河井 孝介|多摩センター店

2019年1月5日by 多摩バイクプラス
バイクプラス多摩センター店スタッフの河井孝介です。自転車の販売に携わってかれこれ20数年になりますが、以前は沖縄県でスポーツ自転車の販売に携わっていました。もともと見知らぬ場所へ旅するのが好きで、沖縄移住もそんな流れでありましたが、現在は東京でお仕事をこなしつつ、自転車を担いで全国を走り回る自転車ライフを楽しんでいる今日この頃です。

南国沖縄からやってきました!

沖縄サイクリング水浴び風景 暑い沖縄での楽しみ。自然の湧き水でクールダウン(笑)
バイクプラスに入社以前は沖縄県でスポーツ自転車の販売に携わっていました。もともと育ちは神奈川県で沖縄には縁もゆかりも無かったのですが、当時沖縄でこれまで無かった総合アウトドア専門店を開店するというプロジェクトがあり、そこでの自転車担当責任者として参画しないか?というお誘いをいただく機会があり、まったく知らない土地で新たなスタートを切るというロマンに心惹かれてしまい、身一つで沖縄にはせ参じたのでした。
沖縄トレイルライド 赤土のジャングル地帯でトレイルライドを満喫!
まったく知らない土地でのスタートという事もあり、休みごとにサイクリングに出かけると、見るもの触れるものすべてが新鮮で刺激的な日々でした。自分の住んでいた沖縄本島は自転車で回るには十分に広く、また現地の歴史や文化も知れば知るほど興味が湧いてきて、日々次の休みはどこに行こう?と計画を練りつつ、沖縄本島内だけにとどまらず、県内の離島も含めて興味のおもむくまま自転車で出かけてゆくというスタイルは、今も昔も変わっていません(笑) また当時はマウンテンバイクの人気も高く、しょっちゅう米軍基地周辺の緑地帯(ほぼジャングル)のトレイルを走りに行っていました。戦争映画の舞台になりそうなシチュエーションで、ときどき米軍の敷地内から火薬の匂いが漂ってくることもあり、いろいろと刺激たっぷりなマウンテンバイクライドを楽しんでいたのも楽しい思い出です。
沖縄XCレースシリーズ出場 地元のマウンテンバイクレースにも出場していました
沖縄のサイクリング環境があまりにも恵まれており、また当時は今よりだいぶマジメに?自転車に乗っていたのもあって、ときどきは地元のレースに参加したりと、本当に自転車三昧な生活を送っておりましたが、そんな中でまたも転機がやってきたのでした……

本土に戻ってからの自転車ライフ

ヤビツサイクリング お店の仲間とグループライド
沖縄での生活も9年目になったころ、以前から交流のあった当社の社長から「いっしょに仕事をしないか?」というお誘いを頂きました。 沖縄の店舗もかなり現地に定着してきたタイミングでもあり、次のステップとしての魅力を感じて、ふたたび本土に戻って現在の仕事に就くことになりました。 沖縄ですっかりサイクリングの魅力に目覚めてしまっていたため、本土に戻ってからはまず手始めに自走で行ける範囲を巡って行動範囲を拡げてゆきました。性格的にどうしても見知らぬ場所に興味を持ってしまうので、だんだんと行き先が山奥の林道など人里離れた場所に向かってしまうのは困ったものなのですが、それにもだんだんと飽きてきた頃にめぐり合ったのが……
小田急ロマンスカー輪行 サイクリングと鉄道の組み合わせに運命的なものを感じる(笑)
じつはワタクシ自他とも認める大の鉄道好きで、もともとが"乗り鉄"なので、沖縄にいた頃も休みや出張にかこつけて、ちょこちょこと列車に乗りに行ったりしてお茶を濁していましたが(そんなヤツがどうして鉄道の無い県に行ったんだ!というツッコミはさておき)、拠点が本土になったからにはぜひやってみたかったことがありました!それは"輪行"です♪♪ 沖縄では縁の無かった自転車の楽しみ方ですが、鉄道網が全国に拡がる本土にいるのだったら、これを使わない手はありません!しかも大好きな鉄道にも乗れる!! ということで、最初は手探りで恐る恐る始まった"輪行"でしたが、慣れてしまったらもう大変!自分の行動範囲が一気に全国レベルまで広がってしまい、見知らぬ土地がいきなり手の届く範囲に入ってきました(^^♪

テツ店長として活動中!

新潟交通月潟駅跡 輪行でやってきた新潟の廃線跡サイクリング
今度は地図を右手、時刻表を左手に持ってサイクリングの計画を練るのですから、楽しさも一気に2倍になったようなものです!当初は純粋にサイクリングの行程の中に輪行を組み込んで楽しんでいましたが、持ち前の鉄道好きが祟って?か、だんだんと鉄道に関係する場所を輪行で巡るというスタイルに変わってきました。 そんな『鉄分豊富な輪行サイクリング』のレポートを、気が向くと自店のブログに書き綴っていたのですが、そんな記事が総合自転車情報サイトの"シクロワイアード(CycloWired)編集部の目に留まり、同サイト内で輪行紀行として連載してみないか?という打診を頂きました。もちろんこれまでどおり鉄道を中心にした内容でOK!ということで、始まったのが不定期連載の『河井孝介の輪行サイクリング紀行』です。
銚子電鉄外川駅 輪界を代表する?鉄道好き3人衆
鉄道好きの"テツ店長"が、全国の鉄道スポットを輪行で巡るというシリーズなのですが、鉄道とは我が国の近代における歴史そのものでもあるので、探してみると関連するスポットは本当に全国津々浦々にたくさんあるのですね。特にテツ店長は昭和の人間なので、特に国鉄時代のモノに目が無いという癖がございまして、現役引退問わず古い車両や廃線、時代から取り残されたローカル線などが大好物なのです(笑)
旧篠ノ井線遊歩道 廃線跡サイクリングがもっかのライフワーク
最近では近場の鉄道スポットも開拓しつくして来た感もあり、だんだん訪問エリアが広域化してきているのが、悩みでもありまた楽しみでもあります。未だ本州以外の九州、四国、北海道は輪行で行ったことが無いので、これからもまだまだ"鉄分豊富な輪行サイクリング"の旅は続いて行くことでしょう(笑)

自転車以外の活動も少々…

予備自衛官訓練に参加 予備自衛官として10式戦車の前で
趣味はほぼ鉄道一辺倒なワタシですが、もうひとつ長く続けていることがあります。もうかれこれ15年以上になりますが、陸上自衛隊の予備自衛官を務めており、仕事の合間をぬって年間5日間の訓練に参加させてもらっています。 ちなみに過去に本職の自衛官をやっていたことは無く、一般公募の予備自衛官補第一期生として採用され50日間の訓練を受けて予備自衛官となりました。 ほとんど好奇心ではじめたことですが、自衛隊での生活は普段なかなか経験できないことばかりで、未だに勉強になることも多いので、体が動くうちはこれからも続けてゆきたいと思う、"河井予備三等陸曹"なのであります(笑)

スタッフ河井の愛車紹介

520《ツーリングバイク》

愛車トレック520 我が相棒は輪行メインのコンセプト
最近は輪行活動が中心ということもあり、頑丈で信頼性の高い我がトレックのロングセラーモデル"520"を愛用しています。クロモリフレームで決して軽量とは言えませんが、適度にバネ感のあるしなやかな乗り心地は疲労しにくく旅には最適な相棒です。 細身で一見レトロな風貌も、古いモノ好きのワタシ好みですが、ブレーキだけは先端の?ディスクブレーキとなっており、制動力が高い点もお気に入りです。雨の日のライドや長い峠の下り坂などではいつも大いに助けられています。 もともとベーシックな自転車ということもあり、用途に合わせてカスタマイズをすすめていった結果、今ではフレーム以外ほとんど別のパーツに交換されていますが、あくまでツーリングバイクなので耐パンク性の高いタイヤやクッション入りのハンドルなど、実用性重視のパッケージとなっています。
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バイクプラス多摩センター店外観写真

バイクプラス多摩センター店

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