銚子を訪ねて二十五里 利根川サイクリングロード走破紀行 後編
▼前編▼
こんにちは。前編はご覧いただけましたでしょうか?スタッフ4人の奮闘記、後半もお楽しみください
気持ちの良すぎる朝を迎えた一行
「8時ロビー集合で」
前日の夜にそう言葉を交わしお休みタイムへ。
私は翌朝7時にアラームをかけ、朝の番組を眺めながら昨日の中華を美味しく頂きました^^自分がどんな時に何を食べても胃もたれしない体質で良かったです
チェックアウトを済ませ、出発の準備をしてからの一枚パシャリ
ガチ天気いい日
”なにもない”が逆に良い
さて。2日目は柏市からゴールの銚子まで走り抜けます!
銚子につくまでびっくりするくらい何もありませんでした。ひたすら利根川を横目に雑談しながら走る。走る。走る。ちょっと止まって写真撮って雑談してまた走る。いつものライドであれば次の目的地はここ!次はこのルートでここ!何時までにここ!という感じですがスケジュールが詰まっていないせいか、なんだか気分良く走れた気がします。
大利根飛行場の対岸付近にはこんなトイレ。
サイクルラックがあります(感動)
印旛水門(いんばすいもん)を抜けたあたりにあるちょっとした休憩スポットでベンチもありました。小休憩にはもってこいな場所です
余談ですが、この日私はサイコンが機能していなかったのですが引っ張って~ということで先頭に。何も考えずに走っていたら、どうやら3人を引きちぎってしまっていたようで中村が焦って止めに来てくれました
「あれ、自分なんかやっちゃいました?」
道の駅 発酵の里こうざき
利根川沿いにある大きい道の駅にて朝食を兼ねて休憩を取ります。
「こうざき」とひらがなで書かれた案内板を見てしばらくの間「こうさぎ」だと思っており、名前可愛い~~!と勘違いしていた高橋。
発酵の里こうざきには4つのエリアがあり、取れたての野菜が並ぶ野菜市場、全国から厳選された発酵製品が並ぶ発酵市場、麴を活かしたメニューの並ぶレストラン オリゼ、パンやデザートなど軽食が楽しめる喫茶 はっこう茶房とエリア分けされています。そしてこの野菜市場、私は初めて見たので珍しい!と思ったのですが魚も並んでいました!銚子漁港から直送されるということで新鮮間違いなし!自転車以外で立ち寄った際には是非お買い物したいスポットです。
朝食 はっこう茶房
さて、時刻は9時頃、腹ごしらえをします。パンが焼き上がったというアナウンスに釣られてか、バラバラに散策していたメンバーが集合 笑
各々あったかい飲み物と好きなパンをチョイス
あまりにも居心地が良すぎて軽く眠りそうになるところでしたが、最終目的地が銚子にあるので雑談もほどほどにまた自転車へ跨ります。
とにかくよくわからん集合写真が多めの今ライド
ひたすら海へ向かう
発酵の里こうざきから銚子までは50キロと短め。しかしながら2日連続ライドというのは初めてでして、貧弱な自分は死ぬ気で走ります 涙
3人は割と平気そうな感じで走っていたのでやはり猛者は違うんだなと体感出来て嬉しかったです(?)
道の駅ならぬ川の駅 水の郷さわらにて展示物に興味津々の河井店長。鉄分への反応速度はおそらく全一。
途中、えげつない量の鳥を発見し思わず停車。マジで半端なかったです、冗談抜きで数キロはこの鳥が続いてました。河井店長が電車以外に鳥も少しかじっていたという事でどんな鳥なのか解説してもらえました!(忘れました!)
利根川河口堰を横目に利根川の終点らしきところに到着。みんなでここが終わり?終点の看板ないかな、とか話してたらちょっと先にまだ道が続いているのを発見。しばらく走ると.....
終点発見!これでひとまず完走!てなわけでマジで疲れました。疲れたけどまだライドは終わりません。時刻は13時過ぎ。銚子の美味い海鮮を補給しなければ帰ることはできません...!
「美味い海鮮を食うぞ!!!!」
当初からの強い意志です。終点に来た時点で高橋は憔悴しきっていました。まるで日向にいるなめくじのようです。そして、ラストのコンビニ休憩で追い打ちの一言
「これペース上げないとヤバいかも」
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
美味い海鮮その名は「島武水産」
犬吠駅からほど近い場所にあるデカネタ回転ずしで有名な島武水産で補給をすべく魂を燃やしながらペダルを回します。残り数キロに差し迫ったところで、ラストオーダーに滑り込むべく中村が一足先に島武へ。よく加速できるなあとぼんやり考えながら自分の最大限出せるペース(AV15km)(瀕死)(涙目)で向かいます。
ひたすら真っ直ぐの道を走り左折したらすぐに到着するので、その左折ポイントで先導組の河井店長が待っててくれました。何やらご満悦の顔で。
河井「待ってる途中に最高のが撮れましたよ(超笑顔)」
そう、ちょうど線路が目の前にあり、ちょうど銚子電鉄のクハ2501が走行している姿を撮ることができたという事で良い笑顔で私たちを待っていてくれました。ひらけた空間がそこにあり抜群のロケーション!
河井「光の当たり具合が最高だよね...!」
高橋「抜かりのなさ流石です」
そんな感じで一行は無事島武に到着。回転寿司は一足先に閉店。海鮮丼などが楽しめる方で食事を頂きます。シンプルな海鮮メニューが並んでいますが写真からだけでも伝わる美味しそうな雰囲気になかなか決められない...(メニューの写真撮っておらず!)
空腹に効く刺身定食
閉店時間で食べられなかった回転寿司はいつかリベンジしたい!チャリ以外で!
L.Oギリギリで申し訳なかったですが労いの言葉と共に食事を提供してくださってホントに感謝しかなかったです。また来ます!
16/3251
googleで犬吠と検索したとき、サジェストには犬吠埼灯台が必ず出るでしょう。全国でも16基しかない登れる灯台で有名です。ちなみに灯台自体は3251基あるらしいです。意外と多くてびっくり。希少な登れる灯台に来てウキウキ
犬吠埼にはお食事処や犬吠テラステラスというワークショップが楽しめたり野菜マルシェが入る総合施設があったりと灯台以外にも楽しめるスポットがあります。また、犬吠埼は本州で一番早い日の出が見られるということで元旦には毎年多くの方が訪れるそうです
灯台に上る際には参観料として300円を寄付します。このお金は灯台の運営や歴史的価値のあるレンズ、機器などの灯台資料保存に割り当てられるようです
実際にこうして保存されているものを間近で見ることが出来ました。レンズの横に人が立っていればわかりやすかったですが、デカいです。レンズが光るとおよそ36km先まで光が到達出来るそうな。すっげ!
ロケーション最強です!
ひとつ忠告すると、犬吠埼灯台に上がる時にビンディングシューズ履いてると死を覚悟します!降りるときはシューズ脱ぎました!クリートカバーとかそういう問題ではないので、SPDシューズか、フラットシューズで来ましょう。
早く家に帰りたい
灯台を見学した後に温泉に入りましたが特に面白いこともなかったので割愛!温泉施設多めなのでライド終わりにはうってつけの場所です^^
さて、すっかりあたりも暗くなり帰りの電車の時間が迫ってきました。2日間にわたる長い旅も終わり、なんだかんだ短く感じるなという感傷に浸るところですが私は早く帰りたい気持ちしかなかったです。半年に一回あるかないかの長距離ライドが240キロ超えるのはさすがに現実が厳しい。
犬吠駅は広さの割に人口密度が低いので今のご時世にぴったりな場所です。間隔を取りつつ輪行の準備を進めて行き、夜の銚子電鉄で自宅を目指します。
レトロな雰囲気が人気の銚子電鉄車内。電車の揺れ具合やドアの開閉など風情を感じざるを得ない空間なので電車に乗るだけでも楽しい。
おわり
総走行距離244キロの長旅ブログこれにて完結です。今でも大変で辛い思いが鮮明に蘇りますが、ひたすら自転車に乗り続ける楽しさも蘇ります。
さて、2回に分けるほど長かった今回のライドブログいかがでしたでしょうか?読み手よりも高橋の楽しさ重視で書かれているため読みにくい部分もあったかと思います。許してください
また花粉が落ち着いたころにどこかへ出かけたブログを書こうかなと思うのでまたその時はよろしくお願いします^^
今回も冗漫な文章にお付き合い頂きありがとうございました。
おつ~~~(・ω・)ノ