シートポスト交換は比較的費用対効果が高いカスタマイズポイント
最近のカーボンフレーム、アルミフレームの完成車は数年前と比べると非常にフレームも軽く、乗り心地も向上しているものが多いのですが、取付けられているパーツをアップグレードする事でさらなる乗り心地の向上や車体の軽量化をはかることもできます。
今回はそんな完成車に元々ついているシートポストやシートマストを純正のものからアップグレードしてより軽量化してみよう!という事で交換するとどうなるかを比較してみました♪
アルミ製とカーボン製のシートポストを重量比較!!
完成車アルミフレームに使われるシートポストをまず実測
まずはエモンダやドマーネのALRシリーズ、alシリーズなどに採用されているシートポストについても同じように調べてみることにしました。 エモンダALRに取り付けられていたボントレガーのアルミ製のものがこちら、実測してみると242gとなりました。軽さだけでなくサドルセッティングの微調整もしやすいXXXシートポスト
ボントレガー XXXカーボンシートポスト
径 オフセット 長さ ・27.2mm ・0mm ・330mm ・27.2mm ・20mm ・330mm ・31.6mm ・0mm ・400mm ・31.6mm ・20mm ・400mm 価格¥23,981 (税抜) また、ボントレガーからはプロシートポストというモデルもラインナップされています。 トレックの信頼性あるOCLVカーボンを用いつつコストダウンされたものとなっています。 ポスト部分のヤグラの調整方法は完成車などと同じく2ボルトタイプ。 まずはカーボン製のピラーを試してみたいという方には良いのではないでしょうか?ボントレガー プロシートポスト
※重量はメーカーカタログ値 径 オフセット 長さ ・27.2mm ・0mm ・330mm (239g) ・27.2mm ・15mm ・330mm (254g) ・27.2mm ・15mm ・400mm (275g) ・31.6mm ・0mm ・330mm (259g) ・31.6mm ・15mm ・330mm (271g) ・31.6mm ・15mm ・400mm (294g) 価格¥16,900(税込)
ちなみにエモンダALRを徹底的に軽量化するとどうなるかも別記事でご紹介していますのでご興味ある方はこちらもぜひ!!
シートマストキャップを軽量化する
シートマストキャップにはアルミ製とカーボン製がある
トレックのミドルグレード以上のフレームに採用されているのがトレックの独自の規格となるシートマスト構造。言うなればISP(インテグラルシートポスト)構造のトレック版というイメージですが、購入後のフレームのカットを必要とせず、またサドルハイトの調整域の広さや、段差や振動などタテ方向への柔軟性の向上に寄与するなど非常に利点の多いデザインとなっています。
一般的なシートポストとシートマストキャップとの互換性はありません。 このシートマストですが、現在アルミ製のものとカーボン製のものの2種類が完成車では使用されています。
どのくらい重量の差があるのか実際に測ってみることにしましょう♪ まずアルミモデルのシートマストキャップを。ちなみに長さがロングサイズとショートサイズの2種が存在するので今回は135mm(オフセットは25mm)のもので統一しました。