機械式ディスクブレーキの救世主!EQUALブレーキ入荷!

2022年2月17日by 港北バイクプラス

エントリーグレードの機械式ディスクブレーキをアップグレードしたい!リムブレーキのパーツを流用しつつディスクブレーキに乗り換えたい!ブレーキにまつわる様々な悩みや要望

そんな声に応えることのできるグッドな機械式ディスクブレーキをご紹介します。

紹介の前に機械式のディスクブレーキの小話を・・・

はじめに機械式ディスクブレーキとは?

テクトロの機械式ディスクブレーキを横から見た写真

エントリーグレードの代表格ドマーネALの機械式ディスクブレーキ

ディスクブレーキと聞くと、油の力でブレーキを動作させる油圧ディスクブレーキを思い浮かべると思いますが、機械式ディスクブレーキとは、シンプルにリムブレーキと同じくワイヤでディスクレーキを動作させるものになっています。

🔗 油圧ディスクブレーキについて

なぜ今あえて機械式ディスクブレーキを選ぶのか

多くの場合エントリーグレードの車体についている機械式ディスクブレーキですが、あえて今使うメリットをいくつか挙げていこうと思います。

ハンドル周りの軽量化が可能

油圧のワイヤ変速ブレーキレバーに比べて機械式ワイヤ変速のレバーの方がざっくり左右で150gほど軽いので、純粋に軽くなることに加えて、ブレーキレバーはフレームから離れている個所にあるパーツの為、重量以上にハンドルをダンシングなどで振った際に感覚に来る軽さがあります。

リムブレーキからのフレーム載せ替えコストが安い

エモンダSLRにアイオロスRSLを装備して平坦を走るスタッフ中村の写真

機械式ディスクブレーキでリムブレーキからディスクブレーキに組み替えたエモンダSLR

筆者も昨今のコンポ供給不足のあおりを受けて、過去に使用していたリムブレーキコンポを流用してディスクブレーキのフレームを運用していますが、機械式ディスクブレーキではリムブレーキのコンポがリム用ブレーキとホイール以外全て使いまわせるのでフレーム載せ替え時のコストを抑えることが出来ます。

整備や調整が容易

機械式ブレーキの場合ワイヤーの張り具合やパット調整用のネジなどがついているので、自身でパッドの調整などが油圧ブレーキに比べて容易になっています。感覚的にリムブレーキの延長線上のような感じです。

機械式のデメリット

そんな機械式ディスクブレーキにも大きなデメリットが存在し、機械式ディスクブレーキに対して多くの方がイメージする「効かない」「重い」「低グレード」、今回ご紹介するEQUAL機械式ディスクブレーキキャリパーではその部分が大きく解消されています。

ブレーキの引きと効き目が悪い

一般的な機械式ディスクブレーキでは、レバーを引いたときの抵抗が構造上大きく、その分ブレーキをかけた際に車体が止まるまでに要する握る力が余計に必要になるので、同じ力で引いた時の制動力が結果的に弱く、効きが悪く感じます。

そのためかエントリー帯のパーツが多く、引きが軽いものや軽量なハイエンドの機械式ディスクブレーキがそもそも少ないです。

一般的な機械式ディスクブレーキを使った際に不便に感じる箇所で、かつ油圧ブレーキと比較した際に油圧ブレーキが圧倒的に良く感じる箇所です。

少し小話が長くなりましたが、EQUAL機械式ディスクブレーキキャリパーの紹介に入ります。

EQUAL機械式ディスクブレーキキャリパーのここがスゴイ!

機械式とは思えない引きの軽さ!効きの良さ!

青色のEQUALブレーキの写真

機械式ディスクブレーキの本気

EQUAL機械式ディスクブレーキキャリパーはブレーキをブレーキにかかわるすべてのパーツをトータルで設計し、今まであまりスポットを当ててこなかったブレーキケーブルやパットを含め設計し、高い力の伝達効率と軽いワイヤの引き、油圧ブレーキと同等程度の制動力を実現しました。

ワイヤの通りが美しいイコールブレーキの写真

ワイヤの通りに無理がない構造

EQUAL機械式ディスクブレーキキャリパーとブレーキケーブルの取り回し、ブレーキラインが秀逸で、まっすぐブレーキに伸びるワイヤは無駄な力を使わずにブレーキを引くことが出来ます。

ニッセンとべスラのケーブルとブレーキパッドの写真

国産パーツメーカーとの夢のタッグマッチ

ブレーキをかけた際のブレーキケーブルにも力が加わり力の伝達効率に影響します。 EQUAL機械式ディスクブレーキキャリパー では変形の少ない 特殊なハードアウターケーシングのアウターケーブルを使用し力の伝達効率を高めています。

またインナーケーブルにも、引きの軽さに定評のある国産ワイヤメーカーの「NISSEN」のスリックステンレスケーブル を使用し隙の無い構成です。

ブレーキパットは標準で国産のVesrah社と共同開発品である、レジン系のセラミックセミメタル(EVO RESIN)摩擦材、アルミバックプレートを採用したパッドで、高制動力と高耐久性を。ブレーキに必要な性能を全てハイクオリティにまとめてあります。

超軽量な削りだしボディ!

軽いイコールブレーキ

 実測136g!

EQUAL機械式ディスクブレーキキャリパーの本体は⾼強度の超ジュラルミンを使⽤し、キャリパーのほぼ全ての部品を⾼精度の削りだしパーツで構成しています。機械式ディスクブレーキキャリパーとしては、世界最軽量級の136g(ブレーキパッド含)。ケーブル等を含めたブレーキシステム全体でも、ハイグレードの油圧式ブレーキシステムと同程度を実現し、重量面でも大きなアドバンテージになります。

機械式ならではの細かな調整機能!

イコールブレーキの細かな調整機構の写真

 細やかな調整が可能!

EQUAL機械式ディスクブレーキキャリパーには世界初のブレーキフィーリング調整システムを搭載し、体重や好みに合わせたブレーキフィーリングの調整が自身で可能です。コントロール性を重視したり、初期制動力を強めたり、思いのままです。また、パッドクリアランスは左右独立した無段階調整が出来るため、こだわりの微調整も可能です。

アルミ削りだしだからできるカラーバリエーション!

4色展開のイコールブレーキ

 綺麗なアルマイト加工がきらりと光る!

22年2月現在4色展開になっていて、グレー、ブルー、ゴールド、レッドとTREKの自転車に合わせやすいカラーが展開されていて、車体のアップグレードと一緒にカラーコーディネーションも出来ます!

まとめ

こんな人にEQUAL機械式ディスクブレーキキャリパーがオススメ!

・リムブレーキからの乗り換えでパーツ載せ替えでディスクブレーキの車体に変える方、移植可能パーツが増える為コストを無理なく抑えることが出来ます。

・輪行などで頻繁にホイールを外したり、様々な種類のホイールを使う方、ホイールを交換すると多少ブレーキの調整が必要ですが、調整ネジで容易に自身で調整可能なので融通が利きます。

・ハンドル周りの重さが気になる方、ダンシングの振りを軽くしたい方。

気になる価格は

EQUAL 機械式ディスクブレーキキャリパー(フラットマウント)フルセット

税込33,220円 ※価格は予告なく変更になる場合がございます。

・ディスクブレーキキャリパー ×2
・ドロップハンドル用専用ケーブルセット ×2
・アダプターセット(フロント140/160)×1
・取付けボルトセット(リア)×1

最後に

イコールブレーキを持ったスタッフ中村

 組み換え、ご相談お待ちしてます!

いかがでしょうか、車体のアップグレードや軽量化、フレーム載せ替えなど様々なシーンに絶妙にマッチする機械式ディスクブレーキという新たな選択肢!

ご興味がある方はバイクプラス各店舗でご相談や組み換え作業お待ちしております♪

以上、港北店中村でした〜!


バイクプラス横浜港北N.T.店

こちらのブログは私たち港北店スタッフが書きました!