2度の骨折「もう、自転車は無理かもしれない」それでも富士ヒルに挑戦する理由
2度の鎖骨骨折、3回の手術。それでも2026年、私は富士ヒルクライムに挑戦します。
これは速さの話ではありません。怪我をしても、また走りたいと思えた理由の話です。
「もう、自転車は無理かもしれない」
病室の白い天井を見上げながら、何度そう思ったか分かりません。1度目の骨折で心が折れかけ、ようやく復帰した矢先の2度目の不運。診断名は非情で、リハビリの日々は果てしなく遠く感じました。
しかし、2026年。わたくし港北店松野は、富士スバルラインのスタートラインに立とうとしています。
どん底からのリスタート
1度目の骨折は不運でしたが、2度目は正直、自分を責めました。「なぜ自分だけが?」という問いがループし、愛車は自宅で埃をかぶっていました。
- 2023年10月 右鎖骨骨折:ふじてんのMTBコースで落車
- 2023年11月 手術:鎖骨プレート固定
- 2024年12月 手術:プレート除去
- 2025年1月 右鎖骨再骨折:フットサルで接触
- 2025年2月 手術:再度プレート固定
2026年3月現在、鎖骨にはプレートが入った状態です。
ふじてんの森に散る・・・1回目の骨折
当日、MTBの楽しさにどっぷり浸かっていた私ですが、ついに「洗礼」を浴びてしまいました。
運命の「あの一瞬」
コースは中級ラインの「馬車道」。スピードもそこそこ乗っていて、ドロップが続くセクションでした。
「あ、ライン外れた」
と思った瞬間、フロントタイヤが弾かれ、視界が上下反転。スローモーションのように地面が迫ってきて、「ドンッ!」という鈍い衝撃。
右肩から地面に突き刺さるような落ち方でした。最終的には木に衝突・・・。
「あ、これは・・・」という直感
MTB乗りの間でよく聞く「鎖骨パッキリ」の感触です。アドレナリンが出ているはずなのに、嫌な汗が止まりませんでした。すぐに手術を決断。
フットサルで散る・・・2回目の骨折
プレート除去から1か月後。またかと…。身体の調子が上がってきた矢先でした。
フットサルで乗っかられるような形で接触。再骨折。
結果的に再手術。そこから不遇の1年を過ごし、鎖骨にプレートを残したまま現在に至ります。
2度の骨折、3回の手術を経て現在・・・
富士ヒル初挑戦という目標!
富士ヒルクライムは、ただのレースではありません。
全長24km、標高差1,255m。平均勾配5.2%。
一度も平坦にならない、淡々と脚を削られる道です。
今の私にとっては「自分がまだ戦えるか」を確かめる場です。
以前のように100%ではないかもしれません。
でも、「折れた骨は前より強くなる」という言葉を信じて楽しく走ろうと思います!
今年の目標:完走!無事に帰ること!
正直、タイムへのこだわりがゼロと言えば嘘になります。
「五合目まで、笑顔で、自分の足で辿り着くこと、無事に帰ること」
怪我をしたことで、五体満足で自転車に乗れることがどれほど幸せか、痛いほど分かりました。感謝しながら走ります。
怪我で自転車を諦めかけている方がいたら、店で声をかけてください。一緒にまた走る方法を考えます。
6月7日待ってろよ!富士山!
怪我をした自分でも、まだここまで来られた。
6月7日、証明しに行きます。
待ってろよ、富士山。

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