富士山と3万5千本の梅! ロマンスカーで帰る曽我の里別所梅林サイクリング

2017年2月12日by Shopify API
まだまだ寒い日が続いていますが…もう春の足音は静かに近づいてきているようです。今回はそんな春の訪れ感じる場所まで行って来ました。

富士山に向かって行きは自走で

めざす場所は小田原!サイクリングが楽しいルートを使って道中も満喫、観光&温泉のあとは列車の旅を楽しもうという、ちょっと欲張りなプランです。

秦野の田園地帯を駆け抜けます

長~く続く道に心踊ります
この日走ってみたかったのが、広域農道小田原-中井線・通称"やまゆりライン"です。 ひろびろとした丘陵地帯に伸びるこちらの道路、途中にひとつの信号もない超快走ルート! 広域農道だけあって、のどかな農村風景が続いて、気持ちの良いサイクリングが楽しめます♪
高台から眺める冬晴れの富士山
アップダウンの続やまゆりラインを走ることおよそ10km、ちょっと長めの坂を上りきると、目の前に富士山があらわれました! この日は雲ひとつない晴天で、富士山もクッキリと浮かび上がって、キツかった上りの記憶も一発で吹っ飛んでしまいました(笑)

小田原の曽我梅林に到着!

山を下ってくると、もう曽我梅林に到着です。 かなり広いエリアに梅林が広がっているので、どこが入り口といった感じでもなく、場所はすぐに見つけることができました。
訪れたのは2月はじめにもかかわらず、もうすっかり梅の花は見頃を迎えておりました。 どうやら今年は開花が早いみたいです。 小回りの利く自転車がこんな時に本領を発揮してくれます(笑)
しだれ梅ももう満開でした。
梅の花と富士山の組み合わせってやっぱり最高ですよね! この画が撮りたくてここまで来た、と言っても過言ではありません(笑)
ポタリング満喫中♪♪
3万5千本を数える広大な梅林巡りには自転車がぴったり! その機動力を活かせて便利なことこの上ないのでした(笑)
2月4日(土)から3月5日(日)まで、"第47回小田原梅まつり"を開催しています。こちらの食堂はその期間だけ開いている食堂のようで、期間中はご当地"梅の香うどん"が楽しめるようです。 残念ながらこの日は休業でしたが、スタッフの方がせっせと準備をされていました。梅まつり詳細

梅林の目の前に車両基地を発見!

画像真ん中に写る、観光列車"伊豆クレイル"に目が釘付けなのでした(笑)
梅林めぐりもひと通り終わって、そろそろ箱根に移動しようかと走り始めると、なにやら気になるモノ達が目に入ってきました。 そうです、電車の車両基地が梅園のお隣りにあったのでした。そこには東海道線で活躍する車両たちが勢ぞろい! すかさず近くの跨線橋に上がって、しばし電車を眺めてご満悦なテツ店長なのでした(笑)

〆は箱根の温泉でほっこり

小田原からもうひとっ走りすると、そこは日本を代表する温泉地である箱根です。 今日のサイクリングはここまでということで、箱根湯本温泉でひと風呂浴びて帰ることにします。 アメとムチではありませんが、行った先に楽しみが有った方が、ワタシの場合頑張る気力になるんですよねぇ…
温泉でほっこりした後は、すぐ近くの箱根湯本駅まで戻ってこの日のサイクリングは終了。 ここで自転車をバラしてめざす列車へGo!

帰りはロマンスカーで小旅行気分!

この昭和な雰囲気がたまりません!
そしてこの日最後のミッションが、小田急ロマンスカー乗車。 しかもお目当ては現役最古参の"7000系LSE"こちらの車両だったのです! 来年には新型車両に置き換わるというウワサもあり、乗れる機会に乗っておこうということで、事前に時刻表で調べておいたのでした。

輪行向けの座席を確保しました(笑)

車内のどこに自転車を置きやすいかも事前に調べて、座席を確保しておく手の込みよう。 ちなみに先頭車(最後尾)の展望室周辺が比較的スペースがあって、自転車は置きやすいかと思います。
じつはこの日、お目当てだった曽我梅林の食堂が閉まっていて、昼食を食べ損ねておりまして… かなり空腹のまま帰りの列車に乗り込むことになりそうだったので、乗る前に駅弁を調達! 夕暮れの車窓を眺めながら駅弁をパクついていると、すっかり旅気分に浸れました(笑)

輪行でひろがるサイクリングの楽しみ

泊りがけの本格的な遠征から、手軽な日帰りサイクリングまで、鉄道+自転車で誰でも旅気分が楽しめます! もうじき春!これから自分だけのサイクリング計画を立ててみてはいかがですか? 輪行は思っているよりずっとカンタンに誰でもできる自転車の楽しみ方です。今年はぜひ輪行サイクリングにチャレンジしてみてください!