NEW EMONDA SLR レビュー:坂大好きスタッフがカスタムした「俺のエモンダSLR」。
皆さんこんにちは!最近ロードレース中継が多すぎて寝不足な、さいたま大宮店の猪瀬です♪
唐突に現れた新型エモンダSLRが発表された時、皆さんも度肝を抜かれたはずです!
軽量とエアロを両立させたセミエアロという形状は、ロングライドをすると必ず立ちはだかるアップダウンが多い日本という場所にベストマッチ♪
永遠に続く平坦の江戸川サイクリングロード
過酷なアップダウン&ヒルクライム
さらに関東平野と言われるくらい平地も多い場所に住んでいるということもあり山では軽さ、平地では空力の両方欲しいという自身のワガママな要望にもバッチリ答えてくれる素晴らしいロードバイクが新型エモンダSLR!
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今回はそんな完璧とも言っても過言ではない新型エモンダSLRに約1年間いろんなシュチュエーションで乗ってきましたので今まで経験したエモンダSLRの魅了を存分にご紹介したいと思います♪
これからエモンダSL、SLRをご検討されている方の参考になると嬉しいです!それでは坂&林道探求大好きエモンダSLR乗りスタッフ猪瀬の激熱インプレッションスタートです!!(笑)
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完璧に仕上げられた新型エモンダSLR
エモンダSLRとはどんなロードバイク?
2014年に誕生したエモンダSLRはトレック史上最軽量モデルとして2020年まで「軽さ」を追求して数々のヒルクライムを制してきました。
しかし、昨今のトレンドとして「空力」「エアロ」というのが自転車を速く走らせるために必要な要素ということが分かり「軽さだけが正義」は時代遅れとなってしまいました。
三大グランツールを制覇したヴィンチェンツォ・ニバリも開発に協力!
トレックセガフレードの選手からも「空力」「軽さ」を両立させた真のオールラウンドバイクが欲しいという要望から、研究に研究を重ねトレック史上最軽量で最速のロードバイクを作ることに挑戦し、完成したのが新型エモンダSLRなのです!!
旧エモンダSLR
新型エモンダSLR
通常エアロ形状のフレームを作る場合、使用する素材が増え重量増になってしまうのですが、新型エモンダSLRのフレームは700g未満と超軽量!
究極の新素材「OCLV800」を採用した新型エモンダSLR
これほどの軽量にできたのは、トレックの新カーボン素材「OCLV800」が関係しており、以前までの「OCLV700」より超高弾性で30%以上も強度に優れているので、フレームに使う素材を極限まで少なくでき軽量なフレームを作ることができる神素材♪(笑)
車でもエアロ効果や燃費に効果があり採用されているデザイン「カムテール形状」
さらにそんな軽量な神素材「OCLV800」で作った究極のエアロ形状(カムテール形状)が風を切り裂いて流れるように走ることができ、巡航スピード維持、ヒルクライム、勾配5%前後でアップダウンの多い道などで力を発揮してくれます!
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まず、そんな神素材を使ったフレームを持つ、21エモンダSLR 9 DISCの完成車ベースの詳細をご紹介します♪
※2022年モデルのエモンダSLR9は新型デュラエースが搭載されたモデルとなっております♪
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エモンダSLRを乗った歴代レジェンド、現役選手の声♪
アルベルトコンタドール選手
スタッフ猪瀬の憧れ!スペインの英雄アルベルト・コンタドールもエモンダSLRがお気に入り。
“素早い反応、快適さ、そして軽さ。とてもバランスの取れた美しいバイク”
Lizzie Deignan 選手
元世界王者アルカンシェルも惚れ込むエモンダSLR
“初めてエモンダSLRに乗った時は朝5時くらいで眠かったの。でもエモンダSLRで数回ペダルを踏み込んだ瞬間惚れ込んでしまったわ!速く、アグレッシブなバイクだから絶対レースで使いたいと思った!!本物のオールラウンドバイクだわ♪”
モレマ選手も
モレマ選手もジャパンカップサイクルロードレースでエモンダを使用し勝利を手に。記憶に新しいところでは2021年ツール・ド・フランス第14ステージをこの新型Emonda SLRで勝利しました。
新型エモンダSLRの魅力:山岳での圧倒的アドバンテージ!
勾配5%までは坂ではなくなる⁉新型エモンダSLR驚異のヒルクライム能力!
皆さんは、ヒルクライム、坂道というとどういう感情になりますか?
ヒルクライムというと正直好きな方は半分以下だと思いますが、その大半の理由が「しんどい」「辛い」「キツいことして何が楽しいのかわからない!」などなど色んな意見があると思われます。
もちろんヒルクライムはキツいもので、根性、我慢という部分も多々あるので「楽しい」「気持ちいい」という感情はヒルクライム中に湧いてこないです。
エモンダSLRに乗るまでは!!!
唐突に出てきましたが、ここでエモンダSLRの登場です!(笑)
ヒルクライムが苦手、嫌い、しんどいと思われている方々!新型エモンダSLRに乗ってみてください。今までの固定概念は180度吹っ飛びます!
毎回乗るのが楽しくなる新型エモンダSLR♪
まず、勾配5%までのアップダウン、坂道は神素材「OCLV800」で作られたフレームのおかげで羽が生えたような軽さと超高弾性さが生み出す乗味は乗り手を弾むように進ませてくれるので、速くて楽しい♪
※勾配5%ほどは登坂車線が出てくるレベルの坂道です。
新型エモンダSLRは勾配5%ほどの登坂能力がけた外れに高く、ヒルクライムを楽しくさせるフレームです!!
実体験を踏まえたご紹介ですが、新型エモンダSLRは、前作のエモンダSLRに比べ空力に優れているということもあり、ヒルクライムに慣れている方だと勾配5%前後であれば15〜20㎞ほどのスピードで登ることができるので、軽さだけでもアドバンテージがあるのに、さらにスピーディーに乗れる方ほどエアロ効果が発揮され、アドバンテージはどんどん大きくなって行きます♪
空力を意識したヒルクライムで一歩先の領域へ!
私のヒルクライム練習コースである千葉県鹿野山の「宝竜寺ルート(平均勾配約5%)」では、序盤〜中盤に勾配5〜7%ほどの坂が続くのですが、ここまでのタイムは毎回前作エモンダSLRより、新型エモンダSLRの方がいいタイムで、体感的にも速く登れるのでヒルクライムが楽しくなり毎回笑顔で登ってます♪(笑)
新型エモンダSLRに乗るまでは、「ヒルクライムに空力」という概念がなく、あまり理解できませんでしたが、スピードに乗るとヒルクライムでも空力の重要性を感じられ、進んでいる実感が前作エモンダSLRよりも強く感じられヒルクライムがまた1段階速く、楽しくなりました♪
ヒルクライムをリズミカルに走れる⁉超高弾性が生み出すもう一つの利点!
さらに、超高弾性さは、踏み込んだ力を直に地面に伝え、ダンシング(立ち漕ぎ)をやりやすくしているのがポイント♬
超高弾性な新型エモンダSLRのフレームによりダンシングが気持ち良くなる⁉︎
ヒルクライムはいかに筋肉の疲弊を抑えるかがタイムを出す、楽に走るポイントでもあるので、ダンシングがしやすいフレーム=ヒルクライムが楽に速く走れることにつながります!
ダンシング(立ち漕ぎ)で踏み抜くと進む高剛性フレーム
自分も新型エモンダSLRに乗ってからダンシングの回数が増え今までインナーに入れて走ってた場所もアウターのまま走れてタイムを楽に短縮できたこともたくさんありました!!
これまでご紹介した内容からわかることは、「軽さだけが正義」というのは時代遅れで、これからはトレックが言う「ヒルクライムに軽さだけでなくエアロ効果は重要」という意味の表れなのではないかと!
実際、日本でも有名なMt富士ヒルクライムでは、ホイールをディープリムにしている方やエアロロードで参加されている方も意外と多いので、ヒルクライムと空力の信憑性はかなり高いと思います♪
信じるか信じないかはあなた次第です!!(笑)
こんな感じでヒルクライムに苦手意識を持たれている方が考える多くのもやもやをプラスにしてくれるのが新型エモンダSLRのヒルクライム能力です。SLクラスのフレームでも感じられる部分もあるので、ヒルクライムを克服したい方はエモンダ一択です!!
ぶっちゃけます!ヒルクライムで感じた率直な意見。
10%以上の勾配に苦しむスタッフ猪瀬(笑)
上記の通り、新型エモンダSLRはメリット盛りだくさんです♪
新型エモンダSLRは旧型に比べフレームが高剛性なフレームに仕上がっているので、踏み込めば踏み込むほど進む感覚を味わえます。
そういった面に関しては旧型とは違い、旧型だと踏み込んだペダリングをすると力が抜けていく感覚があり乗りこなすのが少し難しい部分がありました。(新旧乗り比べして身に沁みるほど感じます。)
新型エモンダSLRは重たいギアで進める方が高剛性のフレームだけあり相性がいいと思われます。なので私はなるべくアウターギアを使えるようにギア比をフロント52−36、リア11−30とアウターでもいけるようなセッティングにしています。
フロント52-36、リア11-30の激坂以外アウターをなるべく使えるセッティングにしてます。
実際、インナーを多く使って走るとヒルクライムのタイムがあまり良くありませんし、進む感覚が急激に少なくなる印象を感じ、アウターを使える場所で使い、なるべく重たいギアで走るとかなりいいタイムが出ます。
これが旧型なら柔らかいフレームということで力が逃げて逆の結果になることが多いので、そういったことからも非常に高剛性なフレームに仕上がっていると感じました。
では、乗り心地は硬くて初めての方やそんなにがっつり乗らない方にはオススメではないのかというと、そこはさすが、ユーザー目線のTREKの抜かりのないところで、そんなことはありません!!!
乗り手のレベルに合わせてくれる上位モデルとは思えない良きフレームです♪
仕事柄、修理車体や知り合いの自転車(他ブランド)に乗る機会が多いですが、TREK全般的に硬さの中にフレームのしなりを忘れておりません。上位グレードにしては非常にマイルドな乗り心地となっているので自分が歳をとっても乗り続けたいと思わせる体に優しいフレームになっていると感じます。
あくまでフィーリングの話となってしまいましたが、こういった感覚は実際に乗った人しか感じられない感覚だと思います。人それぞれいろんな意見があると思いますが、是非今回お伝えした意見も参考になれば幸いです♪
新型エモンダSLRの魅力:平地もお手の物!セミエアロが生み出す平地能力♪
軽さだけではない!「空力」「エアロ」が生み出す平地巡行の恩恵♪
ヒルクライムだけじゃないぜ〜笑
マドンSLRに試乗体験させてもらった時に、初めて「空力」「エアロ」の平地における重要性、魅力を体感しました。エアロフレームに乗った時の体感や実際のスピードが普通のロードバイクと大きく違い、また風切り音が違いました。
「俺ってこんなに早かった?」と勘違いするくらい平地が速くなるエアロフレームの魅力
これが空気抵抗を極限までに少なくしたエアロロードバイクか!
と感心した記憶があります。その記憶蘇るほど、新型エモンダSLRに乗った時に同じような感覚を体感し、旧エモンダSLRにない魅力を感じました!
その後自分が新型エモンダSLRを所有し、江戸川サイクリングロードなどのど平坦を走っているうちに、「こんなに向かい風でも楽だったか!?」と思うことが多々あり、実際にパワーメーターを見ると以前までは200W以上で踏み込まないと約30㎞巡行できなかった向かい風(風速3mほど)でも200W以下の今までより少ない力で約30㎞巡行できるようになり以前よりも楽に向かい風を攻略できるようになりました。
大好きな筑波山で自走トレーニングに新型エモンダSLRは最適♪
このちょっとした違いが、ロングライドでは重要で、よく筑波山にヒルクライム自走で行くのですが、約160キロの道のりを筑波山のヒルクライムを楽しむために、いかに平地を楽に走るかがポイントになります。以前までは休憩を複数回入れて疲れを癒しながら走っていたのですが、なんと新型エモンダSLRだと休憩1回で、完走時間も7時間以内に帰ってこれるほど楽に走り切れました!!(走るのが楽しくなるフレームなのでそれもあるかな。(笑))
スプリントもお手の物♪空力性能に優れた新型エモンダSLR!!
マドンほど空力に優れているかというと残念ながら少し劣りますが、マドンに近い空力性能が軽量のエモンダにプラスになり、ロングライドやレースで体力を温存したい方など幅広いサイクリスト、ロードバイクの軽快さを体感したいという方などに最適なフレームに仕上がっているのは間違いありません!!
スタッフバイク紹介:自走移動を考えた坂好きスタッフ猪瀬のエモンダSLR
新型エモンダSLRをより際立たせるボントレガーパーツ♪
ロードホイール:Bontrager(ボントレガー)Aeolus XXX 6 TLR DISC
シーズンによってホイールを入れ替えながら新型エモンダSLRで楽しいサイクリングライフを堪能している私ですが、あまり標高の高い場所に行けない11月〜4月初旬にかけて愛用しているホイールが「ボントレガーのAeolus XXX 6 TLR DISC」です♪
こちらのホイールは簡単に説明すると、リムハイト60mm、重量1,570g程で、DT Swissの信頼性の高い36t スターラチェットがスムーズな回転性能とパワーを素早く伝達するある程度のヒルクライムでもオススメなハブを使用しています。
リムハイトが高いと走行感がもっさりしたり、スタートダッシュやヒルクライムで不理と言われることが多いですが、このホイールは別格で、もっさり感も60mmにしては軽量なホイールなのでそこまで感じず、さらにDT Swissの36tスターラチェットは、かかりのいい(ペダルを踏み込んだ時の車輪反応の速さ)構造になっているので、ヒルクライムでもスムーズ♪
流石に15%以上の勾配を登るルートが組み込まれている場合はオススメできませんが、勾配5〜7%程度のヒルクライムやアップダウンがあるルートならオススメ♪
獲得標高2000mくらいでも問題なく走れました!(笑)
さらにヒルクライムルートとはいえ、自走や山を繋ぐルートでも平坦や下りは必ずあるので、その時にリムハイトが高いホイールだと気持ちよ〜く進んでくれるので走るのが楽しくなるのが魅力的です♪
今はこのXXXシリーズのホイールが廃盤になってしまいましたが、この技術をさらに進化させてさらに軽量かつ高性能になったホイールがRSLシリーズです!
今回紹介した実体験に輪をかけるほどの軽量性、回転性能が良くなるのでさらにオススメです♪
詳細を載せてありますので是非一緒にご覧ください♪
🔗 ボントレガー Aeolus RSLで独走だ!3つのリムハイトが新たに展開!
ハンドル:Bontrager Aeolus RSL VR-C Handlebar/Stem
ボントレガーのハンドルで個人的に一番しっくりくるハンドルが、こちらの「Bontrager Aeolus RSL Handlebar」です。
とにかく、ハンドルの握り心地が最高です!笑
エアロハンドルであるため、ブランドによっては握れない場所、握ると危ない、痛い場所がありますが、このハンドルはどこ握ってもしっくりくるのが特徴的です♪
ボントレガー独自のOCLVカーボンを採用し、軽量でありながら、振動吸収性に優れカーボンの良さも出しつつ、一番驚きなのが、風洞施設での研究データで出力を7W削減し、旧モデルより10%速いことが実証されているところです!!7W削減はかなり大きく、トレーニングで7W上げる場合人によっては、1年以上かかるので、機材でカバーできるのは素晴らしい!!!
ボントレガーといえばブレンダーシステム♪見た目スッキリ!!流行のエアロ効果も抜群♪
さらにケーブル内装と思いきや、実は外装で作業性も抜群にいいハンドルで、作業者目線でも嬉しいハンドルで、旧型新型両方のエモンダを所有していますが、今は2台ともRSLのハンドルです!(笑)
旧エモンダSLRにもRSLのハンドルをつけてしまうほどお気に入りです♪
ヒルクライム好きなので少しのストレスも軽減した身分なので、この握り心地は自転車に乗るのが楽しく、ストレスフリーかつエアロ効果抜群と、今のトレンドと快適性を兼ね備えたハンドルになっております♪
ヒルクライム好き必見!!ヒルクライム特化のオススメのカスタムパーツ♪
ロードホイール:CAMPAGNOLO (カンパニョーロ)BORA ONE 35 クリンチャー
冬の凍結シーズンが終わり、標高の高く、ヒルクライム三昧のライドができる4月〜10月くらいから軽くて振動吸収性に優れたホイール「カンパニョーロ BORA ONE 35」に履き替えて走っています。
このホイールのすごいところを簡単に説明すると全てにおいて100点満点中80点くらい叩き出すホイールというところです♪
振動吸収性、軽さ、平地巡行、アップダウン、走りの楽しさ、速さなどなど全てにおいて高い水準で、そのようなホイールというのは意外となく、どうしてもどこかしら特化したり、何かを犠牲にすることが多いのですが、BORA ONE 35はそれが少なく本当に良くできたホイールでどんな方にでもオススメできるホイールの1つです♪
カンパニョーロといえばこのスポークパターン「G3組」
振動吸収性に効果を発揮するのが、カンパニョーロのお箱「G3組」というスポークパターンで、スポークをまとめている部分と次のスポークまでの間隔を広げているこの特徴的な組み方がホイールにしなりを生み出し驚くほど振動吸収に優れたホイールに仕上がっていると思います。
さらに、スポークのテンションも均一に分散しているので、左右不均等にかかる力に対抗し、程よい剛性と反応性も兼ね備えています。
それによりヒルクライムでの急勾配になった時の反応や勾配変化による咄嗟の変化に即座に対応してくれるのでヒルクライムではかなりBORAに助けられることが多かったです。
そしてスポークの形状がエアロ形状になっているので、平地巡行、アップダウンもお手の物!
残念ながらBORA ONEシリーズは廃盤になってしまったようですが、その技術を培ってさらに空力性能アップとワイドリム化させた「BORA WTO」シリーズに進化し、非常に気になるホイールになりました♪
ディスクローター:SHIMANO ( シマノ ) RT-MT900
今や当たり前になったプチカスタムがこのローター「RTーMT900」MTBローターです♪
新型デュラーエースやアルテグラのローターはMT900、800とMTBローターが標準装備ですが、一昔前は、「ロードにMTBローター?なんで?」みたいな時代でした。
このローターの魅了を知ったきっかけは、海外のロードレースでペーター・サガン選手がディスクブレーキローターをロード用でなくMTBローターを使っているという情報を知り、気になったのがきっかけでした♪
実体験ですが、ロード用のローターだと急勾配や長い下りを走ってブレーキングしている時だけ悲鳴音というか「キュルキュル、ファーーン」見たいな音がして非常に恐怖感を感じました(泣)
おそらくローターが熱膨張してディスクパッドに当たり、そのような音がしたと思われます。
ヒルクライム好きとしては、そのような音は致命的ですよね。(泣)
なので、選手が使っているからという気持ちとこの恐怖感を解消したいとこれを機にローターを交換しようと「RT -MT900」にして気分転換しようと考え、実際に使ってみると、その音がいっさい無くなりました!!!
MTBローターでもRT-MT900にこだわる理由が、またヒルクライム好きだからということで、黒いフィンがかなり重要で、放熱性塗装をされており、それによりパッドの寿命や先ほどの音鳴りをかなり防止してくれる効果があるのでこちらを使っています♪
実際平地やアップダウンくらいであればロード用のローターでも問題ありませんが、自分みたいな過酷な道が好き!ヒルクライムがメイン、林道探求したい!という方は、このRT-MT900が非常におすすめです♪
パワーメーター:Favero Assioma(ファベロ アシオマ)DUO
精度、コスパ、扱いやすさなど文句なしのパワーメーター♪
そして最後にヒルクライム好き、これから本格的に始めたい方には是非つけていただきたいパワーメーターです♪
このパワーメーターがあるとないとでは、長いヒルクライムのペース配分ができないので、体力温存できず自分はかなり重宝しています!
さらに、ペース配分の手助けだけでなく、SSTやインターバルトレーニングなどヒルクライムを本格的に始めたい、速くなりたいという方にはパワーメーターあり気のトレーニングができるので短時間で効率的なトレーニングを外でもできるようになります♪
🔗 今からでも遅くない!必ず強くなる 初心者にオススメのローラー台トレーニング方法
その中でも、ペダル型のパワーメーターが一番装着、設定が楽で初めての方でも使いやすいです!さらにその中でもFavero ASSIOMAをオススメする理由がコスパです!!
パワーメーターは残念ながら安くはありません。一般的に10万越えするのが当たり前な世界ですが、Favero ASSIOMAはUNO(片方計測)で税込¥56,100、DUO(両方計測)で税込¥90,200と10万を切るコスパ!!!(2022年3月現在)
そうなると性能面がという声が聞こえてきますが、安心してください!性能面もピカイチです♪(笑)
ASSIOMAを作ったファべロエレクトロニクス社は、30年以上もスポーツ電子機器のデザインや製造を手掛けており、その技術は間違いなし♪
その理由として、この価格でパワーメーターで一番重要な機能「パワー計測精度」は±1%とこの金額でこの高精度を出せるのが信じられないくらいすごいことで、さらに東京オリンピック女子ロードレース金メダリストであり有名大学の数学者でもあるアナ・キーゼンホファー選手がASSIOMAを使ってオリンピックを独走勝利したことなどの結果を含め実績は間違いなしのペダル型パワーメーターです♪
最高のロードバイクで最高のサイクリングライフをしませんか?
お付き合いいただきありがとうございます。エモンダ愛が止まらず長文になってしまいました♪(笑)
今回紹介しただけでなく新型エモンダSLRの魅力は多々あります。今回はあくまで個人的に感じた新型エモンダSLRに対する率直な意見が多かったですが、スタッフそれぞれまた違った目線で答えてくれると思いますので是非店頭にてご相談お待ちしております♪
スタッフ猪瀬のエモンダ武勇伝も今回ご紹介した中以外でいくつかあるので気になる方は是非お気軽にご相談ください♪
特にヒルクライム好きな方には参考になると幸いです♪(笑)