サイクルウェア ぴったりサイズの選び方 重要なポイント

2017年3月27日
サイクルウェアのサイズ選びでよく言われるのが『ぴったりフィットしたサイズを選ぶ』という考え方。この『ぴったり』という言葉が意外と曲者です。 サイクルウェアを初めて購入する方の中には、試着してみた結果のこの『ぴったり』感が不慣れなので、程よいフィット感でもキツイと感じてワンサイズ大きめのものを選択しがちです。 乗車姿勢でフィット感を選ぶまた、特に試着の際に注意したいのが、サイクルウェアはそもそも乗車姿勢をとっている時に快適な裁断になっているということ。それでは自転車ウェアのサイズ選びについて詳しくご紹介します!

ぴったりはどう判断する?

直立での判断は禁物

前傾姿勢でサイクルウェアはき心地が良い直立の状態での立ち姿を鏡でみただけでの判断は禁物です。サイクルウェアは直立姿勢にそもそも適していないので、サイクルジャージの場合だと肩周りや胸回りは窮屈に感じやすく、見た目も突っ張ってヘンなシワがよります。また、前身頃が短いので着丈は短く感じやすいものなのです。 サイクルパンツの場合だと、腰が曲がった前傾状態で快適になるよう裁断されているので、直立時はおヘソ側のフィット感がなく下に引っ張られる感覚やお尻がダボつく感覚があります。直立時に股パッドが激しく浮いている場合は大きい可能性があります。 ですので、自転車を漕いでいる時の姿勢になってフィット感を判断するようにしましょう。やや膝を曲げ腰を屈めて前傾してハンドルを握っているような姿勢をとると、直立時とは全然違って感じます。

身長、肩幅、着丈、胸囲、胴囲で重視する場所

サイクルジャージのジッパーを上げている写真また、一般的に洋服やスポーツウェアなどのサイズ感・フィット感を判断する上でポイントとなるのが、身長、肩幅、着丈、胸囲、胴囲、あたりの数値だったりフィット感だったりしますが、サイクルウェアの場合だと、特に胸囲と胴囲の数値・フィット感を重視して選んだ方が快適です。

ホント試着してみないとわからない!

同じメーカーの同じサイズ表記でも、タイトフィットタイプとルーズフィットタイプのジャージがあったりして、サイズ表記的に大丈夫だと思っていてもいざ着用してみるとタイトに感じたりルーズに感じたりすることもありますので、やはり試着するのが無難です。 洋服でもアメリカンサイズと日本サイズはワンサイズ違うということもありますが、サイクルウェアも生産国やブランド・メーカーによって同じ『M』サイズ表記でも、感覚的にワンサイズ程度違うこともあります。 全く同じカット全く同じサイズのウェアでも、使われている生地のストレッチ性でサイズの感じ方や動きやすさの感じ方が違ってきます。裾や袖の構造や縫製によってもフィット感の感じ方が違ったりします。 多少面倒でも試着するのが一番確実です。

パンツはビブタイプが快適

左がビブショーツ
ちなみに、サイクルパンツはビブショーツタイプがとてもおすすめです。ペダリング中や歩行中にパンツが下がっていくことがないので煩わしさを感じることがありません。パッドのフィットが安定するというメリットも。 お腹周りもゴムで締め付けられないので、お腹が出てている人もそうでない人も、どちらの人もとてもラクです。それだけウェアのサイズ選びは要注意なんです。しっかりと試着して選ぶのが良いでしょう。 男性がビブショーツを選ぶ際に大きなポイント(?)になることが一点。半分ジョークのようなネタではあるのですが、トイレで用を足す(立ちション)時に前をグッと下げられるかどうかも要チェックです。小さめのビブだとそこまでストレッチが効かない場合もありますので。

最後に

サイクルウェアはしっかりと試着してサイズ感やフィット感を確認して購入するのが一番安心です。バイクプラスは各店(店舗一覧)で試着室をご用意していますので、遠慮なくお声がけください♪ サイクルウェア、ぴったりサイズをカッコよく着こなしたいですね。

所沢店の中の様子をガラス越しに撮影した写真

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