山伏峠、正丸峠のあとに曼珠沙華で有名な巾着田に立ち寄るヒルクライム的ポタリング

2014年9月23日
こんにちは!日中こそ気温があがりますが朝晩はひんやりして秋らしい日々となってきましたね。彼岸の時期という事もあって曼珠沙華の咲きそろう日高市の巾着田へ自転車でツーリングしてきました。名栗渓谷や正丸峠と合わせてご覧ください!(2014年9月の情報です)

巾着田の曼珠沙華ポタリングと共に楽しむ山伏峠・正丸峠ヒルクライム

日高市にある曼珠沙華の名所、『巾着田』はJR川越線の高麗川駅から自転車だと15分くらいの所にあります。ポタリング的でのんびり出かける事もできますが、つい先日発売された新型カーボンロードバイクの試乗も兼ねて、今回は飯能から山伏峠、正丸峠をぐるっと回ってヒルクライムも交えて走ってみました。

飯能駅前から名栗渓谷沿いをひた走る

飯能から登り 飯能駅前の市街地をしばらく走って県道70号線へ。入間川沿いをまずは名栗へ向けて出発します。名栗渓谷沿いは比較的勾配は緩やかで茶畑や名栗の渓谷が視界に広がりサイクリングムードあふれる景色が堪能できます。 トレーニング目的でガッツリ走る方は白石峠によく出かけられていますが、景色はの良さに限っては山伏峠や正丸峠が個人的には好み。年に何回かヒルクライムへ出かけるのですが飽きずに楽しんでます♪ 名郷の集落までトイレなどこじんまりとはしていますが各所に休憩できるスポットがあるのでサイクリストにとってはとても助かります。

恐怖!熊出没注意の張り紙

熊出没注意の張り紙 そんな中名栗の手前で立ち寄ったトイレには熊出没注意の張り紙が...。たしかに山の向こうは山梨だったり長野だったりするので納得。それにしてもロードシューズにジャージにレーパンで出くわしたらどうなってしまうのかちょっと考えてしまいました。 あっ!かじられないためにもヘルメットはかなり役に立ちそうなのでぜひ♪

その昔郵便局として利用されていた建築

その昔郵便局として使われていた建物名栗集落にある元々郵便局として使われていた建物が残っています。壁の装飾などが入っていてかなりしっかりしてますね。今はあたり前にあちこちに点在する郵便局ですが、できたころは地域のランドマークとして生かされるように大事に作られたのでしょう。当時の地域の方の思い入れなども感じてしまいます こういう雰囲気を感じられるのもこのコースの良いところなんですよね。

山伏峠に向けて一気に登る

名栗渓谷さらに上流へ上ったこのあたりが名郷の集落になります。橋のたもとから清流を見下ろすとすがすがしいですね♪。ここから道を右折していよいよ山伏峠へ。今までと違い一気に道の傾斜が強くなります。 ここから4キロほどは勾配が強くガマンの時間が続きます。とはいえ車の通行量もものすごく多くはないので比較的安心してヒルクライムすることができるのできそうです。 ただし、道はやや狭くなるのでなるべく左側を走るようにしましょう。対向車や下ってくる自転車もあるので注意は必要です。 名前がわからないのですが道端にとてもきれいな花が咲いていました。 山伏峠ヒルクライム中盤からはつづら折りが連続してまさに峠道!という雰囲気になってきます。 体力的には正直ラクではありませんが、木陰の中えっちらおっちらマイペースで登っていくのが良いんですよね。 白石峠よりは勾配もやや控えめで距離も短めなので比較的ヒルクライムにチャレンジしやすい峠ではないでしょうか? ようやく山伏峠へとやってきました。切通しとなっていて眺望が開けないのがちょっとザンネン。

眺望の良い正丸峠

正丸峠ヒルクライム眺望の良さに関してはすぐ近くの正丸峠がおすすめです♪先程の山伏峠から15分程走った所にある峠には休憩茶屋があるのでゆっくりできます。 ちなみに天気が良ければ都心の高層ビル群やスカイツリーなども見えるようですね。この日はあいにく気温も上がって視界がそこまで良くなかったのですがそれでも十分達成感もあり満足満足。 そして、ここからは飯能方面へ長いダウンヒルが始まります。

国道299を巾着田目指して走る

巾着田の彼岸花とロードバイク正丸トンネル横まで降りると後は国道299号線を快走、巾着田を目指します。ようやく近くまで来ると、平日出かけたにもかかわらずものすごい人で大賑わいしていてビックリ。 それもそのはず曼珠沙華の花の数が自分の想像よりもはるかに多くてその存在感にしばし圧倒されてしまいました。レッドカーペットみたいです(笑)。 いつの頃からか自生し始めその数なんと500万本、ちなみ自分の出身の奈良では『彼岸花』と呼んでいたのですが、こっちでは曼珠沙華なんですね。いろいろと興味深いです。 ほぼ満開となっていた巾着田の曼珠沙華ですが、行くなら今週中がおススメです。

巾着田は曼珠沙華だけでなくコスモスも楽しめる

巾着田のコスモス曼珠沙華だけでなく、巾着田にはさまざまな花が咲きそろいます。こちらがコスモス、まだまだ咲き始めなのでまばらですがしばらくするとこちらも見ごろになりそうですね。ちょうど写真の奥に見えているのがおそらく日和田山、巾着田の由来はこの日和田山から望んだ地形が川が蛇行しているので巾着みたいな形に見えるということからきているとの事。 巾着田をうろうろしているうちに時間が無くなってきたので高麗川駅へ。さいたま市内からだと結構距離もあるので川越線などで輪行するのもありですね。 今回はヒルクライムもメインだったのですが。巾着田周辺には高麗神社など見どころも多いので付近をのんびりとポタリングするのも楽しそうです。 暑さもやわらいでサイクリングが楽しい季節になってきました。ぜひ皆さんもいろいろお出かけしてみてください!

巾着田へのアクセス

巾着田には山伏峠や正丸峠を超えなくてもアクセス可能です(笑)JR高麗川駅や西武線高麗駅から輪行ポタリングが楽しめます。巾着田は曼珠沙華の他にも四季を通じて様々な草花を楽しむことができますし、BBQやキャンプ、川遊びのスポットとしても親しまれている人気スポットです。ぜひ足を運んでみてください。詳しくはこちらの巾着田公式サイトをご覧ください。