EMONDA ALRをシマノR9150系DURA-ACE(デュラエース) Di2に換装!!

2017年3月4日
戸田彩湖店の宮崎啓です! 2016年DURA-ACE(デュラエース)がR9100系へとモデルチェンジを果たしましたが、それに伴いDi2もR9150へとモデルチェンジ。新たな機能も搭載され気になってしかたがなかったので買っちゃいました!! 予算の都合上今回はカセットとブレーキは手持ちの9000系デュラのまま...。ちなみに新しいデュラエースは基本的には9000とは互換性はありますが、クランクセットのインナーチェーンリングとアウターチェーンリング間が広がったため、クランクをFC-R9100にする場合はフロントディレイラーも新型にしなけばいけません。

新デュラエースの変更ポイント!

リアディレイラはモータ部などがスリム化されスッキリし、一部材質の変更などもあり20gほど軽くなっています。ただ大きな変更は形状がシャドータイプになり最大ローギアが30Tに対応となりました。 フロントディレイラーもロー側アジャストボルトが廃されたりと可能な限りの軽量化が施されています。グラフィックもブラックと落ち着いた中でも高級感にあふれどんな自転車にも合いそう。クランクアームも太くなり踏んだ時のダイレクト感がより強力になっています。

シンクロシフト&セミシンクロシフトの新機能

XTRのDi2に搭載されたシンクロシフトがR9170でも使用できるようになりました。※ワイヤレスユニットが別途必要になります。 シンクロシフトとはリアを変速していくとあるギアに来ると自動的にフロントが変速するシステムで、簡単に言えばフロント変速の操作をしなくてもいいということ。変速するギア比は設定できるのですが、登りなどでフロント変速するタイミングやギア比の急激な変化などのストレスが少なくなります。 また、セミシンクロシフトという機能も追加に。こちらはフロント変速に連動してリアも変速するシステムで、たとえばフロントをアウターからインナーにしたときリアがトップ側に1~4段変速し、フロントをインナーからアウターに上げたときもリアがロー側に1~4段自動的に変速します。フロント変速時に起きる急激なギア比の変化を出来るだけ少なくする機能でロードではアップダウンが続くような場面ではフロント変速をよく行いますがそういったときに便利な機能です。

スマホアプリにも対応に

ワイヤレスユニットを別途取り付けることでスマホやガーミンのedgeシリーズと連動させることが出来ます。e-tubeはこれまでPCにつなげなければファームウエアのアップデートや変速のカスタムができませんでしたが、新型のワイヤレスユニット&バッテリーの組み合わせでスマホアプリで操作が出来るようになりました。先ほどのシンクロシフト・セミシンクロシフトの設定や変速スイッチの設定も出来ます。 ガーミンにつなげることもできるので、Di2のバッテリー残量やギア位置などを見ることも出来てしまいます。

EMONDA ALRをアップグレード

いろいろろとパーツをひっかえとっかえしてきたエモンダALRの最終形態がこちら。DURA-ACE Di2・アイオロスD3 50mmハイト クリンチャー、XXXインテグレーテッド バーステムなどなどに換装!! 総重量約7.2㎏(ペダル付) アイオロスのチューブラーにすれば6㎏代とハイエンドバイクにも負けません! 驚くことにこれほどハイスペックなパーツをアッセンブルしてもフレームが負けない!しっかりとパーツの性能をフルで発揮してくれつつフレームが持つ特性をより際立ててくれます。重量が軽くなるだけでなく、踏み込んだ時の反応がより鋭くなり登りでもグイグイ進んでいく感じがたまりませえん。改めてエモンダALRのアルミフレームながらもポテンシャルの高さを感じました。 Dura-Ace Di2も久しぶりに電動コンポを使ってみましたが、変速時のストレスが非常に少なくまた操作がラク。STIも小ぶりで握りやすくブレーキ操作もしやすい。スマホとの連動などいろいろ拡張性ももっておりそういった機械をいじるといった感じの楽しさもたまりません(笑) コチラのバイク(EMONDA ALR 16年モデル フレームサイズ54㎝)バイクプラス戸田彩湖店でしばらく(5月ぐらいまで)は展示しております。もちろん試乗もしていただけるので、エモンダALRの走りを体感したい方、新型のDURA ACE Di2をいじってみたい方は気軽にご来店・お問い合わせください。