STAN'S Rolled Gold Tubeless Sealant ロード・グラベル用シーラント
STAN'S(スタンズ)の「Rolled Gold Tubeless Sealant」は、 ロードバイクやグラベルバイクの高圧・低エアボリュームなチューブレスシステムに最適化された プレミアムチューブレスシーラントです。
ロードタイヤのチューブレス化で難しいのは、 単にパンク穴を塞ぐことだけではありません。
タイヤ内部の空気量が少なく、空気圧が高いロードタイヤでは、 パンクした瞬間から空気とシーラントが勢いよく噴き出します。 穴を塞ぐまでに時間がかかれば、 最終的にはシールできたとしても、 走行を続けにくいほど空気圧が低下してしまうことがあります。
Rolled Goldは、そんな高圧環境で できるだけ素早くパンク穴へ作用し、空気圧の低下を抑えること を重視して開発されました。
さらに高性能なフォーミュラによって必要な充填量そのものを削減。 700×28Cタイヤなら、 STAN'S Originalの推奨量50mlに対して Rolled Goldは35mlで使用できます。
高圧だからこそ、「塞がる速さ」が重要。
Rolled Goldは35〜100psiのロード・グラベルタイヤに最適化。
少ない充填量でも素早くシールし、
パンク時の空気圧低下をできるだけ抑えることを狙ったシーラントです。
ロード・グラベルの35〜100psiに最適化
STAN'S Original Tubeless Sealantは、 ロードからグラベル、MTBまで幅広い用途で使える定番シーラントです。
それに対してRolled Goldは、 35〜100psiという比較的高い空気圧で使われる ロードバイクやグラベルバイクを主なターゲットに開発されています。
高圧・低エアボリュームのタイヤでは、 パンクしたときに短時間で多くの空気が失われます。
そのためRolled Goldでは、 パンク穴に対して素早く作用するクイックアクションフォーミュラを採用。 「最終的に穴を塞ぐ」だけでなく、 できるだけ早い段階でシールして、タイヤ内に空気を残すこと が重要視されています。
100psiの高圧環境でも最大7.8mmのパンクに対応
メーカー試験では、 Rolled Goldは100psiという高圧環境において 最大7.8mmのパンク穴をシールする性能を発揮します。
ロードチューブレスでは、 パンク穴の大きさだけでなく、 高い圧力によってシーラントが勢いよく押し出されることが大きな課題になります。
Rolled Goldは独自の微粒子と高性能フォーミュラによって パンク箇所へ素早く作用し、 高圧タイヤでもできるだけ空気圧を保持しながら 走行を継続できることを目指しています。
パンク修復性能について
最大7.8mmという数値はメーカー試験によるものです。 実際のパンクでは穴の形状、タイヤの損傷状態、異物、タイヤケーシング、 残っているシーラント量や空気圧などによって修復性能は変化します。 サイドカットや大きな裂けなど、 すべての損傷を修復できるものではありません。
少ないシーラント量で使える
Rolled Goldのもうひとつの大きな特徴が、 従来より少ない充填量で使用できることです。
たとえば700×28Cタイヤの場合、 STAN'S Originalの推奨量は1本あたり50ml。 Rolled Goldでは35mlが推奨量です。
タイヤ1本あたり15ml、 前後なら合計30mlシーラント量を減らすことができます。
ただ単にシーラントを少なく入れて軽くするのではなく、 少ない量でも必要なシーリング性能を発揮できるよう 専用フォーミュラが設計されているのがポイントです。
主なタイヤサイズの推奨量
| タイヤサイズ | Rolled Gold 推奨量 |
|---|---|
| 700×28C | 35ml |
| 700×32C | 40ml |
| 700×40C | 50ml |
| 700×45C | 60ml |
| 700×50C | 70ml |
タイヤサイズだけでなく、 タイヤケーシングの気密性などによって 必要なシーラント量が変わる場合があります。 セットアップ後は気密状態を確認し、必要に応じて追加してください。
700×28C・32Cなら、1本あたりのコストもOriginalより低く
Rolled GoldはOriginalよりも容量あたりの価格は高めですが、 ロードタイヤでは推奨充填量そのものが少ないため、 タイヤ1本あたりで計算すると、むしろコストを抑えられるサイズがあります。
2026年9月9日現在の国内正規価格では、 500mlボトルはRolled Goldが3,850円(税込)、 Originalが3,190円(税込)です。
1mlあたりではOriginalの方が安価ですが、 700×28Cや32CではRolled Goldの少ない推奨充填量が効いてきます。
| タイヤサイズ | Rolled Gold | Original |
|---|---|---|
| 700×28C | 35ml / 約270円 | 50ml / 約319円 |
| 700×32C | 40ml / 約308円 | 55ml / 約351円 |
| 700×40C | 50ml / 約385円 | 60ml / 約383円 |
700×28Cならタイヤ1本あたり約49円、 700×32Cなら約43円、 Rolled Goldの方が低コストです。 700×40Cではほぼ同等になります。
つまりロードタイヤでは、 「プレミアムシーラントだからランニングコストも高い」とは限りません。
より少ない量で必要な性能を発揮できることで、 シーラント量を抑えながら、タイヤ1本あたりのランニングコストまで抑えられる場合があります。
※価格・コストは2026年9月9日現在の国内正規価格をもとにした概算です。
500mlボトル同士をメーカー推奨量で使用した場合の比較です。
販売価格の変更や実際の使用量によってコストは異なります。
回転部分の余分な重量も抑えられる
シーラントはタイヤ内部に入るため、 使用量を減らせばその分だけホイール外周部の重量も減ります。
700×28CでOriginalからRolled Goldへ変更した場合、 メーカー推奨量ではタイヤ1本あたり15ml、 前後合計で30ml少ないシーラント量になります。
レースやヒルクライムなどで少しでも余分な重量を抑えたい場合はもちろん、 ロードチューブレスを必要以上のシーラント量で重くしたくない方にもメリットがあります。
一方で、軽量化だけを目的にメーカー推奨量より少なく使用するのはおすすめしません。 必ずタイヤサイズに適した量を充填してください。
バルブから直接注入できる
高性能なレース用シーラントの中には、 大きなシーリング粒子を含むため、 バルブから注入できず、 タイヤビードを外して直接注ぐ必要がある製品もあります。
Rolled Goldは高いシーリング性能を持ちながら、 バルブコアを外してバルブから注入できるよう設計されています。
125mlボトルならボトルから直接注入可能。 500mlボトルでは、 別売りのSTAN'S Sealant Injectorを使用することで バルブから補充できます。
タイヤをリムから外さずにシーラントを追加できるため、 定期的な補充やメンテナンスもしやすくなっています。
天然ラテックスを使用した水性・生分解性フォーミュラ
Rolled Goldは、 水性の天然ラテックスをベースとした 生分解性フォーミュラを採用しています。
天然ラテックスは、 タイヤ内部でパンク穴へ密着し、 シーリング性能を発揮するSTAN'Sのシーラント技術を支える素材です。
なお、生分解性だからといって 「アンモニアを一切含まない」という意味ではありません。
STAN'Sによると、 天然液体ラテックスを採取する際に 安定剤として少量のアンモニアが使用されるため、 完成したシーラントにもごく微量のアンモニアが残ります。
メーカーでは、 この微量のアンモニアによって タイヤやリムが損傷することはないと説明しています。
STAN'S Originalとの違いは?
STAN'S Original Tubeless Sealantは、 ロード、グラベル、MTBまで 幅広いタイヤで使いやすい定番シーラントです。
一方のRolled Goldは、 高圧・低エアボリュームなロード/グラベルタイヤで より素早くシールし、 空気圧の低下を抑えることに重点を置いた専用フォーミュラです。
- Original: ロードからMTBまで幅広く使いたい方に
- Rolled Gold: 高圧ロード・グラベルで、 シーリング速度と少ない充填量を重視したい方に
「Rolled Goldの方がすべての用途で上」という関係ではありません。 使用するタイヤ、空気圧、ライディングスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
特に28Cや32Cのロードタイヤでは、 Rolled GoldはOriginalより少ない推奨量で使用できるため、 重量だけでなく500mlボトル使用時の1本あたりのコストにもメリットがあります。
こんな方におすすめ
- ロードバイクをチューブレスで使用している方
- グラベルバイクを比較的高めの空気圧で使用する方
- 高圧タイヤでパンク時の素早いシーリング性能を重視する方
- パンクしてもできるだけ空気圧を残したい方
- シーラントの充填量をできるだけ抑えたい方
- 28Cや32Cのロードタイヤでランニングコストも重視する方
- レースやヒルクライムで回転部分の余分な重量を抑えたい方
- タイヤを外さずバルブからシーラントを補充したい方
- STAN'S Originalからロード向けにさらに特化したシーラントへ変更したい方
使用方法
- 使用前にボトルを十分に振り、 シーリング粒子を均一に混ぜます。
- 使用するタイヤサイズに適したシーラント量を確認します。
- タイヤへ直接注入するか、 バルブコアを外してバルブから注入します。
- バルブコアを取り付け、 タイヤへ空気を入れます。
- ホイールを回転・振動させ、 シーラントをタイヤ内部全体へ行き渡らせます。
- セットアップ後に空気圧と気密状態を確認します。
使用・保管時のポイント
- 使用前にはボトルを十分に振ってください。
- 必ずタイヤ・リムメーカーのチューブレスおよびシーラント使用条件をご確認ください。
- メーカー推奨量より極端に少なく使用しないでください。
- シーラントは時間の経過とともに乾燥するため、定期的に残量を確認してください。
- 直射日光や極端な高温・低温を避け、密閉して保管してください。
- 衣類などに付着した場合は、乾燥する前に水で洗い流してください。
125mlと500mlをラインアップ
125ml
ロードバイクやグラベルバイク1台のセットアップや、 補充用として使いやすいコンパクトなボトルです。
たとえば700×28Cなら前後で推奨量70ml、 700×40Cでも前後100mlなので、 1台分をセットアップしやすい容量です。
バルブコアを外せば、 125mlボトルから直接シーラントを注入できます。
500ml
複数台のバイクをチューブレスで使用している方や、 定期的にシーラントを補充する方におすすめの容量です。
ロードタイヤでは推奨充填量そのものが少ないため、 500mlボトルを使用すると タイヤ1本あたりのランニングコストも抑えやすくなります。
特に700×28Cや32Cでは、 2026年9月9日現在の国内正規価格で比較すると、 Originalの500mlボトルを使用する場合より 1本あたりのシーラントコストも低くなります。
スペック
| 製品名 | STAN'S Rolled Gold Tubeless Sealant |
|---|---|
| 主な用途 | ロードバイク / グラベルバイク |
| 最適化された空気圧 | 35〜100psi |
| パンク修復性能 | 最大7.8mm @ 100psi(メーカー試験) |
| 700×28C推奨量 | 35ml / 1本 |
| 700×32C推奨量 | 40ml / 1本 |
| 700×40C推奨量 | 50ml / 1本 |
| フォーミュラ | 水性・天然ラテックス・生分解性 |
| バルブからの注入 | 対応 |
| 容量 | 125ml / 500ml |
| 製造国 | アメリカ |
※パンク修復性能はメーカー試験によるもので、
実際の損傷状態や使用条件によって異なります。
※推奨量はタイヤサイズやケーシングの気密性によって
調整が必要な場合があります。
※必ず使用するタイヤ・リムメーカーの
シーラント使用条件をご確認ください。
よくある質問
Rolled Goldはどんなタイヤにおすすめですか?
主に35〜100psiで使用する ロードバイクやグラベルバイクのチューブレスタイヤにおすすめです。 高圧・低エアボリュームなタイヤで素早くパンク穴をシールし、 空気圧の低下を抑えることを重視して設計されています。
700×28Cにはどのくらい入れればいいですか?
メーカー推奨量はタイヤ1本あたり35mlです。 前後2本なら合計70mlが目安になります。 タイヤの気密性などによって追加が必要になる場合があります。
Originalより高いシーラントですか?
容量あたりの価格はRolled Goldの方が高めですが、 ロードタイヤでは必要な充填量が少ないため、 500mlボトル同士で比較すると 700×28Cや32Cではタイヤ1本あたりのシーラントコストを Originalより抑えられます。 価格比較は2026年9月9日現在の国内正規価格によるものです。
STAN'S Originalとの違いは何ですか?
OriginalはロードからMTBまで幅広く使える万能タイプです。 Rolled Goldはロード・グラベルの高圧・低エアボリュームなタイヤに最適化され、 より素早いシーリングと少ない推奨充填量を特徴としています。 700×28CではOriginalが50ml、 Rolled Goldが35mlです。
バルブから注入できますか?
はい。 バルブコアを取り外せるチューブレスバルブであれば、 バルブから注入できます。 125mlボトルから直接注入することもでき、 500mlボトルでは別売りのSealant Injectorが便利です。
生分解性ですか?
はい。 Rolled Goldは水性の天然ラテックスを使用した 生分解性フォーミュラです。
アンモニアは入っていますか?
STAN'Sでは天然ラテックスを使用しており、 原料の天然液体ラテックスを採取する際の安定剤として 少量のアンモニアが使用されています。 そのため完成したシーラントにもごく微量が残ります。 メーカーでは、この濃度でタイヤやリムへ損傷を与えることはないと説明しています。
一度入れればずっと補充しなくても大丈夫ですか?
いいえ。 液体シーラントは時間の経過とともに乾燥するため、 定期的にタイヤ内部の残量を確認して補充する必要があります。 気温、湿度、タイヤケーシング、走行頻度などによって 乾燥する速さは変わります。