センサーをフレームに内蔵できるTREKユーザーにおすすめのサイクルコンピューター

2017年10月25日
スポーツバイクに乗っていたら誰しもが気になるスピードや距離。『今どれぐらいスピードが出ているのかなぁ?』、『今日どれぐらいの距離走ったっけ?』、『どんなルート行ったけ?』などなど・・・ それならサイクルコンピューターが全部解決!ただただ乗っているだけでは面白くないですよね?ゆるーいサイクリングから競技までサイクルコンピューターでモチベーションUP! サイクルコンピューターを付けてサイクリングをもっと楽しもう!!ということで今回はフレームにセンサーを内蔵できるTREK独自のセンサーとそれに対応するサイクルコンピューターをご紹介。 トレックの自転車をお持ちの方は必見です。

TREKフレームに内蔵可能なBontragerデュオトラップS

TREKの多くのモデルに採用

デュオトラップSセンサー TREKのロードバイクやクロスバイクをお持ちの方ならフレームのチェーンステーをチェック。何かできそう・・・ 実はコレ、サイクルコンピューターのセンサーを内蔵できてしまうのです。コレがデュオトラップセンサー。ANT+&Bluetooth対応のサイクルコンピュータやスマートフォンのアプリでペアリングが可能です。

ボントレガーのDuotrap Sをフレームに取付

デュオトラップS 通常のサイクルコンピューターですとタイラップで固定を行う外付けのセンサータイプですが、こちらのデュオトラップSセンサー対応のフレームならセンサーが内蔵できるのでとにかく見た目がスッキリ、ズレて計測できない・・なんてこともほぼなくなります。 実はこのシステムすごいことなんです!フレームのチェーンステーという部分ですが、ペダルを踏み込んだ時ものすごい負荷がかかるところで、そこにデュオトラップセンサーを埋め込むために穴をあける、なおかつパワーロスをなくすなんて!TREKのバイクはここがすごいところ!

センサーの取り付けはシンプル

デュオトラップSセンサー 取付 通常ついている樹脂もしくはゴム製のカバーを外し、スッと差し込みます。あとは2.5ミリの六角でしめこむだけ。ちなみにケイデンスを計測するためのゴムバンド式のマグネットはペダルを一旦外してから取り付けを行います。

対応するコンピューターは?

ボントレガーTrip300(トリップ300)

トリップ300 デュオトラップセンサーとセットならまずこちらのサイクルコンピューター。最もスタンダードなボントレガー製のTRIP300。スピードはもちろん距離、ケイデンス、消費カロリーなどが計測可能です。(ANT+対応の心拍ベルトがあれば心拍数も計測可能です。)また、トレックのブレンダー対応のステムなら取付もスマートに♪バッテリーはCR2032を使用。

ボントレガー Trip300 (税抜)¥8,241

ガーミン Edge25J(エッジ25J)

ガーミン エッジ25J GPS付きでなおかつ、しっかりデータ管理をしていきたいという方にはガーミンのエッジシリーズ。小型ながら多彩な機能を持つEdge25J(エッジ25J)もデュオトラップSと同期させることが可能です。 ボントレガーのトリップ300だけでは物足りない・・・GPS付きでデータ管理もしっかりやっていきたい!ちょっとしたナビもあると良いな!と思う方におすすめ。 ガーミンコネクトという個人アカウントを作成することでデータをBluetoothなどでスマートフォンに転送出来たり、事前にコースを作成することで簡易的にナビを行ってくれます。USBでの充電で最長稼働時間は約8時間。

ガーミン Edge25J(エッジ25J) ¥16,800(税抜)

ガーミン Edge520J(エッジ520J)

ガーミン エッジ520J トレーニング機能に重点を置いたエッジ520J。常にトレーニング目的で使用される方、レースに出場される方などにおすすめのモデルです。データー収集を得意とするエッジ520Jはパワー計(別売り)や心拍計と連動すると効果的なトレーニングが可能です。 例えば、FTP(1時間に出し続けられるパワーの最高値)やVO2Max(最大酸素摂取量)の計測、ペダルリングの左右の力のかかり方などをデータとして残すことが出来ます。また、セグメント機能やStravaと連動することで他者と競うことでさらなるモチベーションUPにも繋げることも。シマノDI2の連動も可能でバッテリーの残量やギア位置の確認も出来ます。 こんなに機能があって何をみたらいいの?・・・そう思うかもしれませんがガーミンの画面表示は自由自在。何分割化してお好みの数値を表示させることが可能なのでとっても見やすい。USBでの充電で最長稼働時間は約15時間。

ガーミン Edge520J(エッジ520J)セット¥49,800(税抜) 本体のみ¥36,000(税抜) ※セットにはスピード&ケイデンスセンサー、ハートレートセンサー、マウントが付属

ガーミン Edge820J(エッジ820J)

ガーミン エッジ820J エッジ520Jのトレーニング機能をそのままに、ツーリングやグループライドにおすすめの機能が追加されているエッジ820J。エッジ520Jとのはっきりした違いとしては、ナビゲーション機能、タッチパネル採用、GroupTrack1機能により、サイクリングチーム内全員の位置を追跡、事故検出機能、データ転送時WiFi追加。 エッジ820J本体で行き先の検索(住所や電話番号)をすることで正確に目的地まで案内してくれます。また操作もタッチパネル。雨天時やグローブを装着したままでも反応してくれる素晴らしさ。 そしてグループライドでも安心の設計。GroupTrack1機能により事前に共有を行うことでサイクリングチーム内の仲間の位置を知ることが出来ます。万が一強い衝撃が加わっている場合は事故の可能性も事故検出昨日があれば事前に登録を行ったスマートフォンに通知がされます。 スマートフォンやパソコンにデータ転送する場合はBluetooth他WiFiで通信が可能です。USBでの充電で最長稼働時間は約15時間。

ガーミン Edge820J(エッジ820J)セット¥59,800(税抜) 本体のみ¥49,800(税抜)

ガーミン Edge1030(エッジ1030)

ガーミン エッジ1030 ガーミンの新機種ついに入荷しました。大型ディスプレイで見やすく、本体のみの最長稼働時間は約20時間。さらに拡張バッテリーパック(別売り)があれば倍の40時間と長寿命のエッジ1030。ポタリング、トレーニングはもちろん、特にロングツーリングやブルベの方にはオススメです。 エッジ820Jの全てを網羅しつつ、全ての機能がアップグレードしています。3.5インチの大型ディスプレイを採用し画面を鮮明に彩る。とにかくカラフル色鮮やかで見やすいが最初の印象。 Trendline™ popularity routing により今までガーミンのコネクトに蓄積されたルートデータをフィードバックしナビゲーションを最適なルートで案内。グループライド時もメッセージを定型文で送信できるようになっています。白を基調としたデザインで柔らかい印象に。

ガーミン Edge1030(エッジ1030)¥86,000(税抜)

バッテリーの交換方法とコンピューターの設定方法

デュオトラップSセンサー 電池 デュオトラップセンサーのバッテリーはボタン電池(CR2032)になります。電池交換は半年から1年ぐらいが目安。ちなみに電池があるのか?ないのか?その判断をするにはデュオトラップセンサーのランプが目印です。最初の数回転マグネットが正常に取り付けられていれば、赤や緑のランプが点灯しますので、これを電池交換の目安にするのもありです。 センサーを取り付けたら、コンピューターの設定をしましょう。ペアリング(コンピューターとセンサーの同期)を行います。コンピュータ側の設定画面を表示し、ペダルを回しながらスピード&ケイデンスの反応があるかを見ていきます。ペアリングが完了すればスピードやケイデンスがコンピューターに表示します。 詳しくは各コンピューターの取扱説明書を参照ください。

コンピューターが反応しない時のチェック事項

コンピューターが反応しない時は以下の事を確認してみましょう。

①マグネットとセンサーの距離

デュオトラップ マグネット まず確認しておきたい所はセンサーとマグネットとの距離と位置です。デュオトラップセンサーのようにマグネットの位置が決められている場合は必ず合わせる事。また距離に関しても離れすぎていると反応しないのでメーカーの指定する範囲の位置で。5mm程度が一般的です。

②コンピューターとセンサーのペアリングが出来ていない

デュオトラップ ペアリング コンピューターとセンサーのペアリングがなされていないことがあります。何かの拍子で切れてしまう、電池交換のタイミングでは必ず再度ペアリングが必要なので必ず覚えておくと役に立ちます。 ちなみにボントレガー製のTrip300やNodeシリーズをお持ちの方は画面右にボタンが2つありますので2つのボタンを数秒長押しするとペアリングモードに切り替わります。その状態でペダルを数回転まわすとペアリングが完了します。

③コンピューターやセンサーの電池切れ

デュオトラップ ランプ コンピューターの画面が表示されない、コンピューターの画面が表示されているが①、②の作業をしても復旧しない時には電池切れの可能性があります。例えばデュオトラップセンサーの電池残量確認としては、最初の数回転、赤と緑のランプが点灯するのでまずはそちらを確認してみましょう。 また、マグネットの取付も注意。マグネットはホイールのスポークに取り付けるスピードを計測するマグネットと左クランクアームに取り付けるゴムバンド型のケイデンスマグネットが付属してきます。デュオトラップセンサーの線の延長線上で取付を行い、反応を見ていきます。 マグネットが遠すぎたり、先からズレていると反応しないので注意!

最後に

TREK(トレック)のロードバイクやクロスバイクなら、サイクルコンピューターのセンサーをフレームに内蔵取り付けが可能なので、見た目がかなりスッキリとするのでほんとおすすめです。 Ant+やBluetoothで接続できるのでスマホのアプリをサイクルコンピューターがわりに使うこともできて便利ですね。 バイクプラス各店では、コンピューターやセンサーの取付と設定は自転車購入時と自転車購入後一年間は工賃サービス(安心保証)で行なっていますので、お気軽にお申し付けください。