自転車の安全対策 視認性の高い蛍光色と反射素材を取り入れて目立とう!
どうしたらサイクリストは目立つか?TREKのABCコンセプト
TREKでは昨年より『ABCコンセプト』を掲げて、サイクリストが安全に走りつづけるために気を付けたいことを提示しています。Always on(常に点灯を)
デイライトをつけることで衝突事故を未然に防ぐ
ライトは夜間しか効果がないと思われがちですが、日中でのライトを前後使用することで被視認性を大幅に向上することができます。TREK本社のあるアメリカでは交通事故の80%は日中に発生しているという報告があり、日中でも目立つような明るさを持ったデイライトを使用することが効果的なことが分かってきました。 ボントレガーのデイライトは日中モードでは、遠くまで光を届けるために照射の範囲は狭く、点滅のパターンも明るい日中でも目立つよう工夫がされています。さらにリア側のデイライトである『Flare R』は最長2kmまで光が届くような明るさを発揮します。できるだけ早く、後続車から見つけてもらうことができるのです。Biomotion(体の動き)
動きのある体のパーツを目立たせる 止まっているものよりも動いているものを見るほうが認識しやすいものです。サイクリングで動かす場所といえば、足まわり。蛍光色を取り入れるならば、まずは動きのある足まわりに取り入れてみるのがオススメです。 ビブショーツにシューズ、ソックス、レッグウォーマー、シューズカバーなど足まわりといってもアイテムが複数あります。 ただ蛍光色のジャージを着るというよりは、動く場所を意識して取り入れるのがポイントです。Contrast(背景との対比)
ロードバイクならば、舗装されたアスファルトの道を走ることがほとんどです。ときには緑の多い場所を通ることもあるでしょう。周囲とまったく違うカラーリングを身にまとうことで目立つことができる、だから日中のサイクリングでは蛍光色を取り入れることが効果的なのです。熱帯のジャングルで金色の昆虫がいるように、光沢ある羽の蝶がいるように、背景から浮き立つことで自己主張ができるというものです。 ただし夜間では、いくら蛍光色のジャージを着ても、ほかのジャージと同じく暗闇に同化してしまいます。夜間で大事なのは蛍光色であるということではなく、反射素材であることです。車やバイクなどのフロントライトに照らされたときに、バシッと光る反射材をより多く身に付けることが必要です。 自転車にも最初から反射板が付いています。ハンドルやサドル下はもちろんですが、ホイール、ペダルなど回転部分にも反射板は取り付けられています。昼夜問わず目立つサイクルウェアコーデ
ここまでを踏まえてこのABC蛍光色&反射材をふんだんに取り入れたコーディネートがコチラ! 上からBontrager(ボントレガ-)スターボスMIPS ¥11,900(税込) Bontrager(ボントレガ-)ヴェロシスHaloジャージ¥19,900(税込) Bontrager(ボントレガ-)ヴェロシスHaloビブショーツ¥19,900(税込) Bontrager(ボントレガ-)Halo GELグローブ¥4,900(税込) Bontrager(ボントレガ-)xxx LE Roadシューズ¥34,000(税込) オルトリーブ『ヴェロシティ』ネオンイエロー/ブラックリフレクティブ¥24,840(税込)実際に走行してみました。
撮影日は曇りの日で視界がぼんやりしていましたが、浮き出ますね。 これは遠目から見ても認識されやすいに違いありません。夜間の反射具合はコチラ!
日中だとどこに反射素材が使われているのかが分かりませんので、暗闇の中でフラッシュ撮影してみたところがコチラ。 横から見たときに、グローブとシューズの内側が大きく反射していることに正直驚きました。動いている場所が目立つところが素晴らしい!道路などを横断するときもこれで安心ですね。 後ろから見るとバックパック全体が発光しているのが分かります。動きは少ないですが背中がこれほど広範囲で反射すれば遠くから気づいてもらえる確率が高まります。 ボントレガーのウェアのHalo(ハロ)というシリーズはABCコンセプトを意識したウェアアイテムです。
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