『グランフォンド軽井沢』奮闘記!:紅葉の秋『グランフォンド軽井沢』参戦編!!
おはこんばんにちは♬
ヒルクライム大好きスタッフさいたま大宮店猪瀬です!!!
皆さんお待たせしました。『グランフォンド軽井沢』奮闘記!いよいよ最終話となります。最終話ということは.....
『グランフォンド軽井沢』参戦編です!
ということでこれからお見せする地獄....いや紅葉の『グランフォンド軽井沢』の様子をお届けしたいと思いますので、参加者の勇姿を是非最後までお楽しみください♬
➖ここまでの参加者皆さんの努力➖
今回のイベントを企画する上で事前に参加者皆さんにいろんなイベントに参加して頂き一緒にスキルアップしてきました。
皆さんの成長の速さに我々も驚かされました。(やればできます!遅くありません!)
そんな事前イベントのブログも別で作ってますので是非こちらを見る前にご一読ください♬
・『グランフォンド軽井沢』奮闘記!:グループライド講座編
・『グランフォンド軽井沢』奮闘記!:裏ヤビツトレーニングライド編
・一週間から始める食事+補給講座のご参加ありがとうございました!
➖『グランフォンド軽井沢』での参加者皆さんの勇姿➖
『グランフォンド』
この日は当時今年最低気温を更新するほど寒い日で10月ながら最低気温2℃という極寒.....
予想外であまりの寒さに近くのスポーツウェア店でウィンドブレイカーを購入してきた参加者もいたくらいでした。
そのような過酷さも「グランフォンド」の醍醐味.....
今回の参加者の方々ほとんどが、このようなイベント初参加ということで緊張、不安(コースを完走できるのか?)といった色んな気持ちが伝わるほど全員緊張感MAXの中走り始めるのでした。
スタートしていきなり第一関門のヒルクライム区間が始まります。
今回の参加者の半分以上は6Km以上平均勾配6%ほどのヒルクライムを経験されてない方がほとんどだったので、ペース配分が掴みきれず苦戦する場面も...
ヒルクライムはペース配分のミスは命取りであるのでなるべくペースを乱さず走ることを伝えました。
皆さんも特に初めて走るコースに関しては少し余力を残したペースで登りましょう〜
今回の『グランフォンド軽井沢』は厳しいコースということもあり、参加者に余裕を持って走ることができる特別制度「アーリースタート」というのがあったので今回は皆さんと事前に相談した上でこちらの制度を使い、本スタートの方々よりも1時間早く走り出しました。
この選択は正解である程度余裕を持たせることができたので綺麗な紅葉と壮大な浅間山を見ながらゆっくりと第一関門をクリアすることができました!!
壮大な浅間山を見てこんな会話も.....
参加者:大きい山ですね〜あれが浅間山ですか?
猪瀬:はい!大きいですよね〜登ってみたいな〜
参加者:えっ!?あれもしかしてこの先登るんですか?
猪瀬:残念ながら登らないですよ....泣
参加者:で、ですよね〜笑(よかった...脳筋だ〜)
ってな感じで和やかに最初のヒルクライムを終えました〜笑
ダウンヒル気持ちいい〜!!!
ただ気温が難しいこの時期はウェア選びは本当に難しいですよね...
参加者皆さんも苦戦しておりましたが、このような最低気温と最高気温に10℃以上寒暖差がある場合はジレ(ベスト)やウィンドブレイカーとかは必須で、簡単に脱ぎ着できてなるべく薄くて防風性のあるウェアが有効です♪
スタート、ダウンヒルの時は少し寒いくらいがちょうどいいと個人的には思います。
と言いつつブルブルと震えながら(冷え性なもので...笑)ダウンヒルに突入!
全員が無事に最初のヒルクライムを終え最初のエイドステーションがあるコンビニに向かいます♬
そこではなんと見事な紅葉が待ち受けてました🍁
こんな綺麗な紅葉を見ながらエイドで食べる食事はうまい!
普通のクリームパンとバナナでしたが景色が最高のスパイスになり美味しさが倍増しました♬
紅葉という絶景スパイスの効いたご褒美をいただき、寒さも若干和らいだところで次に進みます。
このようなイベントは交通整理などの影響もあり時間制限があります。紅葉を見ながらのんびりしたいところですが、先を急がねば...
と一行は次の目的地キャベツ畑で有名な『嬬恋パノラマライン』に向かいます♪
アップダウンの連続で厳しい道のりですが、それ以上に絶景が勝るという不思議な道!
参加者皆さんもあまりの絶景に足を止め写真を撮ってました。
キャベツ畑と浅間山を満喫できる嬬恋パノラマラインを全員で通過し大体半分が消化したところで参加者の皆さん満身創痍に近い状態でした...
それもそのはず!!ここまでで今回の参加者のほとんどが最高獲得標高記録を更新していました.....
もう〜辛い時は笑うしかありません笑。
虚無の一点見つめで補給食を食べるという状態でした。
ただこういう時は気分転換にもなるのでヒルクライムでは補給を怠ると大変なことになり足が回らなくなる現象(ハンガーノック)が起こることもあるので補給タイムは大事!
この時も補給食講座での経験が生かされており素晴らしかったです!
補給ももちろん大事ですが、メンタルも大事!!
個人的なおすすめは「お〜!!辛い!強くなっている!筋肉が喜んでる!楽しい〜」とポジティブというか脳筋になればこっちのもんです!笑(あまり参考になさらずに...ただわかる人はこっち側です...笑)
すんません...ヒルクライムなので取り乱しましたが、次が山場の「湯の丸高原ヒルクライム」です!!!(まだ登るのか〜)
ここは試走した時から一番キツい場所になると考えてましたが、予想が的中...
長野県のヒルクライムは個人的に直登で心をえぐるようなヒルクライムが多いと思っていますが、まさにこの「湯の丸高原ヒルクライム」はそんな感じの厳しいヒルクライム!
このキツさでも耐えられるようにトレーニングライドでも手解きさせて頂きましたが、それでもキツい!
合間合間に休憩をとりながらゆっくりと登っていきます。
唯一の救いは紅葉がめちゃくちゃ綺麗なところでしょか♬
ヒルクライムは下を向いてしまうとパフォーマンスが下がるので上を向いて走らないといけませんが、紅葉が綺麗で自然と首が上がるというのはいい意味で誤算でした♬
そして紅葉ヒルクライムと参加者のエモンダSLRがめちゃくちゃ相性MAXでした♬
「湯の丸高原ヒルクライム」もある程度登って行くと天空感が味わえるほど壮大で綺麗な絶景を味わえますが、イベント時はさらに紅葉までついてくるのでそれは止まらざる得ない状況です!(決して辛くて止まった訳ではありませんよ...そこに絶景があるのでつい...笑)
このような場所まで普通の人であれば「自転車で登ってきたの!!?すごいですね〜!」と驚かれるかある意味引かれるレベルの場所を自力で登ってこれるのはめちゃくちゃすごいこと!!
参加者の皆さんの成長を肌で感じほのぼのとしたスタッフ猪瀬でした〜
ただ、絶景を見ている時に下から我々以外にも辛いと感じている方々が多いらしく、下から登ってくる参加者の「ヤダ!!!!」「◯ぬ〜!!!!」「まだ終わらんのかい!!!!」といった断末魔の絶叫が湯の丸高原に響いたとか響かなかったとか.....
これぞ「グランフォンド」ですね〜笑
この断末魔と絶景を味わえる不思議な峠「湯の丸高原ヒルクライム」はここまで来れば山頂まであと少し!山頂のエイドステーションに楽しみが一つあります♪
それは.....
カレーです!!!
ここまでかなり寒さにやられた我々は体を温めるカレーを待ってました〜
というよりこれを目指して断末魔のヒルクライムを超えてきたといっても過言ではありません!笑
カレーのスパイシーさ、そして若干の辛みが疲れた体に染み渡ります...
しかも、この後6kmほどダウンヒルが待ち受けているので、体を温めてくれるカレーは最高のご褒美になりました♪
ここまでのヒルクライムで覇気、精神力が満身創痍寸前だった皆さんの顔にも笑顔が見えてカレーの偉大さを改めて感じた場面でした!笑
ただここで制限時間の関係上食べて少ししたらすぐに出なくてはいけない状態に...
実はエイドステーション閉門30分前に食べ終わった感じだったので少しここで若干の緊張感が生まれました。ただこの先は下り混じりの登りなのでまだまだ希望があります!
いざ!!次の目的地まで!!!
長〜い、寒〜いダウンヒルを終えると景色が開けてきて、小諸市街地を見渡せる景色を大満喫しながら『グランフォンド軽井沢』最高の景色に突入!!!
と行きたかったのですが、別のイベントがあり大渋滞と路駐の嵐で若干微妙な感じに...
このツンデレな感じもグランフォンドの醍醐味ということにしてください...(な訳あるか〜笑)
残りはあと30kmほどになり終わりが見えてきましたが、もう一つの山場がこの後登場します。実はここの山場は全体的には勾配も3〜4%と今まで走ってきた場所よりも優しいのですが、ここまでの疲労感と最後の200mが平均勾配15%以上と「グランフォンド軽井沢」の中でも一番の激坂!!
こういうところがグランフォンドというイベントにあるからたまらない!笑(他の参加者たちはおそらく真逆の考えだと思います...笑)
正直この先は制限時間の兼ね合いもありあまり写真を撮れませんでしたが、めちゃくちゃ過酷だったのはお察しください...
満身創痍の状態で最後のエイドステーションに無事に到着しました...
参加者の方々からは「この先まだ上るですか...」「完走できるでしょうか...」というネガティブ発言が連発してしまうくらい相当追い込まれた状態...
唯一の癒しはそこで飼育されているお馬さんだけで一点見つめをする方も...
制限時間も残り1時間で20kmと正直結構絶望的でした。(我々以外の参加者たちは諦めムード万歳のエイドとなるくらい)
ただこの絶望感を楽しんでこそ「グランフォンド」!!
そうは問屋は卸しません!という感じで「市街地の20Kmならまだしも、郊外の信号がほとんどない20Kmはほんの少しです!!行けます!!」と参加者の皆さんのお尻を叩く感じでしたが、実際に平均スピード20Kmのほぼ平坦は問題ないと参加者皆さんの実力も考慮し確信していたので強気でエイドステーションを後にするのでした!
ここからは坂バカの本領発揮で全引きでゴールまでトレインを組んで走らせて頂きました♬
正直この時の写真はもちろんありませんが、一番一体感、チーム感があってめちゃくちゃ楽しかった記憶しかありません〜笑
走っている最中に人数がどんどん少なくなってしまったり、パンクなどのトラブルもあり色々波瀾万丈の後半戦でしたが結果...
制限時間20分前にゴール!!!!!
正直安心感からか参加者の方々がゴールラインを切った瞬間涙が流れました〜泣
皆さん本当にお疲れ様でした〜!!!
-参加者の皆さんからありがたいお言葉を頂きました-
ゴール後皆様からのありがたいお言葉を頂きました♬(嬉しかったので掲示させてください!笑)
『色々体験できて子供にも良かったと思います!
『お世話になり、また貴重な体験をさせて頂きまして、
『とてもキツい坂でしたが、皆様がいてくださる事で、
『ようやく坂を登って、
といった感じで『グランフォンド軽井沢』奮闘記!これにて完結となりますが、いかがだったでしょうか?
今回走ったコースを走ってみたいという方は是非下記のブログで詳細に載せてますのでご覧ください♬
『グランフォンド軽井沢』のコースは絶景だった!!
我々もまだ探り探りでこのようなイベントに参加するのが少し不慣れな部分もあり今回参加いただいた方々にはご迷惑をおかけしてしまった部分もあったと思いますが、最後までやりきれたのは皆様のご協力、努力の賜物だと思います!
改めて今回ご参加された皆様!本当にお疲れ様でした&ありがとうございました♬
バイクプラスも次回のライドイベントに向けて進んでいる最中です!是非次回のライドイベントも我々と一緒にワイワイ楽しく走りましょう〜♬
長文にお付き合い頂きありがとうございました!