サイクリストの花粉症対策

2017年3月3日by Shopify API
3月に入りサイクリングに出かけたくなるような陽気の日が増えてきました。ただ気になるのは花粉の飛散状況。花粉症の方はとくに、走り出したい気持ち半分、花粉が飛んでるからやめとこうかなという気持ち半分で、外出するのをためらってしまいますよね。とはいえ、毎日の通勤通学などで乗らざるを得ない状況もあります。実際に花粉症のスタッフがサイクリストのための花粉症対策を紹介します。

マスクは必需品

ただし普通のマスクを使うと…

花粉症対策というとまずはやはりマスク。薬局などでも最近は顔との隙間がなくかなり密着度の高いマスクを見かけます。鼻の部分にはワイヤーが入っていたり、頬に密着するようなもの、息苦しくならないように立体になっていたりどれも日常生活では十分効果的です。メガネが曇ることも少なくなっていて、これでもいいかと思えるものも少なくありません。
ナルーマスク『F5S』¥3,200 耳にかける&ノーズワイヤー&ぴったりフィットでずれにくい!
ただ、スポーツシーンということを考えるとやはりスポーツシーンに適したマスクがおすすめです。実際に使い捨てマスクなどでクロスバイクやロードバイクに乗ると、息が上がらなければ不便はない感じもしますが、坂をのぼったり、重たいギアで漕いだりしたときに呼吸が荒くなると、マスク自体が顔にくっついたり離れたりを繰り返して息苦しくなります。 また冬の寒い日などはマスクのなかで水滴ができてしまって顔が濡れてしまったり不快なときもあります。

おすすめのスポーツ用マスク

そうした悩みを解消するスポーツタイプのマスクでおすすめなのがナルーマスクのフェイスマスク。夏のUVカット用や冬の保温用などいろいろなマスクがありますが、防塵や花粉には『F5S』というマスクが最適です。鼻~口にあたる部分が細い繊維が蛇腹のように幾重にも編まれていて、花粉のような小さな粒子を通さないようなつくりになっています。
ぎっしり細かい編み目で花粉をシャットアウト!
耳にかける穴が空いていること、鼻の部分にはマスク同様にワイヤーが入っているので、ズレ落ちにくく、サングラスも曇りにくいのが特徴です。 実際に使ってみると、しゃべったりする際に口を動かしにくいかなという印象はあるものの、呼吸はとてもスムーズでした。花粉カットに対しては通常のマスクと同等レベルという感じがします。

サングラスも必需品!

ただし普通の花粉症用メガネだと…

サングラスは自転車用のものがOK!広い視界を確保しつつも、なるべく密着させられます
次にサングラス。花粉が目に侵入しないようにサングラスは有効なアイテムです。花粉症用のメガネとして上下左右が塞がれたゴーグルのようなタイプの市販品もありますが、自転車に乗る際にはオススメできません。 自転車で走るうえで前しか見えないというのは危険です。車道走行時の追い越し車両の有無、左折時の歩行者の有無などの確認に支障が出るためです。実際にこういったタイプを使ってみると、ヒヤッとする瞬間があります。
左)OGK『ビナートX調光レンズ』¥12,960 右) ナルーマスク『F5S』¥3,200
なのでサングラスはスポーツ用を着用します。広く視界を確保できるような大き目のレンズがついているものも多く、前だけでなくサイドの確認もしやすくなっています。サングラスと顔の隙間をゼロにはできませんが、サイズ・形の合った、なるべくフェイスラインにフィットするものを選ぶのがおすすめです。 写真で使用しているのはOGK(オージーケー)のビナートXの調光レンズモデル。通勤などの場合には夜間は透明、昼間はブラックカラーにと紫外線量に応じて変化する調光レンズが便利です。 花粉の季節が過ぎれば、春のサイクリングシーズンに本格突入!今はつらくても桜を見に行ったり、新緑のなかを走ったり想像するだけでワクワクします。うまくアイテムを使いこなして花粉症の季節を乗り切りましょう!