ロードバイクなどの自転車の担ぎ方と階段での持ち運び方法(上り下り方法)
ロードバイクも階段も傷つけずに自転車を持ち運ぶ方法
自宅マンションやアパートの階段もこれをマスターすればスマートに上り下りできる!一般的な方法は担ぎ
大切にしているロードバイクやクロスビくなどの自転車を室内に運ぶ際、愛車はもちろんですが、マンション共用階段や通路もやっぱり傷をつけたり汚したくないですよね。そんな場所で役に立つ安定感のある自転車の運び方、自転車をぶつけずにスマートに階段を上り下りできる方法をご紹介します。担ぐ、持ち上げるという発想が一般的なのですが、狭い階段ほど無理がありますので、必見です! ただ、室内に自転車を運び入れることを禁止しているマンションなどもありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。自転車の担ぎ方1
このようにフレームとハンドルを握って持ち上げる方法でも運べますが、歩くリズムで自転車が左右に揺れやすく、前輪が階段にぶつかったり後輪が壁にぶつかったりしてバランスを崩しやすいです。両手がふさがっているのでなおのこと心配です。自転車の担ぎ方2
このように自転車を肩に担ぐと片手が自由になるので両手で持つ方法よりもおすすめです。自転車が安定するので自転車を階段や壁にぶつける心配も減ります。ただ、ギア周りの油汚れなどが洋服に付着しやすいのが少々難点かも知れません。おすすめはウィリー状態
実はロードバイクやクロスバイクなどの自転車はウィリー状態で持ち運ぶのが一番楽な階段上り下り方法! 小回りがきくので狭い階段の踊り場での旋回は感動的! ウィリー状態で後輪を転がしていくととにかく車体の重さを感じることなく運べるから楽ちん。幅の狭い階段の踊り場は『担ぎ』だと大変ですが、この『ウィリー状態』だと実に小回りがきいいて特に楽なんです! 後輪が接地しているので自転車がストック(杖)のような役割にもなり安定感抜群です。両手がふさがったままですが、担ぎ方1のようにバランスが崩れることもさほどなく、担ぎ方2のように洋服が汚れることもありません。階段を登る時は・・・
階段を上る時は、後ろ歩きで自転車の後輪を転がしながら軽く引きずり上げる感じです。『後ろ歩きは危ないでしょ?』と突っ込まれそうですが、一歩一歩丁寧に歩けば2階くらいまでならあまり苦になりません(他スタッフ経験談)。幅の狭いアパートなどの共用階段を担いで上るよりぶつけたりしにくいですし遥かに楽です。特に階段踊り場の小回りは最高! 上りの後ろ歩きは若干慣れが必要ですが、共用階段や通路も傷つけず愛車も傷つけず、しかも洋服も汚れない裏ワザ的方法です。ビンディングシューズの場合はかなり後ろ歩きしにくいので気をつけてください。バックルを緩めにしておいたほうがいいです。階段を下りる時は・・・
階段の下りは、一段一段丁寧にそーっとロードバイクの後輪を下ろすイメージです。これは本当に安全で楽ちんです。後輪が一段下りたと同時に後ろブレーキをかけ、また一段下りる際にブレーキを解放し…と巧みに操れるようになると階段を下りている際に自転車が跳ねることも少なくなります。前輪を持ち上げてウィリー状態にする簡単な方法
後ろのブレーキをロックさせハンドルを持ち上げながら後方に数歩歩くと前輪が持ち上がります。前輪が持ち上がった段階で自転車の真後ろに立ち後ろブレーキを解放すると後輪が自然に前に転がりウィリー状態を維持できます。 または、立ち止まったままハンドルを握り勢いよく自転車だけ前進させながらハンドルを上に持ち上げるという方法でもウィリー状態にできます。平地で自転車を押しながら前に歩いたり後ろに歩いたりすれば操作はすぐになれると思います。 不明な点は遠慮なくお店でお声がけください♪
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