梅と桜を同時に見よう!ちょっと早めの花見ライドに行ってきました
こんにちは!"テツ店長"こと多摩店スタッフの河井です。
今回は春の息吹きを感じに、ちょっと早めの花見ライドへと行ってたレポートになります。
相模川を南下する平坦ルートを選択
なんだかんだ冬って晴れの日が多くて、サイクリングに出かけるには良い季節で、しかも空気が澄んでいるので景色を見たり、写真を撮ったりするには一年で一番良い時期なんですよね(#^^#)
ということで、まずは小田原方面に向かってペダルを漕ぎ始めます。目的地をめざすにあたっては平坦を旨とするということで、川沿いにルートをとってゆきました。
ちなみにこの日2021年2月は緊急事態宣言中ということもあり、地元の神奈川県内で完結するコースを選びつつ、梅と桜が同時に拝めそうな素敵な場所を開拓に行ってみたのですが、いかんせん天気が良くて途中寄り道が多くなってしまったのはご容赦ください。
秦野を経由して酒匂川が流れる松田町へ
本厚木で相模川から離れると、お次は自動車専用道の"小田原厚木道路"の側道を経由して行きます!ここは平坦基調で信号(交差点)も少なく、意外と走りやすくてオススメです!
秦野の手前で側道区間が終わったら、今度は"金目川(水無川)"に沿って秦野の市街地に向かってゆくと、途中で小田急線の線路と出会うのですが、ここからの鉄道風景が素晴らしく、思わず愛車と電車の2ショット写真をいただきます(笑)
ここまでおおむね小田急線に沿って走ってきた感じですが、じつはそれには理由があって、鉄道ってもともと急勾配が苦手なので、それに沿って走れば坂が少なくなるというのはサイクリングのコース選びではちょっと役立つ知識かもしれません[ワタシの場合その分寄り道が多くなってしまうのが難点ですが(汗)]
秦野市街に入ると、道端に気になるモニュメントがあったので、とりあえず写真を撮ってあとで調べてみると、1937(昭和12)年まで"秦野"から東海道本線の"二宮"を結ぶ"湘南軌道"という鉄道が走っていたとのことで、これはテツ店長としてはとても気になるところです(-_-)
河津桜を求めて小高い丘の上にある"西平畑公園"へ
山あいにある秦野から下りてくるとそこは松田町で、だいぶ富士山も近くに見えるようになってきました!あまりに良い景色なのでここでは富士山と小田急ロマンスカーの2ショット写真を一枚いただきます♪♪
御殿場線松田駅正面の松田山中腹にある"西平畑公園"がひとつめの目的地になりますが、今回初訪問のこちらの公園は想像以上の急坂で、息も絶え絶えに上ってやって来ましたが…
お目当ての"河津桜"はまだ二分咲きにも届いていません(涙)
しかしながら眼下にはひろがる街並みとその先の海まで一気に見通せる絶景が!これで上りの疲れも報われようと言うものです(*^^*) もし満開の河津桜の間からこの景色を眺めることが出来ら、また一段と素晴らしいことでしょう♪♪
お時間のある方はぜひ来て見てください!
関東地方でも屈指の梅見スポット"曽我梅林"へ
松田町の河津桜から今度は御殿場線沿いに10km足らずを走って、この日二番目の目的地"曽我梅林"までやって来ました!
ここは梅林とは言うものの、広いエリア一帯に梅林がひろがっているので、自転車でポタリングするのが便利でおすすめです!
例年だとこの時期に梅まつりが開催されるのですが、今年はコロナ禍ということでイベント等は一切ないとのこと。
例年だと平日でも大賑わいだったのが、今回はチラホラと観梅する人が見られる程度で、それもまた静かなで悪くないものでした。
日が暮れるまで遊んだら輪行でご帰宅
そんな園内をぐるぐる回っているうちに、日もだいぶ傾いて気温も下がってきたので、そろそろ帰宅することにしましょう…
とはいうものの、今回は帰りがてらぜひとも寄っていきたい場所がありまして、それがここ"JR東日本・国府津車両センター"なる施設で、まあ平たく言うと電車の車庫ですね(^O^)
これがまたテツ店長の大好物なのですが、歩道橋の上からいろんな電車が並ぶ車両基地を眺めるのは、鉄道好きでなくても一見の価値はあると思います!(たぶん…)
暗くなるまで遊んだら帰りは輪行で帰るつもりだったので、国府津車両センターからは東海道本線の最寄り駅"鴨宮"までひとっ走りしてやって来ました!
ここ鴨宮じつは"新幹線発祥の地"という、鉄道界ではある意味聖地とも言える場所で、駅前のロータリーには初代新幹線0系車両のモニュメントが置かれていて、なんか分からないけどちょっと感動してしまいました(笑)
と言うのも、ここ鴨宮には東海道新幹線開通前の試験線があり、1962年(昭和37年)から神奈川県綾瀬付近とここ鴨宮までの約30Km間を"モデル線"として各種試験を行い、その後営業線に転換して現在も東海道新幹線の一部と使用されているという、たしかに新幹線とは非常に縁の深い場所だったのでした(涙)
ということで、相変わらず鉄分濃度の高いサイクリングにはなりましたが、梅と桜を同時に楽しめる貴重な場所ですので、時間のある方はぜひ脚を運んでみてください!
場所的には東京近郊だと健脚の方なら自走で往復もできて、体力に自信のない方も東海道線や小田急線が利用できるので、輪行を駆使してサイクリングしてみてはいかがでしょう?
追記 2021年2月16日現在、どちらの場所も見頃に入っているようです(^^)/