坂バカさんの休日に電動アシストロードDomane+ AL5でついて行く!100㎞完走!

2023年10月20日by miyazakisayaka
東秩父の坂を平然とドマーネプラスで登る宮崎とマドンで続くコウズミ

アシスト慣れしてしまってもはや自力で坂に行くことが怖くなり始めている宮崎です!今回はいつものE-MTBではなくE-Roadを楽しんでみよう!ということで、坂バカさんの休日にDomane + AL 5で付いて行ってみました。結論、今回もまた、Eバイクに最高の体験をさせてもらいました。うふふ~

Trek Domane + AL シリーズ特集はこちら → https://bike-plus.com/collections/domane-plus

E-Roadは誰でもヒルクラムできる最高の機材です

自力で行く勇気はないですが、私は猛烈にヒルクライムに憧れています。というより、ヒルクライムを愉しんだ人たちだけが知る絶景を見たいし、ヒルクライマーの方がどんな走りをするのか、純粋に知らない世界を知りたいと思っています。

なのでまずは頼もしい助っ人探しから。

宮崎と猪瀬のツーショット

バイクプラスでヒルクライムといえばやっぱり大宮店の猪瀬です。さら~っとルートを考えてくれました。場所は越生のニューサンピアをスタート地点として、登りきったあとに絶景が待つという皇鈴山を目指します。

一緒に走るメンツがスゴイ!

ニューサンピア生越の前でライドの記念撮影

坂バカの猪瀬、元大学日本代表の猿田、Everyday超絶走りまわっている上泉に、ロングのスペシャリスト中村、バイクプラスの濃ゆ~いところを集めたそうそうたるメンツの中に、E-Roadの女子2人。

集合場所についたら、猪瀬と猿田が先にいたんですけど、

猿田:ウォーミングアップで白石峠まで行ってきました

ん?

猪瀬:自分も10㎞ちょっと坂走ってアップ済です~

んんん???そういうもんだっけ??

体力・走力・パワー・技術すべてレベル違いすぎて、普段だったら絶対に一緒に走らない(というか走れない、走る勇気もない)メンバーと一緒に走ることができる奇跡!もうこれだけでテンション上がります!!

E-Roadヒルクライムははじめての体験の連続!

1人では絶対に行け(か?)ない場所へ行けた喜び

坂を登っていくメンズの後ろ姿登り坂になるとアシストがものすごい威力を発揮。息が上がらない、心拍も上がらないので、高橋と会話をしながらゆるゆると登っていけます。これは無敵!

余裕の笑顔を見せる高橋なんか、気分としては、男子ロードバイク部の練習に、ファイト~!って掛け声かけながら、女子マネージャーがE-Roadで付いていってる感じ。

いつもは坂ともなれば、みんなとジワジワと距離が離れていって、つねに最後尾を走る私たちが、きっちり笑顔で付いていける余裕ったら!!

坂の上にある温泉スタンドで記念撮影

猪瀬:今のがわりと有名な温泉スタンド坂で、ここでタイムアタックでもがくわけです。

へ~~~!!

湧き水で変顔するコウズミ

上泉:湧き水サイコー!!

だよね~~~!!

サイクリスト御用達の落合の店で休憩

猿田:ここがローディーの休憩地点「落合の店」です。ここから定峰とか峠をアタックしにいきます。休日ともなるとお店の横ロードだらけですよ。

へ~へ~へ~~!!!

1人では絶対に来れない場所に連れてきてもらって、これまでの私では間違いなく体験できなかったことができている奇跡。Eバイクってやっぱりすごい乗り物だし、革命ですよ。

ヒルクライマーというかローディーの性を知ることができた

猪瀬と猿田の前を走れる奇跡びっくりするのが、こちとらアシストでラクラク登っているのですが、猪瀬&猿田は追いついてきて、さらに追い越していくんです。勾配がきつくなってきて、私が前に出ようとすると、それを振り払うかのように加速していく。

後半でも衰えずアタックを繰り返す坂バカさんたち「後ろに付かれると離したくなるし、前に出られると付いていかなきゃっていう気分になる」というようなことをポロっと猿田が言ったのを聞いて、「なるほど~!!そういうものか!!!」と目からウロコというか、ポタリング畑しか知らない私には、まったくない感覚が新鮮で!

こんなライド初めて!!

スポーツしてる人の体ってカッコいいっす

激坂をスピードを落とさず登っていくカッコよさちょっとキモいと思われるかもしれませんが、正直に言います。私、今回のライドで「鍛えられた体を間近で見ながら走れるという幸せ」を知ってしまいましたァ。

日々トレーニングしているだけあってみんな無駄なものがついていない。そんな人たちとこんなに近くで走ったことがなかったから分からなかったけれど、引き締まった体の美しいこと……惚れる。!!

 猿田とコウズミのツーショット写真

なかでも私の一押しは、猿田の後ろにつくこと!ふくらはぎ、もも、お尻までバランス最高です(と勝手に思ってる。よこしまな気持ちで真後ろについてゴメンねサルちゃん!)

こんな楽しみがあったとはwwwいままで特になんとかフェチってなかったけれど、引き締まったローディーの後ろ姿フェチかもしれない。

Hallo,New World!

 

なんか坂バカさんが、

「ここまで来たらこっちの登りからアプローチしますか!楽しくなってきたんでもう1本!!ウェ~イ!!!」

みたいな感じで、いろんな坂に引っ張り回された結果、タイムオーバーで当初の目的地である皇鈴山には辿り付けませんでした笑。

皇鈴山から見る絶景本当はこんな感じのところなんですって!

でも景色なんかみれなくても最高の体験ができました。付き合ってくれて本当にありがとう!

バイクプラスのメンズスタッフのやさしさにホロリ

マドンで走るコウズミがかっこよかった100㎞走れば疲れるわけで、後半はもうペダルを踏めなくなっていました。かろうじて足を回せますが、全然パワーがなくて、アシストあっても時速20㎞ももう無理ヘロヘロ~、っていうか暑すぎでしょ今日!

所沢⇔生越区間は 特急マドン(上泉)の後ろを走りましたが、私のペースに合わせてくれて(泣)。マドンと隊列を組んで走れる日がくるとは思わなかったし、やさしさに惚れました。

楽しそうに坂を登る猪瀬と付いていくコウズミと中村

猛暑のなかの最高の思い出。Eバイクはいつだって、新しい世界を見せてくれます。やっぱり電動アシスト最高!

 Domane AL+ 5の自然なフィーリングは自分でちゃんと走ったという満足感があっていい

ここからはDomane AL+ 5の雑感や、実際にロングライドをする際のおすすめカスタムなどを紹介していきます!

私が普段乗っているE-MTB「Rail 5」はボッシュのアシストユニットで、ペダルを踏むと同時にグイっとアシストがかかるタイプ。ターボモードなんかで漕ぎだしたら、おへそがさきに進む感じのパワフルなアシストが魅力です。

アシストのおかげで登り坂もニコニコです今回のDomane AL+5は、リアハブにトルクセンサーが入っているため、後輪を回してはじめてアシストが効いてきます。いつもよりすごくマイルドでめちゃくちゃ自然なフィーリング。Eバイクだけれども、漕ぎだしはいつも知ってるEバイクではないというか。

でも、回りはじめると、後ろから押されているようなアシストがしっかり感じられて、自力で走っているところをうま~くサポートしてくれます。平地だとあっというまに24㎞の壁を越えてしまいます。

こまめな変速はいつもより必須!

ドマーネプラスのアシストはともかく後輪を回さないことには始まらないので漕ぎだしで、重たいギアに入っているとかな~り疲れます。だからこそ、いつもよりこまめに変速をしなきゃと思えました。

できるだけ軽いギアでくるくる回す。これに付きます。普通のことなんですけど、足を止めることは許されずめっちゃ回すのでE-Roadも疲れます。平地だと時速24㎞以上を出すのにはちゃんと漕がないとですし、電動アシストバイクに乗った、ではなくロードバイクに乗ったという充実感をしっかりと味わえます!

立ちこぎができる!

激坂を登る高橋の後ろ姿感動したのは立ちこぎができること!(写真撮るの忘れたのでシッティングの写真ですみません)すごい普通のことのように思われるかもしれませんが、E-MTBだとこれが難しいんです。Rail5のターボモードで立ちこぎすると、トルクがかかる分アシストのパワーが出すぎて次の踏み込みでペダルがスカッと抜けてしまい、うまく立ちこぎし続けられません。とはいえギアを重たくすると疲れるし。

Domane AL +5はアシストを効かせていても、登り坂でダンシングできる。これはいままでにない体験のひとつでした。どこまでいっても、ロードバイクに乗っているという感覚が失われず、自力で走っている感が強いのでライドの満足感が高いです。

トラブルといえば…立ちごけしました(泣

沿道に立てかけている様子登り坂の中腹で小休止後に悲劇は起こりました。さぁ走りだすか!と思って、漕ごうとしたら、アシストの電源が入っていなくて、しかも勾配のあるところ で漕ぎきれず、バタンっとその場でキレイに立ちごけしました。。

ショックで写真撮れなかったですが、

右ペダルをビンディングで固定していたのでもちろん右に…

もちろんディレーラーハンガーは曲がり…

ギアチェンジするとガチャガチャいってて…

ロー側には巻き込みそうで怖くて入れられない…

後ろを走る高橋が「ハンガーが鬼のように曲がってるし!」って言ってるのが聞こえる。

だよね~。。

発進前に、アシストの電源が入っているか必ず確認を!

アシストの電源は入れるべし!

ちゃんと説明書にも「e-bikeを使用せず、ボタンも押さないままだと、節電のため6分後に自動的に電源が切れます。」って書いてあるのに。

ついつい普通のロードバイクだと思って漕ぎだしてしまいました。慣れないうちはとくに、みなさまもお気をつけて!車体重量もあるので、一度倒れるとわりとハンガーやられます。ディレーラーハンガーの予備(W5268484商品ページ)持っていくと安心ですね。。。

100㎞ロングライドに向けてDomane AL+5をカスタム

①拡張バッテリーを取り付け

そう今回の場所は生越~東秩父なのでせっかくだから自走で行くことにしました。電動アシストだとこうも前向きになれるのかと自分でもびっくりします。ただ往復だと100㎞は越えますし、登りでかなり消費するだろうことを考えるとさすがにバッテリーフル充電でも持ちません。そこで「ハイエナ レンジエクステンダー バッテリー」を取り付けることにしました。

49㎝サイズでもシートチューブに付けられた!

ドマーネプラスの49㎝サイズでもシートチューブにバッテリーを付けられた今回乗ったのはDomane +AL5の49㎝サイズ。49㎝サイズにエクステンダーを付ける場合、通常シートチューブへの取り付けはできないのですが、なんとしてもシートチューブに取り付けをしたかった。

ライド当日は鳩山町で39℃を記録した日です。E-MTBのときはハイドレーション派なのですが、さすがに暑いしバックパックを背負いたくなくて、どうしてもダウンチューブにボトルケージを付けたかったのです。

49㎝サイズにそのまま取り付けしようとすると、トップチューブ下にがっつり当たるので無理。なのでボトルケージ台座をずらすパーツ「ギザプロダクツ M25 ボトルケージ アジャスター」を使って取り付けに成功!スライド式なのでちょうどいいところで固定したらジャストフィットしました。

ウキウキでヒルクライム中!ギリギリサイズなのでバッテリー外したりコード外したりはややしにくいですが、100㎞走ったところでは問題なし!49㎝サイズでお困りの方はぜひご相談ください。各店を巡回中の試乗車に付いてます。

気になるバッテリーの持ちはというと…

今回はトータル107㎞走って、総上昇量1442m、ほとんどをアシストレベル高で走りましたが、おおよそ50kgの私の最終的なバッテリー残量は32%ほどでした!まだまだ行けますな。

②サドルをE-MTB用に変更

前日に一度、そのままのサドルで走ってみたのですが私にはちょっと合わず…。サス付きのE-MTB慣れ&ロードの愛車はカーボンDomane SL5チューブレス仕様ということもあって、Domane+がEバイクにしては軽いとはいえ重量&アルミフレームというのもあって突き上げ感が…

とてもじゃないけれど100kmもお尻が持たない!ということで急遽、Rail 5からフィジークのE-MTB用サドルを外して取り付けしました。

サドルはE-MTB用のフィジークのサドルに付け替えました

これが好判断で、E-MTB用ではありますがいつもの慣れたサドルで快適そのものでした。取り付けたのは「fi’zi:k Terra Aidon eMTB用サドル」ですが、ロードバイクでもイケますね。中央の穴も大きくあいているので前傾姿勢でも全然大丈夫でした。

サドル後ろの裏側に、指をひっかけられる場所もあるので重量のあるEバイクを移動したり、起こしたりする際にめちゃ便利です。

③カーボンハンドルへの変更もおすすめ!

今回は走った感じだと、カーボンハンドルへの変更がおすすめです。お尻だけでなくて、上半身も振動吸収をできるだけしたいです。やはり車体重量もありますから、下り坂でのブレーキは早め早めにかけていく必要があります。なるべく疲れを貯めないように、カーボンハンドルで振動の収束を早めて手の疲れ・痺れを軽減しておくことが、快適なロングライドにつながると思いました。

本当はリムもカーボンにしたいですけれども!カスタムのご相談歓迎です!

 

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