで使用できるなと。

またジオメトリーやフロントサスペンションのストローク量を考えるとRailはトレイルでの下り向きで街中の漕ぎやすさ足つきの良さをかんげるとPowerfly FS 4に軍配が上がりました。

実際に乗ってみて~通勤~

とにかく楽。その一言。漕ぎだしの一歩目からしっかりアシストが効くので走り出しに無駄な力を使わなくていい。信号の多い街中だとそのストップ&スタートでかなり力を使うので疲れますがその疲れから解放されます。登りも平地でのスピードを維持した状態で上れますし息切れもナシ。通勤路は交通量が多い箇所もあるので歩道に入ったりすることがありますが、マウンテンの太いタイヤとサスペンションのお掛けで体へのショックは軽減。リアサスも漕いでいる時に大きなロスはなくサスなしのモデルとさほど変わりない。それでも段差の時にしっかり作動して吸収してくれます。体の負担少なく快適そのもの

通勤時間も10分ほど短くなりました。Powerfly導入前はだらだら走っていたのもありますが、E-bikeだと平均速度があがります。平地を走っている時のスピードはどちらも変わりませんが、登りなどスピードが落ちる状況で今までなら2~3kmほど落ちていた場面も、 Powerflyだとほぼかわらず走れるので総じて平均スピードがアップし時間短縮にもなりました。

使う体力も激減。とくに夏場はこれまで朝通勤してきたら暑さもあいまりしばらくぐったりしていて疲れを残していましたが、今年は暑さこそ厳しかったですが使う体力がかなりへったので疲れて体がだるいという日もあまりなかったです。適度な運動をしつつ疲れを残したくない通勤にはピッタリです!

トレイルライド

MTBでトレイルライド

まだオフロード走行は1回だけなのでまた乗り込むと印象は変わってくると思いますがトレイルライドも十分楽しめます。道がぬかるんでいるところでもアシストのパワーがあるので難なくこなせますし、下りもゲレンデのダウンヒルコースのように整地されたとれいるなら何ら問題なし。搭載されているサスペンションはどちらかというと入門グレードなのでサスの動きが硬い印象はあるので本格的なトレイルライドを楽しむならグレードアップしたいところ。

トレイルPowerflyで楽しむのならタイヤ変更は必須。残念ながら Powerflyはデフォルトだとクリンチャータイヤ仕様になっています。私は日光ライドに行く前にチューブレスタイヤに変更しました。下りやダードだとグリップをしっかりさせたいので低圧で走れるチューブレスは恩恵大。実際日光ライドだと大き目な砂利道だったので滑りやすい状況ですが転ぶことなく走破。

下りでいうとちょっと心配していたの車体の重さ。カーブなどで重さに体振られそうな印象を持っていましたがそんな事はなかったです。ユニットなど重量があるパーツが車体下部にあるおかげかハンドル操作やバイクコントロールは一般的なMTBと一緒。つらい登りはアシストでラクをしながら下りをおもいっきり楽しめるE-MTBの真骨頂です!

 新しくなったドライブユニット

Boschの新しくなったドライブユニット

2024年モデルよりドライブユニットが新しくなりましが全体的な印象としてマイルドになった感じ。以前試乗した旧モデルはもっと漕ぎだしガツンとくる感じでしたがそこが少し丸くなりより自然な漕ぎだしになった印象。漕いでる時もアシストがしっかり効いてはいるのだけども、普通の自転車をこいでるような自然な感じで自分の力でしっかり漕いでいる感があります。実際モーター音もしずかになっていて旧モデルに比べて省エネになっているのではないでしょうか。

アシストモードもTour+とAutoモードが追加されましたがAutoモードが個人的にお気に入り。ecoやTourモードだとちょっとアシスト感が弱く物足りない、TURBOやSPORTモードはバッテリ消費が激しくなる。eMTBモードだと強くペダリングするとアシストが結構過激。新しく追加されたTour+とAutoモードはちょうどよいアシスト感とバッテリー持ちの良さから使い勝手がいい。Autoモードは強く踏んだらアシストが強くなるのではなく、登りなどで速度が落ちてきたときに速度を維持するようにアシストが効きます。たんたんと一定ペースで走る環境であればAutoモードが最適かも。

便利なディスプレーとコントローラー

Boschのe-bike用ディスプレーIntuvia100

Bosch e-bikeのアシストなどを換えるコントローラー

ユニットの軌道やアシストのモード変更は手元のコントローラーでできLEDの光でモードやバッテリー残量を見れるのはいいポイント。操作もハンドルを握りながら操作できますしコンパクトで見た目もスタイリッシュでGOOD!ディスプレーの Intuvia100もバッテリー残量を数字で見れるので管理をしやすくて便利。残りのバッテリー量に対して走行可能距離も見ることできるのもいい。日々の通勤での充電タイミングをはかれるのでありがたい機能です。

ちなみにAutoモードやTUREモードで街中使用だと夏まで95kmぐらい。冬場で80kmぐらい一度の充電で走れます。私の通勤距離で3日に一回の充電頻度といったところです。

 

便利なSupernovaのライト

e-bike1用のフロントライトsupernova mini2

ebikeのいいところは車体バッテリーより電源をとってライトが取り付けらること。ライトの充電を忘れたという心配もないです。私が使用しているのはSupernovaのMini 2 LDM。コンパクトな大きさながら夜間街中を走るには十分な明るさ。トレックのブレンダーシステムでの取り付けもできるのでディスプレーやコントローラーでゴチャつきがちなebikeでもハンドル周りもがスッキリ。

ebikeに取り付けできるリアライトsupernova Tl3 Pro

リアライトもユニットから電源を取ることが出来ます。これもまたSupernovaのTL3 Proを使用。ebike用のリアライトはキャリアに取り付けるタイプが主流で、シートポストに取付できる数少ないライトです。ただしフレームはシートポストにライトを取り付ける想定はしていないので配線が綺麗に隠せないので注意。

そうであっても充電する必要がないのとコントローラーで前後ライトのオンオフができるのはとても便利です。なおライトの取り付けはユニットの取り外しや専用ソフトでの設定が必要なのでお店に相談しましょう。

最後に

Powerfly FS 4を買って本当に良かったと思っています。サイクリングは気持ちよくて楽しいのですが、それと同時にのぼりがきついとか信号でのストップ&ゴーが疲れる、風が強いと進まないというネガティブな部分もあります。ebikeはそういったネガティブな要素を取り払ってくれ改めて自転車の楽しさといのを実感させてくれています。サイクリングを楽しみたいけど体力が不安な方、普段から乗っているけどたまには気楽にはしりたいと方にebikeはおすすめ。そんな中でも街乗りもしたい、トレイルライドも楽しみたいそんな欲張りの方にはPowerfly FS 4はおすすめです。


バイクプラス戸田彩湖店外観

バイクプラス戸田彩湖店

こちらのブログは戸田さいこ店スタッフが書きました!