裾どめの重要性をご紹介 被害の大きさにはeBIKE特有の事情が!?
裾どめは普段着でスポーツ自転車に乗る方に強くオススメしたいっ!
裾の被害はいったい何度目でしょうか...。 右足だけ裾が油で汚れるのは自転車あるあるですが...過去におズボン何本か破いています。記憶に残っているのは買ったばかりのスーツを着てMTBに乗った時のこと。あれは入学式の朝のことでしたので特に苦い思い出として焼き付いています(笑 しかも今回の被害はおズボンの裾だけではありません。とうとう自転車のパーツまでぶっ壊してしまいました。とほほ...。 その写真がこちら👇 コレ何だかわかります? チェーンデバイスといってチェーン落ちを防止するパーツです。それが壊れました。 右足が急に引っかかったような感覚に襲われ、しまった!! 裾噛んだ!!! と思ったものの時すでに遅し。 バキンッ!! という音とともにチェーンデバイスの一部が吹っ飛んでいき... チェーンも脱落したわけです。 チェーン落ちしないことで有名なSRAM X-Syncでも、アシストが効いているチェーンリングにズボンを巻き込んでしまえばそりゃあこんな感じになってしまうんでしょう。 それにしても、蓄積された経験から裾が引っ掛かった瞬間の反射神経には自信があっただけに、ここまで被害が大きかったのが府に落ちません。 今回もいつも通りズボンが引っ張られたのですぐに漕ぐのをやめてもここまで被害が拡大。 ツイテナイだけ? 年のせい? などとしばらく眺めながら考え込んでいたんですが、これにはどうもeMTB特有の事情がありそうです。eMTB特有の事情とは...
eMTBは、クランクの回転とは別にチェーンリングがパワフルに独立して回る仕組みなので、自分が足を止めたあとも自分のパワー以上の力で少し回り続けます。 ターボモードでケイデンスをあげてこいでいたら、例えすぐに足を止めたとしてもいい力でチェーンリングはしばらく回るので “手遅れ” ということです(笑) はえなわ漁の網を巻き取るウィンチに衣服を巻き込んでしまいじりじりと...という九死に一生スペシャル的なテレビ番組でスローモーションで再現されるような状態がeバイクでは一瞬にして足もとで起きるわけです。 チェーンの脱落はすぐ直せますし、怪我もなく通勤中のトラブルとしては大したことなかったんですが、壊れたパーツを発注💰💰💰して付け直すのかと思うととても悔やまれます...。 裾がヒロヒロした状態で裾止めをせずにeMTBに乗る際は皆さんもくれぐれもお気をつけください。チェーンデバイスは安心を提供してくれる優れたパーツ
これがTREK Rail 9.7というeMTBに装備されているチェーンデバイスの壊れていないモノの写真です。 今回ボキンッと吹っ飛んで行った部分がチェーンリングにハマっているチェーンを優しく上から包み込んでくれます。 激しくリアサスが動きチェーンがばたつく中で、急なシフトチェンジをしてもチェーンが脱落しないようにしてくれる優れモノです。 DHやENDURO用に比べると簡素化されていてこれ自体はそんなお高い部類ではないんですが、この軽さでチェーンが外れないという安心を提供してくれる仕事っぷりに絶大な信頼をよせていました。それだけにショックです。 ...ということで、やっぱり裾どめは侮れません!
ビジネススーツや普通のお洋服で普段クロスバイクやロードバイクに乗ることが多いみなさま、「裾どめ」はやっぱり侮れません。特にeバイクでジテツーしている方は「裾どめ」使いましょうね! 噛み込み予防だけでなく、裾の汚れ防止にもなりますので。 使用モードなどにもよるかとは思いますが、eMTBの場合は「あっ巻き込んだ❗」と思った時にはもうズボンがやられていると思ってください(笑 これが裾どめです。上の写真ではベルクロ側が内側になっていますが、本来外側にくるように使用した方がいいです。 耐久性が高い生地で作られていて再起反射素材もあしらわれているこちらのオルトリーブの裾どめがオススメです。その名も「リフレクティブ アンクルバンド」。 各店で在庫してます。 「ブログ見たよ、ああはなりたくないから買いにきた」 とスタッフにお声がけください(笑 その他のeMTBに関するブログ記事はこちら
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