Untitled No. 25 – Project One ICONカラー|ツール・ド・フランス ファム特別デザイン

2025年8月7日by 三郷バイクプラス

誰もが注目するツール・ド・フランス・ファムの舞台。その過酷なレースを戦い抜くLidl-Trekの女性たちの姿にインスパイアされ、Trekは特別なProject One ICONテーマを創り出しました。

それが「Untitled No. 25」。幾何学模様の緻密さと、スプラッターの情熱がぶつかり合うこのカラーは、見た目のインパクトだけでなく、努力や挑戦を形にしたアート作品でもあります。

この記事では、このUntitled No. 25の魅力を深掘り。誕生の背景から、デザインコンセプト、職人の技術、そして対応モデルまで余すことなくご紹介します。

Untitled No. 25とは?

「Untitled No. 25」は、TrekのカスタムオーダープログラムであるProject One ICONの最新ペイントテーマ。Lidl-Trekの女子ロードレースチームが参加した「ツール・ド・フランス・ファム」のために特別にデザインされました。

幾何学的なデザインと、感情をぶつけたようなペイントスプラッターが印象的なこのカラーリングは、ただ美しいだけでなく、「努力の軌跡」や「挑戦の証」といったメッセージも込められています。

特にヘッドチューブからトップチューブにかけての白い部分のスプレーアートがめちゃめちゃ可愛いです。


誕生の背景:世界最高峰の舞台から生まれた

このペイントテーマは、ツール・ド・フランス・ファムを走る女性たちの存在そのものから着想を得ています。9日間の過酷なステージ、戦略と体力を尽くして戦う日々、そしてチームワーク。そのすべてが「Untitled No. 25」の中に表現されています。

このカラーは、静かな努力を讃えるためのアートです。なぜなら偉業は、決して偶然では生まれないから。小さな積み重ねこそが、やがて栄光を手にする鍵となるのです。


デザインの特徴:緻密さと情熱の融合

Untitled No. 25 - Image 10

ジオメトリックなパターンがフレーム全体に張り巡らされ、その上にダイナミックなスプラッターが走ります。このコントラストこそ、「計算」と「情熱」の二面性を象徴しているのです。

要素 特徴
ベースデザイン 幾何学模様(グリッド・チェッカー)
アクセント 手吹き風スプラッター(スプレーアート調)
カラー ブラック×ホワイト×アクセントレッド
印象 緻密かつ力強い、感情を宿すアート

Project Oneペインターの職人技

このペイントを生み出すのは、Trek本社があるアメリカ・ウィスコンシン州ウォータールーのProject One専任ペインターたち。1本1本のフレームに対し、以下のような丁寧なプロセスを踏みます:

  • マスキングテープで精密にラインを形成
  • ペイントごとに手吹きスプラッターを調整
  • 仕上がりを左右するコート層の厚さをミクロ単位で制御

その結果、世界に二つとない個性と、ツール・ド・フランス・ファムの舞台にふさわしい芸術性を兼ね備えたバイクが誕生します。


対応モデルとカスタムの始め方

Untitled No. 25のペイントは、Trek Madone Gen 8のみに対応しています。エアロ性能と快適性を高次元で両立するこのモデルに、特別な彩りを加えることが可能です。

カスタムは、バイクプラス各店にて承っています。パーツやサイズ、コンポーネントまで細かく指定して、自分だけの一台を仕上げましょう。


西村 大助(Nishimura Daisuke)

西村 大助(Nishimura Daisuke)

バイクプラス共同創業者ショップ経験30年、MTB好き歴38年

1980年代後半にMTBに熱中し、アルバイト時代に老舗アウトドアブランドの自転車売場を担当。この頃に自転車整備士資格を取得し、本格的に自転車業界でのキャリアを歩み始める。2000年には外資系アウトドア専門店で専任メカニックとして勤務。その後、国内大手アウトドアメーカーの直営店で自転車売場を担当し、自転車取り扱い店舗拡大のためのスタッフ育成や販売体制の基盤づくりに貢献。 2003年には米国バーネット・バイシクル・インスティチュートへ留学し、体系的な整備技術を修得。帰国後は専門誌での記事連載やメンテナンスDVD出演などを通じて情報発信にも携わる。2007年にバイクプラスを共同創業し、全7店舗の立ち上げに関わる。 現在はオンラインストア運営やブログを中心に活動し、「専門性は高く、でも初心者にとって敷居は低く」を信条に、自転車のあるライフスタイルを提案している。

専門/得意分野
  • マウンテンバイク/ロードバイク/クロスバイク/eバイクの販売整備およびeMTBのカスタム
  • 米国メカニックスクールで学んだ体系的な整備技術
  • ショップ運営とスタッフ育成
  • サイクリング文化の普及活動
  • e-MTBでのトレイル/グラベルライド/キャンプ
保有資格
  • 1997年 自転車組立整備士合格
  • 1997年 自転車安全整備士合格
  • 2003年 Barnett Bicycle Institute Master Mechanic 3.0 Certified

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