自宅近辺をサイクリングするだけなら鍵やライトくらいの装備で問題なさそうですが、ロングライドに出掛けるとなると欠かせない装備や持ち物が出てきます。でも、心配だからと言って荷物が増え過ぎて重くなっていくのは避けたいところ。
きっと何度かロングライドを繰り返し経験していくうちに、この上着は必要なかった、バッグはもっと軽量なタイプを買おう、鍵も携帯性を重視したものにしよう、カメラも小さいモノにしよう、チューブは多めに持って行こう、お財布の中身もこんなに必要ないかも・・・など、色々と自分なりに取捨選択できるようになっていくはずです。
とはいえ、まずはロングライドに出掛ける際の割と一般的な装備と持ち物をご紹介します。
ロングライドに
View allロングライドの装備10項目
ロングライドの前にそろえたい10項目をひとつずつ紹介します。
絶対にないとダメ!安全第一のアイテム
ヘルメット
ロングライドに限らずサイクリングに絶対に必要な物のひとつがヘルメット。命は何物にも代えがたいです。特にロングライドでは走り慣れない場所を走ることもあり、万が一に備えておく必要があります。
実は臓器!?大事な眼球はサングラスで保護
サングラス
眼球は人体で唯一露出している臓器ということをご存じですか?かなりデリケートな眼球はサングラスなどで保護する必要があります。短い時間でも紫外線や風によって目はかなりの負担がかかります。また、夜間でもクリアレンズを使うなどして保護しましょう。
トラブルは自分で解決!
パンク修理セット
もし知らない土地でパンクしてしまったら・・・。しかも自分では直せないというのでは困ってしまう。なのでパンク修理は出来るようにしておきましょう。
パンク修理に必要な3つのアイテム。携帯ポンプ・タイヤレバー・チューブ、基本この3つを揃えていれば問題なし。タイヤが裂けてしまった場合、それをふさぐシート(タイヤブート)を持っているのも安心です。
快適に走るにはインナーパンツやウィンドブレーカーも!
サイクルウェア
長時間の走行では摩擦などでお尻が痛くなることも・・・。なのでパッドが入ったレーシングパンツやインナーパンツは必需品。ピタっとしたウェアは肌の摩擦も軽減してくれて快適に過ごせます。
時期によっては昼間と朝夕の寒暖差があったりするのでウォーマーやウィンドブレーカ—などの防寒対策も大切です。自転車用のアイテムはパッカブルなどコンパクトになるものが多いのでかさばりません。
ウィンドブレーカーや雨具などの防寒具は、悪天候のときも目立つ鮮やかなカラーがおすすめです。
折りたたんでスタッフバッグに入れれば、ボトルケージを比較してもコンパクトな大きさになります。
電車移動ができれば、もしものときに安心!
輪行グッズ
ルートや距離、あるいは場所によっては行きは問題なくとも帰りは輪行をしなければいけないこともあると思います。また、何かのトラブルで身動きがとれなくなったとき、何とか自宅まで帰る為にも携帯しておくと非常に便利なんです。
ロングライドで必須というほどではないかもしれませんが、畳むとかなり小型な輪行袋もあり、少し大き目なサドルバッグや最近増えてきたフレームバッグなどの収納を利用して携帯しておくと何かと便利です。
ナビ付きなら道に迷わず快適ロングライド
GPS内蔵サイクルコンピューター
ロングライドでの苦労のひとつが迷子。あまりにルートから外れてしまうと体力を消耗し日が暮れてしまうことも…。紙の地図だと荷物になってしまいますし、スマホをナビ代わりにすると電池が持たない。そんな時にGPS内蔵のサイクルコンピューターがあるとすごく便利です。
ナビ機能付きのGPSデバイスならば地図表示がなくとも目的地を把握できますし、事前にPCでルートを作りデバイスに落とし込む事も可能。スマホのアプリ上の地図をその場でデバイスに送れるモデルもあるので、楽しみ方に合わせて選びましょう。
昼も夜もオールウェイズオン!!
フロントライト&リアライト
夜間の点灯はもちろんですが、安全面からすると日中の点灯(点滅)も必要です。事故の多くは日中に発生していますし、夕方には思っている以上に視界が悪くなっています。前後のライトは常に装備して使い、安全にロングライドを楽しみましょう。
荷物を持ち運ぶには自転車用バックパックがラク!
バックパック
サイクリングの目的にもよりますが、出掛けるとなるといろいろ必要な物がありますよね。携帯電話・貴重品・カメラなどなど。気軽に持ち運ぶには自転車用のバックパックが便利です。
使用目的によって容量もいくつかありますし、防水仕様のモデルもあります。何よりも、しっかり体に密着するのでズレにくくストレスなく荷物を運べます。
おすすめのドイターの自転車用バックパックについては『自転車用リュック・バックパックならドイターと思う沢山の理由』をご覧ください。
フレームやサドルに取付するタイプのバッグ
フレームバッグ&サドルバッグ
バックを背負うのは肩が疲れるので嫌だとういう方には、フレームバックやサドルバッグがオススメ。フレームバッグはフレーム間のスペースに装着でき、サドルバッグは最近ではかなり大型のものもあり利便性が上がっています。
サドルバッグやフレームバッグはバックパックと併用するのであれば、背負うには重たいものなどを入れておくとバランスがいいでしょう。連泊のツーリングなら着替えやすぐには使わない輪行袋、キャンプツーリングならばクッカーやバーナー(ストーブ)など。ただし、フレームバッグやサドルバッグは自転車の種類、サイズによっては取付が出来ない場合もあるので注意が必要です。
しっかりこまめな栄養補給を!
補給食
ロングライドでは思った以上にエネルギーを消費します。何も食べずに走ると、足がつったり、フラフラしてきたり、ハンガーノックという低血糖状態になり最悪動けなくなってしまうことも。そういったことがないようにしっかり補給しながら走らなければいけません。
吸収が早くすぐにエネルギーにかわる補給食は必ず携帯しましょう。特に夏場などは水分とともに塩分なども消費していってしまうので、粉末状のドリング剤を携帯しておくと水を用意するだけで済むので便利です。
ロングライドの装備まとめ
一言にロングライドといっても距離そのものや目的が違うことも・・・。日帰りもあれば、連泊、テント泊なんてのもありますね。ただ、まず第一に安全の確保、次いで体調管理策、トラブル対応策などを快適性とともに対策しておきたいところです。
通常のサイクリングでも準備はあまり変わらないですが、ロングライドの場合はすぐに帰れないというのがポイント。最低限用意しておけば安心してロングライドを楽しめるので参考にしてみてください! ご不明な点はお気軽にバイクプラス各店まで。
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