FINISH LINE BOOSTED BioGrease 110g / 457g
水に強く、低フリクション。サスペンションや高性能ベアリングのための植物由来グリス。
FINISH LINE(フィニッシュライン)BOOSTED BioGreaseは、植物由来オイルをベースに開発されたNLGI 1グレードの高性能バイク用グリスです。
サスペンションシステム、セラミックベアリング、高回転ベアリングなど、滑らかな動きと低いフリクションが求められるパーツを主な用途として設計されています。
優れた耐水性と防錆・防食性能を備え、雨天走行や洗車、水分の影響を受けやすい環境でもパーツを保護。幅広い温度域で安定した潤滑性能を発揮し、ガスケットやOリングにも使用できます。
サスペンションと高性能ベアリングに、低フリクション+高耐水のグリスを。
植物由来オイルを使用したNLGI 1グリス。水を弾き、腐食や摩耗を抑えながら、サスペンションや高回転ベアリングの滑らかな動きをサポートします。
サスペンション・高回転ベアリングを意識した高性能グリス
自転車用グリスは、すべて同じではありません。
大きな荷重を受けながら長期間パーツを保護することを重視するグリスもあれば、動きの軽さやフリクションの低減を重視するグリスもあります。
BOOSTED BioGreaseは後者の性格が強く、Finish Lineは特にサスペンションシステム、セラミックベアリング、高回転ベアリングでの使用を想定しています。
低フリクションで滑らかな動きを得ながら、水分や腐食からパーツを保護したい場面に適しています。
NLGI 1グレードで滑らかな動きをサポート
BioGreaseはNLGI 1グレードのグリスです。
サスペンションや高回転するベアリングなど、グリスによる抵抗をできるだけ抑えながら、必要な潤滑被膜を維持したい用途を考えて設計されています。
Finish LineはBioGreaseを「ultra-low friction」のグリスとして位置づけており、精密な可動部のスムーズな動きを重視しています。
サスペンション整備に使える
サスペンション内部では、シール、ブッシュ、ハードウェアの接触部など、圧力を受けながら繰り返し動く箇所があります。
適切なグリスを使用することで摩擦を抑え、水分の侵入や腐食を防ぎ、組み付け時や作動時の滑らかさを維持しやすくなります。
BioGreaseはそのようなサスペンションのサービス・組み立て用途を想定して開発され、ガスケットやOリングにも安全に使用できる処方です。
サスペンション整備では、フォークやショックメーカーの指定を優先してください。
サスペンションには箇所ごとに専用グリスや指定潤滑剤が設定されている場合があります。BioGreaseを使用する前に、各メーカーのサービスマニュアルをご確認ください。
セラミック・高回転ベアリングにも
BioGreaseは、高性能セラミックベアリングや高回転で使用されるベアリングにも適したグリスです。
グリスそのものによる抵抗を抑えながらベアリング内部を潤滑し、水分の侵入や腐食からパーツを保護します。
ベアリングの滑らかな回転を重視するロードバイクや、高性能なハブ・ベアリングシステムなどにも選択肢になります。
また、シールドベアリングの外側へ薄くグリスを塗布することで、水や汚れの侵入を抑える補助的なバリアとしても使用できます。
水を弾き、錆や腐食からパーツを守る
ベアリングやサスペンションにとって、水分は大きな敵です。
雨天走行やバイク洗浄、水たまりや泥のあるグラベル・MTBライドなどでは、水分がシール周辺やパーツ内部へ入り込む可能性があります。
BioGreaseは高い耐水性を備え、水を弾きながら金属部品を錆や腐食から保護します。
ウェットコンディションを走るMTBやグラベルバイク、洗車頻度の高いバイクにも相性の良いグリスです。
高い圧力にも耐え、焼き付きや固着を抑える
BioGreaseは耐水性だけでなく、高い圧力がかかる環境でパーツを保護する性能も考慮されています。
日本のFinish Lineでは、BioGreaseの特徴として高圧耐性と焼き付き防止(アンチシーズ)を挙げています。
金属同士の接触部分を潤滑・保護することで、荷重による摩耗や腐食、長期間使用したパーツの固着を抑えるのに役立ちます。
約-34℃から121℃までの広い温度域に対応
グリスは温度によって硬さや潤滑特性が変化します。
BioGreaseは、Finish Line公称で-30°F〜250°F(約-34℃〜121℃)という広い温度範囲で性能を維持するよう設計されています。
寒い環境で極端に動きを重くしにくく、高温になる環境でも潤滑性能を安定させることで、サスペンションや高回転ベアリングを幅広い条件でサポートします。
Oリングやガスケットにも対応
サスペンションや一部の精密パーツでは、金属だけでなくOリングやガスケットなどのシール材にもグリスが触れます。
BioGreaseは、Finish LineによってガスケットやOリングに安全なグリスとして設計されています。
低フリクションだけでなく、サスペンションサービスで使用するグリスとしてシール類への適合性まで考えられているのがポイントです。
Premium Greaseとはどう使い分ける?
Finish Lineには、定番のPremium Greaseもラインナップされています。
| BOOSTED BioGrease | Premium Grease | |
|---|---|---|
| 得意な用途 | サスペンション / 高回転・セラミックベアリング | 一般的なバイク整備 / 高荷重部 |
| 重視する性能 | 低フリクション / 耐水性 / 精密部品との適合性 | 耐久性 / 耐圧性 / 防錆・防食 |
| 代表的な用途 | サスペンションサービス / 高性能ベアリング | ヘッドセット / ハブ / BB / ネジ部など |
| ベース | 植物由来オイル | 合成グリス |
一般的な組み立てや高荷重部を中心に幅広く使いたいならPremium Grease。
サスペンションや高回転ベアリングで、より低いフリクションやシール類との適合性を重視するならBioGreaseという使い分けが分かりやすいでしょう。
BioGreaseは「Premium Greaseの植物由来版」というだけではありません。
Finish Line自身が、サスペンションや高効率ベアリングなど、より低フリクションを重視する用途へBioGreaseを位置づけています。
カーボンパーツの固定にはFiber Gripを
BioGreaseは高性能なバイク用グリスですが、すべての接触面へグリスを使用するわけではありません。
カーボン製シートポストやハンドル、ステムなど、クランプ部で摩擦を確保する必要があるカーボン同士、またはカーボンと金属の接触面には、通常のグリスではなく専用のアッセンブリーペーストを使用します。
Finish Lineでは、そのような箇所にFiber Gripを推奨しています。
植物由来でも、性能を妥協しない
BOOSTED BioGreaseは、持続可能な方法で調達された植物由来オイルと高性能添加剤を使用しています。
石油系オイル、PFAS、VOCを使用せず、非毒性で強い刺激臭を抑えた処方です。
さらにFinish Lineは、BioGreaseについて土壌に接触した場合、28日以内に60%以上が分解する生分解性処方としています。
ただ環境負荷を抑えるだけではなく、低フリクション、耐水性、防錆・防食性能、幅広い温度対応といったグリスとしての性能も追求しています。
植物由来だから選ぶのではなく、高性能グリスとして選べる。
サスペンションや高回転ベアリングに求められる低フリクションと耐水性を備えながら、石油系オイルやPFASを使用しない次世代グリスです。
BOOSTED BioGreaseの使い方
- 古いグリス、汚れ、水分を取り除き、施工箇所をきれいにします。
- 接触面へBioGreaseを均一に塗布します。
- パーツを通常どおり組み付けます。
- ボルト類は自転車・パーツメーカー指定のトルクで締め付けます。
- 組み付け後にはみ出した余分なグリスを拭き取り、汚れの付着を防ぎます。
- 定期メンテナンス時に状態を確認し、必要に応じて再施工します。
サスペンションや特殊なベアリングへ使用する場合は、それぞれのパーツメーカーが指定する整備方法、使用箇所、グリスの種類を確認してから作業してください。
こんな方におすすめ
- サスペンションのオーバーホールや定期整備を行う方
- セラミックベアリングや高回転ベアリングを使用している方
- ベアリングの回転抵抗をできるだけ抑えたい方
- 雨や泥、水分の多い環境で自転車に乗る方
- MTBやグラベルバイクのメンテナンスを行う方
- 防錆・防食性能を重視する方
- Oリングやガスケットに対応したグリスを探している方
- 植物由来で高性能なバイク用グリスを選びたい方
- 自宅で本格的なオーバーホールを行う方
スペック
| 容量 | 商品コード | POSコード |
|---|---|---|
| 110g | TOS16600 | 0036121974340 |
| 457g | TOS16601 | 0036121974357 |
| 商品名 | FINISH LINE BOOSTED BioGrease |
|---|---|
| タイプ | 高性能バイク用グリス |
| 容量 | 110g / 457g |
| ベース | 植物由来オイル |
| NLGIグレード | NLGI 1 |
| 主な用途 | サスペンションシステム / セラミックベアリング / 高回転ベアリングなど |
| 主な性能 | 低フリクション / 高耐水性 / 防錆・防食 / 高圧耐性 / 焼き付き防止 |
| 使用温度範囲 | -30°F〜250°F(約-34℃〜121℃) |
| Oリング・ガスケット | 対応 |
| 石油系オイル | 不使用 |
| PFAS | 不使用 |
| VOC | 不使用 |
| 生分解性 | 土壌に接触した場合、28日以内に60%以上が分解(メーカー公称) |
※サスペンションや特殊なベアリングに使用する場合は、各パーツメーカーのサービスマニュアルおよび指定潤滑剤をご確認ください。
※カーボンパーツのクランプ面には通常のグリスではなく、用途に適したアッセンブリーペーストをご使用ください。
※組み付け後にはみ出した余分なグリスは、汚れの付着を防ぐため拭き取ってください。
※生分解性に関する数値はFinish Line公式の公称値です。
※商品の価格や仕様は予告なく変更になることがあります。あらかじめご了承ください。
よくある質問
BOOSTED BioGreaseはどんなグリスですか?
植物由来オイルをベースにしたNLGI 1グレードの高性能バイク用グリスです。特にサスペンションシステム、セラミックベアリング、高回転ベアリングなど、低フリクションと高い耐水性が求められる用途を想定して設計されています。
サスペンションの整備に使えますか?
はい。BioGreaseはサスペンションサービスを主な用途のひとつとして開発されています。Oリングやガスケットにも対応しています。ただし、フォークやリアショックによって指定グリスが異なる場合があるため、必ず各メーカーのサービスマニュアルをご確認ください。
セラミックベアリングにも使えますか?
はい。Finish LineはBioGreaseをセラミックベアリングや高回転ベアリング向けに設計しています。低フリクションの潤滑と耐水・防錆性能を両立しています。
Premium Greaseとの違いは何ですか?
Premium Greaseはヘッドセット、ハブ、BB、ネジ部など一般的な自転車整備に幅広く使えるグリスです。BioGreaseはサスペンションや高回転・セラミックベアリングなど、より低いフリクションや精密部品との適合性を重視した用途に向いています。
雨や洗車に強いですか?
はい。BioGreaseは高い耐水性を備え、水を弾きながら錆や腐食からパーツを保護するよう設計されています。雨天走行や洗車、水分の影響を受けやすいMTBやグラベルバイクにも適しています。
Oリングやゴムシールに使用できますか?
はい。Finish LineはBioGreaseをガスケットやOリングに安全なグリスとして案内しています。サスペンションなどシール材を使用するパーツにも配慮した処方です。
カーボンシートポストやハンドルの固定にも使えますか?
クランプ部で摩擦を確保する必要があるカーボンパーツには、通常のグリスではなくカーボン用アッセンブリーペーストを使用してください。Finish Lineではそのような用途にFiber Gripを推奨しています。
110gと457gはどちらがおすすめですか?
個人での定期メンテナンスやオーバーホールには110gが使いやすいサイズです。複数台の整備やサスペンションサービスを頻繁に行う方、ショップでの使用には457gが適しています。
BioGreaseは生分解性ですか?
Finish LineはBioGreaseを生分解性処方としており、土壌に接触した場合、28日以内に60%以上が分解するとしています。また、石油系オイル、PFAS、VOCを使用していません。