自転車&サイクリスト専用のサイクルトレイン「B.B.BASE」に乗ってきた!
日本唯一のサイクリング専用列車登場!
秋のサイクリングシーズン、JR東日本の運行するサイクルトレイン『B.B.BASE』に乗って千葉ライドに行ってきました。 鉄道大好きの"テツ店長"こと多摩店スタッフ河井としては、何としても乗ってみたい列車ではありましたが、ふだんは土日祝日のみの運行でなかなか乗る機会に恵まれなかったのですが、今回ありがたいことに平日に運行される日があるとの報を聞き及び、メンバーを募って乗りに行ってきた次第。BBBASEの旅は両国駅から
昭和4年に建てられたレトロな駅舎
サイクリングの集合地点はJR両国駅、今回は自転車のまま電車に載せられるのがミソなので、駅には自走で集合したいところです。
(ここまで輪行で来て自転車を組み立てて電車に積むのもなんかしっくりこないので。。。)
自転車フレンドリーな店内に気持ちも盛り上がります!
今回は千葉、埼玉在住のメンバーはムリなく自走で集合できましたが、神奈川在住のテツ店長は早朝の都心を抜けてここまでの自走はさすがに気乗りしなかったため、乗り換えなしで来れる最寄り駅まで輪行して、そこから自走で現地に集合することにしました。
車をお持ちの方は、駅近くに時間貸し駐車場もあるので、そちらを利用してB.B.BASEに乗車するのもアリかもしれません。
駅に到着すると、すでにほかのメンバーは到着しており、駅構内にある『ベックスコーヒーショップ』で優雅に朝食などしておりました(笑)
ちなみに、B.B.BASEの乗車券を持っているとコーヒー無料サイズアップの特典もあるそうなのでぜひ!
案内サインに従って乗車口に向かいます
ふだんは入れないヒミツの扉から幻のホームへ
両国駅3番線ホームに入れる貴重な機会とは知らず自転車を押し歩くメンバー
ちょっと話が逸れますが、こちらのホームは両国駅3番ホームと申しまして、今はもっぱらB.B.BASE専用ホームとなっていますが、行き止まり形式のこのホームこそ、その昔両国駅が房総方面のターミナル駅だった歴史を物語る遺構ともいえる貴重な存在なのです。
そんな遺構が残されていたのも、2010年までこのホームから房総方面に向かう新聞輸送列車が運行されていたからで、それも廃止になってからはたまに臨時列車が発車するくらいで、ほとんど活用される事も無く鉄道ファンのあいだでは『幻のホーム』などと呼ばれる存在になっていました。
テツ店長以外は、そんなことつゆほども知りませんが(そもそも興味がないか…)、とりあえずホームに停車している白い自転車専用電車を目の前にして、メンバー全員のテンションもかなり上がってきた様子。
出発まで多少時間の余裕もあったので、集合写真を撮ってもらったり、駅ホームを観察したり(ワタシだけ)、各人思い思いの時間を過ごしたら、いよいよ乗車してみましょう!
注目のサイクリング専用列車の中は
このアームを引き出して、前輪を載せる方式
出入口横に縦置きで積載します
駅員さんのお見送り付きで気分が盛り上がります!
自転車を積み終え、着席して荷ほどきを終えたころに、臨時列車B.B.BASE佐原号は両国駅3番線ホームを静かに出発します。
ホームから駅員さんのお見送りもあり、特別感をかきたてられる演出にまた一段と気持ちが高ぶる一同なのでした(笑)
テーブル付きのゆったりとしたボックスシートでおくつろぎ中(笑)
窓も広くて車窓風景も存分に楽しめます!
マニアはついついここを見てしまう(汗)
ゆったりしつつも機能的な車内
せっかくなので車内をちょっと探検
ひろびろしたフリースペースの4号車
ライド後にも安心の洗面所も付いてます!
楽しい列車の旅はあっという間に終了
下りるのが名残惜しいくらい(笑)
両国~佐原間1時間半の列車旅は 移りゆく車窓風景と快適な車内設備が相まってアッと言う間に時間が過ぎ去ってゆきました。
下車駅に到着したらラックから自転車を下ろし、車内からホームに踏み出す瞬間もちょっと興奮しますが、それ以上にそのままサイクリングに出られる安楽さは新鮮な驚きがありました(*^^*)
ここから改札を出たら即サイクリングスタートになりますが、ここから先のサイクリングのレポートはまた場をあらためてお送りしたいと思います。
次回『B.B.BASEで行く千葉・茨城サイクリング』もお楽しみに!
B.B.BASEに乗ってみたいと思った方へ!
追っかけて走っている雄姿をおさめてみた(汗)
気になるサイクルトレイン「B.B.BASE」の詳細とお申し込みは下記リンクから↓
ちなみにB.B.BASEは観光列車ということで、きっぷは旅行商品として購入するカタチになっていて、みどりの窓口で買うことは出来ません。
耳より情報としては、現在行われている『GoToトラベルキャンペーン』の対象商品になっていて、今なら実質半額で乗車できてしまうので、この機会にぜひご乗車してみてはいかがでしょう?
自転車と列車の旅を同時に楽しめてしまうB.B.BASEで、一日まるまる楽しんでください!