仏式のあるある不満を解消!クリックバルブで空気入れがもっと簡単に
こんにちは!所沢店の相田です。今日は僕がずっと入荷を心待ちにしているアイテムを紹介します。それはスポーツバイクでの空気入れの悩みを解決するアイテムSchwalbe(シュワルベ)の「Clik Valve(クリックバルブ)」です。
仏式(フレンチ)バルブに空気を入れる際に誰もが、一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
- 空気がうまく入らない
- ポンプの取り付けが難しい
- バルブを曲げてしまいそうで怖い
仏式はとくに慣れていないと空気入れのたびにちょっとしたストレスになりがちです。

慣れていたとしても、先端を緩めたりするのが煩わしい、ポンプヘッドの着脱に気を遣うと感じる方も多いと思います。
前置きが長くなりましたが、そんな「仏式バルブならではの悩み」を解決するのが、Schwalbe(シュワルベ)の「Clik Valve(クリックバルブ)」です。
Clik Valve(クリックバルブ)とは?
クリックバルブは、仏式の扱いにくさを解消するために開発された新しい仏式互換バルブです。
最大の特徴は、「キャップを外すだけでポンプが装着できる」というシンプルさ。ネジを緩めたり、空気を少し抜いたりといった手順が不要になります。そのおかげでこんなメリットが!
- 空気漏れのリスクが減る
- ポンプの着脱がスムーズ
- 指や爪が汚れにくい
- バルブ先端の破損トラブルが起こりにくい
実際に、点検や修理にお持ちいただく自転車のなかには、先端が斜めに曲がっていたりするものもよく見かけます。それが悪化し、先端が折れていよいよ空気が入れられない状態でお持ち込みいただくこともあります。
チューブ交換したとしても細心の注意を払って空気を入れなければいけない状況は変わりません。そこでクリックバルブです!
■ 実際に使ってみました!使用レビュー
◆ 仏式変換キットを試してみました

今回は、輸入元のPRインターナショナル様からお借りしたSchwalbeクリックバルブ仏式変換キットを使用して、普段使っている仏式チューブに取り付けてみました。 まず驚いたのは、取り付け自体がとても簡単だったこと。バルブコアが外せるチューブであれば、数分かからず交換作業が完了します。

◆ 空気入れがこんなに簡単になるとは!
空気入れの先端に専用のポンプヘッドアダプターを装着し固定レバーを操作します。(ポンプヘッドの米式対応の穴に接続します。)
そして、そのままクリックバルブに差し込む!
「カチッ」(実際はポクッとという感触に近いかも)。ちょっと写真だとうまく伝えられる自信がありませんが実際は超画期的なんです💦
クリックバルブのすごさは、キャップを外してすぐにポンプが接続できること。 従来の仏式バルブでは、キャップを外してネジを緩めて…と面倒だった工程がごっそり不要になりました。
また、ポンプのヘッドを差し込む時の「カチッ」という感触も心地よく、ちゃんと密着している安心感がありました。 空気を入れたあとも、バルブ先端を気にせずにサッとポンプを外せるのがとにかく快適です。

そして特に嬉しかったのが、専用のポンプヘッドアダプターを使わなくても、一般的な仏式用ポンプで問題なく空気が入れられること。 手元の仏式対応ポンプでも問題なく使えるので導入のハードルは低めです。
※ねじ込み式の仏式ヘッドのポンプでは使えないので、ポンプ側の米式ヘッドに、クリックバルブ用アダプターを取り付けて使用してください。
◆ 正直、ここが気になったポイントも
バルブコアが外せるチューブならいいが…
完璧に見えるクリックバルブですが、気になった点があるとすれば、バルブコアが外せないチューブには使えないという点。チューブレス仕様のバイクを除き、完成車に装備されているチューブの場合、バルブコアが外せないものが多いんです。
その場合には、まずバルブコアが外せるチューブへの交換が必要です。
【バルブコアが外せるか外せないかの確認方法👇】
バルブコアツールが嵌るよう、バルブキャップ用のネジが切ってある部分の両サイドが平らになっています。
ポンプとの相性に注意
また、ごく一部のポンプでは相性に注意が必要かもしれません。ポンプヘッドアダプターを固定する際に、レバーを起こさないといけないものは、リムハイトやホイール径などの兼ね合いで、バルブに装着できないなんてことも起きる可能性があります。
◆こんな使い方もできる!
プロファイルを抑えてスッキリ運用も
実際に使ってみて気づいたのは、ポンプヘッドアダプターを使えばクリックバルブの本体部分さえリムから出ていれば問題なく空気を入れられるという点。 つまり、バルブ長を最小限に抑えて運用することも可能なんです。
リムハイトの高いホイールにした場合、バルブ先端の出代が短くて、空気を入れにくいということが起こり得ます。かといってバルブ長を長くすると今度は、リムから出すぎてしまう。そういったことでお困りの方にもおすすめできる商品だなと思いました。
ホイールの見た目がすっきりしますし、ホイールバランスの面でもメリットがあるかもしれません。
電動ポンプでも使える!
さらに、最近よく見かける電動ポンプでの使用も試してみました。結果としては問題なく空気を入れることができましたが、注意点も。 ポンプヘッドアダプターは樹脂製のため、電動ポンプにアダプター直付けはNG。連続使用すると、摩擦や熱で劣化するリスクがあります。
電動ポンプに樹脂製バルブのTPUチューブ用として、ホース状のアダプターがついている場合はそちらにクリックバルブ用ポンプヘッドアダプターを付けるのが良いですね。
まぁポンプヘッドアダプターを使わずに、電動ポンプを直接差して使うのが安心です。
◆ 総評:仏式が苦手な人にはめちゃくちゃおすすめ!
空気入れの不安や面倒を感じていた方にとって、クリックバルブはまさに「こういうのを待ってた!」というアイテムだと思います。 特にスポーツバイク初心者や、パンク修理に不慣れな方には心強い味方になるはずです。
■ Clik Valveのここが便利!
ポイントをまとめてみます。
- ネジ操作が不要:キャップを外すだけで使える
- 空気漏れしにくい構造:安心感が違う
- 着脱がワンタッチで簡単:初心者でもスムーズ
- バルブを壊す心配が減る:ネジ先端がない安心感
-
指が汚れにくい:ちょっとした嬉しさ
■ どんな人におすすめ?
- 仏式バルブの空気入れが苦手な方
- スポーツバイク初心者
- 指先を汚したくない方
- 家族やパートナーと自転車を所有している方
- とにかくラクに空気補充を終わらせたい方
■ どうやって導入するの?
クリックバルブを使うには、専用の変換キットまたはチューブレスバルブキットが必要です。ただし、すべての仏式バルブに対応しているわけではないので注意が必要です。
▼ 導入に必要なものは以下のいずれか:
-
Schwalbe クリックバルブ仏式変換キット
現在の仏式チューブに取り付けて使用可能。
※「バルブコア」が外せる仏式チューブのみ対応。
-
Schwalbe クリックバルブ チューブレスバルブキット
チューブレスホイールに対応。バルブ交換で導入可能。クリックバルブ用ポンプヘッドアダプターは付属ていません。
-
SKS エアエクスプローラー クリックバルブ10.0
SCHWALBEのクリックバルブ(SCV)に対応したポンプヘッドを備えたフロアポンプ。クリックバルブに変換するキットも付属します。
不安な方は、スタッフが確認&取り付けサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
▶︎ 仏式変換キットの商品ページ
▶︎ チューブレスバルブキットの商品ページ
▶︎ SKS エアエクスプローラー クリックバルブ10.0の商品ページ
■ まとめ:空気入れの“つまずき”をなくして、もっと自転車が好きになる
空気入れがうまくいかないだけで、自転車に乗るのが面倒に感じてしまうこともあります。
とくに、仏式バルブは先端のナットの緩め方が甘い(もしくは緩める手順を知らない)だけでも空気を入れられなかったり、抜く際に手間どっているうちに空気が抜けてしまうなんてこともあります。
スポーツバイク初心者の方で起こりがちなあるあるですが、ちゃんと入れたはずなのに、本当は空気が入っていなかったとしたらショックですよね。
クリックバルブは、そんな小さな不安や不満を解消してくれる新しい選択肢。空気入れがラクになると、毎日の自転車時間がもっと快適になります。
シュワルベ本国のサイトを見ると、SCVをスタンダード装備したチューブも発売される見通しのようです。仏式、英式、米式に並ぶ、新規格になってゆくのでしょうか。
■ 入荷予定とご案内
本記事でご紹介したSchwalbeクリックバルブ(仏式変換キットおよびチューブレスバルブキット)は、2025年の夏頃入荷予定の商品です。
今回のレビューは、輸入元のPRインターナショナル様からサンプルをお借りして作成させていただきました!そのため、この記事公開時点(2025年春)ではまだ店頭には入荷していません。
当初は2025年春頃の入荷予定と聞いていましたが、現在は少し遅れ気味のようです。
正確な入荷時期はまだ確定しておりませんが、ご予約注文は各店およびオンラインストアにて承っております。
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本当にクリックバルブは、小さいけれど大きな革命!自転車と一緒にクリックバルブを購入するというのがスタンダードになりそうな予感さえしています。入荷を楽しみに待ちたいと思います。