Bontrager IGリアマウントキックスタンドの取り付け方法と注意点
TREK専用スタンド Integrated Rear Mount Kickstand
付属部品
左からM6(長い),M6(短い),M5ボルト(M6に比べ細いです)
スタンドに付属されているものがこちらの固定ボルト各種と固定時に使用するワッシャーやナット。
写真のようにボルトの太さや長さがあり、ワッシャーもボルトに合わせて大きさが異なります。TREK(トレック)の車体専用に作られた設計なため、他社製品とは互換性はないですが年式によって固定するボルトの大きさやワッシャー等を変える必要があり、固定時にワッシャー等が付いてないとボルトがしっかり固定できません。
トレック2020モデルのクロスバイクFXシリーズや一部のマウンテンバイクモデルなどはM6(短い)ネジがメインとなりますが、その他の年式モデルや固定方法が異なるトレックの車体に関しては現物確認での取り付けが必要になります。取り付け前およびご購入前に必ずご確認ください。
(フレーム側のメスネジの成型不良や痛み具合で固定ができない場合がございます。お気になる際はご相談ください)
取付の注意点
ネジの太さによってワッシャーの大きさと枚数が異なります
スタンド取り付けの際に使用するボルトによって付けるワッシャーの枚数や種類が異なります。付属されているネジを分かりやすく言いますと太いボルトがM6、細いボルトがM5になりますのでどちらかわからない場合は太さで判断するとわかりやすいです。
M5ボルトで取り付ける際はスプリングワッシャー(繋がってないワッシャー)、ワッシャーの順で通し、M6ボルトで取り付ける際はM6サイズのスプリングワッシャーだけをかませて使用します。ワッシャーがない状態で取り付けますと、しっかりとした固定力が出せずぐらついたり、緩みやすくなってしまいます。必ず取り付けの際は使用してください。
M6ボルトはスプリングワッシャーのみ
M5ボルトはスプリングワッシャー、ワッシャーの順で通す
スタンドを固定取付
写真のような部分が取り付け台座です
クロスバイク、マウンテンバイク等のチェーンステー(後輪側のフレーム部分)に写真のような台座があればスタンドは取り付け可能です。年式によってはこの部分にメスネジの保護キャップがついてたりしますので、取り付け時は取り外してから行います。
フレーム内部に異物が入ってたり、ネジ山が痛んでいると固定できないだけでなく、部品の破損等に繋がりますので、必ずチェックしてください。(工賃等が発生する場合もございますが、バイクプラス全店でご要望で取り付けは行っております)
必ず支えられるか要確認!!
両方のネジをしっかり固定ができたら一度直立させ、立たせる、戻すを足で何度か行いガタツキがないかどうかチェック。スタンドで立たせた際の角度も確認し、しっかり支えられる状態であれば完了です。
しかし、使用していきますと路面からの振動や足で動かしたりする衝撃等で徐々にボルトに緩みが出てきます。使用してしばらくしたら必ず工具でネジの増し締めを行う必要がありますので、定期的にボルトの締め付けを確認しましょう。(そのまま使用するとパーツならびにフレームの破損に繋がります)
高さ調整ボルトはスタンドの内側にあります
写真の中央にある小さなネジの差込口を緩める事でスタンド先端の高さならびに車体を立たせた際の角度調整が行えます。スタンド本体に調整を行うためのギザギザした形状になっており、その分だけ高さを上下調整が行えます。適正な高さに調整しましたら、調整用のネジをしっかり固定します。
角度が深すぎると自転車が倒れやすかったり、浅すぎると逆方向に倒れたりしますので、しっかり支えられる状態に調整しましょう。
最後に
今回ご説明させて頂いた内容は取り付け方法や注意点になりますが、フレームの経年劣化による状態や精度によって加工等が必要になるケースもございます。ご自身で取り付ける際に上手く取り付けができない等がございましたら、店頭まで自転車をお持ち込みの上、点検等をさせて頂きます(作業が必要になる際は工賃等が発生する場合がございますのでご了承ください) 今お持ちのトレックの車体がつけれるかどうかお気になる方はぜひご相談ください。
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