奥日光を自転車で巡る!ヒルクライムサイクリング

2016年9月11日by Shopify API
夏の青春18きっぷシーズン突入!ということでみどころたくさんの日光まで行ってきました。さすが標高が高いだけあって、真夏でも涼しいサイクリングが楽しめて良かったです(笑

青春18きっぷで日光駅からヒルクライム

日光夏休みも終わりましたが、みなさんは夏のサイクリングへはどちらに行かれましたか? 夏はどうしても暑いので、どこか涼しい場所はないかと思案してみたところ、やはり高いところに行かくしかないかということで、日光に行くことにしてみました。もちろん今回も青春18きっぷを使った輪行です、朝の5:00に家を出て普通列車を乗り継いでゆくと、9:00すぎにはJR日光駅に到着します。 宇都宮駅からJR日光線に乗り換えると、ぐいぐいと高度を上げてゆくのが分かります。終点の日光駅ですでに標高533mと、けっこう下駄をはかせてもらってスタートできるのはありがたい限りです(笑

日光いろは坂ヒルクライム

明智平からの眺めは最高!
日光いろは坂明智平から望む男体山 日光いろは坂ヒルクライム。標高1270mからの眺め
涼しいところにたどり着くには、まずは高いところまで上って行かなければならないのは自明の理。ということでさっそく現れた"日光いろは坂"と一戦交えることにします。 約10kmあるいろは坂ですが、実質的には明智平までの7kmが上り区間になります。ここまでまだ走り出して間もなくということで、脚も元気なうちに頑張ってくれたのでここは良しとしましょう(笑 明智平からの展望も素晴らしく、高いところまで上ってきたご褒美ともいえる眺めです。また自分の脚で上ってきたと思うと達成感もひとしおです!

並ばないと食べられない人気店!

日光中禅寺湖畔の滝沢ハム ここで1時間ならぶこととなりましたが… 中禅寺湖まで到着!ここでちょっと早めの昼食にします。めざすは湖畔にあるこちらのお店です! いつも行列が途切れることのない人気店だそうですが、この日も11時すぎに来るともうすでに行列が出来上がっていました。
人気の山盛りソースかつ丼♪ 精肉店がやっているこちらの食堂、注文したソースカツ丼はお味もボリュームも大満足!ごはんは普通盛りですが、その上には揚げたてのとんかつが何と5枚!お肉も柔らかくて量だけでなくクオリティも大変高い逸品なのでした。 坂を上ってきてさらに1時間並んだ価値が全然ありましたね(笑

夏でも涼しい中禅寺湖畔サイクリング

奥日光中禅寺湖畔あなかがいっぱい過ぎて動くのもちょっと苦しいですが、サイクリングを再開します。 ここ中禅寺湖の標高は1269m。さすがにここまでくると涼しい?。 暑い夏のサイクリングにはうってつけの場所でした。この日の下界は35℃の予報が出ていたのでまるで別世界の爽やかさなのでした。

奥日光に向う途中にある戦場ヶ原の風景

奥日光戦場ヶ原 広大な高層湿原をつらぬく道路、なんとも爽快です!!
今回走った国道120号、通称?日本ロマンチック街道ですが、全般景色がきれいで、途中に見どころも多くて走っていて飽きることがありません。 中禅寺湖を離れて、じわじわと高度を上げてゆくと次にあらわれるのが"戦場ヶ原"。山に囲まれた広大な湿原はじつに画になる風景です。 ここでいったん平地となるので、息をととのえてさらなる高みをめざしてすすんで行きます。

奥日光の静かな湖、湯の湖

戦場ヶ原からふたたび緩い上りをすすんでくると、またまた美しい湖があらわれます。
奥日光湯の湖 静かで落ち着いた湖畔でひと休み
ここが奥日光にある湯ノ湖。湖畔で優雅にフライフィッシングを楽しむ人達も画になる大人の雰囲気な湖でした。 ここから先は本格的な上り区間が出てくるので、水分補給しつつしばしの休憩とします。

金精峠ヒルクライムの眺め

奥日光金精峠から望む 頑張って坂に立ち向かっている途中、振り返ると絶景が…
湯ノ湖からは本日最後の上り区間に。 ここは黙々と上りをこなしてゆくしかないのですが、ふと自分の来た方向を振り返ってみると、さきほど立ち寄った湯ノ湖と、その奥には男体山が鎮座しておりました。 素晴らしい景色に元気をもらって頂上めざします!

日本の国道標高第三位『金精峠』に到達!

奥日光金精峠 標高1843m!日本の国道で3番目に高い場所です
苦しい上り区間をすすんでゆくと、突然目の前にトンネルが現れます。ここがどうやら国道のピークになるようです。 ここが日本の国道では3番目に高い峠になるそうですが、あまりそれらしい演出はなくちょっとさびしい感じでした。 ちなみに第一位は渋峠(国道292号・群馬県)、第二位は麦草峠(国道299号・長野県)になるので、全制覇をめざしてみてはいかが?(笑

帰路は吹割の滝にちょっと寄り道

吹き割りの滝 なぜ人は滝に惹きつけられてしまうのでしょうね?
金精峠を過ぎると、あとはひたすら下りでちょっと飽きてしまうくらい。 あとは終点の沼田をめざすだけでしたが、通り道に出てきた滝の看板を見て、ちょっと寄り道してゆくことに… 日光を通過中にも、華厳の滝や竜頭の滝といった滝がいくつもあり気になっていましたが、先を急いでやむなくパスしてしまっていたので、思わず足が向いたのでした。 ここ"吹割の滝"は岩盤の川床の真ん中が割れて水が流れ込むという、なかなか個性的で立派な姿をした滝でした。(笑

普通列車でローカル線気分を味わいながら

緑と橙色をした国鉄型車両の登場に心を躍らすのでした♫
滝を満喫したあとは、さらに下って上越線の沼田駅へ。次の列車まで時間があったので、自転車を畳んだあとは駅前のお土産屋さんを冷やかしたりしながら暇つぶし。 時間になってホームに出ると、もう都会では見ることのできなくなった古い電車がやってきました。輪行フリークとしては、電車に乗ることもサイクリングと並ぶ楽しみだったりするので、こうして好きな車両に巡り合えたりすると、おもわずゴキゲンになってしまったりもするのですね!(笑 電車に乗り込んだあとは、今日も一日楽しかったと振り返りながら、余韻にひたるのもまたいいものなんですよねぇ…

最後に

鉄道+自転車を組み合わせると、一日でもたっぷりと旅気分が味わえてしまいますよ? 私も輪行でサイクリングに行ってみたい!そんな方向けに講習会も行っています。