ちょっぱや!! TREK Supercaliber(スーパーキャリバー)スタッフインプレッション
最速のXCマウンテンバイク TREK Super Caliber(スーパーキャリバー)
Super Caliber(スーパーキャリバー)の車体詳細はコチラのページに詳しく書かれておりますので、このブログでは思ったことを伝えていこうと思います!軽い!速い!軽い!!(!?)今までにないマウンテンバイクが登場!
画像をクリックするとSupercaliber 9.7の紹介ページが開きます。
マウンテンバイクチーム TREK Factory RacingがXC(クロスカントリー)を始めとしたレースでは、下りがテクニカルなコースはフルサスペンションモデルのTop Fuel(トップフューエル)、上りが多く最初から最後までハイスピードなレース展開が予測される場面ではハードテールモデルのPro Caliber(プロキャリバー)を使い分け、多くのクロスカントリーレースで結果を残してきました。
しかし、ハードなセクションが増えてきたワールドカップレースなどでは、より速く、軽く、安定するバイクが理想であり、どんな状況も難なくこなせて選手の理想通りのラインを思い通りに刻めるバイクがより一層必要とされる時代に。
そんな理想を形にしたのがこのSuperCaliber(スーパーキャリバー)!!
ハードテールバイクの軽さと反応性(操作性とも)、フルサスペンションの様な不安定な路面もしっかりグリップさせ、車体が跳ねることなく路面に吸い付くような安定性を備えたマウンテンバイクとして誕生しました!
スタッフが実際に乗ってみました!!
荒れた平坦でも速くグングン進む!!
実は王滝100km完走経験をもつ飯塚
まず最初に驚いたのが平坦での走行。
リアサスペンションを搭載しながらも、ハードテールの様な軽さをあわせ持ったスーパーキャリバーは軽さでの漕ぎ出しがまず軽いと予想はしてました。
しかし、実際乗ってみると本当にフルサスペンションなのかと疑う程の平坦の伸び具合!!フレームとリアサスペンションを繋ぐリンクを少なくし、シートステーをしならせることで可動域を確保した構造ですが、個人的にはこれによって踏み出しから変にサスペンションが沈み込まず、むしろ踏んだ力をしっかり支え伝えてくれる強さを実感!
もちろん、ちょっとした凹凸やギャップにタイヤが差し掛かった時は前後サスペンションがしっかり効き、安定性を確保してくれますが、その中で無駄が一切なく走りたい状態をしっかり維持してくれる感覚は今までにない、むしろ今まで欲しかった理想的な走りを作り出してくれる感じです!!
(舗装されてる道ではめっちゃくちゃ速かったです・・・・)
Supercaliber(スーパーキャリバー)の要ともいえるIso Strut。後輪車軸部分にリアサスバイクに普通あるはずのリンクがない。
上の写真と見比べると、サスペンションがしっかりとストロークしているのがわかる
フレームに採用されているリアサスペンションシステム Iso Strutがその部分を絶妙な状態を維持してくれていることもあり、レーシングバイクなのに初めての方が乗ってもその良さかつ乗りやすさに驚くこと間違いなしです!!
カーボンシートステイが板バネのようによくしなるのが見ていても乗っていてもわかります。跳び箱の踏切台のようなバネ感があってバビュバビュバビューーーーーーン!!と加速してくれるんです!
前方下側からみた愛想ストラット
急な傾斜も問題なし!!驚くべき軽さと登坂性能!
軽さだけじゃないフレーム設計は登りで抜群の登坂力を発揮!
やはり注目すべきところは登りの登坂性能!
リアサスペンションを搭載しながらも、軽さはハードテールと思わせる重量面は上り坂でも劇的な軽さを誇るのではとイメージがありました。
そして実際上り坂でその性能を確かめてみたら、イメージ以上の軽さと登坂性能にびっくり!!従来のフルサスペンションバイクのようなパーツなくなった分、軽さだけじゃなく不必要な横方向へのたわみが少なくなったおかげでダイレクトに力が伝わり登り坂もグングンと進んでくれます!
しかもそのグングンって部分はしっかり踏めばより速く進んでくれますが、どちらかというと足で踏み切って進むよりも、車体が弾むように進んでくれるような感覚もあり、無理なく軽やかに漕ぎ続けられる印象がとても強いです!
他のモデルに比べてサスペンションのトラベル量は少ないですが、逆にそれが負担のかかる場面でも理想なポジションを作りやすく、特に登り坂のような体が前のめりにする状況であれば一目瞭然と言える安定感とグングンと登りを駆け上がる走破性を実現してくれます!
速い!でも怖くない!!コーナリングと下りの走破性!
自分が最も好きな下りでは速い!でも安心の走破性!
そして自分の中で最も気になっていたというより好きなセクションであるのが下り!!
ハイスピードで駆け抜けるダウンヒルのスリリングかつ爽快感は、マウンテンバイクを一度体感した人で忘れられなくなる感覚の一つ、自分自身もこの部分で虜になってしまい今に至るといっても過言ではありません・・・・
っと前置きが長くなりましたが、XCバイクはハンドルがオールマウンテン系やセミダウンヒルバイクに比べ前傾が強くなり、下りは怖いと思う方もいらっしゃいますがスーパーキャリバーもその部分もしっかりカバーしてくれている印象!!
横方向へのしなりを抑えたフレームは思い通りにコースラインを進んでくれるだけでなく、サスペンションとフレームが連動した機能面がしっかり地面に食いつき、本当にXCバイクかと思うほどの安定性が強いです。
それが下り坂では早く操作しなきゃいけない!!すぐに判断しないといけないから余裕がない!!などは一切なく、むしろ余裕をもって自分の思い通りに操作できる安定感は、マウンテンバイクの楽しい走りが味わえる一台と感じられます。
所沢店スタッフにも感想を聞いてみました!!
スタッフ 宮﨑
今回はスーパーキャリバーをはじめ、Fuel EX(フューエルイーエックス)やE-bikeのRail9.7(レイル9.7)などTREKの各マウンテンバイクと一緒に乗り比べてみました。 軽やかな走り心地なのに、踏めば弾むように進む、多少のギャップもスムーズに進む感覚はまさに新感覚!!レースバイクのような見た目と仕様なのに、それを感じさせない、むしろ誰が乗ってもその良さが体感できるとても楽しいバイクといえます。 今回試乗した車体サイズは私には少し大きいフレームサイズでしたが、それでも思い通りに進んでくれるスーパーキャリバーはとても素敵なバイク♪ 機会があれば自分に合ったサイズで、トレイルライドできる場所を走ってみたいです♪スタッフ 相田
愛車のレメディとは全く違う登りの効率の良さにスタッフ相田も思わず笑みがこぼれるほど!
普段は下りが得意なRemedy8(レメディ8)をメインに乗っており、通勤やサイクリングではロードバイクなどでいろんなところ行ったりします。
このスーパーキャリバーはマウンテンバイクの走破性と、ロードバイクの軽やかな走りがミックスしたような印象がとても強く感じ、舗装路ではマウンテンバイクの重さを感じさせない加速感や踏み出し、ひとたび未舗装のトレイルコースに入れば突き進むような俊敏な走りや下りも臆することなく安定性はまさに最高の一言!
特に登り坂では個人的な意見でいうと、軽やかに踏んで進めるバイク!これなら押して登るような場所も押さなくても進めると思わせてくれるのではないでしょうか!?
レースからトレイルライドを幅広く楽しめる最高のXCバイク!!
最高のロケーションで最高のバイクを乗る、とても贅沢な時間でした♪
実は他のスタッフ達とも交えて恒例のあの場所(笑)でいろんな車体を乗り回しましたが、満場一致でスーパーキャリバーの乗り心地は凄いという結果に!!
何が凄いと言われると人それぞれですが、この新感覚は文章や言葉で表すにはとても難しいほど衝撃な楽しさでした♪
個人的にはSDA王滝やシマノバイカーズフェスティバル、耐久レースなど各マウンテンバイクイベントに参加するにはもってこい!!
里山でのトレイルライドや ふじてんリゾート や 富士見パノラマリゾートなどでも、その楽しさは実感できること間違いないと思えます。
今までにない新感覚かつ最高のXCバイクSuper Caliber(スーパーキャリバー)、まだ見ぬ世界をみなさんも駆け抜けてみませんか?
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スタッフ一押し!