トレックエモンダSLRを平均勾配9%の白石峠と最大勾配20%を超える子の権現でインプレッション!!

2019年4月30日by Shopify API
突然ですが、ロードバイクをお探しの方!エモンダSLRはいかがでしょうか? 私はエモンダSLR乗りでもあるため自信を持ってオススメします! あのアルベルト・コンタドール選手もインタビューでエモンダのことを「自分がエモンダを気に入っている理由が3つあります。素早い反応、快適さ、そして軽さ。とてもバランスの取れた、美しいバイクだよ!」とべた褒め!! そんなエモンダSLRを3ヶ月ほど乗りましたのでその走りの印象をご紹介したいと思います。是非参考にしてみてください。

この軽さはもはやルール違反です!!

外で軽いエモンダを持ち上げている様子。 この軽さは驚きです!!

エモンダSLRは乗り手を手助けします!

自分はヒルクライムが好きなこともあり週末にはほとんどエモンダと一緒に峠に走りに行きました。私は今までアルミのロードバイクに乗っており、大好きなヒルクライムに挑むと重さがあり、自分の心のどこかに「重いな。軽くしたいな。」と嘆いていた時期もありました。そこで、今の愛車エモンダSLRに出会い驚愕しました。 そもそもEmonda (エモンダ)の意味はフランス語で「削り取る」らしくその言葉の意味通りの無駄のない軽さを実現しております。お客様に私の愛車を持っていただくと百発百中で 軽い!!持ってないみたい!! というありがたいお言葉をいただきます!それもそのはずです!実はフレーム単体の重量が640g(56cmフレーム計算)この軽さはヒルクライムはもちろんのこと、ロングライドやレースなどあらゆる場面で絶対に乗り手の助けになります。

検証!白石峠アタック!!

本当に乗り手の助けになるの?乗り味は軽いの?そんな意見もあると思いますので実際においしい激坂に行ってきました!!埼玉では有名な峠でよく自分もトレーニングコースに入れる白石峠で検証します。
白石峠の看板の前でエモンダと一緒に撮った一枚 いざ!!尋常に勝負!!
白石峠は距離6kmほどで平均勾配9%近いというなかなかの激坂です!序盤3㎞ほど勾配10~12%が続き、残りは勾配が落ち着くコースとなっています。(ただし途中9%あたりの坂もあります。) 序盤の激坂、アルミロードの時はまったくペダルを回せずゆっくりインナーローで回すのが精一杯だったのですがエモンダSLRだとゆっくり回すどころかクルクル回せてなおかつギア1,2枚残す余裕の軽快さ!!まず序盤から驚きの連発でスイスイ登っていきます。 さらに驚くのは中盤以降の勾配が落ち着く場面でアルミロードの時は序盤の激坂区間に足を削られていたのがエモンダSLRだと足が削られているどころか重たいギアにできる余裕まででき、だいぶ速度を落とすことなく速く登れました。結果自己ベストを5分ほど更新するタイムをたたき出しました!!

ちょっとおかわりで子の権現!激坂いただきます!!(笑)

勾配20%の坂の上のお寺前での一枚 勾配20%の坂おかわり!
今回の検証でエモンダSLRは本当に乗り味軽く、乗り手の手助けをしてくれるまさにすばらしいバイクでした。本来ならここでトレーニング終了でしたが気持ちよかったので最大勾配20%の激坂!裏ですが子の権現にも行ってきました!(笑) ちなみに、前回走った時はこれは壁か!と思うくらいの坂だったので全く漕げずでした。しかし、今回はエモンダSLR!先ほどの白石峠の結果もあり、少し調子に乗った勢いで挑みましたが、やはり壁!子の権現の印象は前回と同じでしたが、違いは、エモンダSLRだと勾配20%でもペダルが回せるということです。疲弊した身体でも回せるというのは乗り手の手助けにかなりなりますし、励みになります! 基本的に子の権現は3㎞勾配15~20%が延々と続く道で15%は気持ちいい坂と思えるくらいのおかしくなるような坂です。それでも足つきなしで登れて前回よりも余裕をもって走れたというのもエモンダSLRのおかげだと思います!エモンダSLRありがとう!!!(笑)

実はヒルクライムだけではないエモンダSLR

土手沿いを断ち漕ぎで軽快に走っている様子。 気持ちがルンルンになるくらい軽快!快適!

こぎ出し軽く、快適なバイク

すべてにおいて高いパフォーマンスを持っているバイクこそが最高のバイクだと思っております。そのバイクこそがエモンダSLRただ軽いだけでなく漕ぎ出したときや踏み込んだ時の反応が良く、とにかく快適です! 街中を走っているときは信号などにつかまりどうしてもストップアンドゴーが多くなりますが、エモンダSLRの軽さと反応の良さでそれさえも快適に!ロングライドで以外に疲れる原因のストップアンドゴーもエモンダSLRは一発解消します! さらに、エモンダSL、ドマーネSL、SLRモデルにもあるエモンダSLRのシートマストキャップは路面から伝わった振動をフレームに対する接地面の少ないシートマストキャップがフレームとパーツのしなりを極限までアシストして振動を吸収してくれるつくりとなっているので乗り心地も抜群です! ただ、SLシリーズに比べ少し固めのフレームなのでサドルをボントレガーのショートノーズサドルアイオロスシリーズにするとさらにいいバイクになると思います。(あくまで個人的見解です!)

オススメ!エモンダSLRカスタム術

ホイールはあえてアルミでわざと重く

エモンダSLRのいいところの一部は軽さと言いましたが、逆にそれが落とし穴になることもあります。例えば、エモンダSLRのフレームに軽量のカーボンホイールをつけると軽く5kg台に到達できヒルクライムは最高な軽快さを実現しますが、平地では軽すぎて進みにくくなります。 台湾KOMという世界でもっとも過酷なヒルクライムレースの優勝者のフレームはエモンダSLRと同じく軽く5kgまで軽量化できるフレームですがあえて6.5kgにしています。その理由は平地区間のタイムを稼ぐためと答えております。 ヒルクライム専用にするのであればそれもいいですが、越谷出身の自分にとって山に自走で行くときは必ず平坦を走ります。平坦区間で体力消耗してしまうと肝心なヒルクライムで力を発揮できません! そのために、自分はあえてアルミのホイールで少し重さをプラスしております。(それでも軽いですけどね!)

前後ライトは必須!!

トレックの日中でもライトを点灯しようという取り組みが自分は好きでロングライドに行く時は日中でも点灯するように意識しております。以外に効果は絶大で、点灯してるのとしてないとでは車に急に飛び出される率がかなり減りました。特にボントレガーのライトに関しては取り組みをしていることもあり光量が高めです!
薄暗い森林の中でライトをつけているエモンダSLR ライトが光っていると目立ちます!
自分が使っているライトはイオンプロRTという最大1300ルーメンの超強力ライトとフレアRTというこちらも強力ライトでそのペアーで使ってます!とても明るくかつ充電も長持ちという非常にオススメのライトとなっております。 皆さんも安全のためにも日中のライト点灯を心がけてみてはいかがでしょうか? こんな使い方もあります!↓↓↓

エモンダSLRの力によって生まれた伝説⁉

毎年1月にオーストラリアで行われるツアー・ダウンアンダーというレースがありまして、今年トレック・セガフレードに移籍した地元オーストラリア出身のリッチー・ポート選手がエモンダSLRに乗って爆走ダンシング(立ち漕ぎ)したというもはや伝説のステージが今年ありました! ツアー・ダウンアンダーには毎年ウィランガヒルという名物の峠があり、リッチー・ポート選手はその峠のステージで5連覇中という相性抜群のステージ!毎年仕掛ける場所はウィランガヒル残り1.5㎞というのが定番で他の選手も毎年同じ場所、距離で仕掛けるので分かってはいるもののリッチー・ポート選手の脚力と、今年はエモンダSLRのバランスのとれた車体のお陰で安定の高強度ダンシングを披露し他の選手を圧倒し6連覇を達成しました!!
プロ選手が優勝した様子。 6連覇してこのドヤ顔です!(笑)
信じられませんが、リッチー・ポート選手がウィランガヒルの峠を残り1.5㎞独走するときの高強度ダンシングの率は8割以上とのこと!200㎞近く走ってきて最後にこの高強度ダンシングで他の選手を引きちぎるのは並み大抵のことではないと思われます。それもリッチー・ポート選手がすごいのもありますが、エモンダSLRの素早い反応、快適性、軽さというバランスの取れたロードバイクだからこそのことだと思われますので非常にいいバイクであることを証明できます!!自分の愛車と同じなので誇りに思ってます!!

エモンダSLRは美しいバイクです!!

長々となってしまいましたが、エモンダSLRは総じてバランスの取れたバイクとなっております。一番はヒルクライムや起伏の激しいコースを走る方などにオススメですが、カスタムすることによってオールラウンドに使えますし、さらに、エモンダSLRはアルベルト・コンタドール、バウク・モレマ、リッチー・ポートなど ツール・ド・フランスに出た数々の有名選手が好んで乗っている車体です!これは間違いない!! 皆さんも是非エモンダSLRに乗って楽しいサイクリングライフを満喫してみてはいかがでしょうか? このインプレ記事は三郷店猪瀬が担当しました!!こちらの自己紹介記事もあわせてご覧になっていただけたら嬉しいです!