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  • 春の南房総サイクリング!!電車とフネが主役の輪行ライド

    2024年4月20日by 多摩バイクプラス

    みなさまこんにちは!"テツ店長"こと多摩センター店河井です。

    今回千葉県の南房総までサイクリングに行ってきました。ただし今回の主役は往復のアクセスに利用した乗り物たち!!

    往路の鉄道、復路の船と魅力的な乗り物を組み合わせて、自己満足度MAXのライドでしたので、よかったらご一緒に旅気分を楽しんでください♪♪

    それでは「出発進行~」(笑)

     

    輪行の難関!平日朝の都心抜けは座席指定列車で

    平日の7時台というのは、輪行ではもっとも気を遣う時間。

    なぜなら、それは朝ラッシュのピークですから…

    今回のように都心を抜けてゆくには気合と根性だけではどうにもらないので、ここは最近流行り?の『座席指定列車』を利用してゆくこととしましょう!

    今回利用した『京王ライナー』は、朝夕のラッシュ時に、八王子や橋本、多摩センターといった多摩地区と新宿を直結してくれる、輪行サイクリストのとって真に有り難い列車なので、これを使わない手はありません!

    座席指定なので100%座れるのは当たり前ですが、それ以上に尊いのは立ち客がいないので、自転車を置く場所には絶対困らないという事!

    こんなに悠々と自転車を置ける電車って、新幹線や在来線特急をはるかに上回るゆとり、京王ライナーほんと神だわ…

    なぜか引退延期となった255系特急電車の乗り納めを漫喫!

    新宿駅から東京駅までは中央線でやって来て、そこから"京葉ストリート"なる通路を延々と歩いてやっとたどり着いたのは、地下深~くにある京葉線ホーム。

    ここから乗車する『特急わかしお3号』が、この日のサイクリングにおける最初の主役になります!

    なんと言いますか、この房総特急を代表する255系電車が、この春(2024年3月)のダイヤ改正で定期運用から引退するとのことで、テツとしてはやっぱり乗り納めておかないと気が済まないので、ノコノコとここまでやってきてしまった次第(汗)

    その後、大人の事情で6月まで運行が延長となったみたいです…今ならまだ間に合うので、この機会にぜひ(笑)

    定刻の9:00に東京駅地下ホームを出発した255系わかしお3号は、間もなくすると地上に出て、千葉方面に向かって快走してゆきます!

    そして千葉県に入ってまもなく眼に入ってきたのは、みんな大好き『ディズニーランド』!!

    なんか知らないけど、見るとワクワクした気持ちになりますね(笑)

    と、ほぼ同時にディズニーリゾートラインのモノレールが登場!よくみると窓の造形がカワイイ❤

    この路線はまだ乗ったことないので、いつかは乗りにこなければ…

    ということで、車窓風景も落ち着いてきた頃合いを見て、東京駅で調達しておいた駅弁を開くこととしましょう!

    今回チョイスしたのは、ご存じ横浜・崎陽軒の『シウマイ弁当』!

    「おいしいシウマイ崎陽軒~」のCMを聞いて育った神奈川県民としては、気づくといつもコレを選んでしまうのですが、まちがいなく駅弁の王道中の王道!!

    食べやすく樽型に成型されたごはんと、シウマイ(シューマイではない!)の組み合わせは何度食べても飽きることがありません。

    添えられたあんずとタケノコの甘辛煮も地味に好きなのでございます(笑)

    そうこうしているうちに列車は房総半島を南下しはじめていました。

    外房線の車窓から見える海はまごうことなき太平洋!

    瓦屋根の一軒家が並ぶ風景は、これぞ日本の風景と言った趣きで、旅に出た感を演出してくれます。

    およそ2時間足らずで列車は『安房小湊駅』に到着!とここで列車の旅は終了。

    これが見納めになるかもしれないので、去りゆく列車をホームからお見送りしておきました(笑)

    南房総サイクリングのスタート地点は安房小湊駅から

    下車した『安房小湊駅』は、瓦屋根の風情ある駅舎でしたが、もともと国鉄標準の木造駅舎だったものをリノベした模様。

    駅の軒を借りて自転車を組み立てたところで、ここからはサイクリングを楽しむこととしましょう!

    この日は青空が見事な天候でしたが、じつは風が強くて気温も低い、サイクリングには少々厳しいコンディション。

    ということで、一見小春日和には見えますが、しっかり冬ウェアにバ―ミッツ装備で防寒対策をしたうえで出発します。

    海沿いの国道128号を南下しはじめると、すぐに奇妙なトンネルが目に入ってきたのでちょっと寄り道!

    歩道のトンネル入り口には『とんねるすいぞくかん』なる表示がされています。

    トンネル内部はこのような手描きの魚たちが悠々とと泳いでいらっしゃいました(笑)

    手作り感満載のスポットでしたが、通行する人に楽しんでもらおうという意図が伝わってきて十分に癒されました♥

    まだ大して走っていないにもかかわらず、やっぱり電車が気になってしまって仕方がないので、線路沿いに張り付いて待つこと数分…

    さっき乗っていた列車の折り返しを狙って、愛車エモンダALRと255系電車のツーショットをいただきました♥

    満足のいく一枚が撮れて満足♪♪

    鉄道好きにはたまらない!南房総にある食堂車!?

    安房小湊駅から走る事1.6km、こんどは国道沿いに国鉄型特急電車を発見!

    まあ発見したと言うのはウソで、事前に調べて訪問したのですが、これはなかなか期待ができそうな物件なので、さっそく店内にお邪魔してみましょう!!

    北斗星』という店名も胸アツですが、 店内も期待を裏切らない鉄分含有量で、テンションが上がってしまってどうにも落ち着かない…

    列車内でお弁当を食べてまだそれほど経っておらず、正直お腹もまだ空いてはいなかったのですが…

    まだこれから先も長い事ですし、とりあえず食べておいた方がよかろう、と"たこ焼き"と&"ホットコーヒー"を注文。

    なんかシュールな画になってしまいましたが、初代オール2階建て新幹線E1系グリーン車の座席でいただくたこ焼きは、これまたひとしおの美味しさでした♥

    気分爽快!太平洋を眺めながらのサイクリング

    お腹もいっぱいになったところで、ここからは真面目に?サイクリングを楽しんでゆきましょう!

    基本は国道128号を南下するシンプルなコースですが、左手に太平洋を眺めながら走れるので気持ちの良い事このうえない♪♪

    さらに国道を南下してゆくと、並走する外房線の鉄道橋が現れます。

    こちらの『山生橋梁』は"土木遺産"に指定されているそうで、日本初の鉄筋コンクリートT型梁形式橋梁とのこと。

    1924年(大正13年)竣工で、古くはアーチ型だった橋梁が桁・梁構造に進化する過程を物語る貴重な構造物なのだそう…

    せっかくなので列車が通るところを写真に収めたかったのですが、次の列車が来るまで1時間近く待つので、あきらめて先にすすんで行きましょう!

    南房総の太平洋側は千葉県は銚子から和歌山県を結ぶ『太平洋岸自転車道』のルートに組み込まれていて、ところどころでこのような案内標識が出てきます。

    どうやら房総半島を回って、東京湾フェリーで三浦半島につながるルート設定となっているようです。

    特に立派な自転車道が整備されているわけではありませんが、総延長1,487kmのサイクリングロードというのもロマンのある話で、いつか全線走破してみたいなぁ…なんて思ったり。

     

    トイレ休憩しよう和田浦駅に立ち寄ると、そこにあったのはシロナガスクジラの骨格標本!でかっ!!

    昔から和田浦は捕鯨の盛んな地域だったそうで、骨格標本のうしろにある鯨資料館も興味深かったのですが、この先帰りの船の時間も気になったので、うしろ髪ひかれながらスルーすることに…

    駅に隣接した道の駅『和田浦WA O!』には鯨の加工食品やグッズ、鯨料理を楽しめる食堂もあったので、次回は必ず立ち寄ろうと心に誓って先にすすみます。

    昼食難民、駅で救われる…

    和田浦から20kmほど走ったところで、ようやく館山の市街に入ってきました。

    しかし時刻は14時をとうに回って、すっかりお昼時を逃してしまっていたのでした(汗)

    街中を走っていても飲食店がどこも開いていない…

    「ヤバい、またもや外食難民か?」

    と不安になりながら、すがるような気持ちで館山駅までやってくると、駅構内にある喫茶店(軽食堂?)が開いててくれました~❤ 

    ということで『喫茶マリン』さんに入らせていただきました!

    南房総は鯨食文化なのか鯨肉メニューも豊富で、こちらもちょうどクジラに触発されたところだったので、ここは"くじ玉丼"を注文!!

    ゴロゴロ鯨肉の玉子とじというご当地メニュー?お腹も空いていたので、あっという間に胃袋の中に消えてゆきました(笑)

    ご当地グルメも満喫したところで、そろそろ帰路に就くこととしましょう。

    気になる高速船に初乗船!東京湾をひとまたぎ

    館山駅を出て踏み切りを渡ると間もなく海が見えてきます。

    館山港から出発する高速ジェット船が本日2番目の主役です。

    ちなみに海の向こうには富士山の姿がのぞめたのは良いのですが、調子に乗って写真を撮っている間に乗船時間がギリギリに…

    ちょっと慌て気味に受付を済まして、入港案内のアナウンスに急かされながら最速で輪行準備を行ない、パッキング完了とほぼ同時に高速船の姿が見えてきました!

    走っているジェットフォイル(水中翼船)を見るのは初めてで、富士山をバックに疾走する雄姿は惚れ惚れするカッコよさでした♥

    減速して『館山夕日桟橋』に接岸したのは、東海汽船の新鋭船"セブンアイランド結"

    25年ぶりに国内で新造されたジェットフォイルだそうで、濃紺に"結"の文字が洒落たデザインです。

    乗船がはじまると狭いタラップを伝って船内に入って行きますが、揺れるタラップを大きな輪行袋を抱えて乗り込むのは少々難儀…

    まあここは慎重に運んでゆきましょう。

    真新しい客室内は、飛行機とよく似た機能的なインテリアで、それもそのはずこの船は米国の航空機メーカー"ボーイング社"が製造元で、日本の川崎重工がライセンス生産したもの。

    旅客機と同様なボーイング929という形式番号が振られているのも、マニア的には萌えポイント❤

    時速80kmですっとんでゆくので、次々と景色が変わってゆくのも楽しい♪♪

    流れゆく景色には夕陽に浮かぶ富士山と横浜ランドマークタワーの並びも!

     実際ジェットフォイルって本当に揺れなくて、感覚的には在来線の電車に揺られているのと同レベルで(個人の感想です)、これなら船は苦手という方もまず大丈夫かと思います。

    横浜を過ぎると次に見えてきたのは『羽田空港』!!

    次々離発着する航空機が目を楽しませてくれます(笑)

    東京湾もだいぶ奥までくると、高層建築が立ち並ぶ都会の風景に変ってきます。

    レインボーブリッジ手前では、ループしながら橋に向かう”ゆりかもめ”の姿を収めることができました。

    そうこうしているうちに船は『東京・竹芝桟橋』に到着!!

    所要75分の船旅は、気持ちの良い疾走感と移りゆく景色で、あっという間に過ぎ去っていったのでした。 

    すっかり気に入ってしまったので、今度は離島のサイクリングでも利用してみたいですね❤

    夕方ラッシュも避けられる、快適な座席指定列車で悠々帰宅

     下船すると「さてここからどうやって帰ろう?」、という難題と向き合わなければなりません。

    竹芝に到着したのは17時半、距離的には自走で帰れる距離感でしたが、もうじき日も暮れるし、とにかくこの日は寒かったので気が乗らず、自走案は早々に却下…

    しかし電車で帰るにしても帰宅ラッシュの時間帯なので、ここは慎重なルート選択を迫られます!

     ということで、近くの駅で始発の列車がつかまえられる、東急大井町線の『大井町駅』に出て、ここから田園都市線直通の急行で都心を抜けてしまおうという案を採用!!

    東急大井町線にも座席指定車両の『Qシート』というものがあるものの、こちらは7両編成中の1両だけ指定席車両なので、早々に満席になることも多いのですが、今回運よくラスト1席にたどり着く事ができました!

    おかげさまで自転車の置き場に困ることもなく、帰りも悠々と座って帰宅することができました!ホントに座席指定列車てステキ♪♪

    少々疲労感が顔に出てはいますが、最後まで乗り物を満喫できて、大満足なテツ店長なのでした。

    おわりに

    往路で利用した"特急わかしお"は、6月に255系から257系に車両は変わりますが今も東京と外房を結んで走っています。えきねっとを利用するといつでも特急料金が35%割引になるので、南房総をめざすにはおすすめの列車です!

    帰路で利用した館山→東京間のジェットフォイルは期間限定で、例年2~3月に運行されるようです。こちらも片道・往復と割引きっぷが発売されますので、気になる方は『東海汽船』のホームページで確認してみて下さい!!

    ということで、今年もいろんな乗り物に乗って輪行サイクリングを楽しんでゆきたいと思います♪♪

    最後までご覧いただいてありがとうございました。

     

     

    この記事を書いた人

    BikePlusのスタッフ・専門家として、日頃の接客や実体験をもとに記事を執筆しています。

    河井 孝介(Kawai Kosuke)

    河井 孝介(Kawai Kosuke)

    バイクプラス多摩センター店店長自転車ショップ歴28年

    社会人1年目、日本上陸直後のTREKのMTBと運命的に出会い、その魅力に開眼。その後、アウトドアショップで自転車販売に携わり、プロとしてのキャリアをスタート。2002年には沖縄県初のアウトドアショップ立ち上げに参画し、足掛け10年間、沖縄県におけるスポーツバイク普及の最前線で活動。その後、スポーツバイク普及の理念に共鳴したバイクプラスの出店拡大時に店長として参画し、現在に至る。本土復帰後は、鉄道好きが高じて輪行に傾倒。その知見を活かし、自転車情報サイトで輪行記事の連載を経験。現在は、廃線跡を巡る輪行の旅をライフワークとし、全国を回っています。予備自衛官としても活動する、一児の父。

    専門/得意分野

    • ロードバイク/マウンテンバイク/クロスバイクの販売整備
    • 得意分野:輪行ツーリング/トレイルライド/自転車+撮影や廃線巡り/廃墟探索など/自転車を組み合わせた遊び方の探求
    • ライドスタイル:輪行旅/通勤ライド/ロングライド/グルメライド/ポタリング

    保有資格

    • 自転車組立整備士合格
    • 自転車安全整備士合格
    • Keeperコーティング技術バイシクルコース終了
    • TREK プレシジョンフィッター認定
    • TREK University 2025認定ガイド取得

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