TREK Checkpoint ALR 4 Gen 3 2027年モデル
Checkpoint ALR 4 Gen 3とは?
舗装路の先にある砂利道や林道まで走ってみたい。そんな方にちょうどいい、本格的なアルミグラベルバイクです。
Checkpoint ALR 4 Gen 3は、300シリーズ Alpha Aluminumフレームにフルカーボンフォークを組み合わせたグラベルバイクです。
標準で700×42mmのBontrager Girona Proタイヤを装備し、フェンダーを使用しない場合は実測最大50mmまでのワイドタイヤに対応。舗装路だけでなく、砂利道、林道、荒れた舗装路まで走るフィールドを大きく広げられます。
ドライブトレインはShimano CUES 1×11速。フロント40T、リア11-50Tというワイドなギアレンジにより、平坦路から急な未舗装路の登りまで対応します。
フレームとフォークにはラック、フェンダー、フレームバッグ、トップチューブバッグ、ボトルなどを取り付けるためのマウントを多数装備。日帰りのグラベルライドからロングツーリング、バイクパッキング、自転車キャンプまで幅広く楽しめます。
「グラベルバイクを買ったら、実際にはどんな遊び方ができる?」という方は、グラベルバイクの楽しみ方もぜひご覧ください。
Checkpoint ALR 4 Gen 3の注目ポイント
Checkpoint ALR 4 Gen 3は、単にロードバイクへ太いタイヤを装着したモデルではありません。未舗装路を長時間走ること、荷物を積むこと、さらに走るフィールドを広げていくことまで考えた専用設計です。
グラベルバイク選びで「タイヤは何mmがいいのか」「1×と2×のどちらがいいのか」と迷っている方は、スペックだけではなく走りたい一日から考えるグラベルバイクの選び方も参考にしてください。
長時間走りやすいGravel Endurance Geometry
Gen 3では、カーボンモデルのCheckpoint SL Gen 3と同じ考え方を取り入れたGravel Endurance Geometryを採用しています。
従来よりもスタックを高く、リーチを短くすることで、深すぎる前傾姿勢になりにくく、長時間のライドでも無理のないポジションを取りやすくしています。
グラベルでは、舗装路のように同じ姿勢でペダリングし続けるだけではありません。路面状況に合わせて身体を動かし、ハンドルへ荷重したり抜いたりしながらバイクをコントロールします。
上体に余裕を持ちやすいポジションは、ロングライドでの快適性だけでなく、荒れた路面での扱いやすさにもつながります。
砂利、轍、浮き石など、舗装路とは違う路面での基本的な走り方については、初めてのグラベルで慌てないための走り方とコツで詳しく紹介しています。
42mmタイヤを標準装備。最大50mmまで対応
標準タイヤはBontrager Girona Pro 700×42mmです。
舗装路での転がりの軽さを残しながら、砂利道で必要なグリップ、エアボリューム、快適性を得やすいサイズです。
さらにフレームとフォークは、フェンダーを使用しない場合で実測最大50mmのタイヤまで対応します。フェンダー装着時は実測42mmがメーカー公表値です。
グラベルではタイヤそのものが路面からの衝撃を吸収する重要な役割を担います。より荒れた林道を走るようになったら45〜50mmへ太くするなど、自分が走る路面に合わせてタイヤを選べる余裕は大きな魅力です。
タイヤ幅だけでなく、トレッド、ケーシング、重量、空気圧まで含めて考えたい方は、グラベルタイヤの選び方も参考にしてください。
300シリーズ Alpha Aluminumフレーム
フレームにはTREKの300シリーズ Alpha Aluminumを採用しています。
アルミフレームは日常的に使いやすく、バッグやラックを取り付けてツーリングへ出かけたり、未舗装路へ気兼ねなく入っていったりするグラベルバイクと相性のよい素材です。
リアエンドにはUDHを採用。ボトムブラケットはT47ねじ切り式で、長期間乗るうえでの整備性にも配慮されています。
チェーン落ちを防ぐ3Sチェーンキーパーや内蔵ケーブルルーティング、フラットマウントディスクなど、現代的なグラベルバイクとして必要な規格を備えています。
ラックマウントを備えたフルカーボンフォーク
フロントにはTrek Checkpointフルカーボンフォークを採用しています。
アルミフレームとの組み合わせで車体重量を抑えつつ、荒れた舗装路や砂利道から伝わる細かな振動にも配慮した構成です。
フォークにもラックやフェンダーを取り付けるためのマウントを備えているため、フロント側へ荷物を分散するツーリングスタイルにも対応できます。
Shimano CUES 1×11速|40T×11-50Tのワイドレンジ
ドライブトレインにはShimano CUES U6030シフターとCUES U8000 GSリアディレイラーを採用しています。
フロントは40Tのシングルチェーンリング、リアは11-50Tの11速です。
フロント変速がない1×ドライブトレインは操作がシンプルで、路面状況が頻繁に変わるグラベルでも右レバーだけで直感的にギアを選べます。
特に50Tのローギアは、勾配の急な林道や荷物を積んだツーリングで大きなメリットがあります。舗装路だけを走るロードバイクよりも、低速域までしっかり使えるギア構成です。
カセットにはShimano CUES LG700 LINKGLIDEを採用。グラベルやツーリングで長く使うことを考えた、耐久性を重視したドライブトレインです。
Shimano CUES油圧ディスクブレーキ
ブレーキにはShimano CUES油圧ディスクブレーキを採用しています。
グラベルでは、単純に強い制動力だけでなく、砂利や浮き石の上でタイヤをロックさせないよう細かく速度を調整できることが重要です。
標準ローターは前後160mmのShimano RT54。最大180mmまで対応するため、荷物を多く積むツーリングや長い下りが多い使い方では、用途に合わせたアップグレードも可能です。
Paradigm 23とGirona Proはチューブレスレディ
ホイールにはBontrager Paradigm 23を採用しています。
内幅23mmのチューブレスレディリムとGirona Proチューブレスレディタイヤの組み合わせで、グラベルで重要になる低めの空気圧を活用しやすい仕様です。
空気圧を適切に下げることでタイヤが路面の凹凸へ追従しやすくなり、グリップ、快適性、安定感を高めることができます。
小さな穴であればシーラントが塞いでくれる可能性があることも、グラベルライドでは大きなメリットです。
フレームとフォークに豊富な積載マウント
Checkpoint ALR Gen 3の大きな特徴が、豊富な積載マウントです。
前後ラック、フェンダー、ボトルケージ、トップチューブバッグ、フレームバッグ、トライアングルバッグなどを用途に応じて取り付けられます。
普段は何も付けずにグラベルライドを楽しみ、ロングライドではフレームバッグを追加。キャンプではラックやパニアバッグを追加するなど、遊び方に合わせて積載方法を変えられます。
重い荷物をすべて背負うのではなく、自転車側へ分散して積載できるのもロングツーリングでは大きなメリットです。
山へ入るときの携帯工具、パンク修理用品、水、補給食、雨具、安全装備などについては、グラベルライドの装備・持ち物で詳しく紹介しています。
ドロッパーポストにも対応
27.2mm径のシートポストを採用し、ドロッパーポストへの交換にも対応しています。
急な下りや荒れた路面では、サドルを下げることで腰を後方へ移動しやすくなり、バイク上で身体を自由に動かせるようになります。
標準装備のShimano CUESブレーキレバーにはドロッパーポストの操作機構は内蔵されていないため、ドロッパーポストを装着する場合は別体のリモートレバーなどが必要です。
購入時から必要な装備ではありませんが、よりテクニカルなグラベルや林道へ走る場所が広がったときに追加できる拡張性があります。
最大40mmトラベルのサスペンションフォークにも対応
XSを除くサイズでは、最大40mmトラベルのグラベル用サスペンションフォークへ交換できます。
RockShox RudyやFOX 32 Taper-Castなどを使い、岩や凹凸の多い路面でフロントタイヤの追従性や快適性を高めるカスタムも可能です。
最初からサスペンションを必要とする方ばかりではありませんが、走るフィールドが広がったあともバイクそのものを買い替えずに発展させられるのはCheckpoint ALR Gen 3の面白いところです。
こんな方におすすめ
- 初めて本格的なグラベルバイクを選びたい
- 舗装路だけでなく砂利道や林道にも入ってみたい
- グラベルライドとロングライドを一台で楽しみたい
- 急な未舗装路でも使いやすい軽いギアが欲しい
- 42mm以上の太いグラベルタイヤを使いたい
- 将来的に45〜50mmタイヤも試してみたい
- チューブレス化して空気圧を細かく調整したい
- キャンプやバイクパッキングに挑戦したい
- ラックやバッグを使って荷物を自転車へ積みたい
- 将来的にドロッパーポストやサスペンションフォークも試したい
- ロードバイクほど舗装路だけに特化せず、走れる場所を広げたい
「自分の場合はCheckpointが合うのか、それともDomaneやほかの車種なのか」と迷っている方は、グラベルバイクの選び方もあわせてご覧ください。
サイズチャート
Checkpoint ALR Gen 3はXS・S・M・ML・L・XLの6サイズ展開です。
サイズ選びでは身長だけでなく、股下、腕の長さ、上半身の柔軟性、ロード中心なのかグラベル中心なのかといった乗り方によっても最適なサイズが変わります。
特にCheckpointはロードバイクとはサイズ表記やジオメトリーが異なるため、現在乗っているロードバイクのサイズだけで判断しないことをおすすめします。
同じ身長でも、取り回しの軽さを重視するか、長距離での安定感を重視するかによっておすすめサイズが変わる場合があります。実店舗では体格や用途を確認しながらサイズをご提案します。
サイズ選びに不安がある場合は、 失敗しない股下計測方法 をご確認ください。
※サイズチャートはメーカー公表値をもとにした目安です。体格、柔軟性、乗車経験、用途によって適したサイズが異なる場合があります。
※複数サイズが候補になる場合やオンライン購入でサイズに迷われた場合は、バイクプラスまでお気軽にご相談ください。
スペック
※スペックは個別に記載されていない限り全サイズ共通です。価格・仕様・カラー・材質は予告なく変更される場合があります。サプライチェーンの状況により、同等または互換性のある部品へ変更される場合があります。
※重量はMLサイズのメーカー公表値です。サイズ、カラー、仕様および実際の製品によって異なる場合があります。
※タイヤの実測幅はタイヤ銘柄、リム内幅、空気圧などによって変わります。
Checkpoint ALR 4とDomane ALの違い
Checkpoint ALR 4を検討している方が比較しやすいのが、価格帯の近いDomane AL 4やDomane AL 5です。
どちらもアルミフレームとカーボンフォークを採用したドロップハンドルバイクですが、どちらが上という関係ではありません。舗装路を中心に走りたいのか、未舗装路まで走る場所を広げたいのかで選ぶべきモデルが変わります。
舗装路を中心に速く、遠くへ走るならDomane AL
舗装路を中心にロングライドを楽しみたい方や、ロードバイクらしい軽快な加速、一定速度での巡航を重視したい方にはDomane ALシリーズが向いています。
フロント2枚のドライブトレインはギアの間隔を細かく選びやすく、舗装路で一定のペダリングリズムを保ちやすいのもメリットです。
舗装路の先にある道まで走りたいならCheckpoint ALR 4
Checkpoint ALR 4を選ぶ最大の理由は、コンポーネントのグレードではなく走れる場所の広さです。
42mmタイヤを標準装備し、最大50mmまで対応。40T×11-50Tの軽いギアと豊富な積載マウントによって、舗装路からそのまま砂利道や林道へ入り、必要なら荷物を積んでさらに先まで走れます。
ほとんど舗装路しか走らないならDomane AL。舗装路だけに走る場所を限定したくないならCheckpoint ALR 4。この考え方で選ぶと分かりやすいでしょう。
車種カテゴリーやスペックだけでは決めきれない場合は、グラベルバイクの選び方で「どんな一日を走りたいか」から考えてみるのもおすすめです。
あわせて読みたい
Checkpoint ALR 4を手に入れたら、次は「どこを走るか」「どう走るか」「何を持っていくか」。グラベルをもっと楽しむための記事もあわせてご覧ください。
Checkpoint ALR 4 Gen 3 よくあるご質問
Checkpoint ALR 4は初めてのグラベルバイクにもおすすめですか?
はい。長時間走りやすいGravel Endurance Geometry、シンプルなShimano CUES 1×11速、油圧ディスクブレーキを採用しており、初めてグラベルバイクを選ぶ方にも扱いやすいモデルです。
どんなグラベルを走りたいのかまだはっきり決まっていない場合は、グラベルバイクの選び方も参考にしてください。
Checkpoint ALR 4とDomane ALではどちらがおすすめですか?
舗装路を中心にロングライドやロードサイクリングを楽しむならDomane AL、砂利道や林道、バイクパッキングまで走る場所を広げたいならCheckpoint ALR 4がおすすめです。
Checkpoint ALR 4は標準42mm、最大50mmのタイヤに対応し、積載用のマウントも豊富に備えています。
舗装路のロングライドにも使えますか?
はい。舗装路も十分に走ることができ、舗装路とグラベルを組み合わせたロングライドにも適しています。舗装路だけを高速で走ることを最優先する場合は、細めのタイヤと2×ドライブトレインを採用するDomane ALシリーズの方が向いています。
最大何mmのタイヤを装着できますか?
フェンダーを使用しない場合は実測最大50mm、フェンダーを使用する場合は実測42mmがメーカー公表値です。実際のタイヤ幅は銘柄、リム内幅、空気圧などによって変わるため、太いタイヤへ交換する際はクリアランスをご確認ください。
タイヤ幅やトレッドの選び方については、グラベルタイヤの選び方で詳しく解説しています。
標準の42mmタイヤで林道を走れますか?
比較的締まった砂利道や一般的な林道であれば、標準のBontrager Girona Pro 700×42mmでも十分に楽しめます。浮き石が多い路面や、より荒れた林道を走る機会が増えた場合は、45〜50mmクラスのタイヤも選択肢になります。
チューブレスにできますか?
はい。Bontrager Paradigm 23リムとGirona Proタイヤはいずれもチューブレスレディです。チューブレス化すると低めの空気圧を使いやすくなり、グラベルでのグリップ、路面追従性、快適性を高めやすくなります。
キャンプ道具や荷物を積むことはできますか?
はい。フレームとフォークに前後ラック、フレームバッグ、トップチューブバッグ、ボトルケージなどを取り付けるためのマウントを多数備えています。日帰りライドからツーリング、バイクパッキング、自転車キャンプまで荷物量に合わせた積載方法を選べます。
山へ入る際に何を持っていくべきか迷ったら、グラベルライドの装備・持ち物も参考にしてください。
ドロッパーシートポストは取り付けできますか?
はい。Checkpoint ALR Gen 3はドロッパーポストに対応しています。急な下りや荒れた路面でサドルを下げることで、バイク上で身体を動かしやすくなり、コントロール性が向上します。
ただし、標準装備のShimano CUESブレーキレバーにはドロッパーポストの操作機能が内蔵されていないため、装着する場合は別体のリモートレバーなどが必要です。
サスペンションフォークを取り付けできますか?
XSを除くサイズでは最大40mmトラベルのサスペンションフォークに対応しています。より荒れたグラベルや岩の多い林道を走るようになった場合に、オフロード性能を高めるカスタムとして検討できます。
Shimano CUES 1×11速は坂道でも十分ですか?
フロント40T、リア11-50Tのワイドレンジなので、舗装路だけでなく急勾配の林道や荷物を積んだツーリングでも軽いギアを選びやすい構成です。フロント変速がないため操作もシンプルです。
初めて林道を走るときに気をつけることはありますか?
舗装路よりもタイヤが滑ったり、ハンドルが取られたりすること自体は珍しくありません。必要以上に身体を固めず、路面を見ながら速度に余裕を持って走ることが大切です。
砂利、轍、浮き石、下りなどでの基本的な走り方は、初めてのグラベルで慌てないための走り方とコツもご覧ください。
ペダルは付属していますか?
ペダルは付属していません。グラベルでは、歩きやすさや扱いやすさを重視したフラットペダル、またはSPDタイプのビンディングペダルなど、用途に合わせてお選びください。
