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  • 泥汚れが酷い自転車洗車の正しい順番|マックオフで失敗しない3ステップ洗車【実践編】

    2026年1月29日by 所沢バイクプラス

    洗車の基本はとてもシンプルです。
    (1)汚れを落とす、(2)保護する、(3)潤滑する。

    バイクプラスでは、必ずこの3ステップでケミカルをご案内しています。 理由は単純で、順番を間違えると「2度3度同じ工程を繰り返さなければならなくなる」からです。

    MUC-OFF(マックオフ)は、この洗車の基本プロセスに沿って商品がわかりやすくカテゴライズされているのが特徴。「今、何のためにこのケミカルを使うのか」が理解しやすく、初心者でも失敗しにくい構成になっています。

    今回もこの3つのステップに沿って、それぞれの工程で使用したアイテムを紹介しながら、 お店で実際に行っている手順そのままで洗車方法をできるだけ詳しくご紹介していきます。

    各ステップごとに「どのケミカルを選べばいいかわからない」という方は、遠慮なくスタッフにお声がけください。各店で開催している講習会への参加もおすすめです。
    では、泥んこ自転車の洗車を見ていきましょう!

    QUICK SUMMARY
    • マックオフ洗車は 「汚れを落とす → 保護する → 潤滑する」 の3ステップが基本
    • 失敗の原因はケミカルではなく、 順番を間違えること、端折ること がほとんど
    • この記事では、 バイクプラスの実際の洗車手順 をそのまま再現
    • 初心者でも 「壊さず・迷わず」 洗える判断基準がわかる

    目次

    1. 今回洗う自転車:泥がカラっからに乾いた状態(ビフォー)
    2. (1)汚れを落とす - ドライブトレイン編
    3. (1)汚れを落とす - バイク全体編
    4. (2)保護する
    5. (3)潤滑する
    6. 泥まみれだったバイク、完全復活!(アフター)
    7. ビフォー&アフターを見比べてみよう!
    8. マックオフで洗車した感想:今までで一番好きかも!

    今回洗う自転車:泥がカラっからに乾いた状態(ビフォー)

    TREK1120 洗車前全体
    こちらが洗車前のTREK1120。ドロドロです。
    ダウンチューブ裏の泥
    ダウンチューブ裏もびっしり泥がついています。少し乾いてきているのでそれだけでも落ちにくい。
    シートチューブ裏
    シートチューブ裏も泥々です。
    サドル裏
    雨の日に乗るとサドルの裏からこの辺りもドロドロになりますよね。
    クランク・タイヤの泥
    クランクも泥々です。タイヤもすごいですね。室内に入れられる状態ではありません。
    ドライブトレインの汚れ
    リアディレイラーやカセットスプロケットにも。チェーンの油切れも心配です。こんな泥まみれの車体をMUC-OFFのケミカルで洗車する実際どれだけキレイになるのか?

    (1)汚れを落とす - ドライブトレイン編

    まずはチェーンやギア歯の早期摩耗の原因になる土砂を含んだしつこい油汚れがついたドライブトレインをクリーニング(脱脂洗浄)し、 その後フレームやフォーク、タイヤとホイール、それにディスクブレーキなどの部位の洗浄に移ります。

    ①まずはスプロケットとリアディレイラー周りから

    ドライブトレインの洗浄風景
    ドライブトレインの洗浄:まずはここから着手します。写真では取り付けていませんが、この段階でローターカバーを取り付けておくのがおすすめです。

    マックオフバイオドライブトレインクリーナーを、ブラシを使用してドライブトレイン全体に馴染ませていきます。頑固な油汚れと泥には入念に。スプレーしながら毛足の長いブラシを使ってカセットスプロケットの隙間にまでしっかりと馴染ませます。ディレイラーのプーリーにも沢山汚れを纏った油の塊がついていることが多いので、そちらも入念になじませます。ゴシゴシというよりかはトントン、サッサ、です。

    バイオ ドライブトレイン クリーナーは、100%生分解性だから安心して水に流すことができるイチオシ洗浄液です。

    👉 マックオフドライブトレインクリーナーを購入する

    ②チェーンリング周りとチェーンにもしっかり馴染ませる

    チェーンリングの洗浄
    チェーンリングやクランクの隙間もしっかりと。

    チェーンリングとクランクの隙間、チェーンのコマの間にも、バイオドライブトレインクリーナーが行き渡るようにしっかりとスプレーしながらブラシで馴染ませます。スポンジよりもこういった専用のブラシがオススメです。

    すぐに洗い流すのではなくたっぷりとかけて2分ほど馴染ませておくのがポイントです。驚異的な洗浄力にきっと驚くはずです。

    ③2分待ってから水で洗い流す

    ドライブトレインのすすぎ

    しっかりと汚れを浮き上がらせたら水で洗い流します。すると乳化して綺麗に油汚れが流れ落ちていきます。 本来水や汚れが入って欲しくないベアリング部分などへ進入を防ぐため、ホースでジョボジョボと流すので十分です。

    ④チェーンやクランク周りもしっかりと水で洗い流す

    クランク周りのすすぎ

    入り組んだところに汚れが残らないようにたっぷりの水で洗い流します。バイオドライブトレインクリーナーと古い油汚れが乳化して泥汚れと共に流れ落ちます。

    ⑤たっぷりの水で流します

    洗浄後の足元
    汚れがしっかり落ちた証拠。足元には乳化した汚れが広がります。

    水流の強さもある程度は意識しつつも、たっぷりの水でしっかりと流しましょう。 ドライブトレインの汚れを流し終えたら次は車体全体のクリーニングに入ります。


    (1)汚れを落とす - バイク全体編

    一番しつこい油汚れが付着しているドライブトレインの洗浄が終わったら今度はフレームやホイールなどの洗浄に入ります。

    ①ピンクの液体ナノテクバイククリーナーを全体に満遍なく吹きかける

    バイク全体の洗浄:クリーナー塗布
    バイク全体の洗浄:ピンク色の「ナノテクバイククリーナー」を贅沢に使います。

    マックオフの「ナノテクバイククリーナー」と毛足が柔らかいブラシを使用して自転車全体の汚れを落としていきます。ナノテクバイククリーナーは、MUC-OFFを代表する自転車のために開発されたピンク色のクリーナーです。

    汚れやホコリを顕微鏡レベルで分解する最新のナノテクノロジーで作られているのだとか。危険な酸や化学物質を含まず、バイクにも環境にもやさしい生分解性。カーボンファイバーを含む、あらゆる自転車の部品と表面に安全で、シール、ケーブル、ブレーキパッドやローターも傷つけないとのこと。神経質にならずに使用できるのが嬉しいですね。

    👉 マックオフナノテクバイククリーナーを購入する

    ②フレームの裏も表もペダルもリムやハブもグリップも吹きかける

    バイク全体の洗浄:泡状スプレー
    吹き掛けているそばから、汚れが浮いてポタポタと流れ落ちていきます。

    ここまで泥だらけのタイヤの場合、タイヤだけ高圧洗浄機を使ってある程度水洗いしてから、本格的な洗車を始めた方がいいのですが、今回はこのマックオフのナノテクバイククリーナーの威力をこの目で見てみたかったので、泥汚れを水洗いせずにナノテクバイククリーナーを全体にたっぷり吹き掛けてみました。

    ③全体に吹き掛けたら3~5分程度待つ

    バイク全体の洗浄:タイヤへの噴射
    特にタイヤの汚れが凄いので、満遍なく吹き掛けて成分を浸透させます。

    十分すぎるほどナノテクバイククリーナーを吹き掛け3〜5分程度待ちます。 待たずにすぐに水で洗い流してしまうのは、せっかくの洗浄液の効果が発揮されませんので、ここは辛抱して待ちましょう。

    ④5分程待ったらブラシやスポンジでこする

    バイク全体の洗浄:ブラッシング
    傷防止のため、毛足の長い先端が柔らかいブラシで汚れを浮かせます。

    サドルの裏側、フレームやフォークの汚れがたまりやすい場所、タイヤなど、毛足の柔らかいブラシを使ってしっかりと汚れを浮かせます。 スポンジやウェスでやられる方もいらっしゃいますが、特に泥まみれの場合は傷防止のため毛足の長い先端が柔らかいブラシの方がおすすめです。

    👉 洗車用のブラシを選ぶ

    ⑤水で洗い流す

    バイク全体の洗浄:タイヤのすすぎ
    水で流すと、本来の黒いタイヤが蘇ってきます!

    ブラッシングが完了したら今度は水で洗い流していきます。タイヤの汚れはナノテクバイククリーナーとブラッシングのおかげでかなり浮き上がりました。チョコレートクリームのようで美味しそうです。

    ⑥タイヤだけでなくフレームやリムも洗い流す

    バイク全体の洗浄:全体のすすぎ

    一番汚れているタイヤを先に洗い流したら、バイク全体を洗い流していきます。こびりついていた泥が嘘のように流れ落ちていきます。

    ⑦バイク全体がこんなに綺麗になりました!

    バイク全体の洗浄:洗浄完了
    新車のような輝きを取り戻しました。もう汚れは一切ついていません。

    見てください。ドライブトレインもフレームも、サドルもグリップも、ペダルも、タイヤも、リムも、ハブも、もう汚れは一切ついていません。

    ⑧ディスクブレーキの汚れを落とす

    バイク全体の洗浄:ブレーキクリーナー
    仕上げにブレーキ周り。油分を徹底的に除去します。

    今度はマックオフのディスクブレーキクリーナーを使用します。ディスクブレーキクリーナーをよく振ってから、ディスクローター裏表、ディスクキャリパー、パッドにしっかりと吹き掛け、乾燥してから油分がついていない綺麗な乾いた布で拭き取ります。

    こちらのクリーナーはディスクブレーキの音鳴りが気になり出した時にも有効ですので、一本持っていると良いと思います。

    👉 ディスクブレーキクリーナーを購入する


    (2)保護する

    ステップ①「汚れを落とす」で使用した「水」を錆びやすいパーツの表面から完全に除去したり、フレームやフォークに薄い皮膜を作り汚れが付着するのを抑えたりするための作業に移ります。

    ここで使用するスプレーは油分を持っているので、絶対にディスクブレーキローターとパッド、それにタイヤなどのゴム製品にはかからないように保護・養生してから行います。

    ①ディスクに不用意に保護剤をかけないようにガードする

    ディスクカバー装着 右
    マックオフのディスクブレーキカバーを取り付けます。
    ディスクカバー装着 左不用意なスプレーの飛散を防ぐのに便利です。

    👉 ローターカバーを購入する

    ②水分をパーツや塗装表面から分離分散させる

    バイクプロテクト噴射:悪い例
    【悪い例】ウェスをあてがっていないので、思いっきりタイヤに飛散しています(笑)

    脱脂洗浄された状態のまま放置していてはあっという間に錆びてしまいます。そこで使うのがマックオフの「バイクプロテクト」。水の下側に素早く潜り込み、金属表面や塗装面から水分を分離分散させます。

    本来は、ウェスでチェーンやディレイラーを覆いながらスプレーするのが正解です。分離分散させた水分を綺麗なウェスでしっかりと拭き取っていきましょう。

    👉 マックオフバイクプロテクトスプレー/マットフィニッシュディテイラーを購入する

    ③全体の水分をしっかりと拭き取る

    水分拭き取り
    スプレー直後はマット塗装がテカテカしますが、拭き取っていくうちに落ち着きます。

    バイクプロテクトをスプレーした後、水分をしっかりと拭き取っていきます。表面が乾燥した状態になったら、フレームはいよいよ仕上げの作業に入ります。

    👉 バイクプラスオリジナル ウェス2枚セットを購入する

    ④フレームに保護剤を塗る

    マットフィニッシュディテイラー
    マット塗装専用の「マット フィニッシュ ディテイラー」を塗布します。

    こちらのバイクはマット塗装なので、専用の「マット フィニッシュ ディテイラー」を綺麗なウェスに吹き掛けてから塗布します。 これでベタつかず、指紋などもつかない落ち着いた綺麗なマット仕上げが蘇ります。

    👉 マックオフバイクプロテクトスプレー/マットフィニッシュディテイラーを購入する


    (3)潤滑する

    いよいよ最後の作業「潤滑」です。もっと耐久性の高い潤滑剤「チェーンルブ」をチェーンに塗っていきます。

    ①チェーンを潤滑する

    チェーンへの注油
    インナープレートとローラーの隙間にオイルが入るように注油します。

    今回はハードなコンディション向けの「C3 ウェット セラミック ルブ」を選択。 注油はチェーンの表面ではなく、可動部(ローラーとプレートの間)にオイルが入るように意識します。

    マックオフのルブは付属のUVライトを使って、オイルがしっかり行き渡っているか確認できるのも面白いポイントですね。 最後に余分な油分をウェスで軽く拭き取れば完了です!

    👉 マックオフのチェーンオイルを選ぶ


    泥まみれだったバイク、完全復活!(アフター)

    洗車前ビフォー

    ↓↓↓ 洗車後 ↓↓↓

    洗車後アフター
    あの泥まみれが嘘のような輝き。これなら室内保管も気持ちいいですね。

    正しいケミカルと手順さえ分かれば、泥まみれの洗車は決して怖いものではありません。 愛車を長く、そして美しく保つために、ぜひこの「3ステップ洗車」に挑戦してみてください。


    ビフォー&アフター詳細を見比べてみよう!

    ここまでで、(1)汚れを落とす、(2)保護する、(3)潤滑する、の3工程が完了し、完璧に洗車を終えたわけですが、最後にビフォー&アフターの写真をご用意しましたので、ぜひ見比べてみてください。

    ダウンチューブ裏

    ダウンチューブ裏 ビフォー
    Before(洗車前):こんな汚かったのに
    ダウンチューブ裏 アフター
    After(洗車後):こんなに綺麗に。マットフィニッシュディテイラーによる塗装面の仕上げも最高です。

    チェーンリング周辺

    チェーンリング ビフォー
    Before(洗車前):細かいところまでこんな汚かったのに
    チェーンリング アフター
    After(洗車後):細かいところまでこんなに綺麗に。泥だらけの自転車もこんなに綺麗にできるMUC-OFFケミカル、最高です!!

    いかがでしたか?短時間で嘘のように綺麗になりました。
    水洗いだけでは土の細かな粒子がシミのように残ったりしますし、拭き掃除だけだとスジとなって残ってしまったりするものですが、MUC-OFFケミカルならご覧の通りしっとりピカピカに!!


    マックオフで洗車した感想:今までで一番好きかも!

    使用したケミカル一覧
    今回活躍したMUC-OFFの精鋭たち

    一通りやってみたなかで、バイオドライブトレインクリーナーの洗浄力は今まで使ってきたケミカルの中で一番だと感じました。ピンク色のナノテクバイククリーナーもタイヤの黒色があそこまで蘇るとは...超満足です。

    ローターカバーも最高にカッコよくて便利なアイテムですし、水置換性が特徴のバイクプロテクトもいい感じです。拭き取りきれないチェーンのコマ内部やネジの頭などに残りがちな水分を効果的に除去できる優れものです。マットフィニッシュディテイラーもたまらない雰囲気を醸してくれて大満足な仕上がりです。

    マックオフは、グラベルやトレイルを楽しむ方はもちろん、注油はマメに行うけど洗車はあまりしないという「チェーン周りが真っ黒になっている通勤バイク」の洗車にもホントにオススメです。

    MUC-OFFのケミカルのご用命はぜひバイクプラスへ!
    ローターカバーも絶賛販売中です!

    この記事を書いた人

    BikePlusのスタッフ・専門家として、日頃の接客や実体験をもとに記事を執筆しています。

    相田 優介(Aida Yusuke)

    相田 優介(Aida Yusuke)

    バイクプラス所沢店店長自転車ショップ勤務歴11年

    友人の勧めをきっかけにスポーツ自転車の世界へ足を踏み入れ、数あるメーカーの中からTREKと出会ったことで、その奥深さに魅了されました。やがてスポーツバイクへの情熱が高まり、某有名自転車店でのアルバイトを経て、更なる技術と知識の向上を求めてバイクプラスに入社。 所沢店での勤務をスタートしてからはマウンテンバイクの楽しさに開眼し、狭山湖周辺を中心にフィールドを駆け巡る日々を送っています。普段のライドに加え、時にはダウンヒルやトレイルライドなど異なるシーンでも走りを楽しみ、幅広い経験を通じてサイクリングの魅力を深く探求し続けています。

    専門/得意分野

    • ロードバイク/マウンテンバイク/クロスバイクの販売整備
    • 得意分野:バイクのカスタマイズやカラーの提案
    • ライドスタイル:ポタリングやトレイルライド/ヒルクライムは苦手

    保有資格

    • Bosch eBike Systems Dealer Training Camp修了
    • Keeperコーティング技術バイシクルコース修了
    • TREK University 2025認定ガイド取得

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