日光いろは坂ヒルクライム|日光駅から中禅寺湖・竜頭ノ滝・戦場ヶ原へ

2018年5月12日by Shopify API
こんにちは!自称週末サイクリングの達人の森田です。いよいよGW、おでかけのみなさんも多いかとは思いますが、つい先日ようやく冬季通行止めが解除されたばかりの金精峠を越えるロングライドに出かけてきました。 ちなみに金精峠は奥日光からを越え群馬県の尾瀬の南側へぬける途中にあり標高1843mとなかなかのスケールを誇ります。今回は2回に分けて奥日光の魅力にもふれつつご紹介していきたいと思います。

日光いろは坂を登って戦場ヶ原へ。目指すはそのもっと奥の金精峠(1843m)

中禅寺湖湖畔と男体山 中禅寺湖と名峰男体山

日光まで輪行していよいよスタート

まずは日光まで輪行で向かいます。早朝6時半に都心を発つ去年登場した東武鉄道のリバティという特急列車ででおよそ2時間弱ほど揺られて到着。それにしてもフロントフェイスがカッコいいというかゴツいですね。
東武特急リバティで日光まで輪行 テラフォーマーズっぽい、いかついお顔

いろは坂を超えて中禅寺湖へ

標高543mの日光駅前を出発するとすぐにゆるやかな坂が始まります。名所東照宮の側も通るので立ち寄ってみたいとも思ったのですが先がとにかく長いので今回はパス。。しばらくすすむとようやくいろは坂へ到着!
日光二荒山神橋 東照宮入口の日光二荒山神社神橋の横を抜ける
いよいよ始まったいろは坂、このようにカーブごとにちゃんと『いろはにほへと』と数字が看板に振られているのですね。ちなみにカーブ数はそれに合わせて48か所あるのですが、これは登り車線の第二いろは坂の20カーブと下り車線の第一いろは坂の28カーブの数を足した合計となっているのです。
いろは坂のカーブと看板 いろは坂を登っていきます。
ヒルクライム中に余裕があれば気にしながら登ってみるのも面白いかも。ちなみにワタシは登ることに必死すぎてこのあと看板の存在すら忘れてしまったのですが。いろは坂斜度はガーミン先生の計測によればおおよそ7%ほどでほぼ一定となっています。 傾斜の緩急が少ないので想像していたよりは登りやすい印象。つづら折りの坂道は淡々と一定のペースで進んでいくのがよさそうです。

明智平で一服

明智平駐車場から男体山を望む いろは坂終盤の明智平から男体山を一望
なんとか前半の山場のいろは坂をパスしたところで明智平で休憩。ロープウェイがこの駐車場から出ていて展望台からは華厳の滝や中禅寺湖を見渡すことができるそう。駐車場からはその景色を拝むことはかなわないのですが、それでも眼前に広がる日光の名峰男体山のどっしりとした姿やふもとを下る第一いろは坂のつづら折りの風景を見下ろすと登ってきたぞ!という達成感がありますね。

CMで話題の英国大使館別荘記念公園へ

明智平を出発すると今度は中禅寺湖まで下るのみ。ここで一旦寄り道して湖畔の名所として知られる英国大使館別荘記念公園、そしてイタリア大使館記念公園へ足を運びます。JR東日本のテレビCMで公開されている英国大使館別荘、天気が良ければ湖側の窓が全開放されて絵に描いたような風景が眼下にひろがっているのが非常に気になっていて一度訪れてみたかったのです。
日光の英国大使館別荘記念公園 中禅寺湖畔の英国大使館別荘記念公園
英国大使館別荘から奥日光と中禅寺湖を望む 英国大使館別荘から望む奥日光の山並み
ただ、この日は天気こそ晴天だったものの、標高1269mと湖畔を抜ける風は冷たく窓はきっちりしまっておりました。。それでもレトロな歪んだガラスごしに映る残雪の日光白根山や中禅寺湖など奥日光の清涼感ある風景が非常に印象に残りました。

イタリア大使館別荘記念館にも立ち寄る

先の英国大使館別荘から徒歩5分ほどにあるのがイタリア大使館別荘跡、漆黒のミニマルなデザインとは対照的な日光杉と竹を効果的に外装に用いた特徴的な建物。あの帝国ホテルを設計したフランクロイドライト氏に師事したレーモンド氏が設計したそうで温かみがありつつも幾何学的な素材使いは現在でも斬新なデザインで非常に印象に残りました。
中禅寺湖のイタリア大使館別荘記念公園 英国大使館別荘すぐそばにあるのイタリア大使館別荘
イタリア大使館別荘の室内 幾何学デザインが目を引くイタリア大使館別荘

日光名物の竜頭の滝を見物

中禅寺湖と遅咲きの桜 中禅寺湖に咲く遅咲きの桜
中禅寺湖の春の訪れはゆっくりのようで湖畔の桜はいよいよ本格的に開花しようとするところ、つぼみもまだまだ多く連休ごろにみどころになりそうですね。
奥日光の竜頭の滝 奥日光の名瀑の竜頭の滝
中禅寺湖でかなりのんびりしてしまったのでそろそろ進まければと登り始めた矢先に『竜頭の滝』の看板が。華厳の滝をはじめ日光には有名な滝がいくつもありますがこの竜頭の滝もそのひとつ、昼ご飯もかねて蕎麦をすすりながら名瀑の流れを見物することに。滝つぼのあたりにある大岩で滝の流れが二分される様が竜の頭のようだというのが由来なのですが、絵心無いせいかまったく竜のイメージが思い浮かばず…まあマイナスイオンを充填できたのでまっいいか。
竜頭の滝の上流側の様子 竜頭の滝を上流側から眺める
背後に男体山が噴火した溶岩跡を210mほど川の水が滑りおちる竜頭の滝は○○茶屋から少し登った橋の上から見るのも良いですね。ツツジや紅葉の時期だともっと華やかな風景となりそうです。
戦場ヶ原を自転車ツーリング 後半は戦場ヶ原からいよいよ金精峠へ!
もはやヒルクライムというよりただのまったり観光ライドとなっておりますが、そろそろ本気出して登りたいと思います! あっ!でも光徳牧場のアイスも食べたいな! つづく…