使ってみたら感動!!人にやさしいフロントライト
ライトはとにかく明るければいいのか??
雨の日も雪の日も日々自転車通勤している三郷店の最上です。最近久しぶりにフロントライトを買い換えたらちゃんと?進化していてビックリ!!
当然と言えば当然ですが、光源が明るければ消費電力も多くバッテリーが大きくなりその分は価格に反映されます。今までは買い替えるたびに高出力&高額になっていましたが、今回のコミューターコンプライトで考えを改めました…。
もちろん同条件で高ルーメン数であればあるほど明るくはなりますが、明るいことと見えやすいことはイコールでなかったりもします。
ボントレガーライトの明るさや配光を比較したブログもぜひご覧ください。
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トレック&ボントレガーのフロントライト 明るさを比較実験してみた!
https://bike-plus.com/blogs/blog/trek-bontrager-light-impression -
Commuter Comp ライト 商品ページ 送料無料でお届け!!
https://bike-plus.com/products/trek-commuter-comp-r-front-bike-light
路面だけに光を集中させよう!!
…と考えたのがトレックのコミューターライトシリーズ。上半分の配光をカットして下半分に配光を集中させたデザインになっています。
基本的に通常のライトはダーツの的のように中心が明るくて外側になるほど暗くなります。照らしたい個所が遠くになればライトを上に向けることになり、対向者(車)眩しく、近い範囲が暗くなってしまいます。
今までなかった対向者(車)にやさしい配光
コミューターシリーズの最大の特徴はLED(いわゆる電球)の位置。画像はライトをひっくり返した状態ですが、正面ではなく上側にLEDが付いているのが分かります。ここがポイント!!
元に戻して正面から見ると…LEDが見えない!!光源が直接見えず、内側の反射板で光の向きをコントロールしています。これによって対向者(車)の視界を防ぐことなく路面を照らしつつ、自分がいること自体は知らせることが出来るようになっています。
ライト全般にいえることですが価格にも反映される部分で、【ライトの価格=本体の素材+LED+バッテリー+反射板+レンズ】という感じで価格設定がなされていたりもします。ルーメン数が同じでも価格差がある場合にはこうした構造の差があったりもします。
いざ夜間走行!!
といっても毎日のことなので、通勤路で写真を撮ってみました。
写真の編集ミス…ではなく、横道に入ったところですが基本的に街灯が少なくだいぶ真っ暗です。
ライト点灯!!!かなり安心して走行できます。LEDが上についているので足元も安心の明るさ。照らしている場所が明るすぎると周囲が余計に暗く感じてかえって見えづらくなることもあります。その点コミューターコンプライトは周囲も程よく照らしてくれるので見えにくさは皆無!!
以前は800ルーメンのライトを使用していて、今回のコミューターコンプは最大450ルーメン。半分近くの光量にも関わらず以前と変わらない安心感です。
今までが【800ルーメン=上400ルーメン+下400ルーメン】に対して【下450ルーメン】ということで明るさに不安はなく使えています。計算が正しいかはともかく(笑)、高出力高ルーメン推しのライト業界に一石を投じる商品でちょっと感動しました。
ブレンダーシステムにも対応!!
コミューターシリーズにのライトは構造上天地を変えると機能しないため、イオンシリーズのライトと同様にひっくり返して使うことはできません。
そこで!!ちゃんとあります専用品(コミューターライトマウント)が!!!個人的には通勤路が暗すぎて走行中に照らす距離を変えるのと、取り付け位置の関係でブレーキケーブルに干渉するので使えていませんが、正直使った方がスマートです。
※車体やパーツ構成上ブレンダーシステムに対応しない場合もあります。