トロリーを片手に持ち愛車と共に写真にうつる選手の画像
MTBセッティングの基本

MTBのポジション設定
サドル編

How to set saddle position of MTB.

初心者の皆様がご購入されたマウンテンバイクでより楽しく快適に、そしてより上手に乗りこなせるようになるための「ポジション設定の基本」をご紹介するページ。こちらはその「サドルのセッティング編」です。

サドルは、高さ、前後位置、角度を調整できます。自分の身体やライディングスタイル、コースに合わせてセッティングすることで、トレイルでよりダイナミックにバイクコントロールができるようになり、ライディングが充実したものになります。セッティング次第でオフロードライディングの楽しさが劇的に変わりますので、ご自身にとってのここだ!!というセッティングを探してみてください。

サドルの高さ

どんな自転車でもまずはサドルの高さが最重要項目ですが、車体の上で上下前後左右に身体を動かすマウンテンバイクライディングならではの基本的な考え方をご紹介します。

ヨランダ・ネフ選手(東京五輪金メダリスト)と専用にセッティングされたバイクの写真。サドルが水平にセッティングされているのがわかる。

サドルの高さ

クロスカントリーレースのようにペダリングセクションが多いなら…

ダウンヒル専用マシンの前上がりにセッティングされたサドルの写真

サドルの高さ

トレイルやパークなどで下りを楽しむのなら…

サドルを下げた状態でくだりを走る様子
サドルを上げた状態で平地を漕ぐ様子

サドルの高さ

ただ、人間というのはわがままなもので…

ドロッパーシートポストの商品写真

サドルの高さ

ドロッパーは手元レバーでサドルの上げ下げがワンタッチで瞬時に可能になる優れもの

サドルの前後位置

ペダリング重視ならロードバイクと同様にペダリングに適した位置にセッティングすべきですが、刻々と路面状況や勾配が変化するマウンテンバイクライドシーンでは、あまり難しく考える必要はありません。

サドルの前後位置

目的を持って前後位置を調整しよう

シートポストのサドル固定ボルトを緩めている様子

サドルの角度

サドルは腰を掛ける場所ですので、上半身も下半身も安定させるために基本的に水平にセッティングするものですが、マウンテンバイクでは腰を掛けることよりも重視されることがあるので、異なるセッティングをするケースがあります。

マウンテンバイクのサドルを前上がりにセッティングした例の写真

サドルの角度

下りメインなら前上がりを試してみるべし

マウンテンバイクのサドルを前下がりにセッティングした例の写真

急な登りで前輪がどうしても浮いてしまうなら...

いかがだったでしょうか?

以上がマウンテンバイクのサドルのセッティングに関する基本的な考え方になります。乗りにいくコースによっても、もっとこうした方がいいかも...とか、このセッティングじゃないな...と感じたりするものです。もし時間にゆとりがあるなら、新しい気付きを得るためにも、トレイルライドの途中でもその場で色々とセッティングを変えてみてもいいと思います。一番のおすすめはドロッパーポストですけどね!

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