車道走行時の
注意点と交通ルール
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自転車通勤ではいろんなところに危険が潜んでいます。その危険とは、被害者にも加害者にもなり得る危険。ルールを守りマナー良く走行していれば危険はかなり回避できます。常に安全運転を心掛け、被害者にも加害者にもならぬようライドを楽しみましょう。通勤に限らず車道を走行する際のよくある危険や注意点などをご紹介します。
法律上自転車は車道の左側を走行するもの。車も横行し危険なポイントも多い。
①路上駐停車している車
急にドアが開いたり、動き出してりと危険です。車の陰から人が飛び出してくることもあります。避ける際は後続車が来ていないか確認が必要です。
②段差や側溝
段差や側溝にタイヤがとられ大転倒することもあります。
③歩道から突然車道に出てくる自転車にも気をつけて!
④左折車に巻き込まれないように並走している車の動きに気を配って!
傘さし運転やスマホを操作しながらの運転は禁止されています。
①ながら走行は法律に関係なく危険です!
携帯電話を使いながら、音楽プレイヤーを聞きながら、これでは危険の察知・退避ができません。
②スピードの出しすぎにも注意!!
車と同様、自転車も急には止まれません。常に安全に止まれるようスピードでの走行を心掛けましょう。
③並走は禁止
自転車同士での並走は道幅を狭めて車や歩行者の邪魔になります。同時に自らも危険にさらされますのでやめましょう。
歩行者・車・自転車が行きかう交差点。そこには多くの危険が潜んでいます。
①車用の信号を守ること。
これは当然のルールです。ただし、歩行者・自転車専用とある場合はそちらに従い自転車横断帯を渡りましょう。
②左折車の巻き込みに注意
左折車に巻き込まれる事故が非常に多いです。車からは斜め後方は死角で見にくいので車を先に行かせたほうが安全です。
③目立つ色のウェアを着用しましょう。
④歩道で信号待ちをするのではなく車道の停止線『止まれ』で待つ
薄暗くなる前には前後ライトを点灯しましょう。また最近では補助的なライトを常時点灯をしている車も増えていますし、サイクリストの間でも常時点灯がより安全であるという認識が広がっています。
①前後のライトは絶対に必要です!
路面状況の把握のため、また対向車に気付いてもらうためにフロントライトは必要です。複数つけた方が安心です。
②フロントライトだけでなくテールライトも必ず付けましょう。
テールライトをつけないと、後続の車や自転車からは闇に溶け込み非常に見えずらくなります。前には白色、後ろには赤色がルールです。
③ホイールの反射板もつけておいた方が良い
道路を横切る場合は前後ライトをつけていて気づきにくい場合が多いですが、ホイールの反射板に車の前照灯が反射してよく目立ちます。前には白色、後ろには赤色の反射板も。
④ウェアやバッグ類にも反射素材を。
身に着けるものに佐伯反射素材があしらわれているものを着用するとさらに安全です。
夜間は周囲から見えていないと思え!自転車通勤での夜間走行は視界が悪く危険も多いので、より注意が必要!
①黒い服装は控えましょう
黒っぽい恰好は闇に溶け込んでしまいます。明るい色のウェアを選択し周りから見える服装にすることも大切です。
②反射素材を使った小物は欠かせません
反射素材を使用したものを身に付ければ暗闇でも目立ち安全です。ウェア、バッグ、裾どめなど、反射素材がついたものがあります。
③段差や路面のギャップに注意
ライトを付けて走行していても夜間は視界が悪いです。歩道との段差や路面の穴などにタイヤが取られて転倒ということも考えられます。何があっても対処しやすいようにスピードの出し過ぎないことが大事です。
雨の日には普段とは違う点にさらに注意が必要になります。
①マンホール、白線は滑る。
ひとたび雨が降ると路面は非常に滑りやすくなります。特に滑りやすい白線やマンホールなどは特に気をつけましょう。
②傘ではなくレインウェアが安全。
傘をさしての走行は非常に危険です。ハンドル操作もままならず、とっさのブレーキもかけられません。レインウェアを着れば両手を使えるので危険の多い雨の日には欠かせません。コンパクトに収納できるタイプを鞄に入れておくのが良いでしょう。レインウェアも目立つ色がおすすめです。
③雨天時は日中でもライトを点灯点滅させたほうが安心。
④ブレーキの効きが悪くなります。
滑りやすいだけでなくブレーキそのものの効きも悪くなるので速度は控えめに。いつものタイミングよりもはやめの減速を。
警察が『車道通行』の原則を徹底し取り締まりを強化し始めて久しいですが、それに呼応する形で各地で自転車通行帯の整備が進んでいます。まだまだこれからですが、歩行者もクルマも自転車も、安全に通行できる道路環境になってほしいですね。
ただし、いずれにしても『ルールを守ること』『マナー良く走ること』『起こりうる危険を知っておくこと』は大切です。注意すべきことや守るべきことが色々わかってくるとこれまでよりも随分と安全に走れるようになります。自転車通勤を安全に楽しんでください♪
警視庁のウェブサイトで、自転車の交通ルールについて詳しく記載されています。わかりやすくておすすめです。
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