最速クロカンMTB「Supercaliber」登場!フルサスの走破性とハードテイルの軽さを両立
テクニカル、かつスピードが要求されるクロスカントリーレース。機敏にトレイルを走破する軽さ、そしてペダリングの力を効率よく変換できる反応性の高さだけでなく、荒れた路面においての車体の追従性、そして長時間レースバイクに乗り続ける中での疲れにくさなど様々な要素が求められます。 このような一見相反するようなレースでのニーズを高い次元でまとめた、まったく新しいコンセプトのトレック「スーパーキャリバー」が登場しました! フルサスなのか? それともハードテイルなのか? このバイクはある種のパラダイムシフトなのかも知れません。早速詳しくご紹介します。 マウンテンバイクの選び方↓ハードテールとフルサスペンションの良さを両立したXCレーサーバイク
フロント100mm・リア60㎜ストロークサスペンションユニットを採用
ペダリング効率がサスペンションユニットが装着される事で無駄になってしまう事は1秒を争うクロスカントリーレースでは避けたい状況です。
しかしフルサスの利点である登りでしっかり地面に食いつかせる事でトラクションを稼いだり、下る際の車体が飛び跳ねる挙動を抑える事が可能となるバイクコントール性の向上というメリットも持っています。段差での衝撃が直接身体に伝わらない事でライド中の疲労も軽減されるのでこういった要素も無視できるものではありません。
今回登場したスーパーキャリバーではクロスカントリーを想定したフロント100mm、そしてリア60mmのサスペンションユニットを採用しました。言うなればハードテイルモデルとフルサスモデルのすき間を埋める新しいカテゴリ―のマウンテンバイクと言えるでしょう。
今までにないコンセプトのリアサスユニット「ISO Strut」
トップチューブ直下にリアサスペンションが内蔵されるような独特の構造を採用
ISOストラットを搭載したスーパーキャリバーのフレームはフレーム、サスペンション、ハードウェア込みで1,950gと軽量に仕上がっている。
ハードテイルのような機敏さと反応の良さ
メインユニットのピボット部分はパーツを最小化した事で他社のクロカンレーサーモデルと比較してサスペンション周辺やリンク部分で力を掛けた際のよじれ、しなりを徹底的に排除しています。軽量化にも貢献し、サスペンションを動作させながらもペダリングロスを抑える事でハイペースでこなす上り坂やスプリントといったトルクが非常に強くかかる状況で真価を発揮します。
左側の通常の状態から、外部より力が加わる事で右側のようにチェーンステイが弓なりにしなる構造を採り入れている。
ボトルが2本収まるスペースが確保されているのでエンデュランスレースでも安心
ノックブロックを装着
スーパーキャリバーはFUEL EXシリーズなどでも採用されるノックブロックを採用しています。落車時などハンドルがオーバーステアリングした際にサスペンションフォークがフレームにヒットしないようヘッドパーツ内部にストッパーが内蔵されているのですがこの構造が「ノックブロック」。
ハンドルの切れ込みを防ぐ構造。もちろん走行中のハンドリングには全く影響ありません。
全フレームサイズで29インチホイールを採用
スーパーキャリバーでホイールサイズをフレームサイズに関わらず29インチホイールとしています。
テクニカルかつ高速化したクロスカントリーレースの照準を合わせた設計としているため、路面のギャップをより樂にこなせ、かつペダリングした際に無駄なく最大限の推進力を持つ29インチの利点を最大限生かす設計となっているのがポイント。
全モデルカーボンホイール採用そしてボントレガーのカーボンケア・プログラムに対応
機能だけでなく万が一の保証も手厚いボントレガーホイール。
スーパーキャリバーの完成車ラインナップ
発表当時のモデルをこちらでご紹介していますが、最新の現行モデルについてはメーカーサイトかこちらのおすすめマウンテンバイクラインナップからご覧ください。
Supercaliber 9.7 539,000円(税抜)
サイズ:S、M、ML、L カラー:Miami Green to Volt Fade
Supercaliber 9.8 648,000円(税抜)
サイズ:S、M、ML、L カラー:Matte Carbon/Gloss Trek Black
Supercaliber 9.9 1,050,000円(税抜)
サイズ:S、M、ML、L カラー:Matte Carbon/Gloss Black
プロジェクトワンでもオーダー可能
なお、このスーパーキャリバーシリーズはプロジェクトワンでもオーダーが可能となります。
完成車には無い個性的なカラーでカッコイイ一台に仕上げるもよし。ホイールやコンポーネントをご自身の使い方に合うものをチョイスするのもよし。世界で一台だけのマイバイクに仕上げてみませんか?
マウンテンバイクも楽しむ♪バイクプラススタッフブログ
最近じわじわ人気が高まっているマウンテンバイク、バイクプラススタッフもトレイルライドを楽しんだりゲレンデライドへ出かけたり楽しんでいます。
そんな楽しみ方をご紹介していますのでこちらもぜひご覧ください。
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