オンロードOK!グラベルOK!自転車の可能性を高めるオールラウンドタイヤ「IRC BOKEN(ボウケン)」
皆さんこんにちは♬ 三郷店猪瀬です!
ここ最近の趣味として究極のオールラウンダーバイクを作るのと、究極の通勤バイクを作るのを目指しており絶賛組立&考案中です!(笑) 今回は究極のオールラウンダーバイクの番外編ということで、これ系統のバイクにピッタリなタイヤを発見しましたのでインプレも込みでご紹介します♬
その名も!!「IRC BOKEN(ボウケン)」
オンロードはもちろん、グラベルまで幅広い用途、場所で使えるので非常にオススメタイヤです♬
オールラウンダーバイクにピッタリな「IRC BOKEN」タイヤとは?
Made in Japanのタイヤメーカー「IRC(井上ゴム工業株式会社)
今回ご紹介するBOKENは、1926年から続く日本生まれのタイヤ製造会社で「IRC(井上ゴム工業株式会社)」が作り出したタイヤ!!
IRCは常に新しい考えを考案し、「常識」という概念を覆すような画期的な技術力でコストパフォーマンスも考えつつ、いい品を作りだし、ユーザーに安心、喜びの双方を提供したいと常に考えているメーカーです。
グラベルからオンロードまで幅広く使える「IRC BOKEN(ボウケン)」
「太めのタイヤを履かせて遠くまでBOKEN(冒険)を楽しもう~!!」
上記に書かれていることがこのタイヤのコンセプト!!まさしく冒険に飛び出したくなるようなタイヤで、IRCが今まで長い歴史の中で培ったシクロクロスなどのオフロードノウハウとオンロードの走破性をダブルでつぎ込んだ傑作タイヤです。
サイズ展開は2種類!700×36C(465g)、700×40C(495g)で、太めのトレッド(セミブロック)タイプのタイヤです。普通のロードバイクに乗られている方なら感じたこともある
「砂利道で滑るだろうし、パンクもしやすいし引き返すか…こっちの方が近道だけど…( ノД`)シクシク…」
みたいな!!わかります⁉(笑)ただこのBOKENは基本的に幅広いタイヤのラインナップが展開されているのでBOKENに変えたロード乗り(自分…(笑))の感じ方はこうなりました!!
「砂利道!!いいね~グラベル最高♪ タイヤ太いし安定感あるから安心だ~グラベルの近道またないかな~(〃艸〃)ムフッ」
です!(笑)ネガティブな考えが頭から消え、自ら率先してグラベルに突っ込もうという気持ちがIRC BOKENだと不思議と芽生えてきたのです♪
「ロードバイク=細いタイヤ」というイメージはどうしてもあると思いますが、IRC BOKENみたいな太いかつトレッド(セミブロックみたいな)タイヤを履かせることでゆるポタが格段に楽しくなりますし、振動吸収性がさらに増します!! よくお尻が痛い、振動が感じやすく不快という意見をお客様から頂きますが、タイヤを変えるだけでここまで乗り味が変わるとは正直思いませんでした…(笑)
さらにIRCといえばチューブレス!
IRC BOKENは、チューブレスレディのタイヤなのでリムテープやバルブ、シーラントなどをプラスすれば今流行りのチューブレス化することもできます♪ ちなみにタイヤをはめた際の感触ですが、非常にスムーズに装着することができ、「中々タイヤが硬くてはめられない!!」といったことを一切感じさせませんでした。ボントレガーのホイールとも相性抜群です!!
是非皆さんも試してみてはいかがでしょう♪(タイヤ幅が太いタイプしかありませんので車体が限られる可能性があります。ご検討の際はスタッフまでご相談ください。)
「IRC BOKEN」とベストマッチTREK車体♬
チェックポイントALR5/SL5
TREKのグラベルロードと言ったらこちらのチェックポイントシリーズ♬完成車で40Cの幅広タイヤを履いているのでIRC BOKENのすべてのラインナップが装着可能!!
街乗り、グラベルライド、ロングライドでIRC BOKENを履かせて冒険ライドに出かけてみましょう♬
ドマーネAL DISC&ドマーネSL/SLR
ドマーネシリーズも太めのタイヤを装着できるのでIRC BOKENも相性抜群!!特にドマーネSLシリーズになると前後ISOSPEED(アイソスピード)が搭載されているので、ISOSPEEDとIRC BOKENで究極の乗り心地と安心感を実現してくれます♬
さらにエントリーモデルのドマーネALに履かせることで、タイヤ幅が広くなるので初めてのカスタムにピッタリ♬
究極のオールラウンダーバイクに仕上げるならドマーネAL、SLシリーズもアリでは~(笑) ちなみにスタッフ猪瀬が今究極のオールラウンダーバイクをカスタムしていますが、こちらのタイヤをドマーネSL6に装着しています♪
※現状オススメした車種の中で40C含めた以上のタイヤがOKな車体はチェックポイントシリーズのみとなりますのでその他の車体は36Cがオススメです。
IRC BOKENをドマーネSL6に装着してインプレ!!
オンロードはいかに⁉
オンロードの場合まず驚かされるのが、乗り心地です!!もともと空気圧指定が45~60PSI(チューブドの場合)と低くく非常にクッション性のあるタイヤなので25C~28Cほどのタイヤを履いていた時に比べ、今まで段差を感じていたところも感じなくなるほど乗り心地がよくなりました♪
さらに、ブロック状になっているトレッドタイプの表面のグラベルタイヤは通常「コ~」とか「ファ~」みたいなタイヤから音がするのですが、IRC BOKENで走るとその音を感じず、そのおかげなのか転がり抵抗の低さや安定性などオンロードを走っても実感することが出来ました!!
おそらくサイドのトレッドパターンがゴツゴツしており、地面に常に接地する表面がゴツゴツ感の少ないトレッドパターンになっているのでオンロードでの快適性を実現していると思われます。
オフロードはいかに⁉
そして気になるオフロードの場合は、まず当たり前ですがグラベルでも安定感が半端ないです。さらに少し上りなどでトルクをかけてもしっかり路面をとらえてくれるので未舗装路でも滑りにくく安心して踏み込めます! そこは、オンロードタイヤでグラベルを走った時との大きな違いです♪
さらに芝生の上や砂の上でも少し走りましたが非常にいいです♪(笑) 芝生は砂利に比べ抵抗感を感じやすくペダリングが重くなる傾向があります。しかし、このBOKENタイヤは芝生の上でもスイスイ走れるほど抵抗を感じにくく、ここでもトルクをかけやすいタイヤと感じました♪
そしてコーナリングも空気圧をオンロードでは50PSIくらいで走りましたが、グラベルに入ってから40PSIくらいまで落とし走りました。ちなみに50PSIだとさすがのBOKENタイヤでも怖さを感じましたが、空気圧を下げて走るとしっかり路面をとらえてグリップしてくれます♪チューブありだとあまり空気圧を下げにくいですが、チューブレス化もできるのでチューブレスで30PSI まで下げるとまた別の素顔を見せてくれるのではと期待感を抱きました!!(笑)
そしてコーナリングで肝なのが、サイドのトレッドパターンが未舗装路で発揮します♪ 実は同じIRCタイヤのシクロクロスレースで非常に仕様している方の多い「SERAC CX EDGE」と同じサイド形状ということもありグリップ性能もお墨付き!!
自分はグラベル経験が少なく最初は心配していましたが、いざフィールドに入るとグリップするは進むはで心配を忘れてドマーネを汚しながら走ってました…(笑)(帰った後の洗車が少し大変でした…(笑))
皆さんもIRC BOKENでBOKEN(冒険)しましょう♬
今現状IRC BOKENをチューブありの状態で使用しており、この状態でも好印象のIRC BOKENをチューブレスにすると乗り心地やパンク耐久性など飛躍的にアップすると思うとまさに究極のオールラウンダーバイクにピッタリなタイヤだと思いました♪
皆さんもグラベル用、ロングライド用、通勤通学用として幅広く活躍するタイヤですので是非お試しください!!