FX2とFX3どっちがいい? 何が違うの?
こちらのページでは、第4世代(Gen4)となった2025年モデルのFX2とFX3の違いを詳しくご紹介します。
どちらを購入すべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。ウェブサイトからもご注文いただけます。
Trek FX シリーズの概要
Trek FX(トレック エフエックス)は、日常の足としても、エクササイズ用途としても、サイクリング用途としても、通勤通学用途としても世界的に人気のアルミフレーム製クロスバイク。
アップライトな快適姿勢で乗車できる誰でも乗りやすいバイクとして設計されています。どちらのモデルも4カラー、5サイズ展開。楽しく快適にライドできる1台が見つかることでしょう。
第4世代になった2025年モデルは、砂利道も路上の段差も走りやすい太さのタイヤ(35C)を装備、40Cまで対応しているので重たい旅の道具を積んでのツーリングにも安心して活用できるバイクに仕上がっています。
ケーブル類がフレームに内装されるのでなかなかの高級感です。
最初の持ち主さんに限りフレームに生涯保証がついているのも見逃せないポイントです。
FX2とFX3はメインフレームは同じですが、それ以外のパーツ構成が異なります。それでは両モデルの主な違いについて見ていきましょう。
価格とカラー
各モデルの価格とカラーは次の通りです。画像をタップすると商品紹介ページに遷移します。
フロントフォークの違い
FX2:アルミ製
価格を抑えたアルミ製のフロントフォークを採用。比較的軽量ですがFX3のカーボンフォークの方が軽量です。フルフェンダー取り付け可能。
FX3:カーボン製
軽量かつ振動減衰性が高いカーボン製フロントフォークを採用しています。手に伝わる微振動が軽減されます。フルフェンダー取り付け可能。
グリップの違い
FX2:Bontrager Satellite グリップ
小指側にいくにしたがいただの真円ではなく手に馴染みやすい楕円形状になっているグリップ。握りやすさに定評があります。ねじ止めタイプではないので水分がハンドルとグリップの間に入るとグリップが回ってしまうことがしばしば。その場合は市販のグリップグルーで固定すれば大丈夫です。
FX3:Bontrager Satellite Plus IsoZone グリップ
白いゴムのような振動減衰素材が素材があしらわれている Bontrager Satellite Plus IsoZone ハンドルとセットで使用するグリップ。このセットで使用すると振動吸収性が非常に高く乗っていて手が疲れないのが特徴。ねじ止めタイプなのでしっかりと角度を固定できます。とても人気のグリップです。
リムの違い
FX2:Bontrager Connection リム
強度と剛性があるダブルウォールリム。スポーク数は32本でホイールとしての耐久性も高い酷使に耐えうるホイール。米式バルブ。
FX3:Bontrager Tubeless Ready リム
ダブルウォールリムであることはもちろんですが、チューブレス化にも対応しているリム。32本スポークで耐久性も安心。仏式バルブ。
ドライブトレインの違い
FX2:初回ロットはDeore 10段, 以降のロットは CUES U4000 9段が搭載されてきます。
フロントシングル。初回ロットはなんと Deore グレードの10段変速を搭載。以降は話題の最新CUES U4000 11-46Tのワイドレシオ搭載予定です。
FX3:Shimano CUES U6000
フロント1段 x リア10段。eBikeにも対応している高耐久コンポーネントのシマノキューズ。カセットスプロケットはLINKGLIDE の11-48Tの超ワイドレシオで48Tは登坂時にとても重宝します。10段変速です。
ブレーキの違い
FX2:Tektro HD-M280油圧ディスク, 160mmローター
テクトロの油圧ディスクブレーキを採用。FX3に採用されているブレーキよりもさらにコスパに優れたモデルになります。
FX3:Shimano油圧ディスク, MT201レバー, UR300キャリパー
シマノの油圧ディスクブレーキを搭載。リーズナブルなモデルながら制動力や精度、ローターの剛性、冷却性能が高いのが特徴です。
主なスペックの比較表
上記でご紹介してきた FX2 と FX3 の主なスペックの違いを一覧表にしました。なお、スペックはメーカーから予告なく変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
モデル | 価格 | 重量 | フレーム | フォーク | リム | タイヤ | メインコンポ | ブレーキ | ハンドル | ステム |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FX2 | ¥99,000 | 11.81kg (Mサイズ) |
Alpha Gold Aluminum, internal cable routing, rack & fender mounts, post mount disc, kickstand mount, 135x5mm QR | FX アルミ, フラットマウントディスク, ラックマウント, アクスルからクラウンまで410mm, ThruSkew 5mm QR | Bontrager Connection, double-wall, 32-hole, 20mm width, schrader valve |
Bontrager H2 Comp, ワイヤービード, 30 tpi, 700x35mm |
Shimano Deore 10速, または CUES U4000 9速 |
Tektro HD-M280 油圧ディスク, 160mmローター |
Bontrager alloy | Bontrager Comp Blendr対応 |
FX3 | ¥125,000 | 11.50kg (Mサイズ) |
Alpha Gold Aluminum, internal cable routing, rack & fender mounts, post mount disc, kickstand mount, 135x5mm QR | FX カーボン, フラットマウントディスク, ラックマウント, アクスルからクラウンまで410mm, ThruSkew 5mm QR | Bontrager Tubeless Ready Disc, 32-hole, Presta valve |
Bontrager H2 Comp, ワイヤービード, 30 tpi, 700x35mm |
Shimano CUES U6000, ギアインジケーター付き, 1x10速 |
Shimano油圧ディスク, MT201レバー, UR300キャリパー |
Bontrager Satellite Plus IsoZone | Bontrager Comp Blendr対応 |
結局 FX2 と FX3 どっちを買う?
トレックの人気クロスバイク FX2とFX3の違いをこれまでご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか? モデル選びの参考になれたら幸いです。
店頭では、スポーツとしてこの先サイクリングを楽しんでいこうとお考えの方には、振動減衰製に優れたカーボンフォークやグリップ&ハンドルを装備し、信頼のシマノ製油圧ディスクブレーキを搭載し、チューブレス化にも対応しているリムを採用しているFX3が人気です。
一方通勤通学や、シティサイクルと同じような日常の足としての使い方がメインのお客様は、細かな部分で高い性能や乗り心地を求めるよりも価格と性能のバランスでFX2をお選びになる方が多いです。
FX2と3で、どちらにするか悩まれている方は、このような選び方がおすすめです。
とにかく予算を抑えてトレックのクロスバイクを手に入れたい...という方にはFX1という選択肢もあります。
ご不明な点はトレックコンセプトストアのバイクプラス各店まで。