東京湾一周サイクリング 久里浜金谷をフェリーで結ぶ200kmロングライド

2017年1月17日by Shopify API
お正月は東京都内の車の交通量が圧倒的に少ない!!ということで兼ねてからチャレンジしてみたかった東京湾一周ロングライドに出かけてきました。初日の出に始まり、初富士、初夕日まで堪能?した200kmのロングライド

東京湾をぐるっと一回り。横浜起点でチャレンジ!

お正月だからこそ道路が空いていて挑戦しやすい!?東京湾一周ライド

東京湾を一周するとおよそ200km

今回は横浜から三浦半島を横須賀を通って久里浜へ。そしてフェリーで千葉県の金谷へと移動し房総半島の根元を北上して都心へ、そして再び横浜へ戻るルートを計画。東京湾を一周するとだいたい200キロくらいになります。 後半は千葉東京横浜と都心近辺を走る事になるので、逆に元旦なら交通量が少ないので走りやすいので意外と元旦ライドはおすすめかもしれません。

未明のみなとみらいを抜け久里浜へ

今回は初日の出ライドという事で未明準備して3時過ぎに自宅をスタート。早朝という事もあって交通量もさほど多くなかったので比較的スムースに足を進める事ができました。久里浜港からの初便に乗るか、近くの丘から初日の出を見るか迷った末向かったのが港にほど近い『くりはま花の国』。

くりはま花の国から初日の出を拝む

暖かい予報ではあってもそこはお正月。朝5時台の気温はおよそ0℃。走行中風も受けるので実際はさらに寒く感じます。なので防寒かつ透湿性を併せ持った0℃~5℃対応の防寒ウェアが必須でした。個人的に今回助けられたのが新登場のクラフトのアンダーウェア。試してみましたががっつり漕いでもウェア内に汗が溜まりにくく感じました。 反面油断したのがシューズカバー。トゥーカバーだけでなんとかなるかと思ってましたが、横須賀を過ぎたあたりから指先の感覚が寒さから痺れが出てしまってなんだかヘン。。という訳でコンビニで薄型カイロを調達してなんとか事なきを得た感じ。持って行けたなら薄手の携行できるダウンなんかも便利そうです。 肝心の初日の出、対岸の鋸山に雲がかかっていたため時間かかりましたがしっかり拝む事ができました。

花の国だけに水仙が咲きそろう。

入口にはたくさんのスイセンが植えられていてさわやかな香りに包まれていました。 この時期は花数は少ないものの、春はポピー、秋はコスモスが一面に咲きそろう光景が見れるそう。 三浦半島ライドの際に立ち寄ってみてはどうでしょう。

久里浜港から千葉県へ

8時台のフェリーの出発までの時間があったので周囲を軽く散策。 いよいよこの後はフェリーで対岸の千葉県へ。 日が出てきてようやく体も温まってきた感じ。 先が楽しみです♪

輪行しなくても大丈夫!そのまま船に乗り込みます。

トラック36台、乗用車110台、バス16台一気に運べるそうです。
いよいよ乗船、自転車分も含めて片道1200円ほど。車と同じように車両甲板から船に乗り込みます。ロードバイクに乗る方ならビンディングを使用される方も多いと思いますが、床が滑りやすいので天気が良くない時などちょっと注意しておいた方がよさそうですね。ちなみに甲板の中でスタッフの方の誘導のもと自転車を手すりにこんな感じで固定してもらいます。

房総半島を北上

初日の出暴走もとい初日の出房総、金谷から東京湾沿いを北上していきます。写真だと霞んでイマイチな写りとなってしまいましたが、元旦は一日中富士山が顔を出しているくらい天気に恵まれました。

国道沿いにあった謎トンネル

館山と木更津を結ぶ国道127号沿いでみつけた謎なトンネル。 なぜか半分ふさがれているのがユニーク。調べてみるとテレビなどでも話題になったようですね。

東京湾観音を横目にロングライド

富津市にある東京湾観音。高さが56mあるので遠くからでもかなり目立っていました。 平和祈念と戦没者の慰霊のために昭和36年に建立されたのだそう。

富津岬から絶景

富津岬から東京湾と富士山を望む 房総半島の西側に突き出た富津岬にも立ち寄ってみました。天気が良いので対岸はもとより富士山もバッチリ。

明治百年記念展望塔は工事中

明治百年記念展望塔 残念ながら先端にある展望塔は工事のため出かけた時は入る事ができませんでした。 平成29年4月に整備が終わればデッキから絶景が俯瞰できそうですね。

海堡と富士山を望む

富士山と海堡 岬の沖には海堡と呼ばれる人工島が作られています。もともと首都を守るための要塞として作られたもの。 手前が第一海堡、その奥が第二海堡と呼ばれます。

都心を抜けて横浜へ

東京湾一周サイクリング中に見えたスカイツリー 木更津を通過するとのどかだった風景も工業地帯や市街地へと変化。車の往来も今までより増えてきたので慎重に走行。マッチ棒のようだったスカイツリーの姿が迫ってくると、横浜までまだまだとはいえ戻ってきたなあという実感がわいてきます。 ちなみにこの千葉から都心までは相棒のEDGE820が大活躍! 予めPCでガーミンコネクトを使って走行予定路を作成して本体にインストール。それを元にナビしたので迷わずに走行する事ができました。EDGE520も根強い人気がありますが地図やナビゲーションがロングライドだと必須なので複雑ななルートを走るとき重宝しています。

夕暮れの多摩川を通過

銀座や築地を通り品川を抜けて横浜へとラストスパート。 もはやあまり写真にこだわっている余裕がないのでサクサクと進んでしまいしたが、多摩川から見る夕焼けは思わず立ち止まってしまったり。 富士山のシルエットがほんのりと。

横浜みなとみらいでまで完走200km

東京湾一周ロングライドは丁度200km 日はすっかり暮れてしまいましたが、ようやく横浜みなとみらいへと到着。狙ったワケではないもののランドマークタワーの横でサイコンの表示が200キロに。数字のキリが良いので思わず記念撮影。今日は頑張りました!
ロングライド(長距離サイクリング)に出かけよう

東京湾一周サイクリングに使用したロードバイク

ロングライドで頼りになるエンデュランス系ロード『DOMANE SLR』のプロジェクトワンモデル

200キロとなると結構なロングライド。長時間乗る中前傾姿勢をキープしたり体中振動を受け続けたりと疲労も蓄積します。体力的な部分だけでなく集中力も含めてコンディションをいかに維持するかが重要となってくるのはご存じのとおり。 今回はトレックのエンデュランスロード、ドマーネシリーズで出かけてみましたが走り続けた足回りはともかくとして、腕や上体などの疲労案が想像以上に少なかった事が改めてですがビックリ。普段は振動からくる首や肩周りの違和感や倦怠感が自分の場合はどうしても悩まされるのですが、ISOスピードの効果を実感できた感じがしました。ドマーネSL、そしてドマーネSLRならフロント側にもISOスピードが搭載されていますが個人的にはしっかり効いてたんじゃないかと。 ロングライドでも西伊豆スカイラインのようなアップダウンを延々繰り返すシチュエーションならエモンダシリーズの機敏さが心地良いのですが、距離が延びればのびるほど体力を確実に温存できるドマーネの利点をまざまざと感じた次第。また機会あればロングライドに挑戦してみようと思っています♪