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  • Trek Domane Gen 5実走レビュー|6人が乗って分かった「IsoSpeedなし」の快適性と軽さ

    2026年8月14日by さいたま大宮バイクプラス

    皆様こんにちは。
    新しい物大好きな、バイクプラスさいたま大宮店の四方です。

    新型TREK Domane SLとDomane SLR Gen 5を試乗したスタッフたち
    第5世代へフルモデルチェンジしたTREK Domane SL / SLR Gen 5。今回は発表前にしっかりと試乗してきた私たちがスペック表では分からない「実際に乗った感想」を中心にお届けします。

    ついに発表されました、新型Domane(ドマーネ)SL&SLR Gen 5!

    今回のモデルチェンジでは、歴代Domaneの象徴ともいえるIsoSpeedの廃止をはじめ、軽量化、タイヤ、シートポスト、ハンドルまわりなど、多くの部分に変更が加えられています。

    でも、私たちが一番気になったのはスペック表ではありません。

    「で、実際に乗ったらどうなの?」

    IsoSpeedがなくなって、本当に快適なのか。
    35Cの太いタイヤは重たく感じないのか。
    軽量化したことで、登りや加速は本当に変わったのか。

    発表に先駆けて7月29日に開催された展示会&試乗会へBike Plus各店のスタッフが参加し、SL、SLRを実際に乗って確かめてきました。

    Gen 4から何が変わったのか、SL 4〜SL 7をどう選べばいいのかについては、それぞれ別の記事で詳しく解説します。

    だからこの記事では、思い切って「乗ったらどう感じるのか」に集中します。

    30秒でわかる|スタッフ6人が乗って感じたDomane Gen 5

    • IsoSpeedがなくなったことによる快適性の低下は、今回の試乗ではほとんど感じなかった
    • 一番分かりやすく変わったのは、漕ぎ出し・ダンシング・登りで感じる軽快さ
    • 35Cタイヤでも、想像していたような鈍重さをほとんど感じなかった
    • 荒れた舗装や軽い砂利道では、タイヤのエアボリュームと安定感がむしろプラスに感じられた
    • SLでも完成度は非常に高く、SLRではさらに軽さと反応、しなやかさの質が高まるという声が多かった

    ひと言でまとめるなら、「Domaneらしい快適性を残しながら、走りがぐっと軽快になった」。6人の感想を重ねると、そんな姿が見えてきます。

    ※本記事の乗り味に関する内容は、試乗会へ参加したスタッフ個人の感想です。試乗モデル、サイズ、路面状況、走行時間などの条件はスタッフによって異なります。また、乗り心地や剛性感、ハンドリングの感じ方には個人差があります。


    試乗前に確かめたかったこと

    Domane Gen 5試乗会に参加したBike Plusスタッフ
    同じ自転車でも、体格や経験、普段乗っているバイクによって感じ方は違います。今回は複数スタッフの感想を重ねながら見ていきます。

    今回の試乗会で、私たちが特に確かめたかったポイントは大きく5つありました。

    IsoSpeedなしで本当に快適?

    Domaneと言えばIsoSpeed。その機構をなくしても、歴代Domaneらしい乗り心地を残せているのか。

    軽量化は乗って分かる?

    カタログ上の数字だけでなく、漕ぎ出し、登り、ダンシングなどで「軽くなった」と体感できるのか。

    35Cは重たく感じない?

    エアボリュームの大きいタイヤによる快適性と、ロードバイクらしい軽快感を両立できているのか。

    荒れた路面ではどう?

    きれいな舗装だけではなく、荒れたアスファルトや砂利道でDomaneらしい安心感を感じられるのか。

    SLとSLRは乗っても違う?

    カーボングレードや重量の違いだけでなく、実際のペダリングや振動の感じ方にも差があるのか。

    スペックを確認するためだけの試乗ではありません。

    「変更された部分が、実際のサイクリングでどんな意味を持つのか」。

    そこを体感してきました。


    6人の感想を重ねて見えてきたこと

    「快適」より先に「軽い」という言葉が出てきた

    これまでDomaneについて話すときは、「快適」「安定感」「ロングライド」という言葉が先に出てくることが多かったと思います。

    ところがGen 5では、複数のスタッフから最初に出てきたのが「軽い」「漕ぎ出しが軽やか」「ダンシングしやすい」という感想でした。

    「あれ? Domaneってこんなに軽かったっけ?」

    港北店・金丸の第一印象が、今回のモデルチェンジをかなり分かりやすく表しています。

    Domaneらしい安定感を残しながら、漕ぎ出しや再加速、登り、ダンシングでバイクを動かしたときの軽快さが増しています。

    IsoSpeedがないことを、乗っている最中にはほとんど意識しなかった

    IsoSpeedを廃止したDomane Gen 5のフレーム
    Gen 5ではDomaneの象徴だったIsoSpeedを廃止。試乗前にスタッフが最も気にしていたポイントの一つです。

    「IsoSpeedをなくして、本当に大丈夫なのか?」

    これは多くのスタッフが乗る前に感じていた疑問です。

    ところが実際に乗ると、荒れた舗装や細かな段差で受ける振動はしっかり抑えられていて、「IsoSpeedがなくなったから明らかに快適性が落ちた」と感じたスタッフはいませんでした。

    フレームだけではなく、タイヤ、シートポスト、ハンドル、乗車姿勢まで含め、車体全体でDomaneらしい快適性をつくっている印象です。

    35Cなのに「太いタイヤを履いている感」が想像以上に少ない

    Domane Gen 5試乗車に装着された35Cタイヤ
    試乗車には35Cタイヤが採用されていましたが、その太さから想像するような重たさを感じにくかったのも印象的でした。

    35Cと聞くと、「ロードバイクとしては太すぎない?」と思う方もいるかもしれません。

    私たちも乗る前には少なからずそう思っていました。

    ところが実際には、タイヤの太さばかりを意識させられるような鈍重さはほとんど感じませんでした。

    むしろ荒れた舗装では、エアボリュームによる安定感と振動吸収がプラスに働き、路面を細かく気にせずペダリングを続けやすく感じます。

    「快適だから遅い」のではなく、路面を気にせず走り続けられるから気持ちよく進める。

    SLでも完成度は高い。SLRではさらに軽さと反応の質が上がる

    SLとSLRを両方試したスタッフからは、平地の一定ペースでは差が小さく感じられる場面がある一方、登りやダンシング、ペダルへ力を加えた瞬間にはSLRの軽さや反応が分かりやすいという声がありました。

    ただし、SLRだけが正解という話ではありません。

    SL自体の完成度がかなり高く、それぞれの価格差をどこに価値として感じるかは、走り方や予算によって変わります。


    Bike Plusスタッフ6人の実走インプレッション

    ここからは、試乗会に参加した各店スタッフのインプレッションをご紹介します!

    同じDomaneへ乗っても、感じたポイントは人それぞれ。

    スタッフ一人ひとりの言葉やキャラクターも含めて、できるだけそのままお楽しみください。

    Domane Gen 5の試乗車が並ぶTREK新製品試乗会の会場
    試乗会場には新型Domane Gen 5の試乗車がずらり。ここからBike Plus各店スタッフが実際に乗って感じたことを、スタッフ本人の言葉でご紹介します。

    港北店 金丸|最初のひと漕ぎで「あれ? Domaneってこんなに軽かったっけ?」

    Domane Gen 5を試乗する港北店スタッフ金丸

    Domane SL 4に跨がり、最初のひと漕ぎをした瞬間に「あれ? Domaneってこんなに軽かったっけ?」――これが素直な一番の感想でした。

    何より驚きなのは、DomaneのアイデンティティであったIsoSpeedが完全に廃止されたこと。機構をなくしたことで大幅な軽量化を実現しています!

    「IsoSpeed無しで快適性は大丈夫?」と一瞬不安になりますが、カーボンの積層変更によって縦方向のしなりが進化しており、Domaneならではの圧倒的な乗り心地の良さは見事にキープされています。

    快適性はそのままに、まるでÉmondaのように小気味よくグイグイ進むバイクへと見事な進化を遂げました。

    さらにタイヤクリアランスが広がり、最大40mm(40C)まで装着可能になりました。ロングライドだけでなく、グラベルロードをお探しの方にも自信を持ってオススメできます!

    SLグレードは、シマノTiagra搭載のSL 4から、SRAM Force XPLR搭載のSL 7まで幅広くラインナップ。一人ひとりの用途やレベルに合わせて選べるのも嬉しいポイントですね。

    スタッフ金丸が今乗り換えたいバイクNo.1です(笑)。

    各店に試乗車をご用意しておりますので、ぜひ新しくなったDomane Gen 5の走りを店頭で体感してみてください!

    多摩センター店 森田|Gen 4オーナーが感じた新型Domane

    Domane Gen 5を試乗する多摩センター店スタッフ森田

    現在Domane Gen 4のSL 6に乗る身として、今回のモデルチェンジがどんなものなのか非常に興味深かったのですが、SLグレード、SLRグレードともに、よりファンライドを楽しむ人に優しい設計になっていてびっくりしました。

    Domaneの代名詞ともいえるIsoSpeedを今モデルでは使用していないのですが、結果的に車体が軽くなり、より幅広となった35Cタイヤのエアボリューム、そしてフレーム構造が今までよりもしなやかになっていることで、なくなったことによるネガティブな部分は感じなかったですね。

    むしろダンシングなどの加速時や登坂の際にフレームのしなりを利用して、力を加えやすくなっているので、ヒルクライムでも問題なく使用できそうです。

    しかもタイヤは今までより太いんですよね。

    ハンドル操作などがもたつくんじゃないかと乗る前は思っていましたが、ステアリングは32Cタイヤだった今までと同様のコントロール感で、杞憂でした。

    SLグレードはDomaneらしい安定感をしっかり残しながらも、車体の軽さ、フレームのしなりが感じられるオールラウンドに使用できるバイクに仕上がっているので、平地だけでなくぜひ山に登って軽快さを体感してほしいですね。

    そしてSLRグレードは、ちょっと衝撃的でしたね。

    OCLV900グレードとなったことでの車体の軽さ、そしてSL以上にペダル入力した際のフレームのしなやかさがアップしていて、「どこまでもロングライドしたい!」って思わせる乗り心地にすっかり魅了されてしまいましたね。

    田舎道を走ると思ったよりも道路が荒れていて、振動だけでなく足を取られたり気を遣う場面が多いのですが、そんなシーンでももはや自転車まかせでいくらでも走れそう。

    ステアリングも軽くキレがあり、グラベルであっても振動をものともせず伸びやかに走ってくれます。

    快適性も非常に秀逸で、本当に文句が出ないんですよ。

    値段はともかくなんですけど(笑)、これぞ長距離ライドの決定版と言い切ってしまえる出来栄えでした。

    今までDomaneはちょっと乗り味的に好みじゃなくて……と思っていた方ほど、この変化にびっくりするんじゃないでしょうか?

    ロングライド、そしてしっかりとヒルクライムも楽しむサイクリストの方にこそ、ぜひ新しいDomaneを試してほしいなと思っています。

    森田がDomane SL 6 AXS Gen 5をさらに詳しく実走レビュー

    Gen 4オーナーの森田が、Domane SL 6 AXS Gen 5を改めてじっくり試乗。新型フレームの軽快さや35Cタイヤ、SRAM Rival AXSを含め、完成車としての乗り味を詳しく紹介しています。

    Domane SL 6 AXS Gen 5のライドレビューを読む

    さいたま大宮店 四方|IsoSpeedがなくても快適性は大丈夫なのか?

    Domane Gen 5を試乗するさいたま大宮店スタッフ四方

    新型Domaneを初めて見たときに思ったのが、「Domaneの代名詞ともいえるIsoSpeedがなくて、快適性は大丈夫なのか?」ということ。

    ただ試乗してみると、その心配は杞憂だったのがすぐに分かりました。

    SLグレードもSLRグレードもそれぞれ乗り込みましたが、Domaneらしい快適性は健在。一緒に開発されたシートポストとハンドルが合わさると、「本当にIsoSpeed付いてないの?」ってつい確認したくなるほど快適でした♪

    それだけではありません!

    IsoSpeedやストレージボックスがなくなったことやフレーム形状が見直されたことで軽量化され、MadoneやÉmondaのような軽快感も楽しめるようになっているのです。

    漕ぎ出しは軽やかでいて、スピードに乗せるとどんどん加速する力強さも持ち合わせています。

    振動が少ないだけでなく、漕げば漕ぐほどどんどん進む感じは、思わず笑みがこぼれて思いっきり乗り回したい気持ちにさせてくれます。

    試乗した各モデルでは35Cの太さのタイヤが採用されていましたが、太さが気になることもなく、むしろこの太さがDomaneにとって正解なんだと素直に感じました。

    その反面、40Cのグラベル用タイヤなどに交換して楽しむのも面白いのでは? とワクワクする部分もあります。もちろん30Cなどでスピード感を高めるのも面白いと思います。

    SLRはMadoneと同じようにOCLV900へとカーボングレードもアップしていますが、レーシーな乗り心地ということはなく、良い意味でSLグレードに近い感じに仕上がっていると感じました。

    もちろんSLグレードに比べてより軽量に仕上がっているので、とことん快適で軽量なモデルにして楽しみたいという方にもオススメできるグレードですね。

    SLRシリーズであればProject Oneにも対応しているので、自分好みのカラーに仕上げることもでき、より特別感も楽しめると思います。

    SLグレードでは最新の11速Tiagraモデルから、フロントシングル×リア13速仕様のモデルまで幅広く展開しているので、ご予算や楽しみ方に合わせて選びやすくなっております。

    各店に展示販売モデルもありますので、各店スタッフまでお気軽にご相談ください。

    三郷店 最上|とにかく快適そのもの!!

    Domane Gen 5を試乗する三郷店スタッフ最上
    とにかく快適そのもの!!

    試乗はDomane SL 5(Mサイズ)で、エッジの効いた乗り味というよりも、素直にグングン進んで加速していく感じでした。

    ジオメトリーに大幅な変化はないものの、専用ハンドルで視界も高く、コントロールのしやすさも後押ししています。

    もちろんハイエンドのSLRも試乗しましたが、試乗時の平地走行においてはSLとの差はかなり埋まっている印象でした。

    快適性のスペック上の理由としては700×35Cのタイヤで直径も増え、路面の凹凸を感じにくくなっているということもあります。

    ただ、そのタイヤのヨレに負けないフレーム設計で、ダンシングでもグイグイと加速していきます。

    また、今作のGeneration 5からショートクランクを採用し、試乗したMサイズでは165mm。シッティングで走行するロングライドなどにはもってこいかと思いました。

    あえてのグラベル(砂利道)走行でも跳ねることなく安定して走れたので、最大40Cのタイヤを装着しての林道や緑道などでも楽しめそうです。

    そして、まさか!? の軽量化。

    同スペックのMadoneやÉmondaと比べても軽いです。

    度重なるテストや研究の結果、カーボンの積層を見直すことで振動を抑えることに成功し、もはやアイデンティティとも思えたIsoSpeedをなくし軽量化を果たしました。

    ロングライドやツーリングなどでは悪路あり、峠ありなんてこともありますが、新型Domaneならどんなシーンでも使えます。

    すべての機構がスピードに由来しないところでも機能するので、どんな方にもマッチするフレームです。

    最上がDomane SL 4 Gen 5をさらに詳しく実走レビュー

    ロングライド経験も豊富な最上が、エントリーグレードのSL 4を実走。新型Tiagraを含む完成車の乗り味や、長く付き合うロードバイクとしての魅力を詳しく掘り下げています。

    Domane SL 4 Gen 5のライドレビューを読む

    戸田彩湖店 中村|「1日中乗っていたい。」

    Domane Gen 5を試乗する戸田彩湖店スタッフ中村
    「1日中乗っていたい。」新型Domaneに乗っているときに、ロングライダーの私が真っ先に思ったことです!

    TREKの試乗車でそのまま家に帰ろうかと思いました(笑)。

    こういうバイクを待っていました!! TREK大好き!! BIG LOVE!!

    端的に新型Domaneを説明すると、「過去のDomaneのいいところを全部残して、短所がなくなった。」

    そんな引き算でできた新型Domaneですが、モデルとグレードごとにかなり味付けに差があり、ライダーのニーズに応えられるものになっています。

    Domane SLRはTREKの象徴Madone SLRと同じくトップグレードのOCLV900カーボンを使用しながらも、Madoneのようなバキバキに進むレーシングバイクのようにはならず、カーボンの積層の面白いところで、かなりバネ感の強い、小気味よくグングン進むリズミカルに乗るバイクに仕上がっています。

    重量面では下手なクライミングバイクより全然軽く仕上がっていて、何も知らされずに「これ新型Émonda」と言われて渡されたら勘違いする人もいるかもしれないレベルです(笑)。

    試してこそいませんが、多分MadoneよりDomaneの方が、私はバイクの進ませ方の相性的にヒルクライムのタイムが出そうです。

    肝心の快適性ですが、フレームの特にトップチューブとシートステイが積極的に振動をいなしている印象があり、新型ハンドルとシートポストも相まって、「ホントにIsoSpeed付いてないの?」ってくらいには快適性が確保されています。

    対してDomane SLはかなり幅広い層に愛される懐の広いバイクになっていて、カスタム次第でどんな乗り方もできるオールロードに仕上がっています。

    ヒルクライムもÉmonda SLより軽いですし、車体剛性もOCLV500カーボンとカーボン積層のしっかりしたタメと伸びのメリハリがあり、エンデュランスロードにありがちなへにゃへにゃした感じもありません。

    TREKの試乗車であることを完全に忘れて試乗コースを外れ、河川敷の砂利道をガンガン走ってみましたが、かなりコントロール性が高く、ちょっとしたグラベルなら普通にこなせました(笑)。

    体感、伊豆大島の裏砂漠ぐらいなら余裕で行けます!!

    Domane SLは4〜7のグレード展開で、予算や用途に合わせてチョイスできるのもグッドです!

    中村がDomane SL 5 Gen 5をさらに詳しく実走レビュー

    ロングライド好きの中村が、機械式105を搭載したSL 5を実走。軽量化で変わった走りや35Cタイヤの感触など、実際に乗って分かった魅力を詳しくまとめています。

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    所沢店 鶴見|Less in, More Outは第5世代でも健在

    Domane Gen 5を試乗する所沢店スタッフ鶴見

    初代Domaneから始まったLess in, More Out(より少ない入力で、より大きなパワーを生み出す)コンセプトを、第5世代Domaneも明確に引き継ぎ、快適性をそのままに軽量化を果たしたことで、性能にさらに磨きがかかっているのを実感しました。

    軽量化したことで漕ぎ出しの軽やかさは、一瞬「軽量オールラウンダーに乗っているのか」と錯覚するほど。特にダンシングしたときに、車体上部が軽くなったことをとても実感できました。

    一方でIsoSpeedを搭載していた第4世代と同様に快適性は非常に高く、テスト区間内のちょっとしたグラベルやアスファルトの段差では、このバイクの本領である「Less in」を体感できました。

    路面からの角立ったショックが、角の取れた丸い「トントン」という振動に変換され、サドルやハンドルを通じて身体に届くストレスが明らかに少ないです。

    同時に新規開発されたRSLシートポスト、Bontrager Proライザーロードハンドルバーも、従来のTREKのカーボン製品よりしなりがあり、路面の段差に対して追従性が良いと感じたので、標準搭載されていないグレードやアルミバイクなんかにも最適だと思います。

    SLグレードとSLRグレードでは、平地をシッティングでくるくる回すと小さい差しか感じませんが、登りでは明らかにSLRが軽い。

    軽量バイクはパリッとした踏みごたえになりやすいと思っていましたが、入力に対して嫌な硬さはまったく感じず、力を逃さず受け止めてくれるのが感じられました。


    乗って分かった、Domane Gen 5が向いていそうな人

    6人の感想をまとめていくと、新型Domane Gen 5は単に「ロングライドが楽なロードバイク」という説明だけでは少し足りないように感じます。

    Gen 5の大きな魅力は、「快適性が欲しいから軽快さを諦める」というトレードオフがかなり小さくなったこと。

    ロングライドもしたい。でも登りも楽しみたい人

    100km、150kmと距離を伸ばすなら快適性は欲しい。

    でも、そのルートに峠が入った途端に「今日は重たいな……」と思うのは嫌。

    今回の試乗では、平地での安定感と荒れた路面への強さを持ちながら、登りやダンシングでも車体を動かしやすくなったことを複数のスタッフが感じています。

    これまでのDomaneを「少し重厚」と感じていた人

    Domaneの快適性は好き。でも、もう少し軽快に走りたい。

    そんな方には特に一度乗ってもらいたいモデルです。

    金丸の「あれ? Domaneってこんなに軽かったっけ?」という第一印象は、この変化をかなり象徴しています。

    舗装路だけに遊び方を限定したくない人

    普段は舗装路中心。

    でも、旅先で砂利道が出てきたり、河川敷や林道、緑道へちょっと入ってみたくなったりする。

    今回の試乗では複数のスタッフが実際に砂利道を走り、安定感やコントロール性の高さを感じています。

    本格的なグラベルバイクとは役割が異なりますが、「舗装路だけにルートを縛られたくない」という使い方とは非常に相性が良さそうです。

    MadoneとDomaneで迷っている人

    速く走る楽しさにも惹かれる。でもロングライドでの快適性や姿勢も大切にしたい。

    Gen 5ではDomane側の軽快感が大きく高まったことで、この迷いは以前より面白くなったように思います。

    MadoneとDomaneはどちらを選ぶ?それぞれの違いを詳しく見る


    変更点・モデル選びは別記事で詳しく解説

    この記事では、あえてDomane Gen 5の細かなスペック説明やSL 4〜SL 7の装備比較を深掘りしませんでした。

    理由は、「何が変わったのか」「どのモデルを選べばいいのか」「実際に乗るとどう感じるのか」は、それぞれ別の問いだからです。

    一つの記事ですべてを説明するのではなく、今迷っていることに合わせて必要な記事を読んでみてください。


    最後は自分で乗って確かめてほしい

    ここまで6人分の感想をご紹介しておいてなんですが、最後に一番大切なことを。

    乗り心地は、人によって違います。

    体格も、柔軟性も、普段乗っている自転車も、好きなペダリングも違います。

    あるスタッフが「ものすごくしなやか」と感じたものを、別の方は「意外としっかりしている」と感じるかもしれません。

    だから今回の6人の感想は、「これが正解」という答えではなく、皆様が実際に試乗するときの判断材料として使ってもらえたらと思っています。

    試乗するときは、ぜひこんなところも意識してみてください。

    • 最初の漕ぎ出しが軽く感じるか
    • 小さな段差を越えたとき、手やお尻へどんな振動が来るか
    • ダンシングしたときに車体を振りやすいか
    • 35Cタイヤを「重い」と感じるか、それとも「安心」と感じるか
    • ブラケットを持った姿勢が自然か
    • 「もう少し乗っていたい」と感じるか

    最後の「もう少し乗っていたい」は、スペック表には載っていません。

    でも、長く付き合う自転車を選ぶうえでは、とても大切な性能だと思います。

    Bike Plusではサイズフィッティング(サイズ確認)もいつでも承っております。

    もちろん実際に乗って試せる試乗車も各店でご用意していますので、気になる方はお気軽に各店スタッフまでご相談ください!


    Domane Gen 5実走レビュー|よくある質問

    IsoSpeedがなくなったDomane Gen 5は、本当に快適ですか?

    今回試乗したBike Plusスタッフからは、IsoSpeed廃止によって快適性が大きく低下したという感想はありませんでした。タイヤ、フレーム、シートポスト、ハンドルなど車体全体で振動を受け止める印象で、Domaneらしい安心感はしっかり残っています。ただし乗り心地の感じ方には個人差があるため、できれば実車での試乗をおすすめします。

    35Cタイヤはロードバイクとして重たく感じませんか?

    今回35C仕様を試乗したスタッフからは、タイヤの太さによる鈍重さを強く感じたという声はありませんでした。荒れた舗装では、むしろエアボリュームによる安定感や路面追従性がメリットとして感じられています。

    Domane SLとSLRでは、実際の乗り味にも違いがありますか?

    今回両方へ乗ったスタッフからは、平地を一定ペースで走ると差が小さく感じられる一方、登りやダンシング、ペダルへ力を加えたときにはSLRの軽さや反応の良さを感じやすいという声がありました。一方でSL自体の完成度も非常に高く、SLRがすべての方に必要という意味ではありません。

    Domane Gen 5とGen 4の違いはどこで確認できますか?

    IsoSpeedの廃止、軽量化、タイヤクリアランス、ポジションなど、Gen 4からGen 5への変更点は別の比較記事で詳しく解説しています。本記事では実際に試乗したスタッフの乗り味の感想を中心に紹介しています。


    まとめ|「快適なDomane」から、「もっと乗り回したくなるDomane」へ

    今回、Bike Plusのスタッフ6人で新しいDomane Gen 5へ乗りました。

    乗る前に一番気になっていたのは、やはりIsoSpeedがなくなったことでした。

    でも、実際に試乗を終えて出てきたのは、IsoSpeedの話ばかりではありません。

    「軽い」

    「よく進む」

    「35Cなのに重たくない」

    「このままもっと走りたい」

    そんな言葉が、スタッフそれぞれから出てきました。

    もちろんDomaneらしい快適性は大切です。

    でも、Gen 5の面白さは「身体に優しいこと」だけではないと思います。

    快適だから、もう少し先まで行ける。

    軽いから、登りがあってもルートから外さなくていい。

    太いタイヤだから、舗装が終わってもすぐ引き返さなくていい。

    快適性そのものを目的にするのではなく、「今日はどこまで行こう?」という選択肢を増やすための快適性になった。

    それが、今回実際に乗って感じた新しいDomane Gen 5です。

    今までDomaneに乗ってきた方はもちろん、

    「Domaneは快適そうだけど、自分にはちょっと大人しいかな」

    そう思っていた方にこそ、一度乗ってみてほしいと思います。

    もしかすると最初のひと漕ぎで、金丸と同じ言葉が出るかもしれません。

    「あれ? Domaneってこんなに軽かったっけ?」

    ぜひBike Plus店頭で、ご自身の身体と感覚で確かめてみてください。

    気になったら、まずはお近くのBike Plusへ。

    Domane Gen 5のサイズ選びやモデル選びはもちろん、 「自分の乗り方ならSLとSLRのどちらが合う?」 「Madoneと迷っている」といったご相談も大歓迎です。

    実車を見て、可能であれば実際に乗ってみながら、 ご自身に合う一台を一緒に探していきましょう。

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    この記事を書いた人

    Bike Plusスタッフとして、日頃の接客や整備、ライドなどの実体験をもとに記事を執筆しています。

    ダイエットから自転車屋になった店長 バイクプラスさいたま大宮店 業界歴17年

    ダイエット目的で始めたロードバイクの魅力にすっかり取りつかれ、未経験から自転車業界へ。現在もロードバイクを中心にサイクリングを楽しんでいます。お客様一人ひとりに合った、快適で楽しいサイクリングライフをサポートすることを大切にしています。


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