Top Fuel 9.7 フルサスマウンテンデビュー!in 白馬岩岳MTB PARK

2020年11月29日
こんにちは!戸田彩湖店の宮崎です。今年の3月に狭山湖でMTBを乗って以来(その時のブログはコチラ)自分の中でMTB熱が高まり我慢ができず2021年モデルのTopFuel9.7を購入。そして10月の臨時休業頂いたときに長野の白馬岩岳マウンテンパークで遊んできました♪

TREK 2021年モデル Top Fuel 9.7

初のフルサスマウンテン

2021年モデル トップヒューエル9.7 購入したモデルは2021年モデル TOP FUEL 9.7。カーボンフレームにフルサスペンションのクロスカントリー系マウンテンです。フレームがカーボンなので非常に軽量でペダルを漕いでいても重さを感じることはないです。フロントサスも120㎜ストロークとトレイルや初~中級ぐらいのダウンヒルコースなら十分こなせますし、オンロードのサイクリングもしながらトレイルを楽しみたいというのには最適なモデルではないでしょうか?

初乗りは『MTBの聖地』でダウンヒル

白馬岩岳マウンテンパーク

白馬岩岳マウンテンパーク 新しいMTBを楽しむために長野県北部にある白馬岩岳マウンテンパークへ行ってきました。かつてMTBの聖地とよばれるくらい人気の高いコースでしたが一時閉鎖の憂き目に。しかし2015年に復活を遂げ今でも日本で屈指の人気を誇るダウンヒルコースです。東京から車で4時間ほどと少々遠い場所ですがついでにGO TOトラベルを利用して2泊3日の旅行を楽しんできました。宿で地域振興券をもらったのですが山の頂上まで行くゴンドラ料金の支払いに使用できたのでほぼお金がかからず楽しめてラッキーでしたw
白馬岩岳マウンテンパークのゴンドラ
ゴンドラで自転車を運搬
山の頂上へはゴンドラで行くのですがマウンテンは係りの方が写真のようにしっかり固定してくれます。頂上に向かうにつれて景色は正に絶景!ただ私は高所恐怖症ではないのですが高い所で揺られるのが非常苦手…ゴンドラの支柱があるたびに大きく揺らされ一人でビビってました(笑)手すりにしがみつき景色を楽しむ余裕もなく頂上に着くころには精神は疲労困憊。
白馬岩岳マウンテンリゾート
山の頂上はまさに絶景!ゴンドラでの精神的疲労もこの景色で吹っ飛びますね♪サイクルラックやテラス席もあるので景色を見ながらゆっくり休憩もできます。マウンテンバイク以外にもトレッキングやバギークルーズなどいろんなアクティビティを楽しめます。家族連れできても自分はダウンヒルを楽しみ、他の家族はトレッキングなんてなこともできますね。

初心者でも楽しめる流れるようなコース

白馬岩岳のダウンヒルコース 白馬岩岳マウンテンパークにはいくつかコースがあるのですが、久しぶりのマウンテンということで初心者から中級者向けのアルプスダウンヒルコースにチャレンジ。初心者でも楽しめるとのことなので大きな段差などはないものの結構テクニカルなコースでした。細かいカーブが続くセクション、大き目な石がゴロゴロあるセクション、木々に囲まれたシングルトラックなどなど。一本のコースでもいろいろ景色も変わり飽きが来ないです。
白馬岩岳のアルプスダウンヒルコース
アルプスダウンヒルコース
コースは全長6,900mと長くまたとこどころにパンプ(コブ)があったり、傾斜の付いたカーブ・バンクがあったりと上下左右に振らる本格派なコースです。ただ初~中級者向けコースなことがありスピードが出すぎるような感じはなくコントロールもしやすく流れるような走りを楽しめました。大きな段差もないのでスキルがない方でも大丈夫!私も最初の一本目は久しぶりのマウンテンなのでビビリながら慎重に下っていましたが、2本目となるとコースの感じが掴めて思いっきりダウンヒルを楽しめました。
初心者も楽しめるアルプスダウンヒルコース
初めてのダウンヒルにもおすすめ白馬岩岳マウンテンパーク
全長が長いのもあるのですが、バイクのバランスを取りながら集中して走っているので結構疲れます。ただポイントポイントで休憩箇所があるので一息つけ集中力が切れてこけてしまうというのも防げますね。この日は天気も良く路面コンディションもベストな状態で緑に囲まれながら走れてめちゃくちゃ楽しめました!レンタサイクルもやっているのでMTBを持っていないという方でも大丈夫。装備一式借りられるようですよ。

TOP FUELをインプレッション

なぜTOP FUELを選んだのか

2021年モデルトップフューエル9.7 なぜTREKの数あるMTBのラインアップなかでトップフューエルを選んだのか。MTBを購入するうえで自分がどういった乗り方をするのかを考えた時にトレイルやダウンヒルを楽しみたい。ただ毎週いけるかといったら無理だろうし、荒川など近場をサイクリングする機会の方が多くなる。ならばオンロード、オフロード両方楽しめるものがいい。となるとクロスカントリー系のモデルが選択肢としてあがってきました。以前アルミのハードテイルモデルを乗っていたので今回買うならカーボンフレームのフルサスが良い。となるとスーパーキャリバーかトップフューエルかとなりました。 以前スーパーキャリバーに乗った時の軽さは衝撃的でしたが、サスペンションのストローク量がダウンヒルとかに行ったときに心もとない。トップフューエルはフロント120㎜、リア115㎜とトレイルをこなすには十分なストロークがあるしカーボンフレームなので十分軽い。ドロッパーシートポストも最初からついてくるので下りも問題なし。ということでトップフューエルを購入しました。

しっかり漕げるフルサスマウンテン

フルサスペンションのマウンテンバイク 購入後、通勤など街中でも乗っていたのですがとにかく軽くて良く進む。普段乗っているクロスバイクFX S4よりも重量が2㎏近く重いのにそんな感じは一切ありません。むしろタイヤが太い分快適な乗り心地♪ペダルを漕いでいてもサスペンションが沈んで漕ぎにくいということもありません。ただ登りなどでダンシングするとサスが効いてかなりロスはありますがグリップ型のサスペンションロックアウトレバーが付いていて簡単に前後のサスの動き止められるので登りでも問題ないです。 トレイルを楽しむには現地まで自力で漕がないといけない場所が多いです。そうなると漕ぎやすいものでないとトレイルにつく前にバテテしまう。またトレイルのライド中もバイクを担がないといけないシーンがあるので軽くないと大変ですよね。また、ドロッパーシートポストもついているのでレバー操作一つで下りの時はサドルを下げ、登りの時はベストなサドル高に調整できます。まさにトレイルにもってこいのモデル!

ダウンヒルも問題なし!

ダウンヒルコース 5~6年ぶりのダウンヒルコースだったので最初は必死で自転車のことを考える余裕もなし(笑) そんな私でもコースと自転車の性能を楽しむことができました。パンプや木の根などのギャップがあったりしたのですが大きな段差もなかったので問題なし。しっかり整備されたダウンヒルコースで中級者レベルのコースであればTOP FUELでも十分楽しめます。 昨年トップフューエルもフレームが一新されより下りも楽しめる仕様になっているのですが、スピード出た状態でもバイクは安定してバイクコントロールも思いのまま。細かいバンクが続く場面では小回りがきかず29erらしいなと思ったのですが、ただそれは自分がバイクを乗りこなせていないから。バイクをしっかり傾けても滑ることなくしっかり曲がれました。タイヤが29×2.4で太めでかつチューブレス仕様なので思っていた以上にグリップが効き、それが分かってからはカーブでのスピードもあがり楽しかったですね。 ただキビキビしたハンドリングというよりは安定感あるハンドリングといった印象です。なのでスピードセクションでもハンドルがグラグラして怖いといったこともなく安定していました。

やっぱりフルサスは良いですね♪

FOXのリアサスペンション 以前はハードテイルの29erに乗っていたのですが楽しいという思い出よりも(連れて行かれたトレイルがトレイルだったので)恐怖な記憶の方が強いです。段差・ギャップがあると後輪が跳ねバイクコントロールを失い落車するそんな記憶が…ただ今回フルサス乗ってみるとめちゃくちゃ楽しいし安心感抜群!どんなギャップがあろうとバイクが大きく跳ねることがなく前後のタイヤが常に地面をとらえていてくれるので安心感がとてもありマウンテンバイクって楽しい!という思いが強くなりました。価格的にはフルサスペンションモデルは高くなってしまいますが、MTB初心者こそフルサスモデルを乗ったほうが良いですね。スキルがなくともしっかりバイクが走りを支えてくれる感じです。 ちなみにクッシュコアを入れるともっとライドが安定します。

MTBはじめてみませんか?

久しぶりにMTBに乗ってみたら楽しさを実感。ロードバイクの様なストイックな感じではなく自転車で遊んでいる感じがたまりませんね。しかもただ下るだけなのに思いのほか体力を使います。こういったコースでなくトレイルを走ると登りがあったりと結構ハードなスポーツです。ロードバイクに乗られている方でもまた違ったトレーニングにもなるのではないでしょうか?走る場所に困ることが多い日本のMTBシーンですがここ数年専用コースも増えてきて盛り上がりも見せています。こういったコースなら初心者の方でも安心して走れますよ。正直またトップフューエルのことを把握しきれていないので、いろんな所に行って理解を深めて皆さんにお伝えできればと思います。 マウンテンバイク紹介トレイルライド系ブログEマウンテンバイク系のブログもぜひご覧ください。