究極のレースバイク 第7世代MADONE SLR新登場‼︎

2022年7月1日by 西村泉

フルモデルチェンジをはたし新たに生まれ変わったマドンSLR

2015年に第5世代として、2018年に第6世代として究極のエアロフレームとIsoSpeedを採用し快適性と速さを両立し進化し続けてきたトレックの究極のレースバイク「Madone」シリーズが、2022年フルモデルチェンジをはたし第7世代として更に進化し新登場!

さらに速く、そして軽く

新型を開発するにあたって求められらコンセプトは「さらに速く、そして軽く」!
そのコンセプトを基に、トレックが誇る軽量で強度の高い究極のカーボンOCLV800カーボンと最速のTTバイクの開発に用いられた風洞実験から、乗り心地を維持したまま今まで以上の空力性能UPと軽量化をはたした新機能を搭載したフレームに専用ハンドルを開発。

従来のモデルよりもなんとフレームとハンドル合わせて約300gも軽くなり、空力では19wのパワーが節約されるだけでなく1時間で約1分ほど早く走れるようになり、まさに新次元の速さと乗り心地を楽しめるモデルとなったのです!

近未来感満載のフレーム

第7世代のマドンは近未来を感じさせるフレームに仕上がってます!新型マドンの特徴の一つとも言えるトップチューブとシートチューブつなぎ目部分、横から見るとなんと「7」の形状に。
まさにこのフレームが第7世代であるということをフレームにメッセージとして込めた事が伺えますね♬

さらに自転車を前面から見ると、サドル下のシートチューブがまるで上から下に繋がっていないかの様に上部に大きめの空洞が設けられています。
横から見ても、正面から見てもまさに近未来を感じさせるフレーム形状になっていますね。

この特徴的なフレーム形状は新たに開発された「IsoFlow」と呼ばれるテクノロジーです。

IsoSpeedからIsoFlowへ

第5世代で採用され、第6世代で調整が可能になった進化したトレック独自の振動吸収技術「IsoSpeed」が、第7世代では快適性を維持したまま空力性能を高めた「IsoFlow」として更に進化しました。

サイクリング中前面から受ける空気の流れを、トレックの最速TTバイク「SpeedConceptSLR(スピードコンセプトSLR)」と同様に実際にライダーが乗りボトルを装着しているのと同じ状態で風洞実験で計測。

今まで以上にフレームが受ける走行中に受ける空気の流れやフレームが起こす気流の渦を抑えるために、従来の考え方にとらわれずシートチューブの上部に大きな空洞を採用。
フレームの一部に空洞を設けることで、前面からの空気の流れをフレームが遮ることなく空気が流れることによって気流の渦を軽減し、空力性能を高めることが出来る様になったのです。
さらに一部フレームを無くしたことで150g程軽量化にも成功しています。

まさに「FLOW(空気の流れ)」が乱れることなく更に速く走れるテクノロジーとなったのです!

フレームはOCLV800採用 

フレームを開発するのにあたり欠かせないのが「OCLV800」。
すでにEMONDA SLR(エモンダ SLR)やSpeedConcept SLRに採用されているトレックが誇るカーボンOCLV800カーボンは、OCLV700と比べても強度が30%ほどUP。
強度が上がった分より軽量で、高い空力を生み出すフレームを作り出すことが可能となったのです。

BB周りもボリュームUP!

使用されるボトムブラケット(以下BB)は整備性の高いT47を引き続き採用。
ねじきり式の為取り外しも簡単に行え、またフレーム幅を最大限広げることで足回りの剛性を保つという大きな役割を担っています。

さらにBB周りの形状も大きく変化。スピードコンセプト同様により空力を考えた形状になっているほか、ペダルを踏み込んだ力をそのままスピードへと変えられる様になっています。

新開発された一体型ハンドル

ハンドルもフレームと同時に専用ハンドルとして新たに開発。

サイクリング中一番最初に空力の影響を受けるのは、気流が最初に当たる正面部分。
新型のハンドルはハンドルとステムを一体型にすることによってつなぎ目を無くし、より高い空力性能を発揮出来る様になっています。また一体型にしたことで重量を150g程軽量化もはたしております。

 

 

乗車姿勢を低くする際などに持つドロップ部分に対して変速レバーを取り付けるブラケット位置も両側合わせて3cmほど狭くなっていることで、ライダーが受ける空気の抵抗も軽減されさらにエアロ性能を高められる設計となっております。

※新型マドン専用設計となります。
※サイズはドロップ幅が基準となります。(例42cmサイズはドロップ幅が42cm、ブラケット幅が39cm)
※一体型となるためDHバーには非対応になります。DHバーを取り付ける場合はノーマルハンドルに変更する必要があります。

その他のトピックス

タイヤは28cまで対応

新型マドンSLRで使用可能なタイヤ幅は最大で700×28cまでとなります。
もちろん使用するホイールによっては25cなども使用することも可能になっているのでお好みのタイヤを使用することが出来ます。

 

電動専用フレーム 

新型マドンSLRはShimanoのdi2シリーズやSRAMのe-Tap AXSシリーズ等の電動変速専用フレームとなっております。
最新のフレームにはやはり最新のコンポーネントが一番似合いますね♪

SRAM 新型RED eTap AXS発表!プロジェクトワンでも選べます!

Project ONE(プロジェクトワン)は後日対応開始予定

トレックのカスタムオーダー「Project ONE(プロジェクトワン)」にももちろん新型マドンも対応しております。
新型マドン発表日時点では開始日時などは決まっておりませんが、決まり次第改めてお伝えしていきますね!

 

写真のモデルはEMONDA SLRです。

自分好みのカラーや憧れのプロ選手と同じレプリカカラーにしたり等選べるカラーは様々あります!
シュミレーションも可能なので、まずは自分好みの一台を作ってみましょう。実際にプロジェクトワンで作られた世界に一台だけのをご紹介しているのでチェックしてみてください!

お気軽にご相談下さい!

スポーツバイクを楽しむ上で大切なのがサイズ選び。トレックはフレームサイズも豊富な分しっかりと選ぶことが大事になってきます。
身長や股下を計測、実際に店内にて自転車に乗った乗車姿勢をチェックしサイズを確認していきます。
サイズ確認は無料でいつでも行えますので、お気軽にご相談下さい。

 

またそれ以外のご相談もいつでもOKです!コンポーネントを載せ替えたいや、乗っている自転車の修理をお願いしたいなど遠慮なく仰ってください。皆様のご来店お待ちしております。