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  • 話題の新サドルAeolus Elite AirLoomを女性含むスタッフ6人が忖度なしで徹底レビュー!

    2025年10月5日by NishimuraDaisuke

    ついに登場したTREKの最新サドル Aeolus Elite AirLoom。「歴代最高クラスの快適性」「ソファみたい」と噂の実力は本当か?――バイクプラスのスタッフが実走で検証しました。

    今回は、ヒルクライム党の猪瀬(さいたま大宮)、アップライト寄り&女性視点を含む宮崎(所沢・オンライン)、ロング~ブルベ級の森田(多摩)、フィット感に厳しい最上(三郷)、ロングライダーの中村(戸田)、レースポジション適性を検証した丸山(横浜港北)の6名が、忖度なしの本音レビュー!

    ライディングスタイルも体格もセッティングも違うからこそ、合う・合わないの境目がクリアに見えてきます。
    あなたのサドル選びのヒントになりますように。


    インプレ概要(ダイジェスト)

    各スタッフの全文は下のセクションへ。ここでは短く要点だけ。

    • 快適性(全員):ベースがしなやかにハンモック状にたわむことで圧迫感を低減。3Dフォームは沈む→素早く戻る挙動で“ダルさ”なし(森田/猪瀬)。
    • 前乗り耐性(猪瀬・最上):ショートノーズでも先端幅がしっかりあり、ヒルクライムの前乗りでも安定。先端10〜11cm付近の幅が数mm絞られ、内モモ干渉が減少(最上)。
    • グリップ感(全員):表面は過度に滑らずホールド良好。重心維持がしやすい一方、微調整の前後移動はややしづらい場面も(最上)。
    • ポジション最適化(宮崎・森田):フォームとベースの“沈み”でサドル高は数mm上げ方向が合いやすい(森田)。角度は2°下がり推奨(森田)、前方圧迫を感じる人は〜4°前下がりで緩和の余地(宮崎)。
    • サイズ選び(宮崎):145mm試走→自身は155mmがベター。特に女性は坐骨幅優先でサイズ選定を(宮崎)。
    • 形状アップデート(中村):先端わずかにスリム後方の反りが緩めに。さらにセンター開口部が拡大し、前方はフラット気味の面で接触面積を確保。長距離の尿道圧迫や前方の“尖り当たり”が軽減。
    • 3Dプリントの効用(中村):接触部位ごとに必要なだけ沈み込み荷重分散。フラット面+広い開口の両立で、旧フォームサドルの角つぶれ/表皮の歪み問題を回避。
    • レースポジション適性(丸山):アグレッシブ前傾に最適化。後方の起き上がりで骨盤角度が自然に決まり、MadoneのRoad Race FITやÉmondaのH1.5 FITでハマる。Domaneなどエンデュランス寄りでは違和感が出る場合も。
    • しびれ対策(丸山):ノーズ柔らかめセンター開口拡大で深い前傾時のデリケートゾーン圧迫が少ない。
    • 回しやすさ(丸山):ノーズのシェイプで内腿接触ほぼゼロ。高ケイデンス/ダンシングでもストレス少。座骨周辺はやや硬めで沈み込みを抑え、パワーロスが少なくポジション移動もしやすい
    • 長距離耐性(丸山):100km前後で座骨痛は出始めるが、軽量3Dサドル群よりは明らかに抑制。しなやかなベースが段差の突き上げを緩和。
    • 用途適性(全員):ヒルクライム〜ロングまでオールラウンドスイートスポットはやや狭めだが、ハマれば“極上の快適性”(森田)。一定姿勢の巡航で特に良さが出る(最上)。超ロングでも前方フラット面×開口拡大の恩恵大(中村)。
    • まずは試す(全員):合わなくてもTREKの30日間満足保証バイクプラスのテストサドルで検証しやすい環境。

    スタッフ別ハイライト

    • 猪瀬「歴代1位の総合力」。ちょうど良いグリップで後ろ重心維持が容易。先端幅広で前乗りでも乱れにくい。
    • 宮崎「アップライト寄りなら最高」。深いエアロで前方圧迫あり→〜4°前下がり155mmで改善余地。
    • 森田「ベースのハンモック感が革命」。2°下がりサドル高を数mm上げで最適。スイートスポットは狭めだがハマると極上。
    • 最上触ると硬め→実走では局所的に沈む印象。内モモ干渉の減少が好感。グリップ強めは利点とトレードオフ。
    • 中村センター開口拡大×前方フラット面で長距離の痺れ・圧迫が軽減。「旧3Dで感じたギクシャク」が解消され、ロングの“エース”候補に。
    • 丸山前傾アグレッシブ派に最適。ノーズ柔らかめ×大開口でしびれ軽減、内腿干渉ほぼゼロ。Madone/Émondaで真価、Domaneは要調整。

    快適性歴代1位のクッション力に脱帽…(さいたま大宮店・猪瀬)

    さいたま大宮店・猪瀬
    Madone SL 5に装着してテスト

    皆さんこんにちは!ヒルクライムをこよなく愛するスタッフ、さいたま大宮店の猪瀬です。ついに発表されましたね〜 TREKの新しいサドル「Aeolus Elite AirLoom」!

    6月の女子版ジロ・デ・イタリアでアンナ・ヘンダーソン選手がマリアローザカラーのマドンに見慣れないサドルを使っていて、いつ出るのか首を長くして待っていました。ようやく試せる機会をいただいたので、自称“3Dプリンターサドル教”の私が忖度なしでインプレします!

    Aeolus Elite AirLoomをテストする猪瀬
    TREKの新作サドル「Aeolus Elite AirLoom」をテスト

    Aeolus Elite AirLoomを愛してしまった…

    結論、「今まで使ってきたサドルの中でも歴代1位の総合力」でした。サドルを20個ほど所有するサドルマニアの私でも、3Dサドルの弱点をここまで解決してくるとは正直驚き…。

    従来の3Dプリントサドルの弱点(私見)

    • ゾーニングで柔らかい所と硬い所が混在し、座りたい場所に座れずポジション迷子 → お尻が痛くなる/ペダリング効率低下。
    • 素材が滑りにくすぎて重心移動がしづらい。

    AirLoomはここをほぼ解決。以下、良かった点を紹介します。

    Aeolus Elite AirLoomのクッション性
    指で触るだけでわかるフカフカ感

    まるでソファ。段階的に“固くない”全面設計

    他に類を見ない快適性。指で押してわかるフカフカが、乗車時も期待どおりに効いてくる。中央の大開口は前作「Aeolus Elite」より広く、しなりとの相乗効果で“どこに座っても楽”。

    Aeolus Elite AirLoomの座面拡大 ラティス構造

    重心移動が決まる、ちょうど良いグリップ感

    一枚生地のAirLoom Latticeが表面をカバー。適度なグリップで支えつつ、動かしたいときは動かせる。先端水平→後ろ上がりのAeolus系形状でも、グリップがあるから後ろ重心を維持しやすい。

    Aeolus Elite AirLoomを横から

    ショートノーズの“先端細い問題”もクリア

    AirLoomは先端幅がしっかりあり、ヒルクライムでの前乗りでも突き刺さる感じが出にくい。先端に座ってもペダリングが乱れにくく、パワーロスや膝・腰への負担悪化を防ぎやすい。

    総括:悔しいけど、めちゃくちゃ良い

    粗探しが癖の私でも弱点はほぼ見当たらず。強いて言えば“クッションが効き過ぎて”中心に座ると先端が持ち上がる感覚が出るかも。ただし今回のテストはナイロンシェル+オーステナイトレール。カーボンシェルのPRORSLなら印象が変わる可能性大。総合的に神サドルでした!


    買う前に坐骨幅を測って試乗しよう!(オンライン・宮崎)

    オンライン担当・宮崎がアイオロスエリートエアルームサドルをスト
    テストバイク:Domane+ SLR

    ■はじめに

    私はもともとアイオロス好き。後端が少しせり上がり、前傾時に骨盤が安定して脚が回しやすい。恥骨や軟部の圧迫が気になるので“穴あき”は必須。旧アイオロスはその点のバランスが良く、完全ゼロではないにせよ痛みは許容範囲で踏み込みやすいのが魅力でした。現在はDomane+ SLR付属のVerse Comp(155mm)を使用中。不満はないけど、3Dサドルには期待大でテストへ。

    ■実際に乗ってみた!

    今回試したのはAeolus Elite AirLoom 145mm。飯能方面のアップダウン40kmでテスト。跨った瞬間に少し沈む感覚があり、サドル高はやや上げるとちょうど良かったです。

    第一印象は「やっぱりいい!」。初3Dながら座った瞬間から自然にフィットし、動きにも柔らかく追従。加速時も邪魔しないしなやかさに、アイオロスらしい腰の安定感は健在。3Dらしいほどよい吸着でお尻が滑らないのも好印象。

    ■気になったところ

    デリケートゾーンは指で押しても柔らかい

    下ハンドルでエアロ寄りの姿勢にすると、前側(恥骨弓〜軟部)の圧迫が気になりました。ベースのしなりは快適性を高める一方、3Dラティスの硬軟境目付近に当たりを感じることも。さらにAirLoomは中央の穴が大きくノーズが細くなり、多くの方には朗報な一方、私の骨格では支える面積が変わって圧迫が出やすくなった可能性があります。

    角度を約4°前下がりにすると緩和。ただ、「ベースがカーボンのPro以上なら、しなり方が変わって当たりも違うのでは?」という期待も湧きました。

    ■サイズ選びの重要性

    今回は145mmを試しましたが、私には155mmがベスト。女性は坐骨幅が広めの方も多いので、まずは幅選びが大事。ここを誤ると、どんな高性能サドルでも快適にはなりません。

    ■まとめ

    Domane+ SLRにAeolus Elite AirLoomを装着
    • アイオロスらしい安定感と踏みやすさは健在
    • 3Dプリントの自然なフィット柔軟性が新鮮
    • エアロ姿勢での前方圧迫は個人差あり

    アップライト寄りで走るなら、かなり魅力的。合わなくてもTREKの30日間満足保証があるので、まずは試してみる価値アリです。

    ✨ サドル選びは相性。私にはもう一工夫必要だけど、AirLoomは試す価値あり!


    ボントレガー アイオロス RSL サドル インプレッション――もはや沼とは言わせない!極上SPAに浸るような快適性!(多摩センター店・森田)

    多摩センター店の森田がTREKの3Dサドルをインプレッション
    多摩センター店・森田がアイオロス エアルームをテスト

    こんにちは!多摩センター店の森田です。2019年にボントレガー初のショートノーズサドルとして登場した「アイオロス」。その登場から6年を経て、3Dプリントフォームを搭載して刷新されたのが、この「アイオロス エアルーム」。

    私は2020年から「アイオロス Pro」を使い、5年で約5万km走ってきたアイオロス愛好者。今回のリニューアルはとても気になっていました。

    ちなみにレポーター・森田のプロフィール

    私のライドスタイルとサドル遍歴を簡単にご紹介。

    項目 詳細
    ライドスタイル 非レース。ヒルクライム、ロングライド(100〜400km)好き。ドマーネ、チェックポイントを使用。
    体重 約60kg
    身体的特徴 柔軟性は固め。腸脛靭帯の怪我以降、Qファクター広めのワイドスタンス(ペダルワッシャーで約2mm外側へ)。
    過去の好み セライタリア・フライト/SLR、フィジーク・アリアンテなど、ラウンド形状ノーズ細めのサドル。

    前作から良くなったと感じた4つのポイント

    新型は前作よりも快適性が大幅向上。良かったポイントは以下のとおり。

    1. ゾーニングされたフォームの柔らかさ

    3Dプリントフォームは触ってもソフト。座骨部はやや固めで支え、ノーズ部は柔らかくプニプニ感。メリハリが好印象。

    2. まるでハンモック――しなるサドルベース

    フォーム以上にベースの柔軟性が効いており、体重を受けるとハンモックのようにたわむ。前傾でベースに押し付けられる圧迫感が解消。下ハンで負荷をかけても負担が少ない。

    3. アンチスリップ効果の高い表面仕上げ

    アイオロス エアルームの表面テクスチャ

    見た目に反してホールド力が高い。お尻が不必要に滑らず、ペダルを捉えて踏み込みやすい。

    4. よりシェイプされたサイド形状

    ノーズから後部にかけての絞り込みが洗練。下死点付近の脚運びがスムーズで、外旋感が出にくい。


    こんな人におすすめ!

    【現行アイオロス愛好者】は「買い」です!

    好みの座り心地を保ったまま、前傾時のストレスがさらに減少。買い替え動機として十分。

    【前作がしっくりこなかった人】にも

    ベースのしなり・内腿部Rの見直しで、前傾時の内腿違和感がより少なくなったと感じます。

    さらに乗ってみた補足

    チェックポイントSL5にアイオロス エアルーム エリートを装着
    • 沈みこみでサドル高が変化:従来より沈みこむため、数mm高くすると従来感覚に近づく。
    • スイートスポットはやや狭い:中心はしなり、ノーズ先端はたわみにくく硬さギャップあり。過度な前乗りで骨盤が後傾しやすい。
    • セッティングが重要:推奨2度下がり+前後位置の見直しでフィット感が向上。滑りにくい表面のため1ポジション長時間派に好相性。

    スイートスポットは狭まったが、ハマれば極上の快適性。レース〜ヒルクライム、ロングライドまで幅広く使える理想的な一脚に感じます。トレックの30日間満足保証や、バイクプラスのテストサドルも活用してまずは体感を!


    段ボール二箱分サドルを買い漁り試しまくってきた三郷店・最上の場合

    三郷店・最上のMadone SL 5に装着したAirLoom
    Madone SL 5に装着してテスト

    アイオロスは以前から使用。単純に“その3D版?”と思っていましたが、実際は結構違う。座骨付近の広い部分を触ると意外と硬めで、クッションは薄いのかと思いきや、実走ではピンポイントで沈み込むので印象が変わりました。

    座面を指で押すと硬めの感触

    自分は座骨が張り気味で、座面フォームが薄いとベースに“底付き”して痛くなることがあります。AirLoomは3Dラティス構造で底付き感が少なく、座骨をしっかり支えつつ他の部分は触れにくい(浮いている)感覚。パッケージ裏の推奨どおりノーズを水平にセットすると、その恩恵が出やすいと感じました。

    もう一つの違いは座面デザイン。先端から10〜11cm付近の幅が数mm狭くなっていて、ペダリング時の内モモ干渉が減少。広い位置にどっかり座っても干渉しにくいので、ストレスなく回せます。先端にかけては幅があり、前寄りでも安定。

    ウェアにグリップしやすい表面素材

    あえての難点は、表面素材がよくグリップすること。微調整で姿勢を変えるときにウェアが引っかかり、座り直しが必要な場面がありました。逆に言えば、平地巡航など姿勢変化が少ない場面ではズレない利点にも。質感の違いとして受け止めています。

    もう一つ、濡れると乾きにくいかも。シェル側に排水穴は無さそうなので、陰干し&風通しでケアすると良さそうです(笑)。


    戸田店・中村のレビュー:ロングライド派が語るAirLoomの進化

    戸田店・中村とAeolus Elite AirLoomサドル

    こんにちは!戸田店の中村です!
    皆さん、自転車カスタムしてますか?自分色に車体が染まっていくのを眺めるのも、自転車の楽しみの一つですよね♪

    3Dプリントサドルが世に出てからしばらく経ち、ようやくTREKが本格的に動き出しました!
    Aeolus Elite AirLoom――ロングライダーである私的には内部発表のタイミングからめっちゃ興味があり、発売を首を長ーくして待っていました。

    3Dプリント初期の違和感と、その後の変化

    3Dプリントが出始めの頃、試乗する機会がありましたが、正直なところ座面の硬い部分と柔らかい部分のぎくしゃくした調整が“演出”的に感じられ、私の乗り方とは相性が最悪…。当時は「試すだけ試してよかった!」と安堵したものです(笑)。

    ただ最近の3Dプリントサドルは明らかに出来が良く、実は私が今使っているサドルも3Dプリント。そんな矢先にTREKから満を持しての登場、しかもアイオロス。前作アイオロスとの相性も比較的良く、私の中で“レギュラー”として使っていました。

    モデルチェンジの形状変更――ここが刺さった!

    Aeolus Elite AirLoom サドル形状のポイント

    今回のAirLoomは、全体的に先端が少し細くなり、サドル後方の反りが緩くなっています。メーカーの説明は控えめですが、加えてサドルセンターの開口部がかなり広い――ここが私にクリティカルヒット!

    ロングを走ると見える“前方の解像度”

    私は300km以上のロングを走ると、尿道への負荷が確実に増えるタイプ。だからセンター大開口のサドルが好きなのですが、ここにジレンマがあって…

    • 開口を広げると接触面積が減り、面積あたり荷重が増 → 痛みや痺れに
    • 旧アイオロスは前方上面がやや尖り気味で、200km超から当たりが気になってくる

    その結果、旧モデルは「レギュラーだけどエースじゃない」という位置付けでした。

    AirLoomがロングで“エース”になり得た理由

    結論、3Dプリントだからできる形状と意味で、前述の問題が全て解決されました。

    • 前方フラット面+大開口でもOK:3D構造が当たっている部位だけ沈むので、荷重を分散しつつ痺れを抑える
    • フォームサドルだと起きがちな角の潰れ/表面の歪みが起きにくく、面の“平らさ”を保てる
    • 結果として接触面積の最大化×尿道圧の低減が両立

    実走インプレ(ロング前提)

    • 前方の“尖り当たり”が消え、300km超でも痺れが出にくい
    • フラット面でも必要十分に沈む→戻るので、ダルさがなく踏み直しやすい
    • 開口拡大の恩恵で、骨盤の前傾・後傾の可動域が保たれやすい

    結論:ロングライダーは要チェック!

    サドルは感じ方が人それぞれ。だからこそ、試乗+距離を走って判断がベスト。バイクプラスなら試乗サドルの用意があり、TREKには30日間満足保証も。相性を見たうえで決められる安心感があります。

    ロングライド派、3Dプリントサドルにトライしたい方は、Aeolus Elite AirLoomをぜひ一度どうぞ。私の中では“エース”候補に浮上しました!


    横浜港北店・丸山:レースポジションにジャストな一脚

    Aeolus Elite AirLoomを横浜港北店・丸山がテスト

    こんにちは。横浜港北店の丸山です。普段からAeolus RSLを愛用中。今回、その3Dプリント版がどう変わったのか、他社3Dサドルとも比較しながら試してみました。

    レースポジションにジャストフィットする形状に

    Aeolus Elite AirLoomを横浜港北店・丸山がテスト

    今回のモデルチェンジで特に強く感じたのは、アグレッシブな前傾姿勢に最適化されている点です。

    • サドル後方の起き上がりが前作より明確になり、自然に骨盤角度が決まる
    • 全身が安定してペダリングに集中できる。
    • MadoneのRoad Race FITÉmondaのH1.5 FITには完璧にフィット。
    • 一方で、Domaneのようなリラックスポジションでは若干違和感。

    これまでのサドルでは、登坂や下ハンを握るような深い前傾時に痺れや不快感を感じることがありました。しかしAirLoomでは、

    • ノーズ部の柔らかさ
    • センター開口部の拡大

    この2点によって、デリケートゾーンの圧迫がほとんど解消。攻めのポジションを長く維持しやすく、レースポジションでの快適性が際立ちます。

    ペダリング中の不快感なし

    私は脚が太い方で、ペダリング中に内腿がサドルと接触しやすい体型です。ですが、AirLoomは:

    • ノーズ形状がうまくシェイプされており、内腿の接触はほぼゼロ。
    • サドルの全長が適度で、高ケイデンスでもストレスなく回せる。
    • 座骨周辺を硬めに設計し、沈み込みを防止。パワーロスが少ない
    • ポジション移動がスムーズで、動きやすさも◎

    悩みの座骨痛はどうか

    もともと多くのサドルで座骨付近の痛みに悩まされてきました。このAirLoomでも100kmほど走ると多少痛みが出始めますが、

    • 同クラスの軽量3Dサドル群より明らかにマイルド
    • レース用ながら痛みを最小限に抑えた設計。
    段差の突き上げをベースが緩和

    さらに、サドルベースのしなやかさが効いており、

    • 路面の凹凸や段差からの突き上げをしっかり緩和
    • 疲労の蓄積を軽減し、快適なペダリングをキープ。

    テストサドルあります

    今回レビューしたAeolus Elite AirLoomのテストサドルを、バイクプラス各店にご用意しています。
    店頭試乗車はもちろん、ご自身のバイクに装着しての試乗もOK
    感じ方は人それぞれなので、購入前に一度試すのが断然おすすめです!


    FAQ(よくある質問)

    145mmと155mm、どちらを選べばいい?

    坐骨幅に合わせるのが基本。特に女性は155mmが合うケースが多いです。まずは座骨幅を計測し、店頭の試乗サドルで実走フィットを確認しましょう。

    サドル角はどれくらいが良い?

    基準は約2°前下がり。前方の圧迫を感じる場合は〜4°前下がりまで試すと緩和することがあります。沈み込みがあるため、サドル高は数mm上げ方向の微調整も有効です。

    3Dラティスは滑る?それとも止まる?

    表面は過度に滑らずホールド力は高め。重心維持がしやすい一方で、微妙な前後移動は従来よりしづらい場合があります(体格やウェアとの相性で差が出ます)。

    ヒルクライムやロングライドにも向いている?

    はい。ベースの“ハンモック状”たわみと3Dフォームの荷重分散で快適性が高く、ヒルクライム〜ロングまでオールラウンドに使えます。スイートスポットはやや狭めですが、ハマると極上の乗り心地です。

    雨天後のケアや乾きやすさは?

    濡れたあとはやや乾きに時間がかかる傾向があります。排水穴が少ないため、風通しの良い場所で陰干しし、十分に乾燥させてから保管・走行してください。

    試してから買える? 返品は可能?

    バイクプラス各店にテストサドルをご用意しています。ご自身のバイクに装着して試乗もOK。さらにTREK製品は30日間満足保証の対象なので、実走で相性を確認してから購入判断ができます。

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    この記事を書いた人

    BikePlusのスタッフ・専門家として、日頃の接客や実体験をもとに記事を執筆しています。

    西村 大助(Nishimura Daisuke)

    西村 大助(Nishimura Daisuke)

    バイクプラス共同創業者ショップ経験30年、MTB好き歴38年

    1980年代後半にMTBに熱中し、アルバイト時代に老舗アウトドアブランドの自転車売場を担当。この頃に自転車整備士資格を取得し、本格的に自転車業界でのキャリアを歩み始める。2000年には外資系アウトドア専門店で専任メカニックとして勤務。その後、国内大手アウトドアメーカーの直営店で自転車売場を担当し、自転車取り扱い店舗拡大のためのスタッフ育成や販売体制の基盤づくりに貢献。 2003年には米国バーネット・バイシクル・インスティチュートへ留学し、体系的な整備技術を修得。帰国後は専門誌での記事連載やメンテナンスDVD出演などを通じて情報発信にも携わる。2007年にバイクプラスを共同創業し、全7店舗の立ち上げに関わる。 現在はオンラインストア運営やブログを中心に活動し、「専門性は高く、でも初心者にとって敷居は低く」を信条に、自転車のあるライフスタイルを提案している。

    専門/得意分野

    • マウンテンバイク/ロードバイク/クロスバイク/eバイクの販売整備およびeMTBのカスタム
    • 米国メカニックスクールで学んだ体系的な整備技術
    • ショップ運営とスタッフ育成
    • サイクリング文化の普及活動
    • e-MTBでのトレイル/グラベルライド/キャンプ

    保有資格

    • 1997年 自転車組立整備士合格
    • 1997年 自転車安全整備士合格
    • 2003年 Barnett Bicycle Institute Master Mechanic 3.0 Certified

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