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  • ビワイチ・サドイチを走った車体紹介&装備選びのコツ!

    2024年2月25日
    琵琶湖サイクリングのモニュメントの前で撮った写真、トリコロールのチェックポイントSLR

    こんにちは、ロングライド系スタッフ中村です!

    先日、一泊二日で「ビワイチ」「サドイチ」をそれぞれやってきました!

    両方とも約200kmほどの距離感で一泊二日でちょうど観光と走行のバランスが取れた旅程になると思います!

    そんなポピュラーな一泊二日のロングライドでどんな装備を使ったらいいか、なかなかに悩ましいと思います。

    そういうわけで、実際にライドで使ったスタッフ中村の一泊二日のロングライド装備をご紹介や選定理由のお話をします♪

    <ライドブログはコチラ👇>

    装備選びのコツ

    最近バイクパッキング用品に限らず用品が多様化して、選択肢が増えて何を買ったら良いのかわからない!そんな昨今私が実践している装備選びのコツ!それは「ライドごとにコンセプトを明確にして、優先順位をつける。」

    優先順位をつける項目もシンプルに3つ!

     

    ①走行快適(走っている際の快適性や走行安定性

    太いエアボリュームのあるタイヤに変えたり、ハンドリングに影響のあるフレームにつけるバッグを減らす等

    ②走行速度(どこをどれぐらいの速度で走るか)

    速く走るためにレーシーな幅のタイヤを使ったり、積載量を減らして軽量化

    ③積載量(荷物をどれだけ持っていくか)

    積載量を増やすためにフレームバッグなどを増設等

     

    この三つの要素はおおよそじゃんけんのようになっていて、片方を上げると片方が下がる反比例の関係にだいたいあることが多いです。

    バランスよく配置しても良いですし、どれかにパラメーターを特化させても良いと思います。そこが機材選びの楽しい所であり、個性が出るところだと思います。

     今回のサドイチやビワイチの車体コンセプトは「ゆったり一泊二日のロングライド」

    観光や食事を含め一時間で10㎞ぐらい進むペース配分で10時間かけてトータル100km走るスケジュールを立てたので、速度の優先順位は低め、荷物は観光の時に着る衣類、輪行袋が大物なだけでそこまで多くない。それぞれのライド前後は仕事があるからあまり疲れたくはない。

    そこを踏まえて優先順位順に並べると、走行快適、積載量、走行速度の順番になります。

    中村のチェックポイントSLR装備パーツの紹介♪

    走行快適性アップの装備

    650Bサイズのホイール

    中村が2種類のホイールを持っている写真、上のホイールが650B下が700C

    愛車のTREKチェックポイントシリーズはホイールサイズが変更できる仕様になっていて通常仕様の700Cと車輪の径の小さい650Bの二つのホイールサイズに対応しています。

    写真上が650Bのホイール、下が700Cのホイール

    そもそも650Bホイールとは何か?っというお話ですが、ざっくり説明すると普段履いてるロードバイクのホイールより一回り小さいオフロードやグラベルなどでポピュラーなサイズのホイールです。

    TREKで言うとデュアルスポーツに使われているホイール規格です。

    今回紹介しようと思っていた私の使っている、シマノのグラベルコンポーネントのGRXシリーズのホイールですが、650Bサイズが記事を書いている間に廃盤になっていたという悲しい事実www

    新型GRXがちょうど発表されたタイミングなので新型に期待しつつ、DTスイスやフルクラムなどいろんなメーカーの物に650B規格はあるのでそちらも良いかと思います。

    話が脱線しましたが、私が650Bのホイールをオンロードでも使用した理由は、昔のツーリングバイクのランドナー的な要素を現代に取り入れたかったからです。

    ホイールの径を小さくすることで、タイヤを太くしても車高が上がりすぎず、低重心になり安定感のある走行感になるので、荷物をたくさん積んでいてもふらつきにくく安心感があります。代わりにハンドリングは若干クイックになりますが、タイヤ自体を太いものに変えればでそこまで気になるものではありません。

    ホイール自体の径が小さい分ホイールとタイヤの重量を低く抑えることができることもメリットです。

    車輪の直径はおおよそ、650Bのホイールに幅50cのタイヤをつけると、だいたい700cのホイールに23cを付けたぐらいの直径になります。あまりに細いタイヤを650Bのホイールにつけると今度は車高が下がりすぎで、ペダルが地面にヒットしやすくなるので、オススメは45c以上の幅です。

    シュワルベ ジーワン スピード Performance

    シュワルベ製のグラベルタイヤ、ジーワンスピード

    最近速度を求めてないロングライド、ポタリング、ソフトなグラベルライドで使っているお気に入りのグラベルタイヤです!

    グラベルタイヤながらタイヤ表面のボツボツの高さが低くつるっとした表面ですが、若干のボツボツのおかげで軽いオフロードなら問題なく走れるのもポイントが高いです!

    先日後輩をグラベルライドに連れて行った時にも使っていました↓

     人生初のグラベルライド:秘密の脇道とコーヒーを求めてin江戸川

    トリコロールのチェックポイントSLRに取り付けてある650B-50Cのタイヤ写真

     今回取り付けたタイヤ幅はフレーム規定値ギリギリの50C幅で、マウンテンバイクのタイヤのようなエアボリュームはタイヤ自体のクッション性が圧倒的によく、路面からの振動は角が丸まって絨毯の上を走っているような感触です。

    メリットばかり喋りましたが、デメリットを上げると、高速走行には全く向いていないです。レーシーなタイヤとホイールの時と比較して、ざっくり速度で5km/h前後ぐらいは落ちる印象です。加速もそこまで良くはないです。

    ただそれが粋ってやつです。

     今回の場合、特に速度を求める内容ではないので特に問題ないのでこのチョイスにしました。

     ▶商品紹介:SCHWALBE G-ONE Speed Performance(シュワルベ ジーワン スピード パフォーマンス)

    DAVOS(ダボス)SBS-250D スタビライザーセット

    白いサドルについているコの字のパーツがサドルバッグスタビライザー

    発売から長らく愛用してる神パーツ!個人的にバイクパッキング必須用品です!大型サドルバッグを取り付けた際に、気になるバッグの垂れ下がりや左右の振れを大幅に軽減できます。

    特に左右の振れ防止の役割が大きく、ダンシングの際にサドルバッグが揺れると、それだけで体力の消耗にもつながるので、そういう意味でも走行快適性アップに繋がります。

    大型サドルバッグを小柄な方が使おうとすると直面するタイヤとバッグが干渉する問題も解決できるところもgoodです!

    スタビライザーサイドのアクセサリー取付穴はボトルケージと同じ穴ピッチのため、様々なポンプなどのアクセサリーを無駄なく取付可能です。

     ▶商品紹介:DAVOS(ダボス)SBS-250D スタビライザーセット

    電動コンポ各シリーズ

    トリコロールの車体にとⅼりつけられているシマノGRXの電動コンポ

    結論から言うと装備出来たら装備したほうが楽です。

    皆さん電動コンポと聞くとなんかバキバキのレーサーが使ったり、めっちゃ値段が高くてドン引きしたりなど、そんなイメージをお持ちの方が多い気がします。

    しかし昨今はシマノ105やスラムライバルなどミドルグレードのコンポも電動化が進み、導入ハードルが気持ちの面と金銭面で以前よりだいぶ下がったと思います。

    白いエモンダSL6に取り付けられているシマノ105DI2

    私も永らくワイヤ変速でしたし、フロントシングルゆえに当時は必要性を全く感じていなかったのですが、いざ導入したらワイヤ変速に戻れなくなりました(笑)

    前フリが長くなりましたが、ざっくりメリット3つ

    ①ハンドル周りが軽くなってコントロールのストレスが減る

    変速レバーは車体の上の方についている部品なので、そこが重いと、より重さを感じるもので、ダンシングした際に振りが重く感じますし、ハンドリングの軽さにも影響が出てきます。

    電動コンポだと変速機能が電子化されているので機械の重さが大幅に軽減されます。

    つまり、乗車時のストレスを減らせます。

    ②泥のように疲れていても変速ができる

    みなさま限界まで疲れた時ってなにもしたくないじゃないですか、そうなんです!疲れると変速がめちゃくちゃ億劫になってくるんですよ!

    変速が億劫になってくると重いギア踏んだり逆もしかりで、疲れてるのにもっと疲れるギアで走っちゃうもんなんです。

    そこが電動コンポだとボタンを1㎜押せばギアが変わります!レバーをグイっと押し込まなくてもいいのです!

    つまり、疲労の蓄積を減らせます!

    ③変速関連のトラブルフリー

    基本的にワイヤが伸びたりなどの物理的な原因で変速が狂うことがないのでライド中になんか変速決まらないなぁってことがなくなります。

    今回は使っていませんが、フロントバッグを取り付けた際にシフトワイヤをバッグで押してしまい変速が悪くなったりするトラブルは結構あるので、そういったトラブルが無くなるのもグッドです。

    つまり、運用上のストレスが減らせます!

    積載量アップの装備

    Bontrager Adventure Top Tube Bag(アドベンチャー トップチューブ バッグ)

    ボントレガーのトップチューブバッグ、ネジ止めでマジックテープが付いていないのが特徴的

    発売から人気で欠品が続いてるトップチューブバッグです!在庫があったら即ゲット!なかったら予約がオススメです!

    ネジでフレームにシームレスに取付が出来るので、見た目がスッキリしますし、マジックテープがウェアに引っ付きウェアがゲジゲジにならないところが特に気に入っています。

    なんか乗り降りするときにウェアに引っ付くといやじゃないですか(笑)

    程よいサイズ感で、補給食とカギを入れてあります。すぐに取り出したいものを入れておくとストレスがなくて良いです。

     ▶ Bontrager Adventure Top Tube Bag(アドベンチャー トップチューブ バッグ)

    Bontrager Adventure Boss Frame Bag(アドベンチャー ボス フレーム バッグ)

    ボントレガーのフレームバッグ、ネジ止めでマジックテープがないのが特徴的

    TREKのチェックポイントやFXスポーツ、デュアルスポーツにシームレスに取り付け可能なフレームバッグです。上記車体をお持ちの場合、特に理由が無ければこのフレームバッグがおすすめです!フレームサイズによってサイズのバリエーションがあるので、フレームにぴったりのものが選べます。

    別売の「Bontrager Thumb Screw(フレームバッグつけるネジ2本入り)を4本使用することで、ベルト無しかつ工具なしでフレームに取付できるところがgoodです!この方法ならバッグの取付ベルトが内ももに当たることもなく最高です。個人的にロングライド機材は、とにかくストレスなく乗れることが大事だと思っています。

    フレームバッグは走行フィーリングに対する影響が特に少なく、付けていても気になりません。だから好き。ここにはは主に頻繁に出し入れするものや長物を入れます(財布、スマホ、モバイルバッテリー)

     ▶ Bontrager Adventure Boss Frame Bag(アドベンチャー ボス フレーム バッグ)

    BBB Seat SideKick(シートサイドキック)

    bbb製の大型サドルバッグ、中身のドライバッグが出し入れできるタイプ

    バイクパッキングのド定番!大容量サドルバッグです。容量10Lのドライバッグをハーネスに差し込むタイプになっていて、防水性も問題なく、走る雨乞いとまで言われたスタッフ中村の豪雨ライドでも幾度となくしっかり荷物を守ってくれました(笑)

    中身には大体宿泊先やに持ち込んだりする荷物を中心に入れ込んであります。(衣類、充電器関連、輪行袋など)

    荷物を詰め込むコツとしては重いものを奥に、軽くてかさばるものを入口側に入れるとダンシングしたときにサドルがふらつきにくくなります。

    付属のドライバッグ自体はワンタッチで取り外し可能かつ、肩掛けひもが付いているので宿泊地など荷物の持ち運びに便利です。

     ▶ BBB Seat SideKick(シートサイドキック)

     

    走行速度アップの装備

    シマノPRO コンパクトカーボンクリップオン

    シマノPRO製のカーボン製のハンドルアタッチメント、サイクルコンピュータマウントにもなる

    ここ1年で導入して中村的2023年買ってよかったものランキング1位!

    ハンドルの代わりに握ることで空気抵抗を削減し速度向上に繋がるパーツです。っというと仰々しいので、いわゆるエアロバーとかDHバーと呼ばれているもののお友達みたいなものです。

    このパーツの面白い所は、ガッツリエアロバーを握り続けて走るというよりは、速度が乗った時にちょっと持ち手を変えてラクしたりと、補助的な使い方が出来るところです。

    また、サイクルコンピューターやオプションをつければライトのマウントとしても使えるので、結果的にハンドルっぽくちょっと握れるサイコンマウントといったところでしょうか。

    本体がUD T700カーボンで構成されており見た目よりはるかに軽く、使っていない時でも邪魔にならない重量な所もおすすめポイントです。

     ▶PRO Compact Carbon Clip On(プロ コンパクト カーボン クリップ オン)

    OnebyESU/ワンバイエス ジェイカーボンマホラスエヒロ

    特殊な形状のカーボンハンドルjカーボンマホラスエヒロ

    ここ数年のお気に入りハンドルです!いわゆるグラベルハンドルで、下ハンドルが極端に広がっていてオフロードで安定感がある設計なのですが、私がオンロードでも愛用しているのには理由があります。

    jカーボンマホラスエヒロの単品の画像

    とにかくこのハンドルは下ハンドルが使いやすい形をしていて、上ハンドルと下ハンドルを半々ぐらいの頻度で使い分けて、疲労の分散を行っています。

    疲労の分散を行うことで体力を温存し結果的に速く楽に走れるようにしています。上ハンドルのフラット部も手を置きやすい形状をしていて、とにかく全体的にラクが出来ます。

    また、ハンドル自体もカーボンで出来ているため、材質的に振動吸収に優れていて、またカーボン故に設計段階でハンドル自体の剛性のコントロールができるため、過剰に剛性がないのもロングライドに嬉しい所です。ハンドルの形状も相まって上下方向の振動吸収にとても優れています。

    OnebyESU(ワンバイエス)ジェイカーボン マホラ スエヒロ

     

    おわりに

    いかがでしょうか?走行日数や距離、一日に走る量でコンセプトや優先順位が変わってくるので、一台で全部こなせるようにしたり、取り外しが容易なもので汎用性を持たせたり、自身の好みや体力に合わせてカスタマイズできるところが自転車のたのしみポイントの一つです。

    車種選定やカスタムなどご相談がありましたら是非とも店頭へ!ブログでこのパーツいいなって思ったらバイクプラスオンラインもご活用下さい♪

    この記事を書いた人

    BikePlusのスタッフ・専門家として、日頃の接客や実体験をもとに記事を執筆しています。

    中村 敦(Nakamura Atsushi)

    中村 敦(Nakamura Atsushi)

    喋っていじれるロングライドキャラバイクプラス戸田彩湖店スポーツ自転車歴18年、自転車ショップ勤務歴9年

    幼いころから機械いじりが大好きで、工業系の大学を卒業後はミクロン単位の精密加工の世界へ。各種工作機械の操作から手加工まで幅広い製造技術を経験し、ものづくりの奥深さを学びました。 趣味として乗っていたロードバイクの整備を自分で行ううちに、スポーツバイクの構造やチューニングの魅力に惹かれ、バイクプラスへ転職。入社後はメカニックとしての技術に加え、持ち前のおしゃべりを活かした接客でも活躍。 「しゃべっていじれるロングライドキャラ」として、日々お客様に寄り添いながらスポーツバイクの楽しさを伝えています。

    専門/得意分野

    • ロードバイク/マウンテンバイク/クロスバイクの販売整備
    • 得意分野:マニアック系カスタム/カラー系カスタム/ロングライド系カスタム
    • ライドスタイル:ロングライド/グラベルライド/トレイルライド/街乗り

    保有資格

    • Keeperコーティング技術バイシクルコース終了
    • TREK University 2025認定ガイド取得
    • Bosch eBike Systems Dealer Training Camp修了

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