マイルドな乗り心地♪突き上げを緩和するRSLカーボンシートポスト

2024年1月15日by 三郷バイクプラス

RSLカーボンシートポスト

サイクリングは快適性重視!

 ロングライドやグラベルライドに行く機会の多いワタクシ最上は、カスタムパーツのメインを快適性重視で選ぶことが多いです(かつては軽量化重視でしたが…)。

身体の負担が少なく快適なら長い距離を走ることもできますし、グラベル走行も楽しむことができます。

さてさて、そんな快適ライドをするために必要なアイテムは何でしょう???

・ロングライドブログ:ビワイチ(200km)自転車で日本一デカい湖を一周する!

・グラベルライドブログ:人生初のグラベルライド:秘密の脇道とコーヒーを求めてin江戸川

突き上げを‘いなす’シートポスト

走行中の不快感といえばやはり突き上げ。段差や荒れた路面でお尻にゴツンとくるアレです。トレックのカーボンフレームにはドマーネSL&SLRシリーズのISO SPEED(インプレはコチラから)が突き上げを緩和するシステムですが、いかんせん手持ちのフレームはアルミフレーム。

カーボンフレームにすれば済む話ですが予算も含めてそこは別の話とし、手持ちのフレームを活かしましょう!

チェックポイントにカーボンシートポストを装着した様子

そこで…ボントレガーのRSLシートポスト!!ありそうでなかった独自の形状で、カーボン素材により軽量化と振動吸収、衝撃緩和をあわせ持つフルカーボンシートポストです。私自身はリリース直後に購入したのでカラーがグロス仕様ですが、現行はマットブラックです。

乗り心地はとにかくマイルド!!高めの空気圧設定でも乗り心地がキープされるので怖いものなしです♪まさにロングライドやグラベルライドに持ってこい!!

一番の特徴は他にはないデザイン

RSLカーボンシートポスト前後

上部は前後が削り取られたようになっていて、突き上げの際にここが前後に‘しなる’ことで衝撃を緩和します。サスペンションのように上下に動くわけではなく‘しなる’ので、まさに力をいなしているイメージです。

ISO SPEED同様にサドルからペダルまでの距離に変化がないため、ポジションがズレることもなく、前後に動いている感覚もないので違和感ゼロ。違和感がなさすぎてちゃんと機能しているのか?と疑って元のアルミシートポストに戻してみたところ、ゴツゴツでした(笑)

加えて調整機能も充実

RSLカーボンシートポストのヤグラ部分

ヤグラと呼ばれるこの部分もかなり優秀です。サドルレールの保持と角度調整は別々に行えるシステムで、ちょっとだけ角度を変えたい…ちょっとだけサドルを前に出したい…など、ちょっとした調整が個別にストレスなくできます。

サイズはΦ27.2mmで長さとオフセットは2種類あります。330mmの長さに関しては0mmと20mmからオフセットを選べます。サドルを前後させる範囲がこれによって変えられますが、不明な場合にはスタッフへご相談ください。また、オフセットや長さにもよりますが200g前後と軽量なため、軽量化したい方にもオススメです!

最後に…

機能、性能など至れり尽くせりのRSLカーボンシートポストですが、注意点が2つ。

まず1つは独特な形状が故にシートポストの挿入範囲に制限があります。実測ではシートクランプからサドルレールクランプまで11cm以上出ていないと安全に固定できないため確認が必要です。ついでにシートクランプも変えておきたいところ…。

もう1つはシートレールのクランプ形状がボントレガーのカーボンレールサドル(7×10mm)用です。7×7mmの金属レールのサドルを使用する場合には交換する必要があります。(交換用パーツはコチラ⇒W524647

ロードバイク、グラベルロード、クロスバイク、マウンテンバイクなどなど、スポーツ自転車の乗り心地なんてこんなもんかな?と思うことなかれ!!様々なアイテムで乗り心地や走りそのものまでもカスタムできます!!いろいろと提案もしているのでご相談ください♪

👇今回ご紹介した「RSLカーボンシートポスト」👇