『グランフォンド軽井沢』のコースは絶景だった!!
『グランフォンド』
イタリア語で『長い距離を移動する』という意味で、自転車が盛んなイタリアではロングライドのイベントのことを『グランフォンド』と言われます。
避暑地・別荘地として有名なここ軽井沢で毎年行われるロングライドイベントが『グランフォンド軽井沢』である。
浅間山の壮大な景色、嬬恋キャベツで有名なキャベツ畑を見渡しながら都会とは違った大自然を思いっきり走れるコースとなっております。
壮大な大自然駆け巡るコースを是非ご堪能ください。
大自然を駆け巡る『グランフォンド軽井沢』のコースとは。
『グランフォンド軽井沢』の出発・ゴール地点は、軽井沢千ヶ滝温泉駐車場付近。ここから『グランフォンド軽井沢』コースの始まり〜♪
※はじめに、今回のコースの特徴はヒルクライムが多いのは勿論ですが、軽井沢周辺は冬場の雪の影響か全体的に路面状況があまり良く無いので自転車が跳ねる箇所がいくつかありました。特にこれから紹介するコースの中に後半長めの下りがありますが、ここが一番荒れているので軽くて、なるべく太いタイヤをつけて空気圧を調整して走るのがお勧めです。正直かなりトリッキーな箇所もあるのでヒルクライムに自信がない、経験が少ない方は事前にお近くのヒルクライムスポットで練習するのがいいと思います。
浅間・白根・志賀さわやか街道
話を戻して『グランフォンド軽井沢-80』のコースは大きく分けて二つのヒルクライムが存在します。スタートして数キロもしないうちにまず第一のヒルクライムスポット「浅間・白根・志賀さわやか街道」が始まります。
こちらのヒルクライムの特徴は、総距離6.5㎞、平均勾配6%と長くて比較的削られるヒルクライムになります。
序盤の2〜3㎞は道が狭く、つづら折れが続きますが極端な勾配変化も少なく坂道も平均的な数値です。
しかし、途中勾配が若干緩む箇所があるので後半の3㎞は登坂車線なども増え道が広くなりますが、勾配は9〜11%ほどになる箇所も増えてきてペースが乱れる可能性があります。
この「浅間・白根・志賀さわやか街道」をさわやかに走るためには序盤からペースを上げずに淡々と自分のペースで登るのがポイントになります!
無理せず走れば必ず終わりがあります.....笑
いざ下って北軽井沢・嬬恋周辺に向かいます♪
新緑のトンネルが非常に綺麗でした。ここはおそらく大会当日紅葉の時期が被れば紅葉のトンネルができると思うので楽しみですね〜
そしてこの区間のもう一つの見所はなんと言っても大きな浅間山です!!!
浅間山は軽井沢・嬬恋地域の境にある標高約2600mほどある有名な活火山です。当日も少し噴煙が出ているように見えてかなり迫力のある山でした。
そして嬬恋方面に向かうと『グランフォンド軽井沢』で一番綺麗な道が登場します♪ その名は.....
『嬬恋パノラマライン』
嬬恋のキャベツと聞いたら一度は聞いたことがあると思いますが、その有名なキャベツ畑が一面にずらりと並ぶ広域農道。
信号はもちろん無しで、程よいアップダウンはまさに全サイクリストにお勧めできるサイクリングロード♪
走っていて気持ちよく、また壮大な浅間山も見られる『グランフォンド軽井沢』の中でもかなりの絶景ポイントです。
さてここからが折り返し地点で軽井沢に戻ります。
そこは簡単には帰してくれません...。『グランフォンド軽井沢』の最大の難関ポイントであり、第二のヒルクライムスポットである「湯の丸高原(地蔵峠)」が立ちはだかります!
この「湯の丸高原(地蔵峠)」は総距離7.2㎞、平均勾配約7%のヒルクライムとなっており、標高1732mまで駆け巡るコースとなっております。
なぜ最大の難関かというと勾配が基本7%くらいでほぼ直登と先が見えないくらい永遠に続くのではと感じる坂道が続きます。さらに、高地ということもあり「低酸素トレーニングの場所」とも言われるくらい空気が明らかに薄く感じるので通常よりも厳しくなるのがわかるヒルクライムとなっております。
唯一の救いが横を流れる川のせせらぎが気持ちいいというところです。走った時は夏だったので顔を洗ったり水浴びしたりと最高の夏休み感を味わえました。
ここはお世辞抜きに一番キツい場所になると思うので、ここに突入する前にしっかりと固形物で補給することをお勧めします。また、足の疲労を軽減するためにダンシング(立ち漕ぎ)などを取り入れ筋肉の疲労を分散するように走ってみてください。
山頂付近になると木々が低くなり高地独特の異世界感を味わえます。
また、運が良ければ放牧された牛達にもご対面でき、その牛のミルクから作るソフトクリームは登り切った体に沁みますので是非寒くなかったら試してみてください♪
ここを登りきればほぼ終わりみたいな感じなので体力の70%は使い切りましょう〜♪
ここを登り切った時の達成感はめちゃくちゃあると思います!!! このヒルクライムを制したら間違いなく脱初心者、中級者はクリアしていると思います。
ここから約10㎞のダウンヒルになるのですが、まずはここでしっかり補給してハンガーノックを回避してください。 下り切った後足が回らなくなるのはザラにあるので注意しましょう♪
そしてこのダウンヒルですが正直一番危ない場所でもあります。急勾配、ヘアピン、路面バキバキと危ない要素てんこ盛りですので、ゆっくりしっかりとハンドルを握りリラックスして下りましょう。
ある程度下るとこんな絶景がお待ちかねです!!!
『グランフォンド軽井沢』最大の絶景!!!
いかがでしょうか? めちゃくちゃ綺麗じゃないですか!?
正直「湯の丸高原 (地蔵峠)」はめちゃくちゃしんどいので登り切った後のこの景色の為に走ってきたと言っても過言ではないほどの絶景です。
実際にご自身の目で見ていただいた方が写真の10000倍は綺麗ですし、そこに達成感もプラスされると今までの疲れが全て忘れられます。
下り切るとお蕎麦で有名な小諸に着きます。
ここからはアップダウンと林道の連続ですが、今まで登ってきた場所に比べれば何んのその!ちょっとした坂道が平坦に感じられるくらい感覚がおかしくなると思うので気持ちよく走れます♪(笑)
ただラスボス的存在の一箇所難所が存在してます.....
菱野温泉前のラスト300mの激坂
距離約3㎞、平均勾配7%の住宅街ヒルクライムですが、平均勾配詐欺系のヒルクライムスポットで、後半の菱野温泉に近づけば近づくほど勾配がキツくなりラストは勾配15%以上のつづら折れが300mほど続く場所です。
これぞグランフォンド!!! 簡単には終わらせてくれないのはグランフォンドの醍醐味です♪
私も登り切ったあとは少し休憩して息を整えてました(笑)
ただここに第4エイド最後の休憩所があるのが大会主催者の粋な計らいです♪
しっかり休憩してラストゴールまで走り切って『グランフォンド軽井沢』完走です!!
グランフォンド軽井沢を一緒に走りませんか?
いかがだったでしょうか? ざっくりでしたが、『グランフォンド軽井沢』のコース紹介をさせていただきましたが、ここで朗報です!!
皆さん私たちと一緒に『グランフォンド軽井沢』を走ってみませんか?
実は只今『グランフォンド軽井沢』を一緒に走っていただける方々を募集しております。
「ロードバイクに乗り始めたけど、結局、近場でしか乗っていない.....」
「コロナ禍でイベントライドもすっかりご無沙汰.....」
「達成感のあるライドをして脱初心者を目指したい!!」
と思いの方々!!バイクプラススタッフと一緒に本格的な山岳グランフォンドを完走して一緒に達成感、感動、絶景を楽しみましょう〜♪
もちろん私猪瀬も参加しますので、一度コースを走った経験談も踏まえアドバイスさせていただきますので皆さんご参加お待ちしております。
応募期間、方法、条件などなどは過去にブログを書きましたのでそちらをお読みの上ご参加ください♪
☞『グランフォンド軽井沢』参加詳細ブログはこちらをクリック!
是非皆様のご参加お待ちしております♪ それではまた次回何処かのヒルクライムでお会いしましょう〜!!!
以上坂バカスタッフさいたま大宮店の猪瀬でした〜