坂ギライが裏ヤビツに行った話。

2017年10月20日by Shopify API

道に斜度はいらない

こんにちは~~戸田彩湖店 高橋です。突然ですがわたしは自転車で走るのは大好きなのですが、少しでも斜度があるとモチベーションがダダ下がるというTHE平坦人間です。秩父へポピーを見に行った時も、鎌倉、江の島へしらす丼を食べに行った時も、道中 弱音を吐き散らしながら行ったものです。そんなわたしが、タイトルにもあるようになんとヤビツに!!!!!!!裏ですけどね、行って参りましたのでその様子を今回は書いていきます。

多摩センターまでは輪行で。

さすがにひとりで山は登れまいと、超健脚の持ち主多摩センター店中村を助っ人として召喚しました 心強い! 集合は多摩センター店9時。足を極力残しておくために、大宮から輪行して行きます。霧が覚めない時間帯から動くのってワクワクしますね~
多摩センター駅着 輪行完了!

まさかの。そんな...嘘だと言ってくれ

2人合流した後、さっそくヤビツ目指してひたすら走ります。順調に走って行ったかと思うと...いや、あの、ヤビツ行くまでの坂がすでに死にそう。。。『キツかったら言ってね~~』『キツい!!!』みたいなやりとりを永遠繰り返しながら裏ヤビツ前最後のコンビニ、サンクス津久井宮が瀬店へとえっちらおっちら向かっていきます。 最初のコンビニ休憩から約20kmのところにサンクスが見えてくる...はずでした。ご覧ください 閉ざされたサンクス 開店前のファミリーマートです! なんとサンクスは店じまいをしてしまっており、ここで水分補給を考えていましたが絶望。裏から出てこられたお婆様に、明日からだからまた来てね~と笑顔で言われてしまっては、はい^^と返すのが精いっぱいです。 このまま頂上まで目指せるのか...と、もんもんとした気持ちを抱えながら走り出します。わたしは埼玉県の人間なのでヤビツ周辺に初めて赴いたため、行く先にあんなオアシスが迎えているとは知りもしませんでした。

宮が瀬湖 水の郷商店街

裏ヤビツの20キロ手前、宮ケ瀬湖周辺に観光エリアがあるのをご存知でしょうか? そこはお食事処とお土産屋さんがたくさん並ぶ小さな商店街のような、『水の郷商店街』です! すでにこころは峠を目指していたころにこのメシア。小腹も空いてきたころだったので大変ありがたいですね~~(泣)
お食事処
木造建築の商店街
趣を感じる木製の建物が出迎えてくれます 昔ながらのお食事処や、洒落っ気のあるカフェなど種類は様々で、どんなお店があるのか見て回るだけでも結構楽しめそうでした! 腹ごしらえを始めようと店を散策していると...なんとこのオジサンが登場! 遅れた副社長 すごい、すごいですよ!ホントに来た! じつは向かう途中の様子をフェイスブックに載せたら、それを聞きつけ私に連絡ののち、宮ケ瀬湖にて合流!となりました~。
団子を食べる 団子はボリューム満点、モチモチ最高です!
さて、そろそろ本格的に裏ヤビツ目指します。この時点で そろそろ帰りましょうよ~~と駄々をこね始めます。上りたくなさMAXです。

分かりきっていた。押し寄せる斜度の波

さあ、64号線をひた走るとおどろおどろしい看板が目の前に...! ヤビツへの案内標識 (大袈裟に書きましたが普通の案内標識です。) 気合を入れていざのぼって行きます。斜度に合わせてポジションも変える、とか、ハンドルに力は入れないで、とか基本的なのぼりかたを教えてもらいながらよいせよいせとペダルを回します。 『このぐらいの坂なら余裕でしょ~』『はい!(ぶっちゃけキツい)』『ここの景色が良いよね~』『おぉ!(頂上はまだか?)』といった調子で2人は余裕そうに会話をしていましたがわたしは漕ぐので精一杯でした、、正直、斜度4%で心が折れかかっています。 しかし、坂がゆるやかな場所では景色も楽しむことができました!この日は曇り天気だったのですが、かんかん照りの太陽の下で走る峠は木漏れ日と水が流れる音が最高のライドシチュエーションとして楽しませてくれるのだろうな~~と来年の夏に思いを馳せていました...。 酷い斜度をのぼっている途中 坂をのぼっている途中です。カメラ目線でにこやかで涼しげな顔をしたつもりでしたが、坂ツラいですという表情がもろ出ていますね 漕いでも漕いでも、坂 坂 坂!すごい、これが峠.....などと妙な関心を抱きました。すでに頭が正常な動きをしなくなってきています。今回の目標はとにかく足をつかないこと。タイムは気にせず漕ぎ続けることだけを意識します。
森林がキレイ
走りやすい道
同じ写真じゃないですよ 自然の中をのびのびと走れるのはやはり気持ちがいいですね。この日は少し肌寒かったため、だらだら汗を掻く時期に涼しさ求めて走りに来たいです!たまにある下りが天国への道のようです。快適です。

まあ、なんやかんやで...

漕いでたら着きました!!! ヤビツの頂上 無心でのぼること数時間...(体感時間)頂上に到着しました!!!(泣) よく見る看板を実際目に出来ると感動しますね~~ ありきたりに写真を撮ってもらいました。 すごい...登ったんだ...峠を....登ったぞわたし...としばらく感動に身を浸していました。(実は頂上到達に気づかずそのまま通過しようとしたところ、先に着いていた中村におい!と言われ、んん...?!ここ頂上??!となったのは内緒です)

夕方ごはん

表から下っていく途中で菜の花台で小休憩。夜景が素晴らしい場所で有名ですね!昼間もカラッと晴れている日であれば江の島周辺も見えるのだとか...晴れた日にリベンジします! さて、頑張って峠をのぼったあとには決まってお腹が空くものです。 今回はヤビツ峠から30キロほど先にある、神奈川県座間市の北京料理『双龍』さんにお邪魔します~! 北京料理双龍 真っ赤な外見が特徴的な中華料理屋さん。右側にはサイクルラックも常備されています、嬉しい! 中に入ると明るいお姉さんが案内をしてくれました。 メニュー表 メニューを渡されびっくり!めちゃくちゃ種類が多いです。次のページにはご飯、麺類がびっしりでなにを選べばいいのか迷ってしまいました、、
五目あんかけ飯
ツイッターの裏メニュー
しばらくメニューを眺め、わたしは海鮮あんかけ飯、中村はツイッターの裏メニューをチョイス。裏メニューはすごい量ですね、また機会があればわたしも食べたいです! 談笑しながらご飯を食べると時間はあっという間に過ぎていきますね。思いの外坂はのぼれてたらしいので次は箱根らへんに紅葉を見に行く予定を立てました(笑) 平坦だけでは得られないものがたくさんあった今回の峠チャレンジ。イヤイヤながらも頂上に着いてしまえばなんだこんなものか。と思えてしまうのが不思議ですね!自分自身とっても楽しめた今回のライド、ヒルクライムももっと鍛えれば進んで行くようになるのでしょうか?また坂をのぼりに行ったらブログにしますので、よろしければ見て下さいね^^ では、このへんで...