「自転車車載方法」車載キャリアなしでも車に自転車を積載し運搬する技
車載キャリアがなくても自転車は積載可能!
サイクリスト&自転車屋として、これまで長きにわたり様々なタイプの車に自転車を積載してきましたが、前後輪を外した状態で積載できなかったことはありません。『ここに2台も入るんだ』と逆にびっくりしたことも。 スポーツ自転車は折り畳みこそできませんが、軽量な上に車輪を簡単に脱着できるので意外と簡単に車載できてしまうサイズ感なのです。まずは車輪の脱着を習得すべし
車輪の外し方と取り付け方を習得すれば車載は正直超簡単! 納車当日におクルマで自転車をお持ち帰りになる場合は車輪の外し方をもちろんレクチャーします。が、特に安全に関わる部分なので動画『車輪の外し方 リア(後輪)ロードバイク』でもしっかりと復習しておいてください。 クイックレリースレバーはご自身が出せる最大の力で締められる固さに調整すると表現することもあるくらい、しっかりと固定することが大切です。また、車輪を取り付けて漕ぎ出す前にも必ず乗車前の安全点検をしっかりと行い安全であることを確認してから乗車してください。 ホイールの外し方講習会も開催しています。ホイールを外さずに積載できる車もあり


前後ホイールを外して車載する例

油圧ディスクブレーキの場合: 油圧ディスクブレーキの場合は、パッドの間にパッドスペーサーやその代わりとなるようなモノを挟み込み、ブレーキレバーをストラップなどで握った状態にしておくとエアの噛み込み対策にもなります。
フレームが急に倒れないようにするためにシートベルトに引っ掛けたり、長めのナイロンストラップなどを利用してヘッドレストのパイプ部分などに繋げておくと安心です。 軽自動車でもこのように積載したことがあります。セダンのトランクや後部座席にも前後輪外した状態のフレームを収納したこともあります。
フレームに毛布などを被せてホイールを立てかけて完了です。 この車の場合はこの状態で2台収納できました。 フロントホイールを外した際にクイックレリースレバーのナットを緩めすぎていると、何かの拍子にナットとバネがどこかに転がっていってしまうことがあります。特にバネは見つけにくいので、心配な方は少しだけナットを締め戻して車載するのが良いかもしれません。

キズや汚れ対策: ご購入された自転車をお車をお持ち帰りになる場合は荷室になるべく何もない状態にしてからご来店いただくのがおすすめです。また、キズ予防のため使い古しの毛布やバスタオル、ブルーシートなどをご持参いただくとより安心です。 車載のお手伝いをさせていただきますがキズなどの責任は負いかねますことご了承ください。
車載キャリア購入を検討するなら・・・
車載キャリアがあった方がいい!という方はこちらを参考にしてみてください。ルーフキャリア
ホイールを外す必要のない自転車用のルーフキャリアも市販されています。MTBでよく山に出かけていた頃は使用していました。ソロ活動ではなくグループで出かける場合に抜群に重宝します。 人数が増えると座席数も必要になるだけでなく自転車以外の荷物(ヘルメット、サイクルジャージ、シューズ、温泉セット)も人数分増えるので車内が手狭になります。そのような場合ルーフに積載するのが良いでしょう。車1台3人自転車3台でイベントなどのライドに出かける場合はオススメです。 ただ、高さによっては立体駐車場に入庫できないという煩わしさや、自転車が雨や虫で汚れてしまうことが気になったりして購入をためらう方も多いようです。ショッピングモールの立体駐車場に入庫する際に自転車を引っ掛けて大変なことになってしまったという方もいらっしゃいます。 こちらのタイプはカー用品店でお求めになれます。クルマの年式や車種ごとに揃えるパーツの型番が異なりますので注意してください。車内用キャリア

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