Trek Procaliber 9.5 Gen 3 2027年モデル
Procaliber 9.5 Gen 3とは?
OCLV MountainカーボンフレームとIsoBow、120mmエアサスペンション、Shimano Deore 1×12速、ドロッパーポストを組み合わせた、速さと快適性を両立するカーボンXCハードテールです。
Procaliber 9.5 Gen 3は、登りを軽快に駆け上がり、シングルトラックを速く走れる本格的なカーボンハードテールを、手の届きやすい構成で楽しめるクロスカントリーマウンテンバイクです。
軽量なOCLV Mountainカーボンフレームに、路面からの振動を和らげるIsoBowを採用。ハードテールらしい鋭い加速とペダリング効率を保ちながら、荒れた路面でも走り続けやすい快適性を備えています。
フロントには120mmトラベルのRockShox Judy Goldエアサスペンションを搭載。Shimano Deore 1×12速ドライブトレイン、サイズ別ストロークのBontrager Line Dropper、29×2.40インチのMaxxis Rekon Raceも標準装備しています。
XCレースへの挑戦はもちろん、里山トレイル、常設MTBコース、長距離のオフロードライドまで幅広く楽しめる、価格と走行性能のバランスに優れたカーボンXCバイクです。
Procaliber 9.5 Gen 3の注目ポイント
Procaliber 9.5 Gen 3の魅力は、カーボンハードテールの軽さと反応性に、IsoBowによる快適性と120mmフォークによる下りの余裕を組み合わせていることです。
速く登るための効率を重視しながら、荒れたシングルトラックでも後輪の接地感を保ちやすく、ドロッパーポストを使って下りでも体を自由に動かせます。
軽量で反応性に優れたOCLV Mountainカーボンフレーム
フレームには、TREKがマウンテンバイクのために開発したOCLV Mountainカーボンを採用しています。
ペダルを踏み込んだ力を効率よく推進力へ変える高い剛性と、登りや加速で違いを感じやすい軽さを両立。レーススタート直後の加速や急勾配の登りでも、ハードテールらしいダイレクトな反応を楽しめます。
ガイド付き内蔵ケーブルルーティングにより、ワイヤー類をすっきり配置しながら、交換や整備のしやすさにも配慮されています。
リアエンドにはBoost148規格を採用し、コーナリングや荒れた路面でもホイール周辺の剛性を確保。軽快さだけでなく、狙ったラインを正確に走りやすい操作性も備えています。
フレームの主な特徴
- 軽量なOCLV Mountainカーボン
- 振動吸収性を高めるIsoBow
- ガイド付き内蔵ケーブルルーティング
- リアはBoost148規格
- ラック&アクセサリーマウントを装備
- バランスドポストマウントブレーキ
IsoBowがハードテールの速さと快適性を両立
Procaliber Gen 3を象徴するIsoBowは、左右のシートステーをシートチューブの両脇から前方へ弓状に伸ばしたTREK独自のフレーム構造です。
長く設計されたシートステーが板バネのように上下方向へわずかにしなることで、後輪から伝わる細かな振動や突き上げを和らげます。
一般的なカーボンハードテールと比べて体への負担を抑えやすく、荒れた路面でも後輪のトラクションを保ちやすいのが特徴です。
リアサスペンションのように大きく動く構造ではないため、ハードテールならではの軽さとペダリング時のダイレクトな反応はそのまま。長い登りや距離のあるXCレースでも、効率よく走り続けられます。
IsoBowのメリット
- 後輪から伝わる細かな振動を和らげる
- 荒れた路面で後輪の接地感を保ちやすい
- 長時間走行での体への負担を抑えやすい
- リアサスペンションを使わず軽量性を維持
- ハードテールらしい反応性を損ないにくい
120mmのRockShox Judy Goldが下りの安心感を高める
フロントフォークには、RockShox Judy Goldを搭載しています。
ライダーの体重や好みに合わせて空気圧を調整できるSolo Airスプリングを採用し、120mmのサスペンショントラベルが木の根、岩、段差からの衝撃を吸収します。
一般的な100mmトラベルのXCバイクよりも下りで余裕を持たせやすく、急な斜面や連続する段差でも前輪の接地感を保ちやすい設計です。
舗装路や長い登りではTurnKeyロックアウトを使ってフォークの動きを抑え、ペダリングによる沈み込みを減らせます。
120mmフォークのメリット
- 木の根や岩から受ける衝撃を吸収
- 100mmフォークより下りで余裕を持ちやすい
- 荒れた路面で前輪の接地感を保ちやすい
- 空気圧を体重や好みに合わせて調整可能
- ロックアウトで登りの効率を高められる
10-51Tのワイドレンジを備えたShimano Deore 12速
ドライブトレインには、耐久性と安定した変速性能に定評のあるShimano Deore 1×12速を採用しています。
フロントシングルのシンプルな構成に、10-51Tのワイドレンジカセットを組み合わせることで、急勾配の登りでは軽いギアを選びやすく、平坦路や下りではしっかりスピードを伸ばせます。
フロントディレイラーの操作が不要なため、変速は右手だけで完結。トレイルではライン取りやブレーキ操作に集中しやすくなります。
最大38Tのチェーンリングに対応しているため、脚力や走るコースに合わせて、より高速寄りのギア構成へ変更することも可能です。
1×12速ドライブトレインのメリット
- 変速操作がシンプルで迷いにくい
- 10-51Tの幅広いギアレンジ
- 急な登りでも軽いギアを選びやすい
- フロント変速機がなくトラブルを抑えやすい
- 最大38Tチェーンリングに対応
サイズ別ドロッパーポストで下りも自由に動ける
Procaliber 9.5 Gen 3には、ハンドルのレバー操作でサドル高を瞬時に変更できるBontrager Line Dropperを標準装備しています。
下りや急斜面へ入る前にサドルを下げることで、バイクの上で体を前後左右へ動かしやすくなり、低い重心を保ちながら安定して走れます。
急な下り、タイトなコーナー、段差のある路面でも腰を引きやすくなり、コントロール性と安心感が大きく向上します。
トラベル量はフレームサイズに合わせて設定され、Sサイズは100mm、M・ML・Lサイズは150mm、XLサイズは170mmです。
サイズ別ドロッパートラベル
- S:100mmトラベル
- M・ML・L:150mmトラベル
- XL:170mmトラベル
29×2.40インチのMaxxis Rekon Race
タイヤには、転がりの軽さとトレイルでのグリップ力をバランスよく備えたMaxxis Rekon Raceを採用しています。
29×2.40インチのワイドなタイヤが荒れた路面でも高い接地感を生み、登りではトラクションを確保しながら、下りやコーナリングでも安定した走りを支えます。
サイドウォールを保護するEXOケーシングを採用し、岩や木の根が多いトレイルでの耐久性にも配慮されています。
クロスカントリーレースだけでなく、里山トレイルや長距離のオフロードライドにも使いやすいタイヤです。
Rekon Raceの特徴
- 転がりの軽さとグリップ力を両立
- 29×2.40インチの高い接地感
- 登りでトラクションを得やすい
- コーナリングや下りで安定しやすい
- EXOケーシングによるサイド保護
チューブレスレディ対応で走りをアップグレード
Bontrager KoveeリムとMaxxis Rekon Raceタイヤは、チューブレスレディに対応しています。
チューブレス化すると、チューブ入りよりも低い空気圧に設定しやすくなり、タイヤが路面を捉えるグリップ力や、細かな凹凸を吸収する快適性を高められます。
リム打ちによるパンクのリスクを抑えやすく、シーラントが小さな穴を塞ぐため、トレイルライドでの耐パンク性能向上にも効果的です。
TLRリム、TLRタイヤ、TLRリムストリップは標準装備されています。実際にチューブレス化する際は、対応バルブやシーラントなどが必要になる場合があります。
チューブレス化のメリット
- 低い空気圧に設定しやすい
- グリップ力を高めやすい
- 細かな振動を吸収しやすい
- リム打ちパンクを抑えやすい
- 小さな穴をシーラントが塞ぐ
Shimano MT200油圧ディスクブレーキ
ブレーキには、Shimano MT200油圧ディスクブレーキを搭載しています。
軽いレバー操作で安定した制動力を発揮し、長い下りや濡れた路面でもスピードをコントロールしやすい仕様です。
油圧式はワイヤー式よりも引きが軽く、少ない力でブレーキを調整しやすいため、初めて本格的なトレイルへ挑戦する方にも扱いやすい構成です。
ローター径はサイズや前後の仕様により160mmまたは180mm。フレーム側は最大180mmローターに対応しています。
サイズに合わせて最適化されたコックピット
ハンドル幅、ライズ量、ステム長、ドロッパーポストのトラベル量は、フレームサイズに合わせて設定されています。
Sサイズには720mm幅・5mmライズのハンドルバーを採用し、Mサイズ以上には750mm幅・15mmライズのハンドルバーを装備しています。
ステム長もSサイズの50mmからXLサイズの80mmまで段階的に設定され、フレームサイズごとに自然なハンドリングを引き出せるよう配慮されています。
XCレースから長距離トレイルまで幅広く活躍
Procaliber 9.5 Gen 3は、クロスカントリーバイクらしい軽さとペダリング効率に、120mmフォークとドロッパーポストによる下りの対応力を組み合わせています。
XCレース、里山トレイル、常設MTBコース、林道ツーリングなど、一台でさまざまなオフロードライドを楽しめます。
フレームにはラック&アクセサリーマウントも備わっているため、荷物を積載するロングライドやバイクパッキングにも対応できます。
レース志向のライダーだけでなく、初めてのカーボンMTBとして長く乗れる高性能な一台を選びたい方にもおすすめです。
こんな方におすすめ
おすすめのライダー
- 軽量なカーボンハードテールでXCレースに挑戦したい方
- 登りや加速でダイレクトに反応するMTBを探している方
- ハードテールの軽さを保ちながら快適性も重視したい方
- 120mmフォークで下りの安心感も確保したい方
- ドロッパーポスト付きの本格XCバイクを選びたい方
- 里山トレイルや常設MTBコースを幅広く楽しみたい方
- 初めてのカーボンMTBとして長く乗れる一台を選びたい方
- 価格とカーボンフレームの走行性能を両立したい方
サイズチャート
以下は、ライダーの身長と股下をもとにした推奨サイズの目安です。
マウンテンバイクは、身長だけでなく、腕や股下の長さ、柔軟性、経験、走りたいコースによって適したサイズが変わります。
特にM・ML・Lサイズ付近は適応身長が重複しているため、俊敏な操作性を重視するか、高速走行時の安定感を重視するかによっても選び方が変わります。
小さめのサイズはバイクを振り回しやすく、タイトなコーナーや低速での操作を重視する方に向いています。大きめのサイズはホイールベースが長くなり、高速走行や下りで安定感を得やすくなります。
サイズ選びに不安がある場合は、 失敗しない股下計測方法 をご確認ください。
※サイズチャートはメーカー公表値をもとにした目安です。体格、柔軟性、乗車姿勢、経験、使用目的によって適したサイズが異なる場合があります。
※サイズによってハンドル幅、ステム長、クランク長、ドロッパーポストのトラベル量などが異なります。
スペック
※スペックは個別に記載されていない限り、全サイズ共通です。価格・仕様はメーカー発表時点の情報であり、予告なく変更される場合があります。サプライチェーンの状況により、互換性のある部品へ予告なく変更される場合があります。
※タイヤサイズやブレーキローター径はサイズや仕様によって異なる場合があります。
※チューブレス化する場合は、対応バルブ、シーラントなどが必要になる場合があります。シーラントは定期的な点検と補充が必要です。
※重量はサイズ・カラー・仕様によって異なる場合があります。掲載重量はメーカー公表の参考値です。